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POCS(多嚢胞性卵巣症候群)

卵胞卵胞2

普通の卵胞                           POC(多嚢胞性卵巣症候群) 


PCOSというのは、卵巣にある卵胞が通常よりも
発育するのに時間がかかって、排卵が遅くなったりとか
排卵しなかったりする障害で、持って生まれた 体質 なんだとか。

卵巣の中には、沢山の原始卵胞がストックされていて、
目覚めの時を待ってるんだって。

月経が始まる頃、卵巣では脳下垂体から分泌される
FSH(卵胞刺激ホルモン)の“卵を育てなさい”という
指令を受けて、数個から20個程度の卵胞が発育していくんだけど、
月経周期の3~5日目にはその卵胞たちの中から、
排卵する 1個  がセレクトされるのです!

これが主席卵胞といいます。
12日目ごろになると排卵オーディションで勝ち抜いた
主席卵胞だけが大きく成熟し、14日目に卵子を放出します。
これが、排卵です。

PCOSの場合は、この主席卵胞がなかなか現れず、
小さな同じような大きさの卵胞がずらりと並んだ
ネックレスサイン 』と呼ばれる現象が見られるのです。

なんで、卵胞がスムーズに大きくならないのか?
それは、卵胞内で、男性ホルモンの数値が高くなりすぎて、
卵胞の発育が妨げられたり、卵の質が悪くなったりすると
考えられています。

POCSの自覚症状
・月経周期が長い(35日以上)
・月経が以前は順調だったのに、今は不規則
・やや毛深い
・アダルトにきびがある
・肥満気味orやせすぎ


POCSと診断されたら、まずは排卵誘発剤で
チャンスを増やしてタイミングを合わせることで、
妊娠率を上げましょう。

体外受精や、顕微授精をされる方はPOCSの場合
沢山の卵が取れて、年齢が行っても卵を採卵できる可能性が
高いと言う事。
でも、腹水がたまりやすいので、要注意です!


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