moppyの徒然日記

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イスラム教について。



みなさんはイスラム教についてどんなイメージを持ってますか?

私は正直に書いちゃうと、やっぱり恐いイメージ。

どうしてもテロや戦争と結びついてしまう。

今回は初めてのイスラム圏への旅行だったので少し緊張しました。

前にも書いた通り、ドバイは外国人比率が70%以上なので

同じイスラム圏でもサウジアラビアなどに比べると

ずっと規律はゆるく、例えばサウジアラビアに入国する時は

女性は肌を見せてはいけないので、飛行機の中で着替えなければ

ならないとか。。。

それに比べるとドバイは日本と同じ格好で大丈夫だったし

イスラム教ではお酒は飲んではいけない決まりなのですが

ホテルの冷蔵庫にはアルコールも入ってました。

イスラム教と言えばコーラン。

テレビでは一日中コーランが流れている番組がありました。

そして、一日に5回お祈りをしなければいけないのですが

誰でも簡単にモスク(教会みたいなところです)に行けるように、

ドバイでは半径500m以内に必ずモスクがあるそうです。

日本で言えば、コンビニ感覚ですね。

ドバイに到着して2日目にドバイのダウンタウンへ

出かけたのですが、その時偶然お祈りの時間に当たったのです。

ホテルに滞在していると、まわりは外国人ばかりなので

ドバイがイスラム圏であることを忘れてしまいそうでしたが、

そこではここがイスラム圏であることを実感することができました。

もちろんイスラム教徒でないわたしたちはモスクに入ることも

できないのでモスクの近くで見学させてもらいました。

でも、間近でジーっと見ているのは失礼な気がしたので

モスクから少し離れたところから眺めていました。

ダウンタウンのモスクは、とても小さい集会所のようなところで

最初に、多分そこのモスクで一番偉い人がマイクで呼びかけます。

アラビア語なのでチンプンカンプンですが

おそらく『お祈りの時間です。皆さん集まってください』

といった感じなのでしょうか?

すると、ダウンタウンのあちこちから次々と人が集まり

モスクの横にある公衆トイレに入って行きました。

しかも、それは男の人のみ!

次々とトイレに入って行くのを見て

旦那も一緒に入って行きました。

戻ってきて中の様子を聞いてみると

みんなお祈りの前に丁寧に手を洗っていたそうです。

ちなみにこの公衆トイレ、女性用のもあったのですが

何故だか鍵がかかっていて中に入れないのです。

モスクの右側と左側に2つあったのですが

2つとも鍵がかかっていました。

あとでガイドブックで調べてみると、女性用トイレには

鍵がかかっていることが多く、申し出れば鍵を貸してくれるらしいのですが、

その時はそんなことは知らなかったので、

なんなのよーこの国は!女は自由にトイレにも行けないの!?と

かなり文句を言ってました。

実際のところ、イスラム教の女性はかなり束縛されています。

まずは服装。

40℃以上もある暑い国なのに、肌を見せません。

顔を出している女性はまぁまぁ多かったのですが

中には顔にも黒い布をまとい、目だけしか出していない女性や

目にも黒い布をまとい、男性に手を引かれて歩いている人も

見かけました。

そして、モスクに来るのも男性ばかり。というか

女性は一人も来ませんでした。

女性は自宅でお祈りするのでしょうか?

ダウンタウンの小さいモスクは、すぐに男の人でいっぱいに

なってしまったので、モスクに入れなかった男たちは、

モスクの外でお祈りをするために、敷物を敷き始めました。

なにしろ1日に5回もあるので、手慣れた感じで準備は完了。

そしていよいよお祈り開始です。

最初に呼びかけた多分そのモスクで一番偉い人がマイクで

‘○○○○○○~’と歌うような調子でコーランを読み上げると

皆で一斉にひざまづいてお祈りします。

それら一連の行動が数回繰り返されました。

それは、私のようなクリスマスにはケーキを食べて

お正月が来れば神社へお参りに行くような人間にとっては

かなり衝撃的なシーンで、旦那と2人で無言で眺めていました。

しばらくすると、集団でのお祈りは終わって

信仰の薄い人?もしくは仕事で忙しい人?は

早々とモスクを立ち去って行きましたが

数人の人は、その後も黙々とお祈りを繰り返していました。

ドバイの旅行中、お祈りのシーンを見れたのは

この1度だけだったので、カメラ大好き日本人としては

もちろん写真に収めたい衝動にかられたのですが、

やっぱりそれはできないよね・・・と旦那と話して止めました。

明日は、めくるめく豪華なジュメイラビーチホテルについて

書きたいと思います。お楽しみに♪


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