現在構想中の新しいスポーツ(レジャー)です。こういうものを全国に普及するのが夢です。
自然観察レース(仮称)
Nature Watching Race
【概要】
自然観察レースとは決められたコース(エリア)内で、与えられた自然観察の課題を制限時間内にどれだけ速くクリアしてゴールできるかを競うもので、オリエンテーリングのコントロール(ポイント)を自然観察課題に変えたものである。
【目的】
1. 体力の増強
2. 自然観察の知識を養う
3. レクリエーション
4. 環境保護への配慮
5. 他人との協調
6. 写真撮影技術、美的センスを磨く
7. 蒲郡(その土地)の自然の紹介
8. パソコンに親しむ
【競技規則】
1. コース
コース(エリア)は主催者が設定し、参加者にコースマップを渡す。私有地で立ち入り禁止区域などの表示をする。スタート地点とゴール地点は原則同じとする。
2. 課題
主催者はコース(エリア)内で観察することのできる自然観察の課題を10問(変更可)出す。課題は公平を期するため、スタート30分前に参加者に渡す。課題は植物・動物・昆虫・きのこなど何でもよいが、写真に撮ることのできるものとする。主催者は課題についての説明、ヒントを与えてもよいが、その場合は参加者全員に与えること。課題の難易度により初級者・中級者・上級者コースを設定してもよい。また参加者は図鑑など持って参加してもよい。
3 移動手段
歩行・ランニング・自転車など人力をもってする移動手段ならば何でもよい。体力増強・環境保護の目的より車による移動は不可とする。
4. 自然観察の証拠
自然観察をしてきた証拠として、デジカメ(カメラ付携帯も可)で課題の写真を撮ってきてゴール後主催者にその記録を提出する。
(パソコンにコピーする)
主催者側にもその記録の版権を与える。
5. 参加者のチーム編成
参加者は一人での参加もできるが3人までのチームでの参加もできる。ただし課題の記録には1台のデジカメ(またはカメラ付携帯)で行う。
6. 制限時間
主催者はレースの制限時間を設けることができる。参加者は課題が全てクリアできなくても制限時間内にゴール(スタート)地点へ戻らなければならない。もし戻れなかった場合はタイムペナルティ(遅刻時間×2)が加算される。
7. 順位の決定
順位はいかに速く課題をクリアしてゴールしたかによって決定する。従ってまず〔ゴールするまでの時間+(アンクリアの課題数)×20分(変更可)+(遅刻した場合は遅刻時間)×2(変更可)〕を計算して速い順に順位を決定する。
8. 表彰・講評
主催者はレース終了後1時間以内に集計をして順位を決定し、表彰式を行い、競技委員長が講評を行う。表彰は前述の順位によって、上位6人(チーム)を表彰する。また特別賞として素晴らしい写真(審査員が必要)を撮った人を表彰してもよい。
9 マナーと罰則
参加者は社会常識に照らしたマナーを守るべきである。それには次のようなものがある。まず、交通ルールを守るべきである。交通信号に従う。一般の通行の妨げになるような通行をしない。騒音を出さない。(大声で騒がない)自然観察をしたものは写真に撮るだけで、採ったり持ち帰ったりしない。他の競技者の妨害をしてはならない。ゴミは持ち帰る。やむを得ず私有地に立ちいる場合には、もし人がいれば、声をかけてから入る。私有地内の土地・作物を荒らさない。主催者の設定した立ち入り禁止区域には入らない。以上のようなマナー違反は失格の対象となる。
10. 保険
主催者は参加者にイベント用傷害保険をかけるが、競技中に起こった事故に対してはそれ以上の責任は負わない。簡単な外傷などの応急処置はするが、それ以上の処置が必要となった場合には参加者の責任で医療機関に受診してもらう。従って参加者は保険証を持参のこと。
上級課題の一例:ヒメジョオンの花で吸蜜するベニシジミ