NO26 ゆうの 25年間の記録



1年の内に 8ヶ月は入院している 状態でした。


病院は、国立医療センターから、二日市病院と言う 精神科専門の病院に転院していました。


自宅に居る時は、通っていた養護学校の近くにある 作業所にボランティアとして通い・・・(完全な躁状態のときに・・・(^_-)ネッ)


またある時は、「しいのみ学園」の草むしりなどの お手伝いをしに出かけていましたが、いずれも 長続きせずにいました。


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私は、まだ 何も出来ずに居ましたが 癌検診と 丸山ワクチンは、ちゃんと通っていました・・・


肺癌の手術をして、3年が過ぎた頃・・・主治医の先生から


「もう大丈夫のようだね・・・足の浮腫み無いし、首のリンパも腫れていないし・・・肺癌の場合は殆どの場合 2年以内の再発が多いから、 釈放だね!」って言われて、本当に心から 安心しました。



それでも・・・4年間は、丸山ワクチンは、打ち続けました・・・両腕が、注射のために硬くなってはいましたが・・・
(そんな事は 何も考えては いなかったな~うんうん!(^-^) )



でも・・・1年前には、今度は 胆嚢摘出手術は 受けていましたが・・・

胆石が元から有り 痛まなかったので、そのままにしていましたら、突然の激しい痛みで・・・ピーポーピーポーと、救急車のお世話に・・・

今は、日帰り入院で済むそうだけど・・・胆嚢が炎症を起こして腫れていましたので・・・お腹を、切る事になりました。 (;´д`)トホホ


(入院している間、毎日 ゆうがお見舞いに来てくれていました・・・本当に嬉しかったです)


身体中、傷だらけになって、しまいましたが・・・今でも、生きています。


(まだまだ、修行が足りないから そう簡単には、楽にしてもらえなかったのかもね~~(∩.∩) )



ゆうも、入院中にベッドから落ちて足を脱臼したり、アレルギーの為に 鼻を手術したり・・・と

(以前から脱臼は繰り返していましたし、鼻も詰まった状態だったので・・・)



それで、脱臼をしなくなる様に、整形で手術を 受けたりと、二人で病院の手術めぐりを していました。

(温泉めぐりだったら 良かったのにね~~【~~~(´▽`A)~~~】 イイユダナ~♪)


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平成15年の2月・・・

久し振りに 激しい頭痛に襲われて・・・直ぐに 久留米の聖マリアまで、行きました。(3年振りだったかな)


その時に、以前入院した時の 主治医の先生が・・・

「CTにも、シャントにも 異常が無いから・・・これから 頭が痛くなったら 精神科に行きなさい・・・」


との、冷たいお言葉・・・情け無くなりましたが・・・


(も~~本当に見捨てられたと思ってしまいました((“o(>ω<)o”))クヤシイー!!)


帰って来て、近くの外科にて 脳圧降下剤を 注射して頂くと治りました・・・



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嫌な事もあれば・・・嬉しい事が ゆうを待っていました。


 3月に初めに、以前 養護学校でクラスメートだった、お母様から・・・


「養護学校のN先生が、 学校を退職されて 高校を卒業して 行き場の無い子供達に 新しく作業所を、作られるそうですよ!」と、


でも、ゆうの話をしましたら、信じられない様子で一緒に 泣いてくださいました。



それから・・・直ぐに、そのN先生が、来られて 今までの事情を聞いて頂くと

「ゆう君・・・うちの 作業所に来ないか?」と・・・


余り 突然なお話でしたが、その先生の事は 心から大好きで ゆうが笑顔で・・・

「はい。行きたいです!」と、はっきりと 答えていました。



「冬は必ず 春と成る」と、父がいつも言ってました言葉が 胸いっぱいに広がって、久し振りに 味わう 心の安らぎでした。



明日へとつづく


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