その他


その他

人生は、時々晴れ All Or Nothing   2002  英・仏

監督-マイク・リー出演-ティモシー・スポール、レスリー・マンヴィル

ある家族の日々の生活が淡々と描かれていて、こういう家族って本当にいるだろうというリアルさがいい感じ。夫婦の心が通いあっていくと同時に、奥さんがすごくきれいになったのが良かった。ところでお姉さんは幸せになったのかなぁ・・・。

おすすめ  ☆☆☆★★泣ける   ☆★★★★



猟奇的な彼女 My Sassy Girl   2001 韓

監督-クァク・ジョヨン出演-チョン・ジヒョン、チャ・テヒョン

予想以上に面白かった。最後までオチに全く気付かず、それが私のHAPPY度をあげてくれた。
題名から、彼女はただむやみに暴力をふるうのかと思っていたけど、口の悪さやツンとした態度での凶暴さの方が多いように思った。それもちゃんとした理由があることが多い。
この凶暴さが、甘いラブストーリーの引き締めになって、ちょうどいい感じになっているのかもしれない。

おすすめ  ☆☆☆☆★泣ける   ☆★★★★



トレインスポッティング Trainspotting   1996 英

監督-ダニー・ボイル出演-ユアン・マクレガー、ロバート・カーライル

陽気で悲惨な青春映画とキャッチコピーにあったけど、ホントそんな感じ。 軽いけれども暗さがずーっとあって、でもテンポが良いから重くなり過ぎず、ラストの持ち逃げで一気にスカッと晴れる。ドラッグが日本で普及してなくて良かったとしみじみ思う。ポスター、音楽、ファッションはオシャレでかっこいいけど、汚い場面も多くて困った。

おすすめ  ☆☆☆★★



ラン・ローラ・ラン Lola Rennt   1998 独

監督-トム・ティクヴァ出演-フランカ・ポテンテ、モーリッツ・ブライブトロイ

ひたすら走るローラを見ていると思わず走りたくなった(けど走りはしない・・・)だからといって疲れる感じはなく、スピード感が伴って一気に見られる。3回の繰り返しで結局ハッピーエンドだから、終わり良ければ全て良しかな。でも途中すれ違う人たちの運命はハッピーで終わらないものもあるのがお気の毒。人生そう甘くはないし、人それぞれってことかな。

おすすめ  ☆☆☆★★



春にして君を思う Children of Nature    1991 独・ノルウェー・アイスランド

監督-フリドリック・トール・フリドリクソン出演-ギスリ・ハルドルソン、シグリドゥル・ハーガリン

まず邦題を見て素敵な話に違いないと思った。何となく子どもとか出て来る、爽やかな春らしいものをイメージしていた。が、全く違っていた。
全体的にとても静か。セリフがほとんどなく、老人たちが主役のためゆ~っくり流れる。「ストレイト・ストーリー」と似たような雰囲気を感じたが、こちらの方が話は単調なので、途中少し眠くなってしまった。
でも、一つのことをやり遂げる過程(故郷に戻ること)が美しい風景とともに丁寧に描かれていて、穏やかに見終わった。

おすすめ  ☆☆☆★★



さらば、わが愛 覇王別姫    1993 香港

監督-チェン・カイコウ出演-レスリー・チャン、チャン・フォンイー

これを見たら京劇を目の前で見てみたいと思った。衣装や化粧、独特の発声など実物を目の当たりにしたらすごそう。
今でも、京劇の役者になる稽古ってあんなにきびしいのかな?
蝶衣の子役がすごくきれいで、まっすぐな目に引き込まれたけど、やっぱり大人になった蝶衣(レスリー)の目はすごい。
特にその目に込められた愛情の深さ。思いを寄せる相手が、芝居と私生活を割り切って考えるタイプだから、よけいに蝶衣の一途な思いが浮き出ているように思う。
時代の移り変わりとともに、京劇に対する世間の見方も変わっていくけれど、その辺りがよく分からなかった。中国の歴史をもっと知っていれば更に楽しめたと思う。

おすすめ  ☆☆☆★★



アモーレス・ペロス amores perros    1999 メキシコ

監督-アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ出演-エミリオ・エチュバリア、ガエル・ガルシア・ベルナル

3つの物語が交通事故を通じて絡み合うオムニバス形式。
こういう形式はよくあるけれど、初めて見たメキシコ映画だからか、新鮮な感じがした。
汗と血が臭ってくるような濃さがある。
特に闘犬シーンがリアルで、後のメイキングを見て驚いたけれど、実は2匹別々に撮っているということ。一緒のシーンは口に特殊な口輪をして、メイクなどで隠していたらしい。
2時間半と結構長いけれど、退屈することはなかった。どの話もハッピーエンドではないけれど、その余韻が良いのかな・・・。

おすすめ  ☆☆☆☆★



トーク・トゥ・ハー talk to her    2002 スペイン

監督-ペドロ・アルモドバル出演-レオノール・ワトリング、ハビエル・カマラ

全体的に静かで暗いので、最初はちょっと退屈な感じがしたけれど、ある一線を越えるあたりから面白くなってきて、希望が持てる終わり方だったのが良かった。途中にあるサイレント映画が結構面白くていいアクセントになっていたように思う。

おすすめ  ☆☆☆☆★





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