６話 | 月光 - 楽天ブログ

６話

「しかし我々が呼ばれるとはどう言うことですかねぇ」中国系の顔をした青年が訪ねる彼の名前はユンス＝ヤングスという
「そうだなぁ・・・まあ向こうに付けばわかるさ」長髪で紫の髪をなびかせた男がユンスの肩に手を掛けて言うこの男はフレイバア＝ガバルズという
「ガバルズ」銀髪の髪、そして冷酷そうな深紅の眼をした男が－おそらく一番階級が上なのだろう－の男がフレイバアを呼ぶ
「なんでしょう？、レイム大佐」フレイバアがその隊長クラスの男に反応する
彼の名前はレイム＝カースバルト、イギリス系でいまでは珍しい純血のイギリス人だ
彼は２３という若さで大佐という階級そしてこの特殊部隊『ホワイトホーク』の隊長になったエリート軍人だ
「暗礁郡に突入するから『鷹』を起こせと各員に伝えてくれ」
「俺がですか・・・まあいいですけど・・」フレイバアはやや不本意ながらブリッジを出ていく
ブリッジを出て船員室の前にフレイバアは立ち船員室を開ける
「全員・・・・・・っていないな・・・」フレイバアは失笑しながら言う
「フレイバア、何してるんだ？」一人男が話しかけた、その男は青色に青の瞳の男だ
「ああ・・ウォルフさん」フレイバアは敬礼をする
「みんな行ったぞ」
「そうですか・・」ちょっとフレイバアはショックを受けたようだ
「お前も早く行けよ」
「ウォルフさんは？」
「俺はもう火を入れてるから動かすだけだ」
「そう言えばこのシャトルどうするんです？」
「ああさすがに放置する訳もいかないから爆破する」嬉しそうにウォルフは答える
「さすが爆破のプロ、爆弾魔にならなくってよかったですねフレイバアは少し嫌みを混ぜて言う
そう彼、ルガート＝ウォルフは火薬全般に精通した火薬のプロなのだ
「お褒めの言葉をありがとう、どうせ隠語使うのはレイムの気分だ、ＭＳで統一しておけ」ルガートはややぶっきらぼうな事を言う
「そういうもんですかねぇ・・・」フレイバアは困惑しているようだ
「そんなもんだ」ルガートはそう言い終わると走って格納庫に向かう
「ちなみに今日のメニューは？」フレイバアは冗談めいた事を言う
「ああ、お客様本日のメニューは時限爆弾の５分シャトル爆破コースでございます、２分前に仕掛けたのでお急ぎを」ルガートはペコリと冗談めいた口調で言うが決して笑えた話しではない
フレイバアも急いでＭＳデッキ（貨物室）に向かった
そこには地球軍では珍しいＭＳがおいてある
全機体なんとか脱出しシャトルの外でレイムが隊員に通信をする
「これからＭＭの迎えが来るはずだ、その後我々は案内をうけその場所に颯爽と登場する、異論は？」
「レイム隊長よろしいですか？」一人の女性の声が聞こえた
その声の主の乗る機体は流線型の機体で地球軍の特殊量産型ＭＡ「フォールスター」と言う
しかし従来機となにかが違う感じがする
「レック、なんだ」そちらの方向を一機のＭＳがむく、それがレイムの機体のようだ
レイムの機体は、マントが付けられていて体は分からないが顔は勇ましい感じがし、まるで騎士のようだ
色は白で、汚れなどが一カ所も付いていない、おそらく彼は自機に愛着があるのだろう
「高速で接近する反応があります」
「異論じゃないのか・・全機戦闘態勢！」レイムは指示をだす
しかしその高速で接近していた機体は「スヴァルトアルグ」だった
「ホワイト・ホークのレイム＝カースバルトですね？」
「お前がマカラ博士の秘蔵っ子か・・・」スヴァルトアルグをまじまじと見つめながらレイムは言う
「秘蔵だなんて・・・」エフルは頬を赤らめながら言う
「それでコロニーのデータを転送してくれ、お前の所のコロニーは登録抹消してあるから場所がわからない」レイムは早々と話を切り上げたいようだ
「っ・・・はい！データはフォールスターに転送します」
「ご苦労・・・・では全機コロニーに向かうぞ」
～ところ変わってラピス達～
ラピス達はコロニー中に進入した
「こんなにあっさり進入できていいのかなぁ・・・」ラピスは自問する
「仕方がない・・・作者の都合だ・・・」アレイクは全てを悟ったように言う
とりあえずコロニーの街に二機はたった
慣れない感じで着地したのはラピス機－Ｇスティンガー
楽に着地しＧスティンガーをやれやれといった感じで見るアレイク機－Ｇバスター
その両機が着地したときと同じタイミングで地球軍主力ＭＡ「シューティ」が１０機現れた
「俺達はコロニー内のレジスタンツの人が基地内に入り込むのを助けるだけだ」アレイクがシューティーの一機に手に持っているビームランチャーを撃ちながら言う
「あいよ」ラピスはシューティの一機に距離を詰めてビームサーベルで叩き切る
ものの数分もしないうちにシューティは全滅した
「初陣にしては良い動きだな」アレイクがラピスに通信をする
「お褒めのことばをありがとさん、だてにひたすらシュミレーションしてないさ」ラピスが余裕のような発言をする
「調子乗ると死ぬぞ」アレイクが釘をさす
「・・・どうせＭＳとか出ないんだろ・・・別にＭＡ程度なら勝てるんじゃないの？」ラピスは画面を見る、するとレジスタンツの人々が基地内部に入って銃撃戦をしているようだ
「それはどうかな・・・以外とあり得るかもしれないぞ」二人（二機）はそのままたたずんでいた
～戻ってレイム達～
「コロニー前に付いたな」レイムがコロニーハッチの前にＭＳに乗って現れた
