世の中に絶へてデニムのなかりせば

世の中に絶へてデニムのなかりせば

海堂尊


○1961年 千葉県生まれ
○千葉大学医学部卒
○2006年 『チーム・バチスタの栄光』で第4回「このミステリーがすごい!」大賞受賞
○2008年 『死因不明社会』で科学ジャーナリスト賞受賞


☆田口・白鳥シリーズ☆
→大学病院の窓際講師・田口公平と厚生労働省のお荷物官僚(?)ロジカル・モンスター白鳥圭輔が、数々の難題に挑む。
→作者の提唱するAI(死亡時画像診断)の認知度を高めようという狙いの見える作品群。
→作者が勤務医ということもあり、描かれる事件や事例、すべてに説得力があり、医療問題に目を向けたくなる題材を選んでいるところがすごい。

シリーズ第1作
チーム・バチスタの栄光
言わずと知れたシリーズ第1作。難易度の高い心筋切除手術を幾度となく成功させてきた桐生恭一率いるチーム・バチスタ。しかし、原因不明の失敗が繰り返される。医療ミスか? 殺人か? 作者がAIを世に知らしめたシリーズの序章!
シリーズ第2作
ナイチンゲールの沈黙
大学病院の忘年会の夜に起きた奇跡!? AIによる人間の脳が持つ、知られざる世界を垣間見ることのできる作品。個人的には非常に興味深い。医学的な面白さと殺人事件を解決していく警察の手法にも興味をひかれる。
シリーズ第3作
ジェネラル・ルージュの凱旋
救急救命センター長を務める速水晃一は、ドクターヘリの導入を切望していた。そんな折、速水に収賄疑惑がかかる。果たして真実は? 救急救命という医療現場が抱える問題に一石を投じた作品。
シリーズ第4作
イノセント・ゲリラの祝祭
死亡時画像診断導入に否定的な厚生労働省。それを打ち崩すべく、ロジカル・モンスター白鳥圭輔が一策を講じる。なぜかここでも白鳥に使われる田口公平。厚生労働省の牙城を崩すことはできるのか? 厚生労働省の思惑と患者の思いを国政に反映させようとする白鳥との対立を描いた作品。
文庫版(上)未発売
文庫版(上)未発売
文庫版(上)未発売
文庫版(下)未発売
文庫版(下)未発売
文庫版(下)未発売



© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: