たけのこ(高血圧予防・ダイエット)

たけのこ
高血圧や動脈硬化の予防
春野菜

フライ
たけのこの

オイスター炒め
    たけのこの

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キッコウマン提供

栄養素
たけのこの栄養素(食材100g当たり)
・食物繊維が2.8g
・ビタミンB2が0.11g
・ビタミンEが0.7mg
・カリウムが520mg


たけのこの健康効果  

たけのこは食物繊維の豊富なヘルシーな食材である。
食物繊維は便秘の症状を改善するほか、血糖値の上昇を防ぎ、コレステロールの排出を促す働きがあり、大腸がんや糖尿病、高血圧、動脈硬化を予防する効果がある。
  さらに食物繊維は、胃や腸の中で水分を吸収して膨らみ、満腹感を与える作用から過食を防ぎ、ダイエットにも効果的だ。
また たけのこは、食物繊維以外にもカリウムを多く含んでおり、体の水分バランスを整え、ナトリウム(塩分)の排出を促す作用から、むくみの解消、高血圧の予防に効果的である。
他にもたけのこは、あまり多くはないがビタミンB1・B2・C・Eなど、美容によい栄養成分も含んでいる。

●食物繊維が豊富なため、便秘や大腸がんなどの予防に効果的だとされています。
●うまみ成分はグルタミン酸やチロシン、アスパラギン酸などのアミノ酸によるものです。ゆでたけのこの白い粒々はチロシンで人体に害はありません。
●えぐみのもとはホモゲンチジン酸や蓚酸(しゅうさん)で、堀り出してから時間が立つごとに増加します。
●たけのこは精が強い食物ですが、食べ過ぎが原因で吹き出ものやアレルギーに似た症状を起こすことがあります。これはコリンやノイリンという物質が原因だそうです。
●大腸がんの予防や便秘の改善
豊富な食物繊維は、便秘の予防・改善だけでなく、大腸がんの予防やコレステロールの吸収を抑え、体外に排出してくれるという効果があります。
●高血圧予防
わずかながらもカリウムが含まれていますので、体内のナトリウムを排出する効果があります。高血圧の予防になります。
●ダイエット食
食物繊維が多く、便秘の予防や解消、コレステロールの排出にも効果があり、しかも低カロリーで、ダイエット食として適しています。
●疲労回復
うまみ成分の一つであるアスパラギン酸は、グリーンアスパラガスなどにも含まれる成分で、疲労回復に効果があります。
■筍(たけのこ)の民間療法
●麻疹(はしか)のときに
昔から、発疹が内攻しておもてに出てこないときに、たけのこの煮汁を飲ませると1~2回で発疹が出て、麻疹(はしか)が治るといわれています。


筍(たけのこ)の旬

旬は4~5月です 。生のたけのこは旬の明確な食材で、特に季節感を大事にする日本料理では春の味覚として喜ばれます。
孟宗竹(もうそうちく)は3月中旬~5月頃まで、淡竹(はちく)がそれに続き、真竹(まだけ)や根曲がり竹(ねまがりだけ)が5~6月頃に出まわります。
●旬となる地域は、いわゆる「たけのこ前線」となって、南の地方から北上していきます。
筍(たけのこ)の種類
●たけのこの種類は、約70種類程ありますが、一般的な食用のたけのこは、孟宗竹(もうそうちく)の若芽のことをいいます。
●孟宗竹(もうそうちく)
皮に茶色のビロードのような毛が生えているのが特徴で、最も味が良く、たけのこの代表格です。九州・四国から東北南部まで採れますが、土地により品質に差が生じ、味の良さで定評があるのは京都産のものです。大型で肉厚、実は白く柔らかで、えぐみも少なく、甘味を含んだ独特のうまみと、歯ごたえがあります。吸い物や和え物、煮物、揚げ物などに利用されます。
●淡竹(はちく)
5月頃、九州や関西地方から出回ってきます。耐寒性もあり、北は北海道南部まで栽培されています。原産は中国です。皮の色は赤紫色、茎は淡い緑色で白い粉をふきます。肉質が薄く、味はえぐみが少ない淡白な味です。
●真竹(まだけ)
関西、特に京都に多い種です。中国原産とされますが、日本に野生のものが自生していたとも言われています。皮は毛が無く、黒い斑点があり、民芸品や包装用に用いられます。肉質はやや硬めで、あくが強く、苦味もありますが、味は良いです。
●根曲がり竹(ねまがりたけ)
(別名)五三竹(ごさんちく)、千島笹(ちしまざさ)、篠竹(すすだけ) 日本特産の笹で、東北、北海道などが主な産地です。


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