洋画まやらわ

★★★　洋　画　ま　や　ら　わ　★★★

★　ま　行　----------------------------------------------------------------

　☆マグノリア☆

　　監督・脚本 : ポール・トーマス・アンダーソン
　　出演 : トム・クルーズ／ウィリアム・Ｈ・メイシー／ジュリアン・ムーア／フィリップ・シーモア・ホフマン

　　　長時間拘束されて、あの内容って・・・。
　　　それだけに脱力感倍増で、ぐったり。
　　　構成はおもしろいなと思ったが、テンポが悪い。
　　　長いもんだからダレるでしょ。つまらなさが際立つのよね。

　　　トム・クルーズのがんばりが痛々しい。
　　　観ててつらくなってきて、途中で映画館を出たくなった作品だ。
　　　ウィリアム・Ｈ・メイシーはよかったけどね～。

　　　例の蛙のシーン、吐きたいぐらい気持ち悪かった（-_-；）

　　　＜2004.2.12＞

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　☆メメント☆

　　監督・脚本 : クリストファー・ノーラン
　　出演 : ガイ・ピアース／キャリー・アン・モス／ジョー・パントリアーノ

　　　最初は混乱して何がなんだか・・・って感じだったが
　　　ものすごくおもしろくて、すぐにもう一度観たいと思った。
　　　多分１０回ぐらい観てる。
　　　回数を重ねるごとに、ふむふむって感じ。
　　　新しい発見があったりして。

　　　ガイ・ピアースの裸は、他の作品にもたくさん出てきているが
　　　何回観てもやっぱり美しいわねぇ。
　　　彼はいつまで経っても犯人を探し出して（作り出して、だな）復讐していくんでしょ。
　　　いつかは逮捕される（もしくは、殺される）んやろうけど
　　　それまではいろんな人に利用されて騙されるんやろな。
　　　切ない役やね。

　　　キャリー・アン・モスって、途中からレナード（ガイ・ピアース）のこと好きになってるよね。
　　　最初は「こいつを利用してやろう」って思ってるけど、心動いてたよね。
　　　同情心が愛になったってことじゃない？
　　　ファミレスで会った時に「あたしのことは憶えてくれてる」って思ってたのに
　　　サングラスやフォークいじってたのは、憶えてない彼に対して苛立ってたからでしょ。
　　　あたしの勝手な想像やけど・・・違うんやろか？？？

　　　クリストファー・ノーラン、続きは考えてないんやろか。
　　　レナードがどうなっていくのか、知りたいわぁ。
　　　でも、続編は駄作が多いから、このままの方がええんかな。

　　　＜2004.2.6＞

★　や　行　----------------------------------------------------------------

　☆夢のチョコレート工場☆

　　監督 : メル・スチュアート　　原作 : ロアルド・ダール（チョコレート工場の秘密）
　　出演 : ジーン・ワイルダー／ジャック・アルバートソン

　　　３３年前に作られた、不気味？ファンタジー。
　　　一昨年にレンタルして初めて見た。おもしろ～い(＾▽＾)
　　　去年ＤＶＤ購入♪原作本は今日注文した・・・早く読みたい。

　　　主人公の男の子チャーリーが
　　　工場に入るためのチケットを入手した経緯に
　　　「おいおいおいっ」と突っ込んでしまったけど
　　　ああでもしないと話が先に進まないもんねー(^^;

　　　お菓子の部屋や人間伝送装置？などのセット、めっちゃチープ！
　　　当時はそれなりにすごかったんやろけど、単純で簡単やねん。
　　　でもね、ＣＧなど使っていない手作り感が逆に新鮮。
　　　学芸会の豪華版みたいな感じで。

　　　ジーン・ワイルダーのつかみ所のない飄々とした演技が好き。
　　　で、子役達の顔が子憎たらしい。そこがいい！
　　　特に金持ちのワガママ少女の顔ったら！！！

　　　２～３年のうちに、リメイクされるんだってね。
　　　ティム･バートン＆ジョニー・デップで♪
　　　この話、ティム･バートンの得意分野やん。ど真ん中！
　　　ジョニー・デップも、あの役にピッタリ。
　　　きっとセットもすごいことになるんやろなぁ。
　　　今からすっごい楽しみ(≧∇≦)
　　　あ・・・ウンパルンパ以外の歌はカットして欲しいなぁ。歌は要らんなぁ。

　　　子供の頃に見ていたら、ウンパルンパが夢に出てきてうなされてたかも(^^;
　　　でも、自分の子供には絶対に見せたい作品♪
　　　脅えるか楽しむか・・・両方やろね(^^;

　　　＜2004.2.19＞

★　ら　行　----------------------------------------------------------------

　☆猟奇的な彼女☆

　　監督 : クァク・ジョヨン
　　出演 : チョン・ジヒョン／チャ・テヒョン

　　　テレビＣＭで『彼女』が頼りなさげな男の子を殴ってるのを見て
　　　男っぽい女の子とナヨッとした男の子の話だと思ってた。

　　　彼女役のチョン・ジヒョンは誰が見ても「かわいい」って思える顔やし
　　　手足が細長くて髪がきれいっ！！！
　　　ゲロってる姿は見たくなかった(^^;

　　　キョヌ役のチャ・テヒョン、最初はブサイク系の男の子かと思いきや
　　　写真館での顔なんてキリッとしてかわいらしいじゃないの～（*＾＾*)
　　　キャラにピッタリ合ってたし、すっごく好感持てた。
　　　彼の出てる他の作品も観てみたい。

　　　この邦題はうまいっ(o^-')b
　　　別に彼女は『猟奇的』じゃないねんけどな(^^;

　　　泣ける映画だとは思わなかった。
　　　オチには最初の方に気付いてしまってんけど
　　　「想像通りになりますように」って祈りながら見てたから
　　　その通りになって安心してうれしかった。
　　　なんちゅーか・・・ホッとして涙が出てきた感じ。
　　　やっぱりハッピーエンドはええな～(*^▽^)♪

　　　＜2004.3.29＞

　☆レインマン☆

　　監督 : バリー・レビンソン　　脚本 : ロナルド・バス
　　出演 : ダスティン・ホフマン／トム・クルーズ

　　　「この兄弟、どうなるんやろ・・・妙などんでん返しがあるんじゃ」って
　　　最後まで不安になったけど、いい感じに終わってくれてホッとした。

　　　ストーリーがどうのこうのってことより
　　　ダスティン・ホフマンを観る作品って感じ。
　　　もう、お腹いっぱい！

　　　いろいろ笑えた。
　　　ホロホロ涙が流れた。
　　　あったかい気持ちになれた。

　　　＜2004.2.16＞

　☆ローマの休日☆

　　監督 : ウィリアム・ワイラー　　脚本 : ダルトン・トランボ
　　出演 : オードリー・ヘプバーン／グレゴリー・ペック

　　　オードリー・ヘプバーンありきの映画。
　　　ショートにした時のキュートな表情！
　　　あんな髪型、彼女以外には似合わないわよっ。

　　　グレゴリー・ペックも素敵(*＾-＾*)
　　　大人の男の魅力♪かっこいい～(≧∇≦)
　　　旦那には、あんなふうなおじさんになって欲しいわん。

　　　ものすごくベタはストーリーなんやけど
　　　それだけにズッポリはまって、静かに泣けた。

　　　切なくて悲しくて、でもさわやかさの残るラストシーン。
　　　何度も繰り返し観たくなる、そんな名作。

　　　＜2004.6.22＞

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　☆ローズ☆

　　監督 : マーク・ライデル
　　出演 : ベット・ミドラー／アラン・ベイツ／フレデリック・フォレスト

　　　ジャニス・ジョップリンをモデルにした映画。
　　　ベット・ミドラーとジャニスのキャラの違いに違和感を感じるだろうから
　　　別モノと思って観ることをお薦めする。

　　　ベット・ミドラーのことは『ステラ』や『殺したい女』で知っていた。
　　　おもしろくパワフルで魅力的な女優さんやなって思ってた。
　　　初めてこの作品を借りたのは６～７年前だっただろうか。
　　　あまりの歌のうまさに「めっちゃうまいやん！」って感動したが
　　　元々歌手だったっと知り、迫力あるライブシーンに納得。
　　　すぐにサントラ盤を購入。ついでに彼女のベスト盤なども買った。
　　　伸びやかでパワーがあって、めっちゃかっこいい！最高♪

　　　彼女のライブシーンを観るだけでもいいって感じ。
　　　ベット・ミドラーの魅力溢れる作品。

　　　＜2004.2.17＞

　☆ロ　ー　ド　・　オ　ブ　・　ザ　・　リ　ン　グ☆
　　ロード・オブ・ザ・リング　／　二つの塔　／　王の帰還

　　監督 : ピーター・ジャクソン　　脚本・製作 : ピーター・ジャクソン／フランシス・ウォルシュ　　原作 : Ｊ・Ｒ・Ｒ・トールキン
　　出演 : イライジャ・ウッド／イアン・マッケラン／ヴィゴ・モーテンセン／ショーン・アスティン

　　　『ロード・オブ・ザ・リング』一作目のあまりの退屈さに眠たくなった。
　　　こんなのが世界中で大ヒットしてるとは。なんで？と思ったもんだ。
　　　旅の仲間を紹介してるんだから、ああいう作り以外にはどうしようもないんだろうね。
　　　あたしとしては４０点といったところだろうか。

　　　１を観たのだから２も観なくては・・・という妙な使命感？から、期待感なく『二つの塔』を観た。
　　　登場人物が増えたり動きが出てきたりと、退屈するということはなかったのだが
　　　種族や登場人物の名前が憶えられず、自分の記憶力のなさに呆れたわぁ（-_-；）
　　　そうそう、ブラッド・ドゥーリフを見て、なんだかうれしく思った。
　　　でも、やっぱりこういう役しか来ないのよね・・と、切なくなったけど。
　　　点数を付けるなら６０点かな。

