もえうぉっち

もえうぉっち

2008.01.21
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カテゴリ: 活字主体の本
オーケィ、幕を上げよう

あぁ、オレたちの舞台をお披露目しようじゃないか

いや「ぼく」の舞台だよ





発端は公演のゴミ箱に捨てられていた腕だった。
有馬義男は行方不明の孫娘ではないかと、確認に行く。
それは孫の鞠子のものではなかった。
夫との仲が壊れ鞠子しか生きがいのない娘は精神を病んでいく。
そこに神経を逆撫でするように電話がかかった。
「爺さん、鞠子さんに会いたいかい?」


宮部作品らしく、登場人物が多い。
そしてそれぞれに問題を抱えています。
家庭内不和だったり、殺人事件の被害者の家族だったり、加害者の家族だったり。
それを書きたてるジャーナリストも家庭が壊れかかっていたり。

それらを複雑に編みながら、事件は展開する。

わたし、爺萌えですので
有馬義男氏がとてもスキでした。
最初こそ完全優位に立っていた犯人ですが
自業自得で足もとをすくわれます。

年輪というのは侮れないものなんですな。
これだから爺萌えはやめられない。(方向違うし)

理解不能の部分がないです。
登場人物がウジウジしていてイラっときたりもしますが
それも仕方ないというか「その立場」ならそうだろうな、と納得。

誰もがずるく、誰もが脆く、誰もが苦しみながら生きている。
耳障りの良いウソがまかりとおっていたりするが、
真実は強く、いつまでも光り輝くものだ。
だから安心して真実を突き進め、と、爺が言うんですよー。さすが!

映画にもなりましたが、→
もちろん、映画はパーンですからね。ありえん。







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最終更新日  2008.01.21 20:17:15
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■コメント

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そっか。  
樹xxxx  さん
いっつも、ケーブルでコレの映画やるたびに
見ようかどうか迷うんですが、
まずは原作ってことですね。
わかりやしたー!!
(2008.01.21 21:01:34)

やっぱ原作はいいっす!  
樹xxxxさん
-----
この原作、もっそいベストセラーになりましたもんね。
その効果で映画化、しかも仲居く起用ってことで、宣伝効果もありました。
が・・・アレではね・・・。

でも、あまりにも印象が悪いので、もう一回映画も観ようかなって思います。

まずは原作のほうがいいと思います。
上下巻、それぞれ700ページくらいありますけど。
なのにほとんど一気読みだったんですよねー。
おそるべし宮部みゆき。

(2008.01.21 21:50:47)

確かに  
tsun-chang  さん
テレビで放送してた映画を見たことがあるけど、「ん?」って感じだった。
「理由」は映画もすごいおもしろかったんだがなあ。原作わからない人でも楽しめると思うが、どうでしょう? (2008.01.22 17:02:21)

これ読みたいです。  
かんこ33  さん
映画観てしまった作品です。
原作読みたいですね~!!
宮部みゆきさんの作品は、実は凄く
読みたいのです。今度色々探してみよう~。 (2008.01.22 22:27:16)

うーん、仲居とBOSSだもの  
tsun-changさん
-----
仲居もBOSSの俳優さん(名前忘れた)もハンサム青年の役なんだが、
BOSSの俳優さんに無理があったよね。
特に髪型ね。なんか栗みたいだったしな。
あんなんにひっかかるオンナいねーよぉぉおおお!

「理由」は素晴らしかった。
あれ以上に映像で表現するのは無理ってくらい、ヘタすりゃ原作よりも焦点があっててよかったくらい。

「模倣犯」は監禁シーンだけヘンに扇情的だったけど、
怖さがなかったのね。
「なんかプレイですか?」みたいなカンジで。
何もかも「はぁ?」って仲居を完全なる変質者にしたくない雰囲気アリアリで。
すべてに無理があったと思うなぁ・・・。

でも、おぼろげになってきたので、もう一回観たくなった。
次は「あれ?ケッコウ面白い」って思えるかも。

と思ってみたものはたいがいやはり面白くないのだった。

なんなんだ。


(2008.01.22 22:50:27)

分厚いですが、夢中で読んでしまいます  
かんこ33さん

-----
時代小説、SF小説、社会派小説、コミカルな短編等、いろんなジャンルを書かれる方ですよね。

ご本人曰く「妄想族」なんだそうです。(笑

奇抜なトリックとかないけれど、納得のいくお話を書かれるなぁ、と思います。
なんつったって着想がすばらしい。

本を開けるとドラマが待っている、っていうカンジ?

わくわくしながら読んでしまいます。

人気のある作家さんですから、図書館でも取り揃えていると思われます。
探してみてくださいね!オススメvv

(2008.01.22 23:00:50)

読んだのは随分前なんですが・・  
月代ひらり  さん
某友人が「映画があまりにもつまらなかった」と言っていたので、
「どのくらいつまらないのか見てやろう」とDVD借りて、
「なんじゃこりゃーーーーっ!!」と怒り炸裂!!ソッコー図書館行って借りてきました、本を。

爺さん、(爺さんって・・・)良かったですよね。
つか、これがすごすぎて、他の作品(大して読んじゃいねえが)
が物足りなく感じちゃうんですねえ。

だいぶうろ覚えなんですが、
娘を殺された夫婦の夫が、妻に向かって
「娘を返せ」と言って、それが原因で離婚した、
というエピソードが忘れられません。
犯罪被害者の家族の人生を思うと、
死刑反対なんて私は出来ないな。
殺された人は人生やり直せないんですよ?
残されたものの傷は永遠に癒えないと、
その時強く思った。

丁寧な筆致で描かれた素晴らしい作品ですよね。 (2008.01.23 10:42:29)

あー、いっしょいっしょ!  
月代ひらりさん
-----
あまりにも評判が悪いと
「どんなにひどいんだろう、ひょっとしてそんなに悪くないんじゃネ?」とか思って
見てしまいません?
評判がよかったり、何かの賞をとったりすると見ませんねぇ・・・。
あたしが見なくてもみんなが見るからいっか・・・とかさー。
忘れた頃に見たりはするんですが。

あたしは他にナニ読んだだろう。
「楽園」「理由」「ステップ・ファザーステップ」
「蒲生邸事件」「R.P.G」「誰か」「名もなき毒」
おぉ!シリーズもの以外ではケッコウ読んでる作家さんだ。
話題にもなりますからねぇ。

どれも味わいが違って、好きでしたよ。

犯罪被害者の遺族。
この世で最も辛い目にあう人たちの一人ですよね。
社会が事件を忘れても絶対に消えないし。
加害者が罰せられたところで、元の生活は絶対に戻ってこない。

その夫はそれで楽になれたんですかね。
自分じゃない誰かに責任を転嫁して、少しでも楽になりたかったんでしょうが。
「あのとき、誰かがあぁしていれば、こんなことには」って思うのは人の常でしょうけど、
その「誰か」に自分を含めないでいることはできるのか。

どちらにしても辛いことです。

(2008.01.24 00:00:15)

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