産婦人科医の生活

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卵管性不妊症

<卵管性不妊症>
疾患
卵管機能としては,卵の捕獲,受精,卵分割の場の提供,精子の移送,
受精卵の子宮への移送などが挙げられます.卵管の異常の有無を検討し,
疎通性および受精の場としての機能に支障がないかどうかを評価することは
不妊症診療には必須です.
【診断】
卵管疎通性検査法:子宮卵管造影検査(HSG)を行います。子宮腔に
造影剤を注入,子宮内の形態,卵管の疎通性ならびに骨盤内癒着を判定
します.
【治療法】
2.腹腔鏡下癒着剥離術
骨盤内炎症性疾患や子宮内膜症による卵管や卵管周囲の癒着と卵管閉塞に対
して癒着離術や卵管開口術を行う施設もありますが、必ずしも効果があると
は限りません。両側が完全に詰まってしまった場合には、体外受精を行います。



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