そんなテルアビブ★イスラエル★

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2015年01月01日
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カテゴリ: 集団的自衛権
フィリピンに来たのが2010年、

お正月をこの国で迎えたのは3度目。


残念なことに元日は雨。

どこの国にいても初日の出は拝みたい気持ちになりますね。

Rainshowers, cloudy skies greet Phl on first day of 2015
By Louis Bacani (philstar.com) | Updated January 1, 2015 - 10:50am




世界には年末年始関係なく、

今もなおお腹をすかせてる子供がいて、

戦争の中を過ごしている人々がいる。


戦争で使われてる花火が、




うちの犬にとっては

ミサイルも花火も同じくらい怖いものですけどね。






藤原直哉さんの12月31日 の言葉を読み、

更に思ったのは、、

一人でも多くの人が来年のお正月を

温かく迎えることができるようにしたいと。




なぜ24時間365日、

全世界に飛行機が飛んで国際電話が通じて、

船が物資を網の目のように輸送できるのか。

なぜ米国の敵、北朝鮮でも米国のクレジットカードが使えるのか。


それは冷戦が終わって、



世界各国が外交を営んでいるからだ。


物事には大原則、原則、例外とあるが、

大原則が「平和な世界と世界はひとつ」で、

それを世界各国が合意しているからだ。


もちろん例外としての戦争が絶えずに

むしろ拡大しているのが現状ではあるが、

それだからと言って大原則は揺らがない。


その裏にはもちろんそれで利益を得る国や企業の思惑があり、



それに対抗するために大原則のところで

平和な世界と世界はひとつという大原則に正面から反対すると、

それは世界から受け入れられない。


外交というのは昔から非常に洗練された知的ゲームだ。

外交が破綻したら戦争の惨禍しかない。

外交官が失敗したら軍人の仕事になってしまう。

だから外交は生き死にの境のところで死闘を繰り広げる、

古来非常に洗練された知的ゲームなのである。


何も軍事力が弱いから外交力が弱いということはない。

世界を見れば軍事力は弱い国のほうが圧倒的に多い。


ところが世界の戦勝5か国とイスラエル、

すなわち軍事大国は日々世界の統治が難しくなり、

外交的敗北が相次いでいる。


軍事大国はとかく外交力を過小評価する。

まず軍事があって、外交はその補助であると

ブッシュ大統領が911後に言ったのは世界の驚きだった。


世界の大原則は、外交がすべて。

万一それが破綻したら軍事となる、

で今でも変わっていないからだ。


反対に小国ほど外交が巧みで、

外交が巧みだと世界における自分たちの自由度が大きく上がる。

だから結局その国の国民は大きな利益を得る。


ついこの前の日本がそうだった。

第2次大戦の敗戦で過去を切り捨て生まれ変わった日本を

世界は経済大国として受け入れてくれた。

だから日本の赤いパスポートを持っていると

スイスの赤いパスポートと同じように

世界中ほとんどフリーパスのように通れた。

それは日本の巧みな外交の成果だった。


反対によく見ていると、国によってはそのパスポートを出すと

どこでも胡散臭い目で見られて徹底的に調べられる不幸な国もある。


このことは今の日本人もよく知っておくべきだ。

平和な世界と世界はひとつという大原則を

ゆるがせにするような言動をする政府を国民が選択すると、

その国民は世界の敵になってしまう。



かつて戦争で失われた領土を暴力で取り返そうとすると、

もう今の時代、世界が合意した大原則に反してしまう。


第2次大戦で日本は負けてそこで新たな世界秩序が生まれ、

さらに冷戦が終わり、今の世界になっている。


サンフランシスコ講和条約でも

東京裁判の結果を受け入れることに

日本は合意している。

その歴史の重みを日本人はもっと自覚しないとならない。


負けは負けであり、

むしろ負けて負の遺産を切り離したから

戦後の繁栄と今日の日本があった。



ついてはこれから先のことは世界で合意した大原則をもとに、

もっと知的に考え、外交で積極的に行動しなければならない。


昔に戻そうとか暴力で備えようとしてもそれができる時代ではない。

暴力で脅す国があればそれこそ世界の大原則に反すると

世界各国を説得して非難の声を集めなければならない。


世界各国は結構ご都合主義で大原則に

反することでも見て見ぬふりをすることが多い。

だから普段の外交力が大切なのである。


さらにひとつの世界で利益を得ようという連中も

悪知恵に悪知恵を重ねて自分たちに都合のよい原則を思いついて、

それを執念深く世界各国に根回しして今の形になっている。


だからそれに反対の立場をとるときには彼等の原則こそが

平和な世界と世界はひとつという大原則への挑戦であり、

それを壊すものであるということを知的に論破し、

各国を説得しなければならない。


安値競争のためのグローバリゼーションこそ

平和な世界と世界はひとつという大原則を

根底から崩す投機的経済の暴走であり、


各国の個性を生かしてそれぞれに各国経済が自立し、

互いの長所を生かして 1 + 1 = 3 になるように

世界に繁栄をもたらすことが

本物のグローバリゼーションである。


そのことを日本はもっと外交で世界に訴え、

一緒に行動する国を増やしていくことが必要である。


ところが例外としての戦争が増えて危険だから自分たちは

暴力、戦争、軍人の仕事を増やしますと政府が言い出したら、

それは大原則への挑戦であり、

自ら我が国は外交が破綻しました、

あとは軍人に任せますと宣言するようなもので、

世界を敵に回してしまう。


日本人にも屁理屈が好きな人たち、

屁理屈が得意な人たちがたくさんいる。

だからそういう人たちに外交をやらせたら

黒が白に、白が黒になって都合がよいような気がするが、

実は外交でも屁理屈屋は大成できないし、

屁理屈屋ばかりでてくる国は他国から陰で思い切り馬鹿にされる。


知的レベルが低いからカネを渡して買収するとか暴力で脅すというのも、

結局は大成しない外交である。


外交の裏側には各国の事情がある。

こちらも、相手も、世界も、3方よしの原則を考えるのが外交の基本である。

そして外交でも最後は真心である。


外交が失敗したら軍人による戦争しか残っていない。

その危機感をどこまで政府、外交官、

そして国民が享受できるか、

そして相手国と分かり合えるか、

それが普段の国の安全保障というものである。


そして平和な世界、

世界はひとつという大原則を守りながら、

各国、各国民が幸せになれる

新たな原則を知的に考えて世界を説得し、

仲間の国を増やして具体的に実行していくことが


世界を変えることなのである。







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最終更新日  2015年01月18日 06時53分46秒
コメント(7) | コメントを書く
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Re:2015年 平和な世界と世界はひとつ(01/01)  
しゅくらむ さん
明けましておめでとうございます。

以前コメントさせていただきましたしゅくらむです。
いつもいつも、深く頷きながら読ませていただいています。
今年も更新を楽しみにしております。


ところで、突然で恐縮なのです多、ご相談です。
もしよろしかったら、貴ブログを、拙ブログにてご紹介させていただきたいのです。

拙ブログは、「いまだから、伝えたい。見た・感じた パレスチナとイスラエル」
http://syuklm.exblog.jp/
です。
もしよろしかったら、覗いて見てご検討いただけると有難いです。

(貴ブログをフォローしたいこともあり、「にほんブログ村」にも参加しました。 
「旅行」「中東旅行」に参加しております)


お返事いただけますと幸いです。
いずれのお返事でも、今後も変わらず応援させていただきたいと思っております。

どうぞよろしくお願いいたします。
(2015年01月04日 15時16分41秒)

Re[1]:2015年 平和な世界と世界はひとつ(01/01)  
Bon-Bon  さん
明けましておめでとうございます。

2002年、旧市街地のオーナーさん、また会えたらいいですね。

私も滞在中に西岸、ガザに行ってみたかった。でも行くとベングリオンのセキュリティーが煩いから行かなかった。

私も次回イスラエルに行った時には訪問したい方と、場所がある。

自身FBでも色々アップしているのですが、もっと多くの人の目にとまるにはブログかもしれないとブログをまた書き始めました。

本当に以前は立ち位置が異なっていて、でもそれも自身でもあり、「なぜ」と思って欲しいのでこの同じブログで続けています。

自分がイスラエルの後、フィリピンにいるということも、何か意味があると思ってます。

だから「今だから伝えたい」・・・ 私もそうなのだと思ってます。 

そうして、私の場合は、イスラエルにいたからこそと、パレチナ地区には行ってないので、パレスチナ訪問した方にお任せしています。

これからもよろしくおねがいしますね。 (2015年01月08日 15時40分48秒)

Re[2]:2015年 平和な世界と世界はひとつ(01/01)  
しゅくらむ さん
Bon-Bonさん

大変おくればせながら、明けましておめでとうございます。
コメントへ丁寧なレスをいただき、有難うございます

また、拙ブログお読みいただき、特にパレスチナ人オーナーの言葉を見て下さったことに、感謝です。
ある意味、彼のこの言葉を伝えるためにここまでブログを書いてきたともいえるので、受け取って下さる方がいたことで、本当に嬉しく感じています。


私自身は、イスラエルサイドには本当に一瞬しか滞在していなくて、断片的にしか観ることが出来ませんでした。
ですので、テルアビブの日々の暮らしの様子や、現在のイスラエルの人たちの考えをリアルタイムで知ることのできるBonBonさんのブログは、本当に貴重です。


私はパレスチナ自治区にを訪問したと言ってもほんの数日滞在しただけで、「いちげんさんの私なんかが、発言しちゃいけないんじゃないか」と思って、12年間ずっと封印してきました。

本当に言えることなど限られているのですけれども、
それでもやっぱり、このように交流できる場を得ることが出来て、勇気を振り絞ってブログを開設してよかったと感じています。

本当に、「いまだからこそ」、伝えあっていきたいですね。



こちらこそ、今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!
更新楽しみにしております。
(2015年01月12日 11時57分41秒)

Re[3]:2015年 平和な世界と世界はひとつ(01/01)  
Bon-Bon  さん
しゅくらむさん

今は私もイスラエルにいないので実際の雰囲気と、より多くのイスラエル人に意見を聞くことができないのが残念ですね。実際あって話せるのが一番ですよね。

昔は私も、イスラエル弁護人だったので、ちょっとパレスチナにいったくらいで何よ!なんて発言してましたね。 どれだけ高飛車なのと、そんな感じですね。

今年は戦後70周年なのでちょっとフィリピンから観た戦後70週年メモリアルもアップ出来たらと思っています。

どんどんブログのタイトルから離れているような 笑。使い勝手が相当悪い楽天ブログですが、それでも自分の日記と同じで結構読み直すと、楽しかったりして、こんな真面目なことをあまり書いていなかったんですよ。  (2015年01月14日 03時27分14秒)

Re[4]:2015年 平和な世界と世界はひとつ(01/01)  
しゅくらむ さん
Bon-Bonさん
レス有難うございます!


そうですよね。実際にあって話せればきっと通じることもいっぱいあると思うのです。
それが出来ないのがもどかしいです。




>昔は私も、イスラエル弁護人だったので、ちょっとパレスチナにいったくらいで何よ!なんて発言してましたね。 



そうだったんですか!  

そう感じていた方が、どうやっていまのようにフェアな視点をお持ちになられたのでしょうか??


私自身、普段ブログでパレスチナのことを書きながら、
「でもきっとイスラエルの人たちから見たら、『どうしてパレスチナの肩ばっかり持つの? イスラエルだって大変なのに!』と感じるんだろうな…」と思っていました。
「そういう人たちに、どうやったら届くんだろう? 
 あなたたちを責めたいわけじゃないって。
イスラエルの普通の人たちに、どんな言葉なら通じるんだろう?」と、いつも悩みながら書いています。

Bon-Bon さんが経てこられたプロセスそのものに、イスラエルの人たちに届く回路のヒントがあるではないでしょうか。 ものすごく貴重な体験だと思います。
ぜひ、その一端だけでも教えていただけると有難いです。


「フィリピンから観た戦後70週年メモリアル」、とても楽しみにしております。

(2015年01月17日 21時40分43秒)

Re[5]:2015年 平和な世界と世界はひとつ(01/01)  
Bon-Bon  さん
しゅくらむさん

伝えるには発信していくしかないですね。自分を変えるのは自身でしかない、どれだけ説明しても話しが平行線となる。自分がそうだったので肯定する人々の気持ちも意見も理解できる。

私が変わったのは、多分フィリピンにいるからかも?と同時に日本の集団的自衛権とイスラエルの集団的自衛権を考えるようにこともあるのかな。あとは中にいるとわからなくなる、外にいるから見えてくるものもあると思う。

08年当時は知識も足らずにかくわからないことも多かった。だからどうして皆はイスラエルを攻めるんだろうって、懸命に反発してた。しかし実際イスラエルの都合の悪いことは私もブログで書いていなかった。

決定的なのは去年の夏のガザ攻撃、その前(4月くらい)からガザでゴタゴタあるなと気にしてた。私にとってはガザのオペレーションは3回目。3度同じことやってたら気づきます。しかも今回の場合、意図的に人々が誘導されてたというのが最もよくわかった。

でも、中にいると、外国人だし、「あんたそんなにイスラエルのやってること批判するなら、なんでこの国にいるのよ」と言われるでしょ。左派イスラエル人でさえ「出てけ」と言われるのですから外国人ならもっと言われてしまうでしょ。今の日本も似ているね。

ただ私の性格上、反対派の意見をそれは違うのではとか、自分と反する人に意見を言われて突っ込まれた時反応できないと悔しくって、多分その悔しさが色々と検索することにつながって、結果それは自分の知識を増やすことになっている。これはどのようなことであっても。

今は、中東からアジアへ戦場が広がることを気にしている。そうして日本はイスラエルのような日本人至上主義思想も持ち始め、フィリピンのような国(カジノ構想、英語教育、格差)にもなりつつあると感じている。 (2015年01月18日 07時26分15秒)

Re[6]:2015年 平和な世界と世界はひとつ(01/01)  
しゅくらむ さん
ご無沙汰しております。しゅくらむです。
せっかくレスコメント下さっていたのに、本当に申し訳ありません!
レスしたつもりが、反映されておりませんでした。
改めて書き込みさせていただきます。


>自分を変えるのは自身でしかない、どれだけ説明しても話しが平行線となる。自分がそうだったので肯定する人々の気持ちも意見も理解できる。


本当にその通りですね…。深い。深いです。


そして、外側にいるからこそ、見えることがある。
だから、それぞれの立場で、それぞれの役割があるということですよね。
Bon-Bon さんの言葉を励みに、私も発信を続けていきたいと改めて思いました。

丁寧なレスを有難うございました。今後もいろいろ教えて下さい。

どうぞよろしくお願いいたします! (2015年03月08日 15時00分49秒)

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