楽しい南の島

何もしなくて楽しい日

何もしなくて楽しい日
8月9日

今日も予定は何もなし。
のんびりするだけの一日だわ。

あぁ。しあわせ。
こんなに何もしないなんて、このままじゃ脳もとろけてしまいそうだ~~。

朝、自分のデッキチェアを確保しておくのが、唯一の仕事。
残りの時間は、ビーチに向かって並べられたチェアで、ごろごろ。

チビ太はルパンを読み続け、えびも夫も読書三昧。
木陰は涼しくて、いい風が吹いてる。

夫が、突然立ち上がる。
夫「フォーシーズンズまで行ってくるね。」
え「ええ? 歩いて行くの?」
夫「見えてるから、大丈夫だよ。」

そうなの。海沿いに左手に行けば、フォーシーズンズの敷地に出るのよね。
え「でもさ、近く見えてても遠いんじゃない? 1kmくらいあるよ。」
夫「大丈夫だって!」

えびは、怠け者魂に火がついてるので、当然行かない。
チ「僕も行く!」
そろそろ本にも飽きてたチビ太が、付いて行くことに。

二人は、敷地内の木陰の道をのんびりと歩いていった。
後姿が小さくなる。
ここって、本当に広いなぁ。

えびは、惰眠を貪るとするか。
波の音が心地いいわ~~。

ほぼ1時間後。汗にまみれて二人が帰ってきた。

チ「くたびれたよ~~~。暑くて暑くて~~~~~~!!」
夫「思ったよりも、遠かった~~!」

ちゃんとフォーシーズンズまでたどり着いたんだって、
でも、ビーチだけで帰って来ちゃったのよ。勿体無い。
中まで入ってみてくればいいのに~。

夫「ビーチも綺麗だったよ。やっぱり違うなぁ。」
・・・次回は、フォーシーズンズなんて言わないだろうね。
夫「次は、あそこに泊まろう!」
あぁ、そう来ると思ったんだ。次回はアマンだってば!
ま、いつになるかわからないけど、さ。

インターコンチまで戻ってきてから、アイスクリームを食べたらおいしかったって。
汗をかいた後のアイスは、格別だもんね。

お昼は、例の「御用聞き」で注文。
クラブハウスサンドとアイスチョコレート。
パンが、グラハムを使用でしっとりよ。おいしかった。

海を眺めていたら、足元を何かが走って行った。
????
何?

サササササ・・・。

また走ってる。
何なの?

じっと見てみた。正体を突き止めなくちゃ。

サササササ・・・。
うわ! ネズミだ!!!

デッキチェアの間を縫って、茂みとテーブルの下を往復してるみたい。
小さくて、グレーのねずみ。
かわいいと言えば、かわいいけど・・・。
こんなところに出没するとはねぇ。

不思議な色のトカゲもチョロチョロしてるし、
大らかなホテルだわ。

ホテル前は、プライベートビーチのはずなのに、
公道化してるしね。

地元の人が、ぞろぞろ通るのよ。親子連れで。

夕方、砂遊びしてたら、
犬も一緒に、大勢の人が通っていくの。

「ガイドどうですか?」
なんて、勧誘に来ちゃうし。

「日本語勉強してるんです。タクシーの運転もしてます。
ガイドします。どうですか?」
だって。

ついこの間まで、バリ・ハイ・クルーズで働いてたそう。
安くします。とのことでしたわ。

相場を調べて、交渉するのも楽しいかもね。

でも、えび達にはパセックさんがいるから、
話だけして、さよならしたわ。

夕ご飯は、タマンギタ・レストランですませちゃった。
食事中、
♪ラササヤゲン ラサ サヤサヤゲン・・・
チビ太が、幼稚園で歌った歌が流れてきた。
懐かしいね。

♪お空にゃポッカリ白い雲、
さぁ、みんなで歌おう河の歌・・・

インドネシアでは有名な歌なんだって。
そうだったのね。
なんだかつながってる気持ちがしたよ。

ポカポカ気分の夕ご飯だったわ。

今日はホテルから1歩もでなかったね~。



明日は、楽しい帆船クルーズよ!

海の男あるいは海賊の気持ち?

© Rakuten Group, Inc.

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: