ずぼら日記

ずぼら日記

2002年1月



 しばらくは全日本と新日ジュニアに熱中する日々が続きました。そんな折りにライガーがジュニアのオールスター戦を新日で実現させようという提唱をしました。それがあの第1回スーパーJカップです。各団体のジュニア戦士が両国国技館に一同に集い、トーナメントで雌雄を決するといった当時では夢のような大会が行われました。

 当時の3代目タイガーはまさに末期的状況で、Jカップにもラインナップされていませんでしたが、そんな俺の目を引いたのが、1回戦でライガーと当たる“ハヤブサ”という選手でした。当時の“ハヤブサ”に関する知識と言えば「FMWの選手」というくらいしかありませんでした。そんな“ハヤブサ”の試合。テレビではダイジェストでしたが、そんな短い中でも“ハヤブサ”の輝きは凄かったです。体格的には一介のインディーのグリーンボーイ。細かったし、マスクも初期のモノは口のメッシュ部が異様に大きくてなんか変でしたが、試合開始直後のコスチュームを着たままの伸身のトペコン。これ一発でもっていかれました。相手はジュニアの王者ライガー。“ハヤブサ”はハッキリ言って完膚なきまでに叩きつぶされました。それでも全身から伝わってくる気迫というか、「負けてたまるか」の気持ちに感動しました。もうこの瞬間に3代目タイガーも吹っ飛んでしまいました(爆)。

 それからはメキシコに遠征中の“ハヤブサ”の情報見たさにプロレス雑誌を買い漁り、まさに貪るように読んでいました。しかしいかんせんまだFMWは大仁田中心のデスマッチ団体。まだFMWそのものへの興味はそれほどありませんでした。

■2002/01/26 (土) プロレス その2

 初代タイガーマスクの引退以降、全日本プロレスに2代目タイガーマスクがデビューしたりもしましたが、三沢光晴扮する2代目タイガーマスクは私の心には響きませんでした。今や日本プロレス界のエースとも言える三沢をもってしても、初代タイガーの持つ独特の華には勝てなかったんです。そしてずっとプロレスから遠ざかったまま、時は流れに流れ・・・。

 平成5年。社会人となった私は毎日多忙な日々を送っていました。さすがに大人になると夜更かしもするようになり、時々深夜のプロレス中継を目にする機会もありましたが、ただ眺める程度のものでした。けど、そんな私の興味を引いたのが、新日本でタイガーマスクがデビューするという話題。虎戦士史上最悪とも言われる金本浩二の3代目のデビューです。しかし、この3代目の登場で再び私のプロレス熱が盛り上がりました。

 小学生の時に見た初代タイガーとは似ても似つかぬダメ・タイガーでしたが、そんなダメ・タイガーにもの凄い感情移入をしたのです。それからはプロレス雑誌を買うようになり、深夜の中継は全て録画予約。さらには全日本プロレスにもハマり、三沢・川田・小橋・菊地の超世代軍にもハマりました。(ここでもなぜか一番好きだったのが菊地。) その頃すでにFMWはありましたが、当時は大仁田がエースの電流爆破デスマッチ大ヒットの時期で、デスマッチにこれっぽっちの興味もなかった私は、FMWは全く視界に入っていませんでした。そんな私とFMWの接点がまさか新日本プロレスにあろうとは・・・。

■2002/01/26 (土) プロレス その1

 なんとなく日記ネタも煮詰まってきているので(爆)、私のプロレスファン歴でも思いついたときに書いていこうかなと思います。

 まず最初のプロレスとの出会い。それは新日本プロレスでした。昭和56年、当時小学1年生だった私は金曜の夜にお気に入りのドラえもんや特撮の宇宙刑事シリーズに興じていました。そして8時になり、別に見ようと思っていたワケではないのですが、そのまま6チャンネルになっていたテレビに映ったのが、ワールドプロレスリング。そこにはタイガーマスクが登場していました。

 折しも、当時「タイガーマスク二世」なるアニメが放映されており、そのアニメが好きだった私は一発でプロレスラー・タイガーマスクの虜になりました。アニメの方のタイガーマスクはストーリーに重きを置いていて、試合シーンが少ないのが不満でしたが、プロレスのタイガーはテレビに映っている時はずっと試合。それが単純に嬉しかったんです。そしてずっと見ていると、タイガーマスクがただ者ではないレスラーであることが幼心にもはっきり分かり、いつの間にかアニメよりも現実のタイガーファンになっていました。

 そんなに私を熱狂させた、タイガーマスクは言わずと知れた初代タイガーマスク・佐山聡。そしてこれもまた言わずと知れている話しですが、初代タイガーはわずか2年でマット界から姿を消してしまい、それに伴い私もプロレスを見ることはなくなりました。

 私のプロレスファンの原体験は純粋な初代タイガーのファンであり、決してプロレスのファンではなかったと言えます。

■2002/01/13 (日) ひょっとしてFMWってヤヴァイの?

 っていうか最近の2ちゃんねるのFMWスレッド。FMW叩きから、なんかマジで心配する声に変わりつつあるんだけど・・・(^^ゞ。

 2ちゃんねるで心配されるようにまでなると、ひょっとして真剣に末期的状況なのかなと思えてくるわけで。

 で、今のFMW。ハヤブサ、雁之助が長期欠場で飛車角抜きの状態な上に、マンモと金の字も先の後楽園で負傷だし。話題作りに荒井社長がIWA相手に因縁ふっかけているみたいだけど、IWAにヘルプしてもらわないと興行が打てないくらいまできているのかなと勘ぐってみたり。

 なんにしても、FMWには潰れて欲しくないし、この辺でFMWのベテラン勢に一発奮起してもらいたいもんですが。リッキー、大矢、市原、そしてGOEMON。この辺にもっと頑張ってもらいたいです。


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