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昨日は「Study Plus」さんのオフィスを訪ねてきました。訪問記は明日の記事にゆずるとして、miyajukuでどんなふうに Study Plus For SCHOOL を利用しているかをまとめてみました。 → https://miyajuku.com/miyajuku_blog/study-plus-for-school-をmiyajukuではどう利用しているか/
2019.05.21
3月の末に実施した「全県模試」の結果がもどってきました。新中3と新中2が受験したものです。この模試の目的は、1年間の最後に、学校成績と模試の結果を合わせた状態で自分の位置をしっかりと把握することでした。県高校入試は「内申+入試+面接+一部の学校は特色」で合否が決まります。子どもたちも保護者の方も、ふだんは「学校成績(内申)」の部分にのみ注意がいってしまい、どうしても「入試(実際の学力))には目がいかないというか、見えていないことが多いです。そうした意味で、1年の最後に「しっかりと自分の実力を総合的に見極めよう」という目的の模擬試験でした。さて、もどってきた帳票のどこに注目して欲しいか、ということです。今回の受験者のある新中3生のものです。右側の表をみてください。縦軸が内申(学校成績)で横軸が入試(今回の模試の成績)です。オレンジで塗られている中が1次合格(内申と入試の総合成績)ラインで黄色で塗られたところが2次合格(入試だけでの選考)ラインということになります。自分の位置は赤い印で、白い印は以前の模試との平均の自分の位置です。この生徒は赤い印がオレンジラインの線上で、黄色いラインもちょうど線上にあります。今回の模試結果から考えると合格可能性は75%となっていますが、あと一歩で十分に合格できるところまできている、ということです。しかも、白い位置よりも右に来ているので、実力も伸びてきている、ということになります。柏陽は進学重点校なので特色検査もあります。このあとは、その対策もふくめてしっかりと学習を進めていけば合格に近づくだろう、と帳票から読み取れるわけです。もうひとり。新中2の生徒のものも。新中2は学習内容がまだまだうすい中での模擬試験です。どの教科も本格的な学習は中2から、ともいえます。そんな中での今回の模試結果ですが、それでも、現状の自分の位置を把握することは十分にできます。この生徒もオレンジの位置、黄色の位置ともに十分に厚木高校の合格ラインに入っていて、しかも白い印よりもちょっとですが右に動いています。実力もつけてきている、ということです。厚木高校も進学重点校なので特色検査があります。2年のうちから少しずつその対策も進めていけば、しっかりと合格できるはずです。こうして志望校を書ける生徒の方が、そうでない生徒よりもしっかりと学習しています。やはり目標が定まっている強さ、ということです。何も柏陽や厚木でなくても良いのです。海老名や座間、大和西など、自分の「行きたい高校」をしっかりと見つけましょう。と同時に、今回の模試で感じたのですが、自分の実力を過小評価している生徒が多いです。オレンジや黄色の右上の方に自分の位置があるのです。もうひとつ上、さらにひとつ上を目指しましょう。春です。ここから1年。自分のチカラを信じ、しっかりと伸ばしていく、伸ばしてみせる、という覚悟を持ちたいです。一緒に頑張っていきましょう。miyajukuはみんなのチカラをしっかりと伸ばす後押しを惜しみません
2019.04.06
私立中学受験クラスの新小5の保護者の方に送ったメールです。宿題についてです。ふだんの授業の時は「家で1時間~1時間半の学習でできる量」、春期講習中は「ちょっとがんばって2時間半~3時間の学習量」という目安で宿題を出しています。毎回、授業の時に「どのぐらいかかった?」と聞いて、その分量を調整しています。ただ、計算練習の量が多かったり、読みとまとめの量が多かったりすると、思った以上に時間がかかってしまうこともあります。個人的に「計算が遅い」や「文字を書くのが苦手」ということもあるでしょう。その時は「△△に時間がかかってできませんでした」と自己申告させています。もちろん怒ったりもしません。叱責するのは、あきらかになまけていたことがわかる時だけです。受験勉強をスタートしたばかりです。自分のことをよく理解できていない年齢でもあります。少しずつ、少しずつ、前に進めていくときです。そのためにも「自分で時間を管理する」ことをちょっとずつ覚えていって欲しいと思っています。宿題の管理もそのための手段のひとつです。そう考えて指導していますのでよろしくお願いいたします。このメールの内容は、他のすべての学年の保護者の方にも読んでいただきたい・・・続きは https://miyajuku.com/miyajuku_blog/20190328/
2019.03.28
高3春の講習は英語の集団指導と数学or国語の個別指導です。この春の講習からが本格的な大学受験の学習のスタートになります。今までと同じように「英単語」「英熟語」の範囲を決めての小テストももちろんですが、ここからは「漢字、語句」「古文単語」などの小テストも開始します。数学、理科、社会などの受験勉強もすでに学年末試験あけから開始していますが、こちらについても「Study Plus for SCHOOL」で年間計画→月間計画→週間計画を立てています。そのプランに沿って学習を進めていくことになります。学習の精度を少しでも上げていくことを目標として春期講習にのぞんで欲しいです。高2春の講習は英語の集団指導が中心になります。夏の英検で2級を受検していきます。秋までには全員が合格できることが目標になります。英語は、4技能が試される大学入試となっていきます。今までのようにReadingだけではなく、Writing、Speaking、Listeningも大切になります。miyajukuは4人~5人程度のグループ指導ですから、その利点を活かし、shadowingなどを積極的に学習の中に採り入れていきます。shadowingは、音を聞いてすぐに発音することです。ただ、shadowingも、正確に早く言うprosodic shadowingだけでなく様々な方法があります。これについてはまた稿を改めます。とにかく、フルに頭を動かさせる授業をおこないます。高1数学と英語の予習を進めます。すでに3月のはじめから高校の学習に入っているので、数学は、展開、因数分解、平方根と進んでいきます。複雑な因数分解の問題にも取り組みます。英語は教科書の最初の1レッスンの予習と、5文型の徹底理解です。この時期に春期講習で勉強しよう、という高1生は、やる気も理解力もきちんとしています。どんどん進んでいきます。中学生どの学年も、数学と英語の2教科は、この春の講習で最初の中間試験の範囲あたりまでの学習を進めます。数学は、中3が「式の展開と因数分解」、中2が「式の計算とその利用」、中1が「正と負の数」を終わらせます。英語も教科書のプログラム1の単元と、中3が「現在完了形」、中2が「不規則変化とbe動詞の過去形」、中1は50個の英単語を読み書きできること、を目標とします。とくに中3生は、学校の定期試験を学習目標とせず、つねに2月の入試を頭においた学習を進めさせていくことを意識させます。学校の学習レベルで終えるのではなく、つねに「入試」を意識した学習が大切です。受験クラスの小学生4月のカリキュラムに入っていきます。ある程度、まとまった時間のとれる季節講習の時は、同じ単元を繰り返し学習しやすい時でもあります。そうしたことを考えて、ちょっと理解が難しい単元の学習をするのが有効でもあります。小5は複層構造の文章題を解く演習、小6は「速さ」の問題のやや難易度の高い問題などに挑戦します。国語は「じっくりと問題文」と向き合う演習です。中学受験の国語は、とにかく問題文とどれだけ真摯に向き合えるかが勝負です。補習クラスの小学生どの学年も、算数は前学年の復習と、小4は「折れ線グラフ、角の大きさ」「小5は「整数と小数」、小6は「分数のかけ算、割り算」と新学年の最初の単元を学習していきます。国語はそれほど長くない文章を読んで、しっかりと解答を書き出せる練習を中心に学習します。また、語彙チェックをスタートし、単語レベルからしっかりとした日本語を使えるように学習していきます。
2019.03.14
中1と中2生は学年末試験が終わり、ここから春休みまでの1ヶ月間は「何かに追われることのない」時間が続きます。こうした時は気持ちも緩み、勉強も手を抜きがちになります。保護者の方も「ほっ」とひと息ついてしまう時でもあります。だからことのここから春休みまでの1ヶ月間の学習法です。この時期につぎの学年の予習に入っていくのもひとつの学習法でしょう。ただ、結局は4月に入ってからノロノロとしか進まない学校の進度に合わせてしまって、せっかくやった先取り学習も雲散霧消してしまいがちです。それならばこの1ヶ月で、生徒たちの「意識改革」をさせる学習法がもっとも良いとわたしは思っています。miyajukuでは、数、英、理、社について「小テスト」をひたすらに課していく学習法をここから1ヶ月は勧めていきます。下の写真は数学の小テストです。いつものように「スーパー学習システム・メビウス」で問題を作成しています。できなかった問題は個々に「弱点対策問題」が出力されるのみいつも通りです。今回は、1回までに設定しています。意識改革はどこにあるのか?続きは https://miyajuku.com/miyajuku_blog/20190223/
2019.02.23
今日の午前中は「スタディプラス」の方が来塾された。Study Plus https://www.studyplus.jp は、ひろく高校生が利用している学習管理アプリ。できることは「学習の記録」「コミュニュケーション」「情報の取得」といったこと。無料のアプリだ。その会社の方と何の打ち合わせなのか。昨年の秋から「コンパスポート」という「高校生のための学習管理の学習塾」をmiyajuku内に立ち上げている。すでに何人かの高校生がこのクラスで学んでいる。ここでは「受験コンパス」というアブリを使って年間計画、月間計画の学習目標を設定し、トレスタというアプリで日常の学習を管理する予定だった。こうしたアプリによくあることだが、このトレスタというアプリが使えなかった。そこで、紙ベースでの学習管理をしながら、他に良い学習管理アプリがないかと探していたところで出会ったのが「スタディプラス」だったということ。実は「スタディプラス」には「スタディプラス for School」というものが別に用意されていて、塾内の生徒たちの学習管理ができるようになっている。このアブリがそこそこよくできている。それ以上に、サポートの体制がそれなりにしっかり作られていて、今日、来塾された営業の方の人柄もとても良いものだった。ということで、「コンパスポート」の高校生の学習管理は「スタディプラス for School」でおこなっていくことにした。また、新高3についても、3月からこの「スタディプラス for School」で学習管理をおこなっていく。正直、ここまで(「スタディプラス for School」での学習管理はかなりしっかりしたものになります)高校生の学習管理をしてもよいのか、という疑問はわたし自身の中にいつもある。ただ、ある意味では、この子たちは仕事に就くようになってもこうしたアプリで仕事の実績などを管理される時代の中に生きていかねばならない。であれば、こうしたアプリを利用していくことも必然なのかな、とも思う。具体的に何ができ、どうしていくのかは、少しずつここでも書いていく。すでに「コンパスポート」の高校生たちは12月末からこのアプリで学習管理を受けてきているので、その感想なども載せていく予定。https://youtu.be/B-ppIcR1ywc
2019.01.23
良い学習塾ってどんな塾でしょう。ひとつの答えが たくさんの自作のテストが準備されている塾 ということではないでしょうか。たとえば、わたしが尊敬する香川県の「レーゼクライス https://plaza.rakuten.co.jp/lesekreis/」という塾の三谷先生は、ほぼ日常的にテストづくり励んでいらっしゃいます。また、神奈川の若手で最も意欲的な小田原の「慧真館 https://twitter.com/keishinkan」の岸本先生の十問テストもすごいです。子どもたちに学力というチカラをつけさせるためには、教えるという作業以上に「学習の定着」をはかるためのテストこそが必要なんです。しかも、そのテストは、「教える」とうことと連動していなければ意味がなく、市販や塾直販のテストでは中途半端になってしまいます。なにをどのように教えるのか、といった指導者の「柱」が「テスト」にこそ表れる、ともいえるのです。ですから、自作するしかない、ということです。続きは https://miyajuku.com/miyajuku_blog/20181130/
2018.11.30
学習塾です。成績を上げるのが使命です。問題は、成績を上げるには勉強を教えれば良いか、というとそうではない場面が多くあります。たとえば、昨晩の中2の授業。図形の角度を求める問題です。式を書きなさい、といっても答えだけを書こうとする。三角形の内角ではなく外角を意識すること、と何度言っても「180度マイナス」とやりはじめる。テキストの図の上にいろいろと書き込むのではなくノートに図を描いてから、といってもできない・・・正直、100回いっても直らないというか、その通りにしないといううか、そんな生徒が多いのです。ある意味では毎回の授業が闘いです。その授業では直せても、数日後の授業では元に戻っている。それどころか、宿題のノートをみると、その時の授業が何だったんだ、というぐらい元通りにリセットされている。保護者の方にこうした話しをすると「えっ」という声が聞こえてきそうですが、このことを学習面ではなく、お子さんの毎日の生活に置き換えてみてください。毎日のようにいっているのに直らない生活習慣ってないですか? きっといくつもあると思います。それと全く同じです。お母さんがお子さんと闘っているように、塾では学習面で生徒たちとわたしは闘っています。闘えば子どもはイヤになります。塾に行きたくない、行ってもわからない、と言いはじめます。実はそうした言葉が出てこないようであれば、そんな塾には通っていても何の意味もないのです。生徒を「お客さんあつかい」して、気持ちよく勉強させることに注力している塾はたくさんあります。ですから、お子さんが「塾に行きたくない」と言いはじめたときこそ、保護者の方には頑張っていただきたいです。ただ、そこを乗り越えられないこともたくさんあります。いろんな意味で塾と保護者の方との連携不足であり、信頼関係の薄さが原因です。そんなことにならないように、わたしもこうしてブログを書き続けています。学習を通じて子どもたちに成長してもらいたい。わたしの願いはそれだけです。
2018.10.23
今日の午前中は「成績Ap http://t3-win.com 」の先生と様々な打ち合わせと情報交換でした。 成績Apシステムは、AOや推薦にしぼった形で大学進学をめざす高校生のためのシステムです。具体的には高校の成績をアップさせて、指定校推薦や公募推薦、AO入試で大学進学をめざす生徒の後押しをすることです。高校に入るととたんに勉強をしなくなる生徒はたくさんいます。逆にいうと、そうした生徒がたくさんいるということは、ちょっと勉強すると高校の内申は上げられる、ということです。 また、中学と違って高校の成績はほぼ定期試験の得点だけで決まります。提出物やら授業態度やらといったもので評価がされることは少ない、ということです。 ですから、きちんと定期試験対策をしてあげれば、比較的容易に学校成績を上げることが可能だということです。 今や何らかの形の推薦形式で大学に進学する生徒が5割近くに達しようとしています。首都圏の私大だけに限れば、さらに多くの高校生が推薦形式での大学進学をしています。ですから、まずは学校成績をしっかり確保して、というのが大学進学をめざす上での王道になっているのです。 といっても、今の高校生にそうした具体的なアドバイスができる大人は少ないです。学校の進路指導もあまり期待できません。高校の先生は今でも「一般試験での大学受験がベストだ」と考える方が多いのも事実です。 さらに、大学進学は夢ばかりを追いかけていても結果はでません。現実をきちんと分析し、生徒の得意不得意をしっかりと把握し、さらには向き不向きや、将来の職業との結びつきなど、きちんとした分析と数値化のもとでの進路対策が必要です。 ある意味では、学習塾のきめ細かい対応が、今の高校生には絶対に必要だということです。 中学生を通塾させても、高校生は通塾は必要ないと考える保護者の方も多いのは実際です。しかし、それは逆かもしれません。高校生こそしっかりとした学習塾の指導が必要なのが今の時代だとわたしは考えます。
2018.09.06
中1生は「一次方程式」の解き方が終わり、その利用に入っていくところです。ふだんから「ミスをしないためには決まったやり方を必ずすること」と何度もいい続けています。たとえば2x-7=2という方程式を解くのに2x=7+2という書き方はやめようと指導します。2x=2+7としなさい、何度も何度も指導します。どういうことかというと、左にあった「-7」を右に移項するのだから、もともとあった「2」を先に書いてから移項させて符号の変わった「+7」を書こう、ということです。そんな細かいことどうでも良いじゃん、という生徒は、複雑な方程式になるとミスがどんどん増えます。また、学年が進むにつれて数学がガタガタになっていきます。ミスをしないためには「決まったやり方」を徹底的に続けることです。学習というのはこうした「些細な」ことの積み重ねです。そして、子どもたちへの指導というのも、ほんとうにこんな細かな指導の繰り返しなのです。できる子は素直に実行します。できないことは、いつまでたっても「テキトー」にやってしまいます。成績が良い子と悪い子の差は、こうしたちょっとしたことなのです。学習塾の指導は地道にひとりひとりに向き合い、しっかりと「移項の際は先にある文字から書くんだよ」ということを徹底させるところからはじまります。
2018.08.03
この夏休みから高校生の学習に「トレスタ」を利用しはじめている。まずは高3生に利用してもらい、徐々に下の学年に広げていく予定だ。生徒はAppストアやGoogle Playで「トレスタ」のアプリを自分のスマホにインストールする。そして、塾が発行したIDとパスを入力すると以下のような画面になる。画面は毎日の学習計画。こんな風に、今日やることがスマホでしっかりと確認できる。たとえば、NextStageは、イディオムのNo241〜No280をやる、といったぐあいだ。塾で使っているテキストだけでなく、学びエイドなどの映像授業についても、今日は「相澤先生の日本史詳解」の「第8章 中世の経済8-4」の学習、という様子だ。つづきは https://miyajuku.com/miyajuku_blog/20180731/
2018.07.31
夏休み中はふだんよりも塾に来る回数が多くなります。結果、子どもたちの学習量を増やすことができます。それでも、家での学習を「0」にしてしまうと、学習の効果は大きく後退してしまいます。夏講習中は宿題用のテキストが授業用とは別にあります。それが「練ゼミnote[+10]」です。何度か紹介していますが、このテキストにはすべての問題に10段階がふられています。模擬試験などでの生徒の正答率から割り出された問題の難易度が数字で表記されています。子どもたちは、自分の学力レベルに合わせて、これは解けないとダメだな、とか、これは今はできなくてもだいじょうぶ、などと問題と自分との距離をはかりながら学習を進めることが出来ます。宿題にするにあたっても、8〜10の問題はやらなくていいよ、今日は5pから12pの1〜6の問題だけをやっておいで、と具体的に指示することが可能です。まとめると①難し過ぎる問題は後回しにする。②易しい問題は自分の力で解決する。③習えば解る問題は自分の力で解けるようになるまで何度も繰り返し練習する。ということです。そうした指導を教師の勘に頼るのではなく、具体的なデータに基づいた難易度わけにそって、しかも10段階が明示された問題を使って指示できるので、子どもたちにも明確にこちらの意図が伝えられます。夏講習では、この「練ゼミnote[+10]」と「スーパー学習システムメビウス」をつかって子どもたちの「振り返り学習」を進めていきます。miyajukuは決して「テキスト“を”使った指導」はしません。
2018.07.26
朝からずっと夏の講習の準備です。中学生は、それぞれの学年の1学期までの復習と9月以降の学習の先取りを、だいたい半分ずつでおこないます。とくに中3生については、ここから1、2年範囲の復習を少しずつスタートさせていきます。どの教科の問題もメビウスで作成します。メビウスについては何度かこのブログでも紹介しています。 → https://miyajuku.com/miyajuku_blog/blog-entry-30982/中3生の数学と理科は、1、2年範囲の復習が中心です。つづきは https://miyajuku.com/miyajuku_blog/20180717/
2018.07.17
中学生の期末試験は終わりましたが、高校生の期末試験がまっただ中です。今日も朝から何人かの高校生たちは自習中です。明日は朝から「高校生のための定期試験対策授業」です。中学生の定期試験対策はやっていても、高校生の定期試験対策にしっかりと取り組んでいる塾は多くないと思います。理由は簡単です。高校生の教科書の種類は、中学生のそれと比べものにならないぐらい多いこと。また、塾専用の教材も全くないということからです。多くの学習塾では、高校生の定期試験対策をやりたくてもできない、というのが実際でしょう。miyajukuでは、定期試験対策の教材は作ってしまいます。下の画像は、高1の「LANDMARK」という英語の教科書のLesson3の単語と熟語のテストです。6人の生徒がいれば、6通りの教科書というのが普通なので、全部作っていると大変な作業になります。でも、作ります(^^) それが学習塾の仕事ですし、その手間をかけられないようなら塾として失格です。大学入試の一般入試では、高校での成績はまったく関係ありません。でも、もしかすると指定校推薦で、公募推薦で、という可能性もあるわけです。学校の評定平均を上げておくことはムダではありません。また、定期試験にしっかりと学習出来ないようで、大学入試にしっかりと取り組めるはずもありません。がんばりましょう(^^)
2018.06.30
先ほど、現小5のお子さんをお持ちのお母さまから相談の電話がありました。私立中学受験をするつもりで通信で勉強を続けている。塾のことを教えて欲しい、ということでした。また、明確な目標校も決まっているようでした。Miyajukuの私立中学受験クラスは、ひとりひとりの志望校にしっかりと合わせた学習を進めていく、というのが明確な目標となります。そんなの当たり前でしょ、と言われるかもしれませんが、多くの大手塾では、ひたすらに上を目指していかせる指導をいまだにやっています。また、上位層に合わせたカリキュラムなので、それを消化するのにへとへとになってしまう、というのが実際です。果たして私立中学受験ってそんなに大変なのでしょうか。続きは https://miyajuku.com/miyajuku_blog/20180607/
2018.06.07
出来ない生徒は、こちらがいったとおりのことができません。たとえば、数学の「式の計算」の問題で、引き算の場合は必ず( )をつけて式を書き、それから( )を外しなさい、といっても守れない、ということです。たとえば次のような問題です。問 つぎの左の式から右の式を引きなさい 4a-5b+1 -a+7b-8きちんと (4a-5b+1)-(-a+7b-8)と式を書き、それから( )を外して、=4a-5b+1+a-7b+8 としていけば符号のミスはふせげます。とくに数学が出来ない生徒ほど、こうして途中式を書くことをやりません。保護者の方にこの話しをすると皆さんびっくりします。記事の続きは https://miyajuku.com/miyajuku_blog/20180612/
2018.06.05
6月の作文課題がやっとできあがった。小学生、中高生それぞれに、朝日小学生新聞、朝日中高生新聞から2つの記事を取り出してまとめ、それを読んだ上で400字で文章を書くという課題を月ごとに出している。6月の小学生の課題はつぎのふたつ。テーマ1 かくれキリシタンと信仰・・・つぎの文章を読んで、今回「世界文化遺産(せかいぶんかいさん)」に登録(とうろく)されることになった「長崎と天草地方(あまくさちほう)の潜伏(せんぷく)キリシタン関連遺産(かんれんいさん)」について調べてみよう。どんな価値(かち)があり、どうして登録されたのか、そんな点を中心にまとめてみよう。テーマ2 犯罪に巻き込まれないために、人ではなく場所に注意・・・つぎの文章を読んで、あなたの通学路での「ホットスポット」について書いてみましょう。また、どうしてそこが「ホットスポット」なのかも書いてください。犯罪に巻き込まれないようにするにはどうすればよいのか。人ではなく場所に注意とはどういう意味なのか、まとめてみてください。つづきは https://miyajuku.com/miyajuku_blog/
2018.06.02
国語のチカラというのは「うたがう」ことにつきると思います。「うたがう」ことが出来ない生徒は国語のチカラはないと言ってもいいでしょう。下の本はmiyajukuの中学受験クラスの小6生の6月の課題図書です。記事の続き → https://miyajuku.com/miyajuku_blog/国語のチカラというのは「うたがう」ことにつき/
2018.05.28
miyajukuの保護者の皆さまへ先日、2020年度に始まる大学入学共通テストの英語で活用される4技能を測る民間試験が文科省から発表になり、8種の検定試験(ケンブリッジ英語検定、GTEC、IELTS、TEAP、TEAP CBT、TOEFL iBT、TOEIC、英検CBT)が合格しました。しかし、従来型の英語検定試験が落選しました。従来型、というのは・・・つづきは https://miyajuku.com/miyajuku_blog/20180424/
2018.04.24
オンライン英会話「Try Angle」をスタートさせました。英語4技能への対応です。記事は → https://miyajuku.com/miyajuku_blog/31412
2018.04.12
3月31日を持って楽天ブログは閉じます。新しいブログサイトは https://miyajuku.com/miyajuku_blog/ になります。ブックマークの変更をお願いします。3/28日の記事Appleから、ワクワクする新製品が発表されました。https://www.apple.com/jp/このiPadは、教育での利用を想定してつくられていて、しかも、安価な設定になっています。日本では37,800円での販売が開始されています。今まで、ApplePencilが使えるiPad-Proが69,800円だったのを考えると画期的な値段になります。ApplePencilは、使ってみるとわかりますが、ほとんど普通のペンと同じような使い心地です。びっくりしますよ。これが使えるとタブレットの使い勝手がまったく違うものになります。とくに教育現場での利用では、発想しだいで可能性が無限大に広がります。すでにmiyajukuでは、「家スタディ」といって、家庭での学習にICTを積極的に採り入れています。算数(数学)や理科、社会、英語のドリル演習、国語の読解・・・ そんな学習にもこのiPadは最適です。さらに注目なのが、Appleが続々と提供してくれる教育関連のアブリです。☆ Pages / Keynote / NumbersがApplePencilに対応☆ 教育機関でのiPad共有や、生徒アカウントの管理用アプリ Classroom for Mac☆ カスタム教材作成や生徒の進捗管理など、教育機関向けフレームワークの ClassKit☆ 新 iOS アプリ Schoolwork 。教師が宿題や課題を生徒に配信いやいや、ワクワク感が半端ないです。今年の終わりあたりには、こうしたアプリを利用して、一斉授業の中で個別形態での授業ができているかもしれません。ICTの利用というと「映像授業」みたいなとらえ方が多いですが、本来はデジタルデバイスを利用した「新たな学びの形」ということです。そこは、教える側の発想の豊かさが勝負です。miyajukuでは、そうした学びの創造もテーマにして、新しい子どもたちの「学びのスタイル」をつくりだしていきます。
2018.03.28
3月31日を持って楽天ブログは閉じます。新しいブログサイトは https://miyajuku.com/miyajuku_blog/ になります。ブックマークの変更をお願いします。3/26日の記事春の講習の目標です。小学生補習クラス→どの学年も、算数は前学年の復習と、小4は「折れ線グラフ、角の大きさ」「小5は「整数と小数」、小6は「分数のかけ算、割り算」と新学年の最初の単元を学習していきます。国語はそれほど長くない文章を読んで、しっかりと解答を書き出せる練習を中心に学習します。また、語彙チェックをスタートし、単語レベルからしっかりとした日本語を使えるように学習していきます。受験クラス→4月のカリキュラムに入っていきます。ある程度、まとまった時間のとれる季節講習の時は、同じ単元を繰り返し学習しやすい時でもあります。そうしたことを考えて、ちょっと理解が難しい単元の学習をするのが有効でもあります。小5は複層構造の文章題を解く演習、小6は「速さ」の問題のやや難易度の高い問題などに挑戦します。国語は「じっくりと問題文」と向き合う演習です。中学受験の国語は、とにかく問題文とどれだけ真摯に向き合えるかが勝負です。中学生 どの学年も、数学と英語の2教科は、この春の講習で最初の中間試験の範囲あたりまでの学習を進めます。数学は、中3が「式の展開と因数分解」、中2が「式の計算とその利用」、中1が「正と負の数」を終わらせます。英語も教科書のプログラム1の単元と、中3が「現在完了形」、中2が「不規則変化とbe動詞の過去形」、中1は50個の英単語を読み書きできること、を目標とします。とくに中3生は、学校の定期試験を学習目標とせず、つねに2月の入試を頭においた学習を進めさせていくことを意識させます。学校の学習レベルで終えるのではなく、つねに「入試」を意識した学習が大切です。高1 数学と英語の予習を進めます。すでに3月のはじめから高校の学習に入っているので、数学は、展開、因数分解、平方根と進んでいきます。複雑な因数分解の問題にも取り組みます。英語は教科書の最初の1レッスンの予習と、5文型の徹底理解です。この時期に春期講習で勉強しよう、という高1生は、やる気も理解力もきちんとしています。どんどん進んでいきます。高3と高2 春の講習は英語の集団指導と数学or国語の個別指導です。英語は、4技能が試される大学入試となっていきます。今までのようにReadingだけではなく、Writing、Speaking、Listeningも大切になります。miyajukuは4人〜5人程度のグループ指導ですから、その利点を活かし、shadowingなどを積極的に学習の中に採り入れていきます。shadowingは、音を聞いてすぐに発音することです。ただ、shadowingも、正確に早く言うprosodic shadowingだけでなく様々な方法があります。これについてはまた稿を改めます。とにかく、フルに頭を動かさせる授業をおこないます。
2018.03.26
ドタバタとした1日になってしまいました。突然、1台のPCが立ち上がらなくなり、そのPCで設定してある「オンライン英会話」の授業ができなくなってしまいました。タブレットでできるはずが、先週使えたはずのiPadも使用できず・・・結果として新しいPCにアブリをいちからインストールする作業をしなければならず。まいりました<(_ _)>実は、午前中に、4月から利用する契約をした新しいオンライン英会話の設定等の打ち合わせをしていました。新システムへの入れ替えを旧システムが嫌ったのでしょうか(笑´∀`)新しいオンライン英会話は ↓ です。詳しいことは後日書かせてもらいますが、新中1生にも4月から2ヶ月間ほど、ネイティブとの会話レッスンを導入する予定でいます。詳細は3月の新学期説明会でお話しします。英語の学習は「使える」ということがキーワードになっています。インプットだけでなく、アウトプットの部分をふやさないとダメです。そのための新システムです。新中2、中3については検討中です。また、夏以降には高校生にも利用させることも検討しています。 CFERのB2レベルの英語力を身につけることが高校生には絶対に必要だからです。CFERについては → http://4skills.jp/qualification/cefr.htmlmiyajukuは、新しい年度も大きく変化していきます。もちろん、時代の学力にあわせ、子どもたちの最良の学習環境を提供するためです。ご期待ください。
2018.02.21
今日も、面接に不安のある生徒は塾に寄って練習してから出かけていく。「先生に今日アドバイスしてもらったことを、しっかり恥ずかしがらずに、ぶつけていきたいと思います!」「面接終わりました。熱く思いを伝えました」「やったぁ。終わったぁ」などとLINEが入ってくる。いろいろ問題もあるが、面接があるおかげで、高校に進学する意味を子どもたちはしっかりと考えるきっかけになっている。そういう意味ではよい制度かと思う。わたしの面接指導は、何を「柱」にして自分を伝えるか、を考えさせるところに重きを置いている。どうしてこの学校を志願したのか、高校3年間をどのように送りたいのか、将来の夢は、といった質問が中心になる神奈川県の面接。「柱」があれば、どんな質問にもしっかり答えられるし、しっかりと自分を相手に伝えることができる。これは大学入試の小論文の指導でも同じこと。伝えたい「柱」があれば、どんなテーマがきても、その「柱」に論旨を結びつけていく手段さえ学んでおけばよい。逆に言うと、「柱」のない面接や小論文ほど評価されないものはない、ということだ。中3生たちには、この「柱」を忘れずに高校生活を歩んでいって欲しいと思う。27日まで落ち着かない日々が続く。
2018.02.16
今週末も、明日から火曜日まで、中3の授業を連続して入れています。入試直前の最後の4日間。ほぼ塾に缶詰にして仕上げをしていくつもりです。どこの塾よりもしっかりと面倒を見たい、というのがわたしの思いです。高3生もすでに入試が終了した生徒もいますが、まだまだ残っている生徒もいます。できる限り時間をつくってサポートをしていきます。そんな中、新学期の体制づくりも進めています。11日、12日で高1と高2の生徒は「マーク模試」を実施します。その結果をもとに、3月には個別に面談をしていきます。今年度の総括と来年度に向けての学習の目標と具体的な手立てを話しあうための材料が、このマーク模試です。と同時に、来春に向けて高校生の指導をさらに強化する方法を考えています。そのひとつが ↓ です。https://www.manabi-aid.jp/mm/login/miyazakiすでに「宮崎教室」の専用ポータルができています。今日の午前中にお話をうかがって、その場で契約をし、午後には入り口ができたということです。早い(^o^) といっても、2年ほど前から注目していたものなので、簡単に導入を決めたわけではありません。「学びエイド」がどんな教材・教具で、miyajukuの高校生にどのように使っていくかは、このあと少しずつ書いていくつもりです。現高2で、英語に行き詰まっているTや、数学をどう学習しようか悩んでいるFなど、ひとりひとりの学力をグンと伸ばすのに有効な使い勝手をしっかりと考えます。まずは、現高1と高2の3月の学年末試験対策に効果を発揮するはずです。指導方法は毎年のように進化させていく、というのがmiyajukuの考えです。それも、来年度の生徒たちの顔をひとりひとり思い浮かべながら、ぴったりの指導法に改めていくのもうちの塾です。身体がふたつ欲しいのと同時に、頭ももうひとつ欲しいこの頃です(^o^)
2018.02.09
中3生は、毎週、日曜日に、5教科の予想問題をやり、その後に解き直しの授業をおこなっている。県高校入試は、どの教科もある程度は決まった出題形式になっている。たとえば、英語は、問1がリスニング、問2が英単語、問3が空所補充、問4が並べ替え、問5と問6が英作文、問7が長文読解、問8が図表を交えた英文読解、問9が対話文の長文読解、といった出題形式だ。多少は変わったとしても大きな変化はないはずだ。ということは、しっかりと時間内で目標得点をとる演習をすることが、県高校入試に向けての最も効率の良い学習方法になる。そして、きちんと解き直しをし、できなかった問題をきちんとつぶしていけば、自ずと得点は上がっていく。さらに、できなかった問題をストックしておき、しばらくたってからまた解き直してみる学習をすれば、ほぼできない問題はなくなっていく。もうひとつ。こうしてやってきた予想問題があると、やり終えたものの中から英作文の問題だけを抜き出して再び「串刺し」のようにやってみることができる。そうすると、どんな出題がされていて、自分が何ができていないのかもしっかりとわかってくる。同じように、理科の計算問題だけ、社会の記述の問題だけなどと、串刺し学習をすれば、苦手な分野もきちんとできるようになっていくはずだ。今年の日曜講習では、さらに、帳票に工夫をしている。日曜日にやっている予想問題は、ある模試会社が作った模擬試験から問題を抜き出して作ったものだ。それぞれの問題ごとに、出来不出来のデータがあり、それをもとに各回ごとの得点を偏差値換算する表を模試会社が提供してくれた。ということで、下のような帳票を出力できるようになった。合否可能性の部分は、わたしの方で数式を作り直して、AAA、AA、A、A-、BBB、BB、B、B-、Cと細かく出せるようにしてある。県入試は学校ごとに「内申、入試」の比率が違う。それもしっかりと反映できるようにしてある。この帳票の推移をみていけば、さらに自分の合格可能性をしっかりと知ることができ、どの教科のどの部分をあとどのぐらい伸ばせば良いの科の具体的な目標もはっきりとしてくる。日曜の演習も残りは2回となった。まずはこの2回にしっかりと集中してのぞんでいくことが、14日の本番に結びつく。
2018.01.25
中3生の理科と社会の学習は、スーパー学習システムでわたしがつくっておいた「復習課題」を解き、間違った問題をしっかりと解き直し、さらにできなかった問題の類題だけで構成された「弱点対策問題」を解く、というルーチンで進んでいる。ただ、時間がないので、こうしたやり方での学習は、社会は地理分野と歴史分野までしか復習ができない。公民分野については、中3で学習した内容なので知識は消えていないし、比較的に「でる分野」が読みやすいので、過去問、予想問題などの問題演習からの学習にしている。理科についても、全体の復習を上記のようなやり方で進めながら、出る問題傾向にあわせた学習をさせている。難易度が高く、出題される分野もしぼりにくい理科だが、ここから30日の学習でも確実に得点をアップできる学習法がある。特別に企業秘密を開示すると(^o^)計算問題にしぼった学習をすることだ。理科の計算問題を不得手とする生徒は多いが、県入試に出題される理科の計算問題は比較的に得点しやすいものが多い。せいぜい、単位をかえて公式にあてはめる、といった出題だ。理科の出題難易度が高いのは、問題文が難解で分量も多い、というところだ。こちらに対しても対策はとるが、どうしても問題が読み取れない生徒は多い。であれば、計算の問題にしぼった学習をすることもひとつの得点アップの手段だ。ここまできたら、どの教科についても「浅く、広く」の学習ではなく、「深く、せまく」の学習法をとるべきだ。ピンポイントで得点がアップするやり方で学習をしよう。それをアドバイス出来るかが「塾のレベル」を決める。
2018.01.19
センター試験2日目です。昨日は、センター帰りに3名の高3理系組が「塾長、物理のセンター予想問題をください」と塾に立ち寄りました。金曜日に2パターンの予想問題を渡してあったのですが、もうひとつ欲しいとのこと。すぐにつくって「どうせなら時間計ってやっていきなよ」ということになりました。ひとりの生徒は「塾長、1問間違いでした。何だか怖いです」ということに。「いやいや、それなら明日は満点ねらえるんじゃない」と。他の生徒は、わからないところをmanaboで質問。子どもたちに頼られ、それに応えられる塾のシステムづくり。受験期になってきちんと動いています。予想問題も秋以来、30パターンはつくっています。ただ、あと2年で終わりですね。新テストになるといちからやり直しです(^_^;)中3生は今日から「日曜直前講習」です。朝の9時にリスニングからスタート。午前中に5科の予想問題を解き、午後からその解き直し、解答・解説とつづきます。入試まで5週連続、つまり5本の予想模試を解いていきます。この日曜講習で中3生たちは、当日の入試でしっかり得点するチカラをつけていきます。また、この日曜の授業を1週間の目標として、残りの毎日の学習を進めていく、というのが中3生の入試までの学習パターンになります。ここでできなかったところを1週間でダメ出しし、次回の模試演習につなげていく、ということです。原則的学習です。演習→チェック・ダメ出し→解き直しを大きく1週間のサイクルでまわしていかせます。2月末まで、わたしも老体(^▽^)にむち打って頑張ります。
2018.01.14
冬期講習も前半は今日まで。5日間と短い期間だったが、中3生、高3生を中心に「濃い」学習時間を過ごせたはずだ。後半は3日スタート。中3生は「合格手帳」をつけ続けている。みんなよい手帳になってきた。良い手帳がつけられているということは、よい学習ができているということだ。週に1回になってしまうが、少しだけでもコメントをつけてあげるようにしている。ある意味で、彼ら、彼女らにとっては、この時期は「塾が頼り」になっている。叱咤しつつも激励する。それが塾の仕事だ。LINEで中3グルーブをつくり、勉強法などを送信している。先日の送信メールの一部。【今日の学習アドバイス】「わかった状態」で満足しないこと、これが重要です。・・・「直後の復習」は「たとえ理解した直後であっても出来るとは限らない」ということを教えてくれます。だからこそ「よし、わかった」と思った直後に「じゃぁ、出来るかどうか試してみよう」という行動をとって下さい。・・・そうした「達成経験」を多く積み重ねることで、実際にできるようになるのです。中3生にとっても年が明けるといよいよ目の前に入試が迫ってくる。不安が増してくるときだ。また、7日からは時間を計っての予想模試演習をスタートさせる。時間をかけて勉強をしたからといって、それが必ずしも結果に結びつかないこともある。それでも「前へ学習を進めていく」ことだ。1月7日から入試までに10回は5教科の予想問題演習ができるようにしてある。この演習をムダにしないように、しっかりとダメ出しを繰り返していくことだ。最初はとんでもない得点かもしれないが、それをどこまでで修正して結果として出していけるかだ。中3も高3もまだまだ伸びる。試験の前日までそれを信じてしっかりやっていこう(^^)/明日は事務・教務作業に出てこなければならないが、31日から2日はわたしもゆっくりと休みます。その後はいよいよラストスパートだ!皆さまも良いお年をお迎え下さい。
2017.12.29
高3生はセンター試験まで2週間となっている。国公立を受験予定の生徒は1名なので、他の生徒は「センター利用」での私立大受験が目的となる。とはいっても、センター利用で自分の第1志望の大学に合格することはゼッタイにない。こんな話しをするとふつうの保護者の方は「全く意味がわからない」ということになる。今日はそうした複雑な大学入試のシステムについてお話しする時間はない。知っておいていただきたいのは、そんな複雑な入試システムなのに、ふつうの公立高校では「面倒見の良い進路指導」など全くないということだ。あくまでも「自己責任」で、という姿勢だ。まぁ、大学入試なのだから、それでもよいともいえるかもしれない。miyajukuの高3生たちは、センター利用で押さえの大学に先ずは受かる、が目標となる。第1志望の大学のセンター利用など出してもムダなので、ここで第2志望、第3志望の私大に合格しておき、2月の一般試験の日程を楽にしよう、ということだ。明治大の理工学部が第1志望なら、都市大や神奈川大あたりをセンター利用で受かっておこう、ということだ。それでも、7割越えの得点率が必要になる。2月以降の一般試験でどこを受験するかは、センター試験が終わって、その自己採点の結果を見てからになる。日程と、合格発表、手続きの締め切り日まで考えて決めていかねばならない。せっかく塾に来てもらっているのだから、そうしたアドバイスはしっかりとおこなっていく。それと、志願の注意事項。最近は、ネット出願、郵送出願、ネットで願書をダウンロードして郵送、などと様々な出願方法がある。また、〆切りも「消印時」や「着期限」などもある。しかも、年明けは6日が土曜日で、8日の月曜日が祝日。13日がセンター試験当日なので、9日が出願〆切りの大学もある。できれば子どもたちには勉強に専念してもらいたいので、こうした手続きについては、保護者の方にサポートをお願いしている。それにしても、出願は、昔のように願書を書店で買ってきて郵便局から簡易書きどめで、がシンプルで良かった。とくに写真が面倒だ。スマホで撮って修正ソフトを手に入れてプリントして、って、どれだけの面倒を受験者に強いるのだろう。ICTの使い方を間違っている例だ。こっちも昔のように写真屋さんでとって、はさみで切ってノリで貼って、が良い。いずれにしても、ドタバタとしがちな志願を、しっかり冷静に、が大切だ。
2017.12.28
冬期講習3日目です。午前は、私立受験小5クラス、高校生の理系・文系合同英語、公立中進学クラスの小5と小6の授業です。私立受験小5クラス 面積図の活用、平面図形の二つの単元にしぼって学習しています。国語は、語彙知識の充実と読解です。公立中進学小5、小6クラス 先日のブログにも書きましたように、2学期範囲の学習内容を確認し、できない問題をつぶしていく学習です。アルファベットとローマ字の確認もします。高3生の午前中の英語です。午後からは、理系クラスは各自が受験する大学の過去問を個々に演習。文系クラスは同じく英語の過去問演習。医療系を受験する△△子は生物を映像授業で、国公立受験の△△君は古典の演習です。高3生は、朝の9時〜夜の10時まで12時間以上も塾にいて、授業に自学自習に励んでいます。大学入試センターまであと2週間。彼ら、彼女らの気合いは、塾によいオーラをもたらしています。miyajukuもそうした高3生の要望にできるだけ応えられるような学習環境づくりを頑張っています。午後からは中3の授業も。6日からの勉強合宿からは時間を計っての予想問題演習に入っていきます。この冬休みが、単元ごとに学習ができるラストチャンス。理科と社会ょ中心に、知識理解の徹底充実をはかるのが冬の講習の目的です。夕方からは中1と中2、そして、高1と高2の授業がはいります。短い期間ですが、だからこそ、テーマをしぼり込んでの学習を進めていきます。
2017.12.27
冬期講習の2日目です。万全の準備をしたつもりでいても、どうしてもトラブルが生じてしまいます。今日からスタートした小5と小6の授業ですが、スーパー学習システムが朝の段階で「ネットワークエラー」で動かなくなってしまいました。しかたがありません(>_
2017.12.26
冬の講習の準備を進めています。中1生と中2生は、冬の講習の目的は「既習学習内容の徹底定着」です。今日までの授業ですでにかなり先の範囲まで学習を進めているので、冬期の8日間で、それらの学習を振り返り、きちんとできているかどうかを「個別指導」で学習していきます。miyajukuは、「集団指導」+「個別指導」の良いとこどりをするシステムで学習を進めています。いつもであれば、スーパー学習システムで作った問題で講習をおこなうのですが、今回は初めて「練ゼミノートW」という教材を利用します。この教材は、すべての問題に10段階の難易度が表記されています。できなかた問題があったとして、その問題は今の自分の学習レベルで「ぜったいにできるようにしなければいけない問題なのか」、それとも「しばらくおいてからまた挑戦すれば良い問題なのか」が一目瞭然にわかるようになっています。また、問題の質もとても良いです。たとえば、英語の中1範囲の学習ですが、現在形のbe動詞、現在形の一般動詞、それも一人称、二人称のものと三人称のもの、現在進行形が混在した出題になっています。単元ごとにやれば「三単現のs」がつくのに、シャッフルされるとわからなくなる、といった生徒は多いです。そんな生徒の演習にはもってこいです。数学も、10段階に問題がわけてあるので、たとえば方程式の応用問題など、△△はとりあえず「3〜6の問題だけをやって」などと指示ができます。生徒個々の学力に応じた演習が容易にできます。さらに、今回は、こんなシールが「特別ツール」になっています。「見直しシール」です。親しくさせていただいている熊本県の「ナルゼミ http://www.narusemi.com」さんが作られたもので、先日お目にかかったときに分けていただきました。ページごとにこのシールを貼って、できなかった問題を何度も復習チェックさせるのです。これぞ「徹底定着演習」ですね(^^)miyajukuは、しっかりと学習をさせる仕組みをきちんとつくっています。
2017.12.22
勉強というのは、やる前とやった後の方が大事だ、ということはいつもいっている。中3生には、3日にやった全県模試を16日の土曜日に返却した。その結果の教科ごとの反省と、解き直しを昨日の授業時にチェックした。まず、全員がしっかりとやってきていたことは素直にうれしかった。しかも、どれも時間をかけて丁寧にやったあとがうかがえた。11月半ばからここまで1か月。受験生としてのスタートラインには全員が立てている。さて、その中身についてだ。まだまだ「具体性」にかけるものもある。「・・・つぎはリスニングを頑張る」みたいな反省はしないのと同じだ。部活動の反省文ではない。頑張ろうが、頑張るまいが、大切なのは1点でも得点を上げることだ。リスニングが不得手であれば「リスニングの最後の問題はきっぱりと捨てて、さっさと次の問題に移っていく」といった反省こそが大切だ。そんな中、ひとつの解き直しの例だ。まず、この生徒は「解く順番」について反省し、つぎは「こんな順番で」解いていく、と決めている。と同時に、自分にとっては「問8」が得意問題なので、そこにしっかりと時間をかけていく、とも作戦だてをしている。とってもよい(^^)同じ生徒の各設問ごとの反省。しっかりと「何ができなかったのか」について分析ができている。これも大事なこと。知識が足りなかったのか、問題文をしっかりと読まなかったのか、単純な勘違いなのか、といった間違いの理由をさぐり、知識不足であればそれをしっかりと調べて補っておくことだ。こうした学習は、もちろん入試への成功の手立てなのだが、将来的に「仕事」にもしっかりと結びついていく「How To」でもある。受験勉強は決して受験勉強だけでは終わらない。真剣に受験に向かい合うことで、一生涯の「糧」を身につけるチャンスでもある。
2017.12.21
3日の日に公開会場で受験した「神奈川全県模試」の結果がもどってきました。受験者が11.565名ということで、県内の現中3生の多くが受験した模試です。得点ももちろんですが、志望校内での自分の「相対的な位置」をしっかりとつかんでおきたいです。それは帳票の ここ ↓ でわかります。たとえば、この生徒の場合は、自分が志望した高校で、今回の全県模試を受験して第1志望とした生徒が108名いて、その全体の中で、自分の内申点、入試(今回の模試の結果)が相対的にどの順位なのかがわかります。320人の定員で、1.2倍が倍率とすると受験者は380人ほど。その中の100人が今回の模試を受験しているのですから、かなりの精度で自分の志望校内での位置がわかるはずです。もうひとつ。しっかりと見ておいて欲しいのがこの ↓ 部分です。縦軸が内申点、横軸が入試(今回の模試の結果)です。オレンジの枠内が1次選考での合格者、黄色の枠内が2次選考での合格ラインになります。赤が自分で、黒い点が、今回の模試でその学校を志望校として書いたライバルたちの位置です。自分の位置が、オレンジの中なのか、黄色の中なのか、また、外にあるとすれば、縦位置、横位置でどのぐらい足りないのか。もちろん、縦方向はすでに学校の成績が出ているので、右横方向に頑張って動かせるだけです。だとすれば、どのぐらい動かさなければいけないのか。そんなことをしっかりと把握しましょう。同時に、採点済みの答案が戻ってきました。もちろん、解き直しはすでにやっているはずですが、記述の採点についてしっかりと確認をしましょう。何が得点になり、何が得点にならないのか。記述の採点基準について、しっかりと把握し直しましょう。とても大切な作業です。全県レベルでの模擬試験は、1月8日に実施するものが最終になります。何度か言いましたが、この模試から1月8日の模試に向けて、どれだけ成績がアップできるのか、それが最終的に志望校を決定する最も大きな判断材料となります。頑張ってる、という言葉は誰でも言うことができます。問題なのは、何を、どう頑張っているか、です。何度も繰り返しますが、勉強は、する前と、した後が重要なのです。と同時に、まだまだ自分を追い込めるはずです。あと2ヶ月を切りました。
2017.12.16
今日は朝から税理士事務所にてご相談。わたしはお金の出入りを扱うのが大の苦手です。何よりもストレスを感じてしまいます。そんなわたしにとって、頼りになる税理士の先生は必要不可欠な存在です。いつもありがとうございます。その後、お昼からは博多からのお客さんと打ち合わせ。「プログラミング道場」や「読む蔵」でお世話になっている会社の方です。今回は、子どもたちにとってより「読解力」をつけるための仕組み作りについての話しです。いろんな方がつながって良い仕組みが出来上がればいいな、と思います。微力ながらわたしも「つなげ役」を果たしたいです。2020年改革がよく話題にのぼります。そんな流れの中、「読むチカラ」「書くチカラ」は重要になっています。そして、この「読むチカラ」「書くチカラ」はなかなか身につけることが出来ず、学習塾では後回しにされがちなものになっています。と同時に、保護者の方も、こうした「数値化しづらい」ものに対して、もっとはっきりいうと、学校の成績に直結しないものについては、なかなかお金を出そうとしていただけません。作文教室、なんてものを塾で作ったとしても、ほとんどの保護者の方は申し込みをされません。入試につながらない、学校の成績にむすびつかない、という理由からかと思います。しかし、子どもたちの「読むチカラ」「書くチカラ」の低下は目をおおうばかりです。しかも、その部分を抜きにして、国語以外の他の教科の根本的な成績アップはのぞめないことも確かです。あまりに目の前の1点を追うことが原因です。学習塾側も、定期試験で△△点アップばかりを前面に出し、△△点アップしなければ授業料をお返しします、といった宣伝文句で生徒集めをしています。そんな「付け焼き刃」の方法では何も身につかないことはわかっているのにです。高校入試を目標としても、今の入試問題に対応できる読解力を作れあげることは、学校の定期試験のわずかな得点アップの指導とは相容れないものです。中学入試ではすでに「新聞を利用した入試」や「国語表現での入試」が普通におこなわれています。大学入試も、2020年からはそうた方向に大きく舵を切ろうとしています。miyajukuは、そうした子どもたちの「読むチカラ」「書くチカラ」を根っこのところから育成できる仕組み作りをしたいと考えています。「読む蔵」というツールもそのひとつですし、それがもっともっと良くなれば、miyajukuの生徒だけでなく、たくさんの子どもたちが幸せになれるわけです。Sさん、がんばりましょう(^_-)読む蔵 http://www.infinitemind.jp/yomuzo/
2017.12.12
そろそろ冬期講習です。毎日、その準備に追われています。高3生はひとりひとりの受験校の過去問題をネットで落としてきて印刷、整理。センター試験に向けては、各予備校から出ている「青パック」や「赤パック」を準備と・・・今日は、小学生のテキストづくりをしました。基本は塾専用教材や市販教材を使いません。わたしがつくります。といっても、いつものように「ハーバー学習システムメビウス」があるので、そんなに面倒な作業ではありません。何万問ものデータベースの中から問題を選び出すだけです。それでも、今年の生徒たちの学習の様子を思い浮かべながら出題する問題を選択していきますから、完全にmiyajukuの生徒のためのオリジナルです。しかも、このシステムでは、できなかった問題については、即座に「類題」が出題されるようになっています。解答用紙のバーコードを読み取ると、膨大な問題データベースからPCが類題を探し出してきて出題してくれます。ひとりひとりの「できなかった問題」だけの繰り返し演習になるわけです。この冬は、2回まで追いかけようかと思っています。冬の講習期間は短いですが、その短い時間を集中して有効に利用し、2学期範囲までの徹底復習が目標になります。miyajukuのテーマは「個別より、ずっと個別」です。冬の講習の学習スタイルもしっかりと言葉通りの準備をしていきます。
2017.12.08
高3のO君が、こんなことを言っていました。「ダメだ、ダメだ。やってもやっても、どんどんできないところがはっきりしてくる」わたしは彼に「ダメなところがどんどん出てくるっていうことは良い傾向だよ。勉強が順調に進んでいる証拠だ。しっかりと学習しないと、ダメな部分は浮かび上がってこない。だから、自信を持って今の学習を続けていこう」勉強というのは、やればやるだけ、どんどん「わからない」が増えてくるということです。O君は、先週は1人で5時間もmanaboで質問をしていました。それだけ、どんどんと「わからない」を解決している、ということです。中3生も、たぶん、昨日の模擬試験の自己採点で「打ちのめされている」だろうと推測されます。本格的な受験勉強をはじめて3週間。やっとペースに乗り始めて、自分の勉強にも自信を持ちはじめたときだからこそ、模試の結果にガーンと打ちのめされるわけです。良いことです。ここで、改めて敵を知ることが大切です。先ほど、中3生にLINEとmailで連絡をしました。高校入試の出題傾向を以下のURLで見ておいてください。miyajuku学習システム「MGS」 http://study.miyajuku.com/study/ IDは △△△ でパスワードは △△△ です。「神奈川県公立高校入試平成29年」をクリックすると、出題傾向が各教科ごとにあります。このmiyajuku学習システムは自宅でも自分のスマホでも視聴可能です。入試に向けて、使える物はどんどん利用していきます。
2017.12.04
いつものように朝から夜までびっしりと授業のある土曜日です。明日の日曜日も、朝から高校2年生と1年生の試験対策です。理系の先生2名、文系の先生2名で対応します。「個別より、ずっと個別」というmiyajukuの看板に偽りのないようにしっかりと個々に対応していきます。12月の作文課題ができあがりました。中3生と小学生は全員。その他の学年は選択制で毎月の作文を書かせています。感想文にならないこと、が指導の最初のポイントです。そのために「題名」をしっかりと考えて書かせます。「題名」を考えるということは、自分が「何を主張したいか」を考えることにつながります。それだけで「感想文」から脱却できます。国語の指導が学習塾の指導となじまない、ということは何度か書きました。とくに「定期試験で△△点アップ」という塾では、本来の意味での国語の指導はまったくなされていないはずです。定期試験で国語の点数を上げるのは、国語の指導ではありません。出題される文が前もってわかっているのですから、その指導は社会や理科の学習と同じです。読んだり、書いたり、といった国語の勉強とは別次元の物です。昨日、「読む蔵」について書きました。こちらは「読み込みトレーニング」です。作文の指導はアウトプットの方です。今月のテーマは以下のようになっています。どれも「朝日小学生新聞」「朝日中高生新聞」の記事から、わたしがピックアップしてまとめたものです。時事的な視点も含むように題材を選んでいます。小学生 「月の地下に未来都市ができるかも」「トイレの話しはとても大事です」中学生 「やせすぎについて考えてみよう」「働き方改革について考えてみよう」もちろん、書かせたものは個々に添削して返却しています。月に1回だけですが、これを12ヶ月続けていけば、書くチカラはかなりついていきます。学力を身につけるということは、そのぐらいの時間を必要とするのです。
2017.12.02
「読む蔵」の12月に読む作品です。「読む蔵」はPCやタブレットを利用した国語力アップのためのツールです。こんな流れで学習が進みます。語彙チェック ↓読書速度計測 ↓視線移動トレーラング ↓読み込みトレーニング ↓読解チェックいわゆる速読ではありません。「深く読み取る力」の育成を図る、「多読」へと子どもたちをいざなうのが目的です。とはいっても、読むスピードは自然と上がってくるはずです。また、miyajukuでは、小学生については紙のプリントを使って、読んだ部分の「語彙トレーニング」も実施しています。国語力=語彙力、といっても過言ではありません。辞書的な意味だけではなく、文の中で語彙を身につけていくこと。そのためにも「読む蔵」はおっきな役割を果たします。
2017.12.01
先週から中3生には「合格手帳」をつけさせている。計画と振り返りのない学習ほど効率の悪いものはない、ということから、しっかりと「計画」と「振り返り」をさせるための手帳としている。手帳をつけはじめさせた11月20日から入試日の2月15日までは86日間。この86日間を「あと12週間で入試だ」というとらえ方をさせている。そして、その1週間ごとに、それぞれの教科で「何をやっていくか」を計画させる。それも具体的にだ。最もダメなのは「英語を頑張る」などといったもの。これは計画とはいわない(多くの生徒はそうなる)。12週間の全体をざっくりと2期に分けさせている。まずは合宿まで。冬期講習をふくめて7週間ある。この7週間で、未修の中3範囲をしっかりと終え、1,2年範囲の総復習をする。1月6日〜8日の勉強合宿から、時間を計っての問題演習をスタートさせる。ここからは「演習→ダメ出し」の学習になっていく。より実践的な学習だ。この時期からそうした学習には入れるように、7週間でどれだけ仕上げられるかが個々の目標となる。大ざっぱだが、このぐらいの時間間隔でとらえた方が勉強はスムーズに進んでいく。ただし、その方針を徹底させることが重要だ。そのためには「振り返り」が大切になる。毎日の学習を簡単に記録させ、1週間ごとに「何ができて」「何ができなかったのか」を確認し、その次の週の学習につなげていく。そのための「合格手帳」でもある。それをわたしがチェックしていくことで、ひとりひとりの学習を軌道修正させることもできる。まだ、生徒たちは塾の宿題をこなすのに精一杯といったところ。自分の勉強をどうくわえていけるか、それがこれからの課題だ。ここまでしっかりと学習管理を生徒にさせている学習塾はそれほどないと思う。わたしの知っている限り、小田原の慧真館さん http://keishinkan.jp がうち以上に学習管理を徹底されている。実は、この「合格手帳」も、慧真館さんのものに手を加えたものだ。若い先生だが、見習うべきところはしっかりと見習うのがわたしの流儀。いずれにしても、あと11週間。子どもたちを成長させるために徹底して寄りそっていく。
2017.11.27
小6のY君は、複数の条件を指定する「if文」や、繰り返しなどの複雑な条件式をつくる「for文」や「while文」などのプログラミングに進んでいる。次の絵が彼が取り組んでいる課題そのサンプルプログラム左タッチをしている「間は」という条件に「while」を使う。「ずっと〜し続ける」というのがポイント。ここまでくるとかなり複雑な思考を必要とする。まずは、プログラミングをして、どんな動作になるのかを把握し、「while文」の意味を実地に体験してみるところからスタート。同じように「if文」や「for文」の動きもしっかりとわかれば、つぎにそれらを組み合わせたプログラムに進んでいく。様々なセンサーと組み合わせるとかなり複雑な動きも制御することができるようになる。ここまでくるのにほぼ1年間。でも、楽しくなってきたと思います。プロク゜ラミング道場は、体験生を募集しています。
2017.11.18
他の塾はどう対応しているのか知らないが、miyajukuは定期試験の前日でも、試験の期間中でも授業の休みはない。むしろ、土日などを利用して授業が増える。ふだんは集団授業だが、試験直前の期間は個別形態の授業に変わり、それぞれの学校の試験範囲や試験科目に合わせて学習内容、講師、などなどを準備している。これは、中学生も高校生も同じこと。高校生の様々な学校の英語の教科書にもしっかりと対応する。そんな定期試験前の授業だが、ある一定の傾向がある。出来る生徒は絶対に休まないが、出来ない生徒ほど休むということだ。といっても、ほとんどの生徒は試験中でも塾に来るので、中学生で学年に1人いるかいないか、高校生は間違いなく全員が塾に来る。欠席する生徒の理由は、自分のペースで勉強したい、試験中なので、といった理由。当然だが、家で勉強するよりも、塾に来た方が集中できるし、密度の濃い学習ができる。もちろん、どんな質問にも即座に答えてももらえるのは塾に来ているこそだ。納得いくまで質問し、学習することができる。当然、得点もアップする。そもそも、よほど「できる生徒」以外は、勉強に「自分のペース」なんてものはない。出来ない生徒ほど「自分なりのペース」になってムダだらけの学習になってしまうのがオチだ。言い換えると「プレッシャーがかかるのがいや」「勉強圧力がかかるのがいや」「やりたくないことをやらねばならない」といったことになる。勉強ができるようになるには、自分ができないところをできるようにするしかない。できないところは自分では見つけにくいし、人間なんて弱いものだから、できないところからは逃げたくなるのがつねだ。ある程度の圧力は、できるようになるためには必要不可欠だ。高い授業料を払っているんだから塾に行って1点でも点数が上がるように塾の先生に勉強をみてもらって来なさい。保護者の方にはお尻をひっぱたいてでもそういって欲しい。また、その期待に応えるために塾は存在している。
2017.11.16
11月の「読む蔵」の作品です。「続岳物語」は、中学の国語の教科書にも載っている椎名誠の小説です。文句なくおもしろい作品です。親が読んでも絶対におもしろい作品ですし、子育てのヒントがあちこちにあります。とくに反抗期をむかえた男の子の心理に困っているお母さんが読むと、なるほど「男の子」というのはこうした生き物なんだ、ということに納得できるはずです。ぜひともお読みください。「色を奏でる」は志村ふくみさんの随筆です。志村さんという方は染織家で、わたしが教育実習に行った昔から今までずっと国語の教科書に掲載されている「ことばの力」で登場される方です。「色を奏でる」は絶版になっていると思いますが、Amazonあたりで検索すると中古本が買えるのではないでしょうか。文章から、色や匂いまでも浮かび上がってくる文章です。セラピー効果が抜群のはずです。「国語の時間」は竹西寛子さんの作品です。竹西さんの評論はわたしもいくつか読んでいます。中でも「式子内親王・永福門院」は数度は読み返しています。「国語の時間」はわたしは読んでいませんが、きっと竹西さんの深い深い日本の古典文学への造詣をもとにした「国語」への切り口を示してくれているのだと思います。言葉というものを大切にする。その姿勢が一貫して竹西さんの評論をつらぬいています。「読む蔵」は、miyajukuの小学生の私立中受験クラス、国語選択者、週イチ個別の生徒。中3生。高校生の文系の生徒。これらの生徒には必修にしています。それ以外の学年の方で「読む蔵」を選択したい方はわたしまでお申し出ください。また、毎月のお知らせを見て、こっちの作品を読みたいな、というリクエストにもできるだけこたえたいと思います。よろしくお願いします。
