監督-デビッド・リンチ出演-リチャード・ファーンズワース、シシー・スペイセク
時速8キロのトラクターでの旅が続く。大自然の中をのんびり・・・見ていてほのぼのするが、途中で眠くなるのでは?とは余計な心配。時々ハラハラさせられ、ジーンと感動し、心地よく見終わった。「歳をとって最悪なのは若い頃を覚えていること」というセリフが印象的。普通なら忘れることが嫌なことになりそうなのに、若い頃の経験の重さがそう言わせる。そんな大変な経験をしたことのない私は幸せなのかどうなのか、ふと考えてしまった。
泣ける ☆★★★★おすすめ ☆☆☆☆★
監督-ロバート・ベントン出演-ダスティン・ホフマン、メリル・ストリープ
フレンチトーストを作るシーンが印象的。妻が出て行った次の朝と息子が出て行く日の朝。やかましく手際の悪い前半との対比が鮮やかな、後半の手際の良い無言での共同作業にはかなり涙を誘われた。冒頭のマンドリンの曲がこの映画の雰囲気にとてもマッチしていて好き。
泣ける ☆☆☆★★おすすめ ☆☆☆☆☆
監督-クエンティン・タランティーノ出演-ジョン・トラボルタ、ユマ・サーマン
最初の男女の会話からタイトルへとつながる部分(あのスピーディで何か起こるぞいう感じ)で面白そう!と引き込まれた。その後に続くキャストなどの書体がかっこ良くて気に入った。とにかく全体を通してカッコイイ・・・けど、私は周りの人が言うほどの面白さが分からなかった。
おすすめ ☆☆☆★★
監督-アレハンドロ・アメナバール出演-ニコール・キッドマン、クリストファー・エクルストン
ただ恐いだけかとドキドキしながら見ていたけれど、最後にあーそうだったのかとしんみり。途中でオチに気付かなかったので、余計ラストで満足できたのかも。「シックスセンス」の二番煎じっていわれているけど、私はまた違った感じで楽しめた。
おすすめ ☆☆☆★★
監督-ピーター・ファレリー出演-キャメロン・ディアス、ベン・スティラー
最初、ベン・スティラーの不細工さがドジに輪をかけてイヤだったけど、その後は、周りに出没する人々があまりにひどいので、とても素直な可愛い人に思えた。メリーの明るく健康的でやさしいところが変な男を次々と寄せつけている。でも、変な人に囲まれて余計に彼女のチャーミングさが際立っていていいのかも。
おすすめ ☆☆★★★
監督-ティム・ロビンス出演-ショーン・ペン、スーザン・サランドン
見ていて疲れた、というのが一番。
というのは、どう考えても死刑でしょうという男に一生懸命尽くすシスターと、被害者の家族たちと、私の気持ちがそれぞれの間をその時々で揺れ動くから。
「グリーンマイル」以来2度目に見た死刑シーンのリアルさは怖く、思わず見入ってしまった。
泣ける ☆★★★★おすすめ ☆☆☆★★
監督-フランク・マーシャル出演-イーサン・ホーク、ジョン・マルコビッチ
私は飛行機が苦手。墜落しないかと乗る度に身構えてしまう(ので、ほとんど乗らない)。
だから、最初の墜落シーンはこわかった~。これが実話に基づいているので、余計リアルに感じられる。遭難といっても、せいぜい数日間のことかと思ったら、なんと72日間も・・・。肉を食べたからこそそれだけ生きられたのだろうけれど、最初はかなり抵抗を感じた。
でも、題名にも有るようにホント「生きてこそ」。これを見た後はせっかくの人生、有意義に過ごしたいなと強く思った。
泣ける ☆★★★★おすすめ ☆☆☆☆★
監督-マーティン・キャンベル出演-ピーター・ギャレット、ロビン・タニー
「ALIVE」の次に見たので、また雪山かぁとちょっと息苦しくなった。こちらはタイムリミットが短いのと、危険な爆弾を伴っている分、ドキドキ感が大きかった。
結局、救出できたのは一人だけで、そのために6人が犠牲になった。冒頭のエピソードが有るからこそ、余計にこれで良かったの?とモヤモヤ。
