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2004.12.30
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テーマ: お勧めの本(8051)
カテゴリ:
私は、自分で言うのもなんですが、活字中毒です。
少しばかり趣味が偏っているらしく、他の人から見ると変わった本を読んでて、普通は読んでるはずの本を読んでないらしい(笑)




そりゃ「セカチュー」も「蹴りたい背中」も読んでませんが(汗)「ハリポタ」は読んでるんだから、そんなにおかしくもないでしょう。基本的に恋愛小説はだめです。受け付けません。古代史から中世を舞台にした小説が大好きですね。ま、その辺はまたいつか書くとして…




好きな作家を一人だけあげろ、と言われたら塩野七生さんを選びます。全部の作品を読んでいるわけではありませんが。

この方、甘えを排除した冷静な筆致で人物を描写します。気分だけの同情とか哀れみに価値を求めません。人や時代を動かすのは、気持ちや感情が動かすのではなく、その大きく揺れ動く気持ちや感情を利用できるものだけが動かせる、という事を見事に描いてくれます。「とって食おうと襲い掛かろうとしているものを止めるのは、同情やあわれみではなく『襲い掛かったら危ない』と警戒させるだけの力である」という歴史の現実を、見せてくれます。

おすすめは

チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷 ( 著者: 塩野七生 | 出版社: 新潮社 )





一番最初に読んだのがこれです。日本で言えば、織田信長のような役回りでしょうか。自分の能力を把握し(つまり過信はしないし、過小評価もしない)ヨーロッパの覇権をかけて、駆け抜けた男です。

で、この男と交渉する羽目になった男がいます。そして、その彼はチェーザレを正確に評価する能力を持っていました。
「チェーザレを」というより、政治を、人を、歴史を。


【送料無料商品】マキアヴェッリ語録

マキアベリズムという言葉や「君主論」というタイトルは結構有名です。あまりに現実的過ぎる冷静な分析は、現代の多くの人の気持ちを逆撫でするものがあるかもしれません。「争いごとは話し合いで全て解決できる」という考えを、「おろかな幻想」と切り捨てるような冷徹さがあります。それを受け入れられるかどうか。



作者の塩野さんが何年か前に、あるテレビのインタビュー番組で「世界の発展途上国に、一番喜ばれる援助はなんだとおもいますか?」と問われました。なんの躊躇もなく「武器です」と答えられました。建前も何もなく、見ている人の前に現実を突き出したような気がしました。

その言葉を拒否することなく、単なる現実認識として受け入れられる方にこの一冊はお勧めです。

リーダーのいない民衆など、役に立たない。軍隊を持たずに国を守れるはずがない。昔の人物とは言え、こういった意味の言葉を口にしている。「そんなことはない!」と反論を覚える方も多いとは思いますが…



一時の感情ではなく、もっとも最善の道を冷静に選ぶ。それが打算であろうとなんであろうと、自分の後ろにいるものに対する責任の為に。




でも実は。小説としてのお気に入りは、「海の都の物語」が一番お気に入りです。主人公はベネツィアという街と政治そのもの。大河ドラマですよ(^^)





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最終更新日  2004.12.30 03:00:19
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