もりちゃんパラダイスin愛・地球博★

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第一話★飛び込み自殺者の叫び★


その頃から霊の存在が身近になり、今現在に至るまで数々の霊体験をしてまいりました。
その中でも選りすぐりの恐ろしい体験をここに記述していきます。

手始めの今回は・・・・・。
『飛び込み自殺者の悲痛な叫び!』をご紹介いたしましょう・・・・・。

事の起こりは中学2年の夏。
私は自宅から自転車で15分程の場所にある学習塾に通っておりました。
ある日の帰り道、塾の友人に「俺の家で少し遊んでから帰らないか?」
と、誘われ。断る理由も無いので彼の自宅へと赴きました。

11時頃だったでしょうか。
彼の家から我が家への帰り道、1本の踏み切りに差し掛かったのです。
かなり遠くの位置からで遮断機が降りていることを確認できたにもかかわらず、
私が踏み切りの所までたどり着いても一向に遮断機があがる気配がありません。
線路に目をやると離れた場所で何やら電車が止まり、
パトカーや救急車まで来ている様子がうかがえました。
これは事故に違いないと、しばらく遮断機が開くのを待っておりました。
7、8分後やっと電車が動き出しこちらに向かってまいりました。
私は電車が通過していく様子を何気なく見つめていました。
すると一瞬ではありましたが異様な物体が私の目に飛び込んできたのです。
電車の車体一面に不敵な笑みを浮かべた中年男性の顔が・・・・・。
しかし、この頃には私も多少霊を見るのに慣れっこになっていたので、
「また見てしまったか。」程度の感覚でした。

自宅に戻ると母親が先ほどの事故のことを話してくれました。
それによると、詳しいことは定かではないがなにやら40代半ばの男性が
飛び込み自殺をしたらしいとのことでした。

その夜・・・・・。

眠りについていた私を苦悶の声が呼んでいるではありませんか!!
目を覚まし声の方向に目をやるとそこには・・・・・。
さきほど電車の車体にうつっていた男の首だけが血まみれで鎮座しているではありませんか!!
驚いた私はそれから目をそらし寝返りをうちました。
しかしその先にもなにやら血にまみれた物体があるではありませんか!!
それは、『足』でした。
血にまみれた足だけが私の部屋の床に無造作に転がっているのです!!
正視するにたえない映像をかき消す為、
私は頭から布団をかぶり落ち着かぬまま眠りにつきました。

翌朝、起きてきた私を母が呼び止めその日の朝刊を見せてきました。
そこには昨夜の事故のことが克明に記されていました。
なんでも息子を大学に入れる為多大な借金をしていた男性がそれを苦に自殺したとのことでした。

朝食をすませた私は学校へ行く前にもう一度昨夜の場所に向かいました。
そこではまだ警察がなにやら作業をしておりました。
これはおかしいと思い、数人いた野次馬の一人に
「まだ昨日の件をしらべてるんですかねぇ?」
と、聞いてみると・・・・・。
返ってきた答えは私を震え上がらせるに充分なものでした。
「電車にはねられた衝撃で体がバラバラになったらしくて・・・・・。なんでも右足だけが見つからないらしいよ!」
と・・・・・。

いかがでしたでしょうか?
霊は私になくなった足を探せとでも命じに来たのでしょうか?

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