後でメイキングを見た。セットと雪山の合成がこんなふうになっているのか~とびっくり。出演者たちは結構疲れたというコメントをしていたけど、それくらい疲れがあったほうが、よりリアルさが増して良かったのでは?と思った。
おすすめ ☆☆☆★★
監督-ジョン・マッデン出演-グウィネス・パルトロウ、ジョゼフ・ファインズ
ヒロインが気付かれずにしょっちゅう城から抜け出せたり、逆にシェークスピアが部屋に入り込んで一晩過ごしたり、いつかばれるのでは・・・とヒヤヒヤしながら見ていた。
でも、賢く可愛い乳母のおかげで、二人の愛は順調に育まれていく・・・この乳母がとてもいいかんじ。女王は最初ただのイヤな奴かと思いきや、かなり理解の有る人で、存在意義は大きかった。
結局最後は二人が結ばれないので悲しいけれど、その前の芝居の成功が有るから、爽やかに見終わることができた。
泣ける ☆☆☆★★おすすめ ☆☆☆☆★
監督-バズ・ラーマン出演-レオナルド・ディカプリオ、クレア・デーンズ
「恋に落ちたシェークスピア」の次に見たものだから、これもてっきり昔の時代設定かと思い込んでいた。
だから、冒頭でアレ?とかなり驚き、途中であ~現代版かと気付いたけれど、ジュリエットの父親の強引さとかセリフとか、今っぽくない所が有ってちょっとすっきしない感じ。レオナルド・ディカプリオの格好良さが、私には全く分からないので余計に感情移入できなかったのかも。でもジュリエット役のクレアと雰囲気が合っていたから、良かったのかな。
いつか旧作を見てみよう~
おすすめ ☆☆★★★
監督-ジェームズ・マンゴールド出演-ウィノナ・ライダー、アンジェリーナ・ジョリー
ウィノナ・ライダーの白い肌と大きな目そしてファッションに引き込まれる。彼女とリサの雰囲気が映画全体に透明感をもたらしていて、暗いけれど重くなり過ぎていない気がする。ダウンタウンを二人で歌うシーンが好き。
おすすめ ☆☆☆★★
監督-ブルース・ベレスフォード出演-ジェシカ・タンディ、モーガン・フリーマン
最後の最後で泣けた。
デイジーがホークに徐々に心を開いていくんだけれど、やっぱり頑固で素直じゃない所が可愛く、またそういう筋の通った所に魅力を感じる。年月の経過が急すぎてびっくりすることが何度か有ったのが残念。
話の筋には全く関係ないけど、ろうそくを皿に立てる時、先に下を火であぶって固定すればいいのか~と妙なところで感心した。
泣ける ☆☆★★★おすすめ ☆☆☆☆★
監督-ウェイン・ワン出演-ハーヴェイ・カイテル、ウィリアム・ハート
タバコ屋とその主人が渋い。自然に人が集まって話をしていく雰囲気がいい。
日本のタバコ屋と言えば、小さ~な店でおばあさんがいるイメージ。これはこれで味があるけどね。
出てくる人たちが絡み合う小さなエピソードが重なっていくけれど、どれもハッキリ結論が出るわけでもなく、それがまたしみじみした情景を描いているように思う。
毎日同じ時刻に同じ場所の写真を撮ることが面白そうで、実際やってみたらいい記録になるだろうな~
たばこ好きなら、絶対見ながら吸っているでしょう。
おすすめ ☆☆☆☆★
監督-キンバリー・ピアース出演-ヒラリー・スワンク、クロエ・セヴィニー
最初の方は軽い感じで見ていたけれど、途中から(ブランドンが女であるとばれそうになる辺り)身を乗り出していて、ラストまで一気に見たという感じ。
最後に実話だったことが分かり、さらに衝撃が大きい。アメリカでは、同性愛者が一般的に認められ、受け入れられているものと思っていたので、こんな風に化け物扱いされるほどひどい仕打ちをうけなければいけなかったことに驚いた。
それにしても、主演のヒラリーがすごい。演技とはいえ、実際に彼女も性同一性障害なのではないかと思えるほどだった。
泣ける ☆☆★★★おすすめ ☆☆☆★★