「ハッチはこじ開けられてるますねぇ」レイムの横に現れたのは背中にＭＳの背丈ほどの巨大な柄を背負った他の機体よりシャープにした感じのＭＳレイム小隊ＭＳ『ホーク』の５号機とでパイロット名はザン＝ブレインと言う
「やれやれ・・・まためんどくさい事に巻き込まれるのか・・・」他の機体より頑丈そうな機体なのは『ホーク』６号機主に射撃、援護などにつかわれる機体だパイロットはガンズ＝ブレイクネスと言う
「熱源反応、１機あります」レックが通信をする
「そうか、ガンズ」レイムはガンズを呼ぶ
「んぁ～？なんすっか？」ガンズはやる気なく答える
「レックからデータを転送してもらってその一機を狙えるか？」
「ここからで狙えますよ」というとガンズの乗る『ホーク』５号機は腕についているビームガンを構えた、どうやらこのビームガンで狙撃するらしい
ちなみに現実でも同じだが銃身が短い銃ほど遠距離の砲撃には向いていない
本来ビームガンの用途は敵を引き離す程度に使われるので威力はそこまで高くない
ガンズはコックピット内でいつものやるきの無い眠そうな目とは一転獲物を狙う猛禽類のような冷たく、とがった目に変わった
～シリア達～
「オイ！シリア」レンが合体状態のクインのGバーストのコックピットでいう
「何？レンさん」シリアはいつもどおりのようだ
「ロックオンされている」
「まさかぁ・・・だってレーダーに反応ないし」
～話は戻ってレイム隊～
「レイム隊長！熱源が二機になりました！」
「なんだと・・・」レイムは驚いたような声をするがまったく物怖じしていない
「隊長さん、二機とも狙っていいのか？」ガンズはそういうとビームガンを構えている手の逆でビームライフルを構えるそして狙いをつけたとみるやすぐにビームライフルを放った
～シリアたち～
「きたぞ！」レンがそういい終わるのちょうどくらいにビームの光が二機を貫こうとした
レンは咄嗟に真横にブーストを吹かして回避する
シリアは直撃を食らったがクイン・ガンダムのIフィールドによってダメージはないようだ
「シリア！先に行け！」レンはビームサーベルを構える
「でも・・・レンさんは？」
「俺はちょっとくらい食い止めるさ・・あの火力のジェネレーターでこいつの機動力に追いつけるわけが無い」レンは自身があるようだ
「わかった！」そういうとシリアはクインの全速力でコロニーハッチからでてコロニー内部へとでる
そこにはアレイクとラピスの機体が立っていてシリアの方向をみる
「シリア、生きてたか！」ラピスは安堵の表情で言う
「初めてでそれだけできれば上出来だ」アレイクはほめている
「レンさんはあとから来るって」
「レンはなぜとまった？」
「敵を足止めするみたい」
「まったく・・・あの馬鹿は・・」アレイクはコロニーハッチの方向に向かう
「俺たちはどうするんだ？」
「現状待機！シリアとはなしてろ！」アレイクは全速力で向かう
～ところかわってレンはというと～
「さすがに５機とMA一機はむりだな・・・」レンはすこし自分の言葉に後悔するようにいう
「お前一機だけがのこっているとなるともう一機は中に行ったか」レイムはそういい終わった瞬間レンにむかってヒートソードを振り下ろす
「なに！？」レンは咄嗟にサーベルで受け止める
そのタイミングを計っていたかのように『ホワイトホーク』のレイムを除く全機とスヴァルトアルグはレンを無視して走って行く
「てめぇら敵はこっちだぞ！」レンは声をあげるが無視されている
「当たり前だ・・・貴様は何を考えている・・・一人できたのなら全員でかかるとでも思っているのか、一人で来るということはよほど腕に自身があるかまたはなにか考えがあるかだ」
「ぬ・・・」
「そして私が一人残ることでその馬鹿のプライドをわが美しきペルスで砕くというのが私のひとつの楽しみでなぁ」
「（こいつナルシストか・・・）」レンは正直引いている
「かかって来い！」ペルスは間合いをとるとヒートソードを構える
そのとき一筋の光がレイムの横を掠める
するとルガート機『ホーク』２号機とともにアレイクのＧバスターが現れた
「１対１よりタッグのほうが話としてもりあがらねぇか？」アレイクが冗談めいたことを言う
「そういうことだレイム、まぁ久々に組んで戦うわけだ気楽に行こうぜ」

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あとがき

飛翔「やっと更新かぁ」

レイム「作者よ・・邪魔するぞ」

飛翔「・・・・あんたはレイムか・・・」

レイム「フッ・・・貴様のような汚い部屋にきてやったのだ」

飛翔「じゃあくんなよ」

レイム「なにか言ったか？（銃を抜く）」

飛翔「なんでもないぞ・・・彼はレイの小説から借用してきましたあと、ユンス、ルガート、レックがレイのキャラですガンズ、ザン、フレイバアはこの小説オリジナルです」

レイム「わざわざ私が出てるんだありがたく思え」

飛翔「まあ今回は平和におわらしたいからここらへんで、ではまたじかい」
（大きなものおとここで明かりが消える）
？「ちゃんと更新しろよなぁ！」（なにかを殴る音）

？「おまえなにスケープ更新してんだよ」（銃声）

？「あ・・・・カメラ回ってるじゃん」（プツッ）

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