2017.10.31
中3生はそろそろ入学試験を意識した学習を進めていくときです。そんな中、どの教科も学校の進度の遅さが気になります。たとえば「数学」です。miyajuku周辺中学の先日の中間試験の範囲は「2次方程式」まで。ここから「二乗に比例する関数」「相似な図形」「円」「三平方の定理」と大きな単元がいくつも残っています。入試の数学ではこれらの単元の出題が必ずあり、しかも、かなりの量と難易度での出題になります。つまり、入試で高得点をとりたければ、こうした単元の学習をこの時期にどんどん進めておかねばならない、ということになります。とくに、「相似な図形」「円」「三平方の定理」といった図形の分野は、学んで、演習して、自分のものにするまでに時間がかかります。とはいっても、塾に通っていないで独学でこれらの学習を進めていくのは不可能でしょう。ですから、塾に通う必要がある、といえなくもないのですが・・・ と同時に、この時期に、学校の進度に合わせた学習をしている塾に通っているのも ??? ということになります。通っている塾で「何を学習しているのか」については、ほとんどの保護者の方が無関心です。ちょっと確認をしてみてはどうでしょうか?2月の入試に向けては「相似」「円」「三平方の定理」は早めに対策を! というのが成功への鉄則です。もちろん、miyajukuでは、今日も「三平方の定理」をしっかりと学習していきます。
2017.10.18
昨日の夜も高3生の三者面談でした。K君の悩みは「なかなかやる気が出ない」というもの。もちろん勉強はしているのだが、いまひとつ気持ちが入らない、ということだ。それはわたしが見ていても感じること。彼の目標は国公立の△△大。センター重視で二次は面接のみ。数学2科目、英語、国語、理科2科目で75%の得点率が目標ライン。今のままでいけば7割まで届くかどうか、といった状況にある。私大についてもセンター利用で2校程度おさえておいて、2月の一般試験で2校にチャレンジしていく、といった受験方針は確認済み。いいか。やる気をむんむん外に出してガンガン勉強できるヤツなんていないよ。大切なのは、やる気がなくてもやれる体制を作ることじゃないのか?これはわたしの持論です。やる気スイッチなんてものは絶対にありません。そもそも「やる気」なんてものが存在しているのかさえあやしいものです。勉強というのは地道なものです。とにかくコツコツコツコツと積み上げていくものです。やるぞー! なんてさけんで漫画チックにガツガツとやるものではないのです。わたしはハチマキして「エイエイオー」なんて叫ぶ様子が芯から嫌いです。大切なのは、やる気が起きなくても学習を進められる「自分」を作ること。そのためにはどうすれば良いかを真剣に考えるのです。ここからは個々にアドバイスは変わっていきます。どうすれば「やる気」がわき上がらなくても勉強を継続できるか、という具体的な方法をひとりひとりに合わせて助言するのが、わたしの仕事です。劇的なものが身の回りにあふれかえっています。だまされてはいけません。もう一度。やる気スイッチはありません。大切なのは、そんなスイッチに頼らなくても学習を継続していける「自分」を作り上げることです。それが受験に成功するただ一つの道です。
2017.10.13
先週から高3生の三者面談をおこなっている。なかなか時間がとれないので、授業後の22時過ぎに保護者の方に来ていただき、生徒を交えて大学入試に向けての戦略についてお話をさせていただいている。今時の大学入試の仕組みは本当に複雑だ。複雑というよりも正しくは「複線化」している、といった方が事実を正確にあらわしている。たとえば、A大学のB学部C学科を受験するチャンスは、推薦制をのぞいても、センター利用入試、学部統一入試、個別学力入試と一般的に3回ある。しかも、そのそれぞれに、科目数を違えたり、配点を変えたりといった方式も加わり、まぁ、普通の人は何が何だかわからない、といった様子だ。しかも、複数の大学を受験するとなると、その方式がさまざまに網の目のようにからみ、日程調整も含めてたいへんなことになっていく。それに対して、高校の進路指導はあっけないものが多い。私立高校はそんなことはないが、公立高校の進路指導はほとんどないようなものといえる。あっても、第一志望、第二志望・・・と希望を聞いて、その可能性についてちょっとふれる程度で終わっている。正直、高3受験生本人も、何をどうしたらよいのかわからない、というのが現実なのに。わたしの仕事は、それらのごちゃごちゃをわかりやすくときほぐすこと。もちろん、本人の志望が第一。いきたい大学に進学すること、合格させることがこちらの役割なので、どう受験パターンを組んでいけば良いのかをしっかりと示すことが大事な仕事になる。ただ、センター試験の自己採点の結果を見ないことには、2月以降の受験日程を決められないことも確かだ。大まかな流れをつくり、臨機応変に対応していくこと。そのアドバイスを適宜おこなっていくことがわたしの立ち位置になる。「徒然草」に「仁和寺の法師」という有名な話がある。「先達はあらまほしき事なり」といった結びで終わるのだが、わたしは「子どもたちの“先達”」であればいいと考えている。いよいよセンター試験まで100日を切った。今少し自分自身に、プレッシャーをかけていく時です。
2017.10.11
日本習字から先月の清書の評価が戻ってきました。名前の部分は個人情報なので消してあります。12名分を掲示できる作品掛けですが、うれしいことに生徒さんが増えて全員分を掲示できなくなっています。とりあえず、小さな生徒さんたちについては、進級したときに掲示する、ということにします。デジタル全盛の時代ですが、墨のにおい、筆の書き味、半紙の白さ。そんなアナログだからこその良さがあります。大人の世界では、セラピー効果があるとちょっとしたブームにもなっているようです。と同時に、しっかりと文字と向き合うことは、しかも、ひとつの文字と自分が相対することは、さまざまに子どもたちに良い効果をもたらすはずです。今時の子どもたちは、じっくりと何かに取り組む機会が少ないです。習字はそうした中で、子どもたちに丁寧に、きちんと何かに取り組む機会を与えてくれます。それはじっくりと思考することにもつながっていきます。もちろん、集中力も身につきますし、何よりも「字」が好きになれば、そこから読書や日本語への興味にもつながっていくはずです。もちろん、字が上手になるって気持ちよいことですよね。習字の筆っこ教室に興味のある方は体験からはじめてください。まだ、お習字セットプレゼントキャンペーンは続いています。
2017.09.28
昨日、△△子がにこにこしながら報告にきてくれた。塾長、やっと決まりました!△△子は、miyajukuの卒塾生。中高と在塾していて卒業後もチューターとして手伝ってくれていた。どこの大学に進学するかを決めるときから「公務員になりたい」と言い続けていて、そのために大学も法学部を選択したぐらいだ。そんな△△子が、やっと内定をもらえたと報告にきてくれた。良かった。良かった。ほんとうにおめでとう。わが子を公務員にしたい、という親は多いという。公務員になるには、まずは筆記試験を通らなければならない。一般知識試験では、大学入試センター試験レベルの数学、理科、社会・・・などの教科がしっかりとできるレベルが求められる。また、専門試験では、憲法、行政法、民法といった法律の知識、政治学や行政学などの知識、経済原論や財政学といった経済系の知識も必要だ。さらにそうした筆記試験を通ったあとに面接が待っている。今時の公務員試験の情報開示はしっかりとしていて、全受験者中の順位などもきちんと開示される。実力がすべての試験になっている。ある意味では、公務員試験に通るかどうかは、すでに中高生の段階で決まっている、といっても言い過ぎできない。その段階での学習がしっかりできていて、なおかつ大学で専門知識を積み上げたものだけが合格していける。△△子は、初志貫徹、高校入試にも大学入試にも頑張って、ちゃんと大和高校、立教大学に進学した。そして、大学でもきっちりと勉強を積み重ねて、希望通りの自治体に内定をもらえた。やっぱり、きちんとがんばらないとダメなんです。
2017.09.13
「読む蔵」の9月の作品の一覧です。今月もよい作品がそろっていますね。「物語とふしぎ/河合隼雄」は、たくさんの子ども文学を河合隼雄さんが紹介しているものです。その解説のひとつひとつが心にしみます。この本をきっかけに、さらにたくさんの読書につながっていけばうれしいですね。同時に、ふしぎに思うことの大切さについて、あっそういうことだったんだ、とも気づかされます。日々の忙しい日常に忙殺されている大人の方も、この本を読むことで心が解放される部分があるのではないでしょうか。「コミュニュケーション力/斎藤孝」は、中学入試、高校入試、大学入試のいずれでも出題の多い作品です。もちろん、コミュニュケーションとはなにか、ということを知ることの出来る一冊です。コミュニュケーションとは、相手と「感情」と「意味」をやりとりすることで、そのためには具体的に何をどうすれば良いのか、といったことについて書かれています。面接やプレゼンなどで、自分の考えを人に伝え、人の意見を的確に聞き取るために大切なことを身につけたい生徒は読んでおきたい一冊です。「読む蔵」を利用して、少しでも読書の幅を広げていきましょう。
2017.09.02
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