第5話


と言っても創甲機に慣れていないので螺旋階段を一回一回ぶつかりながら進んだ
しかし壁にぶつかっても痛くない
「すげぇコレが創甲機の力か・・・」アキラは独り言を言いながら壁にぶつかりながら進んでいる
やっとボロボロの鉄の扉が見えた
「よし・・・・」と言うと扉を蹴破ろうとした、しかし足が扉を突き抜けてそれどころでは無くなった
「抜けねぇ・・・・」アキラは足を引き抜こうとする
話しはちょっと前にもどすとしよう
アキラを見送ったロシュとジンは扉の前に立った
周りには10数名の兵士が取り囲んでいる
「しかし・・・こいつはちょっと不利だな」ジンは舌打ちをして言う
「どうしてです?兵力差はこちらの方が遙かに上ですよ」ロシュが?マークを浮かべながら質問する
「・・・・俺は集団戦なんてしたことねぇ・・・得意なのは逃げる事と潜入工作だけだ」
「それは不利ですね、しかし相手も同じと思いますよ」
「何でだ?」
「相手は普通の人間です、相手は集団戦に慣れていない等を知りません、それに一番は創甲機2人に勝てないと思いこんでいる所に一番の勝因が有ります」
「なるほど」
「そうですよ」
「どけ!お前等!」一人の男の声がするその男は高校生くらいの年齢だろうか、そんな感じがする
「お前か・・・城に入り込んだ創甲機とは」一見すればギリシャ神話のミノタウロスと思うような深紅の牛頭人型の創甲機が現れた
兵士は道をあけ城の巡回に戻っていく
「俺は強い奴と戦いたい、もちろんタイマンでな」牛頭人の創甲機はそう言う
そのとき扉から足が飛び出した(もちろんコレは前記の通りアキラの足だ)
「!」その場にいる全員(と言っても3人だが)が固まり一瞬時が止まった気さえした
もしアキラが扉を吹き飛ばしたらロシュとジンは扉の下敷きになっただろうが蹴る勢いが強すぎて扉だけ穴を開けてしまった
「この足の奴が強いぞ」ジンは適当なことを言う
「ジンさん!何言ってるんですか・・アキラさんは・・」ロシュは講義をする
「まずは創甲機に慣らすだけだ危なくなったら逃げればいいさ」
足が扉の中に引っ込めてアキラはカッコイイ登場シーンはあきらめ普通に開ける
「ども・・・」とてもばつがわるそうにアキラは現れた
「お前が強い奴か・・・」牛頭人はそう言う
「ああ・・・俺は強いぜ」アキラは根拠のない自信がある
「じゃあ貴様にタイマンを申し込む!武器はなんだ?」
「その前にお前の名前は?」
「おっと言って無かったな俺の名前は火野大地」
「俺の名前は柳輝・・・武器は俺の体だ」アキラに武術の経験は無い、あるのは不良時代に鍛えた拳ぐらいしかない
「なるほど俺と同じ格闘系か・・・行くぞ!」ダイチは突っ込んできた
アキラも突撃しダイチとぶつかりかけた
しかしアキラは上空に飛翔し(といってもダイチの上を飛び越えただけだが)綺麗にかわしダイチは行き止まりに当たった
するとダイチは壁を突き破り走って行った
「猪突猛進か・・・」ジンはそう言い終えるとどこかに行った
「アキラさん、危なくなったら逃げて下さいね」ロシュもどこかに走って行く
「タイマンか・・・こいつを慣らす良い機会だ・・・」アキラは両拳を合わす
突き破った壁の向こうからダイチが現れた
「来い!」アキラはファイティングポーズをする
「燃えてきたぜぇ~!!」ダイチの周りに炎が包む、決して演出ではなく本当に燃えているのだ
「なんだ・・・あの炎は」アキラは威圧される
ダイチはまた突進した
「また同じ手で行くか」アキラは先ほどと同じように突撃を始める
再び当たる直前で飛翔をしようとしたしかし今度は何かに引っ張られダイチと共に壁に激突した
引っ張られた物、それはダイチの手だった
「二度目は通用しねぇぞ」ダイチはアキラの足を掴んだままアキラを振り回す
アキラは軽々と振り回され、そのまま手が離され別の壁を突き破る
壁の先はどうやら外のようだ
アキラは立ち上がる
「まだ立ってるか・・なかなかタフだな」ダイチは歩いてアキラの方へ向かう
「(全然痛くねぇ・・・コレも創甲機の力なのか?)」アキラはダイチの方へ走って向かう
「懐には入れさせねぇ!食らえ!」ダイチは立ち止まり右拳を後ろに引く、すると拳に炎が包む
「なんだ・・・」アキラは一端バックステップする
「ハァァァァ・・・・」ダイチは気合いを入れている
「なんかヤバイな・・・しかし長距離攻撃出来る物が考えられねぇ・・・」
「食らえ!グレイトフレイムナックル」ダイチは拳を突き出すすると包まれていた炎は一匹の生き物のようにまっすぐアキラに向かう
アキラはよけれずに炎に直撃する、そのまま後ろに吹き飛びアキラは気絶したようだ
「勝った・・・・他愛も無い」ダイチはアキラを引きずりどこかへ行った
そのころグルマは・・・・
グルマは地面に下ろされていた
