週刊ダイヤモンド掲載「波乱万丈の婚活」

高学歴カップル ゴールインまでの「波乱万丈の婚活」



夫は外科医、妻は研究者。共に多忙な二人が婚活をスタートし、
 無事ゴールインするまでには、さまざまな紆余曲折があった。
 彼らの体験に耳を傾けてみよう。


夫 「 気付いたら独身のまま40代に突入していました。
   なにしろ激務続きで。

   当直やオンコール(呼び出し)が多く、
   やがてほとんど病院で寝起きするように。

   だから、恋人ができても結婚には至らなかった。」


妻 「私は大学卒業後、大学院へ。
   その後、海外研修を経て博士課程に進みました。

30代半ばでハッと気づき、これじゃまずいと。
   といっても、最初はそれほど真剣じゃなかった。

   とりあえず始めたのが ネット婚活サイト です。
   5~6人の方とメール交換しましたが、
   うまくいかなかった。

力が入り過ぎて執念を感じるメールに引いてしまったり、
   日記みたいな独白を読まされて白けたり。


   こちらも論文ばかり書いているせいか、
   文章が硬いらしくて。

   でも、メールに慣れている人同士なら、
   お互いじっくり知り合え、いいと思いますよ。」


夫 「僕はまず、 データマッチング系の会社 に登録しました。

   驚いたのは、自分のプロフィールを入力する際、
   スタッフがいろいろアドバイスすること。

『非禁煙にすると、ヒット数が上りますよ。』 とか。
   思わずプロフィールの信憑性を疑ってしまいましたね。

   最もビックリしたのは、
『お医者様なら引く手あまたですよ。
     いろいろな女性との出会いを楽しまれては。』

   という言葉。

   遊び半分の参加を促すようにも受け取れて、
   首を傾げたくなりました。」


妻 「大手のデータマッチング系会社だと明朗会計。
   料金は安心だよね。」


夫 「そうだね。

   その後、 医師専門の結婚相談所 に入会しました。

   ただ、そこもコンピュータでマッチングするところで、
   なかなか相性の合う人には出会えなかった。

   そこで、 老舗の結婚相談所 に入ったんです。

   ここは、入会審査が厳しく、会員の質が高いと聞いた。
   スタッフも頻繁に電話をかけては、
   交際中の心境の変化を聞いてくるなど、
   いろいろ面倒を見てくれる。

   ただ、あまりに距離が近いので、お節介が嫌いな人、
   人見知りする人は向いていないかな。」


妻 「私は、入会したものの、1年間は休会状態に近かった。
   仕事が忙しいこともあって。

   活動を再開してしばらくして、彼を紹介されました。

   初対面なのに話しがすごく盛り上がった。
   帰りの電車でも話が尽きなくて、別れるのが残念なほど。」


夫 「お互い、相手が結婚を真剣に考えているうえ、
   自分に好意を持っていると、
   あらかじめ知っているから、話は早い。
   バックグラウンドも判っているし。

   そういう意味では、
   自然な出会いより効率的だと感じました。

   結局、
   出会って1ヶ月で結婚を決めてしまった。」


妻 「背中を押してくれる人の存在はやっぱり大切。

   上司や親戚でもいいですが、断りにくいのが難点。

   ただ、
   人によって、向いているサービスは違うと思うので、
   事前にその会社についてよく調べるのが大事です。」



    <週刊ダイヤモンド 2009/08/01 P176 より 抜粋>


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