round*moon

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妊娠に至るまで

結婚~通院~一度目の妊娠~手術

20歳頃、突然の腹痛で「(左)卵巣脳腫」を発見。腹腔鏡で緊急手術をしました。

27歳で結婚。なかなか子供が出来ず、自分の体に不安もあったので早めに婦人科を受診。

まずは基礎体温をつけることを勧められ、なんとか頑張って眠い目をこすりながらつけました。

2~3ヶ月分くらいつけたところで、 「排卵する力が弱い」 ことが判明。

クロミッドという薬と筋肉注射(とっても痛い!)で数ヶ月ほど治療しました。
この時は、仕事をしていたので体のリズムに合わせて通院するのが大変!治療費もかかるし・・・
それでも「なんとか子供を!」との思いで頑張りました。

他には 「フーナーテスト(旦那さん側の簡単な検査)」、「卵管造影検査」 を行いました。

フーナーテストとは?

卵管造影検査とは?

フーナーテストは、旦那さんに通院してもらう必要も苦痛もないので、旦那さんに負担になることはありません。
「ちょっと心配かな?」という程度の時にする割りと簡単な検査だと思います。

卵管造影検査は私の場合は 「痛かった~!!!」

まずは痛み止めの注射と座薬。30分後くらいにカテーテルを入れられます。
そこまでは違和感くらいで全然平気。

個人クリニックだったので、カテーテルを挿入したまま(驚!)同じ階の内科へ。

レントゲン室のベットに横たわり、造影剤を入れられます。これが痛い!!生理痛の何倍もの痛みでした。
(痛みは人によって違うようで、痛くない方もいるようです)

画面には卵管に造影剤が通っている様子が映し出されているようでしたが、痛くて目なんか開けていられないので、
薄目でチラッと見たぐらいでした。

フーナーテストも、卵管造影も異常無しでひとまずホッとしました。

2005年1月から通院、基礎体温・薬・注射によるタイミング治療、7月頃にフーナーテスト&卵管造影で少しずつ状態は良くなっているようでしたが、そう簡単には妊娠に至らず、結構精神的にも落ち込んで通院も嫌になってきた9月頃、一旦通院を止めました。

基礎体温も適当になり(苦笑)、つけたりつけなかったり・・・

そんな10月初め・・・驚いたことに 検査薬で妊娠発覚!!

通院のストレスから解放されたからなのか・・・?

喜び勇んで病院へ!!・・・しかし 「赤ちゃん見えないね~」 とのショッキングな言葉。

「まだ週数が早いからかもしれないから、また2週間後に来てください」と言われました。

2週間後・・・「う~ん・・・見えないねぇ、妊娠を助けるホルモンの値を見るので血液検査しましょう」との言葉。

またもや2週間不安な日々・・・

明日には血液検査の結果がわかるという前日、病院からTEL!

「ほぼ 子宮外妊娠 だと思いますので、明日は紹介状を持って総合病院へ行ってください。たぶんそのまま入院になると思います。」


・・・??子宮外妊娠?私が?あんな確立の低いものに??なんで??

すぐには受け入れられませんでした。

次の日、総合病院で診察してもらいそのまま入院。

お医者さんいわく「ほぼ子宮外妊娠に間違いないでしょう。でも、確定するのは手術してみないとわかりません。」だって。

「え~っ!?じゃあ「ほぼ」っていうだけで手術?
もし違ったら?
場所は違っても生きてるんだよね?!
なんとかならないの?!」

といろんなことが頭をよぎりましたが、どんどん手術に向けて準備がされているようでした。

手術は腹腔鏡で、結果的には左の卵管に着床していました。

原因として一つ考えられるのは20歳頃の卵巣脳腫の手術の傷による癒着。
再発する可能性は低いですとのことでした。

手術室に運ばれる時にはあきらめもついていましたが、妊娠がわかってから入院するまでの精神状態は語りつくせないものがありました。

その後は通院も止め、「子供がいない人生になるかもしれない、それでも夫婦仲良くやっていこう」と気持ちを切り替えて、それまでの会社を辞め、フリーで働こうと決意し準備していたところ・・・

2006年6月に本当に自然に赤ちゃんを授かりました。

私にとっては環境の変化が良いきっかけになったのかもしれません。




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