ねぼすけの読書感想日記

ねぼすけの読書感想日記

2011.12.03
XML
カテゴリ: 書評


書 名=神田川デイズ
発行所=角川書店
発行年=2007.5
評 価=★★★★☆



【送料無料】神田川デイズ


東京都心にある大学に通う、地方出身で周りからちょっと浮いている学生を主人公にして、何かこの現状ではいけない何かを始めないと・変えないとだめだとあがく人間模様を描く短編を6つ合わせたものだが、短編間で登場する共通の知り合い等の人間関係が少しずつ関係しており、全体が繋がっている印象を受ける。ただ、だからといって、その繋がりが重要なわけでもなく、単にその前に登場したの短編の主人公の後日談を紹介することが目的の様で、短編を合わせた全体で何かを伝えようと意図している訳ではないようだ。

設定場面は明らかに著者の母校の早稲田大学で、世界観は「ちいさなせっけんカタカタなあった~」のかぐや姫「神田川」。金は無いけど時間はたっぷりある学生生活特有のねっとりとした時間の流れを描いている。人が真剣に自分を変えようと第一歩を印すまでを克明に描いているが、「その後どうなるのか」も興味は尽きず、一つ一つが短編である必要性はないようにも思える。いずれにしても、地方出身で都心の大学に通った経験を持つ誰にでもある、ちょっと懐かしい「うれしはずかし」学生生活を回顧できる本である。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2011.12.03 22:16:26 コメントを書く
[書評] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: