☆☆☆事故発生・・



事故当日、嫌々学校へ行ったRYUも行ってしまえば友人たちと 

楽しく文化祭を楽しみお昼前に友人6~7人と帰宅する為に駅へ向かったそうです。

ホームではRYUと友人の・(ここではA君とします)

A君は ホームでボクシングの真似事をして暴れていたそうです。

他の友人達はそれぞれに携帯でメールやウェブをしていました。

午前中で学校が終った事もあり時間も早いので誰が言ったのかは

わかりませんが「入院中の B君をみんなで見舞いにいこう!!」という話になり

まだホームに来ていない別の友人達を待ち一緒に行く為列車を一本見送ったそうです。

(この時列車に乗っていてくれてたらと悔やまれます。)

土曜の昼間と言う事もありホームは数人程度だったそうです。

そのうち暴れ疲れたRYUは「や~めた」と暴れるのを止めホームを背にして立っていたそうです。

その時点でRYU達も他に携帯を扱っていた友人達も列車がホームへ

入ってくるベルの音を聞いていないと言います。

そして何を思ったのかA君は疲れて立っていたRYUの胸を両手で押し 

後ろ向きにホーム下へ落としました。 

当時その近辺の駅でもホーム下へ落としっこするのが生徒達の中で

はやっていたらしく抜き打ちで先生達が駅で立って注意をされていたそうです。

しかし当日は先生は立っておらず・・・

落とされたRYUは後ろ向きのまま着地しこける事はなかったそうですが 

その時列車の警笛音がなりハッと横を見るとすぐそばまで列車が来ていたそう
です。

「やばい!!」RYUもA君も思ったそうでRYUはとっさにホームへ這い上がろうと

ホーム上に手をつきジャンプした所で間に合わず腰の部分を列車に接触、

ホーム上に4~5メートル跳ね飛ばされました。

列車の運転士も「130メートル前ぐらいで男性が落ちたのに気付き警笛を鳴らして

ブレーキを掛けたが快速だった為スピードが落ちず間に合わなかった」と言われたそうです。

友人達が駆け寄り駅員さんに知らせ救急車を呼んでもらったそうです。

後で警察の方に現場検証の結果を伺ったのですがホームには3~4メートル間隔で

大きな柱が立っておりそこをうまくすり抜けるように 飛ばされた事が命が

助かった要因だと言われました。

柱に激突していれば即死だったろうと・・・

大きな事故ですがRYUにとっていくつかよかった事は 跳ね上げられた事で

列車に巻き込まれなかった事 柱をすり抜けた事 頭部の打撲が無かっ事・・・

主人が 事故から数週間後 現場を見に行きました。

私は怖くてとても行けませんでした。

戻ってきた主人は「警察の言うとおりだった。

柱にぶつからなかったのは運が良かった」と言っていました。


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