「アダルト・チルドレンと癒し」西尾和美書より
アファメーションとは自分を肯定する言葉です。
自分を大切にし、自分を愛し、自分を心から支える言葉です。
アファメーションによって、自分の人間性を前向きに受け止め
新しい事を学び、よりよい人間へと成長させるよう勇気づけるのです。
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☆今日1日のアファメーション☆より・・・。
「自分の中の宝石を磨く・・・。」
自分の中の奥深くに、ひそやかに時を待っている宝石があります。
人間は、誰でも内側に宝石を隠し持っています。
宝石は自分の内側に出来た硬い石の中に秘められているかもしれません。
少しずつ光を放っているのに気が付かないで、見落としているかもしれません。
自分の宝石はなんなのか、じっくり見てみましょう。
自分の優しさですか、自分の独創性ですか、リーダーシップですか忍耐力ですか、知恵ですか、元気さですか。
まわりの汚い石を削り取って、光輝くように磨いてみましょう。
自分には、宝石はないと思わないでください。
誰でも生まれながらにして持っているもですから、光が出せるような環境を作ってみましょう。
「自分の世話をする・・・。」
自分の世話をしていますか。
他人の世話ばかりする癖がついていると、自分お世話がおざなりになりがちです。
まれに、自分の世話をしている時に、他人から、「利己的だ」とか「自分勝手だ」「わがままだ」とか言われると
心にグサリとナイフを刺されたように感じて、罪悪感にさいなまれてしまいます。
他人にそのようなことを言われたら
「いま、自分は自分の世話をする事が必要なのです」と何度もロボットのように繰り返して言いましょう。
自分の世話が出来てはじて、人にも適切な世話ができるようになるという事を思い出してください。
堂々と自分の世話をしましょう。
「ほめ言葉がない人に、ほめ言葉をを求めない・・・。」
ほめ言葉がない人に、ほめ言葉を求めるのはやめましょう。
他人を認める力のない人から、認められようとするのはやめましょう。
他人をあるがままに受け入れる余裕のない人に、受け入れてもらおうとするのはやめましょう。
相手に言葉や力がないのに、自分さえハードルを越えてなんとかすれば
ほめ言葉がもらえ、認めれ、受け入れられると思い込んで必死になって努力しても、何も返ってきません。
自分がほしいから、ただがむしゃらに求めるのではなく、相手が包容力があるかどうか
人間が出来ているかどうか、ほめ言葉を与える準備が出来ているかどうか・・・
よく確かめてから適当に求めていきしょう。
「きれいに拒否される・・・。」
拒否のされかたを学んでいますか。
人生に拒否はつきものです。どんなに頑張っても拒否される時はあるものです。
欲しかった物が手に入らなかった時、愛してほしい人に拒絶された時
行きたい学校に受け入れてもらえなかった時、訪ねたい相手に都合が悪いと言われた時
仲間はずれにされた時、職につけなかった時、昇進できなかった時・・・などなど。
自分はダメだとがっくりして、うつに落ち込み動きがとれなくなってしまいますか。
拒否した相手を恨み、怒りをぶつけますか。
自分を惨めに思いますか。自分を責めて虐待しますか。
食べ物、アルコール、薬物などに走って、感情を麻痺させますか、他人にやつあたりしますか。
きれいに拒否されましょう。しばらく涙を流したあとは、学ぶことがあったら学び
変化しなければならない事は、勇気をもって変えてきましょう。
そして、胸を張って、前に進みましょう。
拒否のされ方を学ぶと、恐れが消えていきます。
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こうした人生の教えの文章、自分を勇気づける言葉を毎日読んだあとで
次のようなアファメーションでしめくくるといいでしょう。
「自分は生きるに値する人間です。」
「自分は自分のままでいいのです。」
「自分は愛するに値する人間です。」
「自分は自分の居場所をつくってもいいのです。」
「自分をうんと好きになります。」
優しく愛を込めて、子守唄を自分に歌ってやるように繰り返し繰り返し声に出します。