　　　そんなこんなで、『二つの塔』と同じく、期待せずに『王の帰還』を観たのだが
　　　予想に反して導入部から集中して観る事が出来た。

　　　これまでの２本では「小汚い男やな」って思ってたのに
　　　アラゴルン役のヴィゴ・モーテンセンにうっとり（*＾＾*)
　　　そんなヴィゴ・モーテンセン、いや、アラゴルンに惚れたね。
　　　完璧に役柄を好きになったって感じやわ。
　　　来日会見では、髪が短くなっていてカッコよさが全くなかったけど（-_-；）
　　　オーランド・ブルームは美しい。ほんまに美男子やね。
　　　けど、レゴラスってアラゴルンに比べると印象薄くてかわいそー。

　　　『王の帰還』に関しては、指輪を捨てる役割のフロドよりも
　　　命を投げ打つ覚悟で皆の先頭に立って戦うアラゴルンと
　　　献身的にフロドを守っている忠誠心の強いサムの話って気がしてならない。
　　　あのふたりが主役って感じ。
　　　特にサムの気持ちになって、涙してしまった(T-T)

　　　ん？待てよ。
　　　『王の帰還』ってことは、やっぱりアラゴルンが主役ってことでええのかな。
　　　中つ国の王になったもんなぁ・・・そっか、あれでええんやね。

　　　サムが親友のフロドを「フロド様」って呼ぶやん？
　　　最初から最後まで、あれに違和感あって、な～んかイヤやった。
　　　そりゃ、今はフロドがご主人様的な立場なのかもしれないけど
　　　窓から覗いて話聞いてしまっただけで、無理矢理家来にさせられてしまっただけやん。
　　　元々友達なんやから・・・なんだかなぁ（-_-；）

　　　「んな場所、裸足で歩けるワケないやろーっ！脚溶けるわっ！」と
　　　リングを捨てに行くシーン＆捨て終わったシーンで思わず突っ込んだ。
　　　ろくな食事をしてないはずなのに、全然痩せないサムにも(^^;

　　　旅から戻ってからは、それまでの気持ちや本来の関係には戻れない４人の仲間。
　　　それって、やっぱり辛いよなぁ・・・フロドが旅立つのもわかるけど
　　　他のメンバーが現実を見て生きていかないといけないのに反して、逃げてるようにしか思えない。
　　　そりゃ、指輪を捨てる重荷を背負わされて地獄を見たんやから仕方ないんやろけど。
　　　サムだって、他の仲間だって、それは同じとちゃうんか～。

　　　突っ込みどころはいろいろあったけど、それほど気にはならないね。
　　　なかなかおもしろいファンタジー・アドベンチャー。
　　　３部作では一番よかったな。迫力あったし。７５点ぐらいかな。
　　　１・２が大好きで、登場人物に感情移入してる人なら９０～１００点の内容でしょう。

　　　＜2004.2.29＞

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　☆ロッキー・ホラー・ショー☆

　　監督 : ジム・シャーマン　　脚本・作詞・作曲 : リチャード・オブライエン
　　出演 : ティム・カリー／スーザン・サランドン／バリー・ボストウィック／リチャード・オブライエン

　　　３年ほど前だろうか。怖いもの見たさでレンタルしてみた。
　　　強烈なキャラクター、ド派手な衣装、安っぽいセット、悪趣味でワケのわからん世界！！！
　　　頭を空っぽにして見るには最高の映画(＾▽＾)

　　　ティム・カリーがフランクリン・フルター役だったとは！
　　　スクリーンデビューがあの作品でしょ・・・強烈やなぁ。
　　　化粧を落とすとコワモテやから、どうしても悪役とかアクの強い役が多いもんね。
　　　もっとコメディーとかやって欲しいなぁ。
　　　とにかく、あの役のティム・カリーはスゴイよね。
　　　なんか・・・憑依してるようなマッドサイエンティストぶり。
　　　画面に出てくると目が吸い寄せられて、彼だけを見てしまう(^^;
　　　歌いっぷりや動きが最高にかっこいい！！！

　　　スーザン・サランドンって、歳とっても変わんないんだね～。
　　　もちろんこの作品では若くてかわいらしいけど。
　　　最近の彼女しか知らなかったあたしは
　　　「え・・・こんな役してたんや。捨て身やな。」と、かなり驚いた。

　　　基本的にはミュージカル映画は好きじゃないけど
　　　この映画の楽しさは、キャラの濃さもあるんやけど、やっぱり音楽よね～♪
　　　今でも各地で上映されてて、熱狂的ファンが集まってるみたいやけど
　　　仮装したり一緒に歌ったり踊ったり・・・そこまでする気にはなれない。
　　　ただの傍観者でええねん。それで満足よん♪

　　　この映画、落ち込んでる時には見ないほうがいいかも。
　　　あたしの場合やねんけど「なんや！この下らん映画は！」って思ってしまった(^^;
　　　なので、気持ちが安定してて楽しい気分の時の方がええんとちゃうかなぁ。

　　　素晴らしきかな、Ｂ級映画♪

　　　＜2004.2.6＞