田舎のワンコ

田舎のワンコ

2頭目

ジュースだけで大満足の日々が1年ちょっと過ぎたある日、
アルバイト先の同僚から「○○にミニピンがおるよ!」って聞いてしまう。
ワンコの話はよくしてたから、ピンのこと気にしてくれてたのね。
で、見に行ってしまう・・・涙が出た。
売れ残って大きくなった子は、店のホールに出されて「お触り自由」なのね。
でも、ピンは誰にも見向きされてなかった。
「何これ?こわ~い」とか言う声も聞こえた。
売れ残った子はトリマーの練習台になるというが、ピンは何もされてないみたいで、
爪は長く、ぽっちゃり肥満気味。
せっかくのピンだけど、タダでもらえるわけでもないし、2頭目は経済的に無理よ・・・
でもあの子、このまま引き取り手がなかったらどうなるの?
思い悩みつつ1ヶ月ショップに通い、しまいにはダンナも見に行って
イライラしたように「飼うんかどーすんか!」って言う。
きっとダンナも見た瞬間決めたんだと思う。

生後5ヶ月にもなって迎えたのが、後にデカピンとなるバビなのさっ。
長いことカゴの鳥だったから、バビは紙の上じゃないとトイレができない。
せっかく外に出ても、家に帰ってトイレにGO!
失敗がなくていいけどね、なんか、不憫でさぁ。
B
                    ’01.9.14生



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