「弱いな・・・」ロゼフは勝ち誇った様子でグルマに向かう
しかしそのグルマは銀色の靄となって消えた
「何!」ロゼフは辺りを見回す
その瞬間グルマが現れロゼフを胴体からまっぷたつにした
「どうやって・・・・あれを避けた」ロゼフが最後の力といった感じで話しかける
「なぁに、ただ創力で作り出しただけさ・・・俺自身をな」グルマはまだ剣を構えている
「なぜだ・・・いつ変わった?」
「あぁ、血が目に入ったときとっさに出して俺は橋から下に移動した」グルマは先ほど創力で作った自分のいた位置あたりをゆびさす
そこには綺麗に円形の穴が開いていた
「やられたな・・・」
「こっちもだ、お前は偽物って事もな」グルマは別の方向を向く
「ばれてしまったか・・しかたがあるまい」そう言うと地面から男が一人現れた
こちらが本当のロゼフのようだ
「まさか蔓人間が倒されるとは思わなかったな」蔓人間とは先ほどの偽物のロゼフのようだ
「斬った感触ですぐ分かった、アレは創力だとな」
「だてに人は斬っていないってわけか」
「(そろそろ俺も逃げないとな)・・あぁ」グルマは不敵な笑みをする
するとそのとき大きな音が聞こえた
「ロゼフ、いつまで遊んでいるつもりだ」城の堀から創甲機が一人現れた
水の化身といった感じで全体的に丸っこい感じがする
「戦いを一通りみしてもらった、グルマ、お前は『あのとき』の・・」
「俺に過去はねぇ、あるのはロシュ様への忠誠の心と仲間を守る心だけだ!」グルマは新たな創甲機の話しに口を挟む
「そうか、では創甲機二機相手への戦い方をみしてもらおうか」
「残念ながら、その必要はない」グルマは剣を消す
「なぜだ・・・二機では勝ち目がないと踏んで逃げるのか?逃がしはしないぞ」ロゼフは言う
「なぜかって?・・・こうするからさ・・」そう言うとグルマの姿が消えた
「なに!何処に行った!」新手の創甲機が叫ぶ
「まあ落ち着け、水に入ったら貴様の能力で分かるし、私の草の包囲から逃げ切れない」
「水にいないんだ!お前の草は?」
「・・・・まさか・・・いない」
「じゃあ今の男はあれじゃないのか?」
「まさか!創力で作られた人間は動けないし、会話できないはずだ!」
2体の創甲機が話しているときグルマはすでにロシュ達との集合地点にいた
「さて後はロシュ様一行の到着を待つだけだ・・」グルマは夜空を眺める
グルマの逃亡の方法はこうである
創力で声、行動は出来ない、つまり、マネキンと同様といった感じになる
しかし、グルマはそれを逆に利用した
水の化身が現れてすぐ、グルマは創力で自分を作り地面に創力で穴を作りそれに入りグルマの分身を穴を隠すように置く
その後は簡単、地面の下で話し、彼らが立ち去る前に穴を掘ってココまで移動する
創力の感覚がうまく分かるグルマならではの芸当である
参考に穴を開けた方法は創力で剣等を手に持つのではなく足の裏から突き出すといった感じで剣を作りそれを何度か足の位置を変えながら穴を掘る
そして穴が開いたら周りの土を崩し高低差をなくす
よく見ればすぐ分かることだが、『創力で完全に人間を作れない』という彼らの既成観念が大きく判断を狂わせた
しかし調べればすぐに分かるだろうけど時間稼ぎにはなる
「無事だったんですね」そのときロシュが歩いてきた
「ロシュ様こそ・・・」グルマは安堵の表情を浮かべる
「アキラは作戦通り創甲獣を手に入れたぞ」ジンもロシュのすぐ後ろから現れる
「そのアキラはどうした?」
「やっぱり一人でのこしたから・・たぶん捕まった」ジンがさらりと言う
「そうか・アキラを助けるための二度目の進入はさすがにまずいか・・・」
「そうですね・・・でもアキラさんが処刑とかされたらどうするんですか?」
「そのときを狙おう・・・街に戻って一端準備を整えよう」
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あとがき

飛翔「5話が終了だな・・・」
命「そうですね・・・お疲れさまです」
飛翔「言って置くがなにも言わないぞ!」
命「グルマさんの生存ですね?」
飛翔「ああ・・・」
グルマ「お前は・・・そのせいで一周年記念に出のがしたんだぞ」
飛翔「トウッ!!(ジャンプをする)」
グルマ「しても意味ないだろ」
飛翔「すまんかったなグルマ、俺の更新が遅いせいでお前を出せなくて」
グルマ「それでよろしい」
飛翔「今回は平和におわりそうだな」
グルマ「まあ・・主要キャラというかアキラいないからな」
飛翔「では次回、捕らわれたアキラはどうなるのか」
グルマ「ではまた次回会いましょう」
飛翔「先に言われたし・・・まぁいいか・・・」
命「ではまた次回お楽しみに」

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