「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り捨てる」しかない理由
からです。
松本人志氏と株式会社文藝春秋外1名との裁判が終結したことを受けて、これまで多くの報道関係者から松本氏の記者会見の実施予定等について問い合わせをいただいておりますが、本件に関して、すでに公表済みのコメント以外の情報発信を行うことは、 関係者
との協議及びその結果の趣旨・内容に鑑み控えざるを得ませんので、何卒ご理解賜りますよう、お願いいたします。
報道関係者の皆様へ(八重洲総合法律事務所) |
八重洲総合法律事務所
何度読んでも、意味が分からない。「 関係者
」というのは、誰を指しているのだろうか。週刊文春だろうか。だとすると、文春側が「これ以上は情報発信しないで欲しい」と依頼したのだろうか。いや、まさかそんなはずはなかろう。わざとらしく法律用語を散りばめているが、要するに「会見はしません。理由は、したくないからです」と言いたいのだろう。
SNS
で虚勢を張ったあとはスラップ訴訟とも言うべき巨額の賠償請求を行い、さらには探偵を雇って法廷の外で女性を威迫し、最後は敵前逃亡して長年のファンをも裏切った。
虚勢と威迫と逃亡。
性加害疑惑が報じられて以降、松本人志が行ったのはこれだけである。
横山やすしはダウンタウンの漫才を「 チンピラの立ち話
」とかつて酷評したが、これまでの流れを振り返ると、松本人志の言動はまさしく「チンピラ」的だった。
バックにしっかりしている人がついているようには見えず、行き当たりばったりという感じでした。
訴訟取り下げに追いこまれた弁護士も、ちゃんとした人たちなのでしょうか。
近いうちに、 吉本興業
は松本人志を「切り捨てる」必要に迫られるだろう。
体面を保つため、きっと「独立」というフレーズを強調するに違いない。
濃厚な性加害疑惑を抱えたまま、すべての説明から逃げ続けている人間を自社の看板として掲げ続けることは、吉本興業にとってリスクでしかない。
万博を請け負っている吉本も、松本がアンバサダー=万博の顔では持たないと思っているのでしょう。
お金を払って自社のブランドイメージを下げるスポンサーはいないでしょうから、こちらも離れたままでしょう。
しばらく前に X
上で「 嫌知らず
」という言葉が注目を集め、話題となった。
相手が本気で嫌がっていることを理解できず、「嫌じゃないでしょ」「まあいいじゃん」「俺は大丈夫」などと自分本位に捉え、相手の嫌がることをゴリ押ししてしまう人や態度を指す。
松本人志は典型的な「嫌知らず」だったに違いない。そう考えると、色々と辻褄が合う。
密室で〇行為を迫った際、松本人志は「相手は嫌がっていない」と信じ込み、「まあいいじゃん」「俺は大丈夫」と思い込んでいたのだろう(今でもそうかもしれない)。
だからこそ、今なお真摯な謝罪や説明ができず、表舞台からついに姿を消そうとしている。
「笑いの天才」と讃えられ、一つの時代を築いた人間の晩節としては、あまりに哀しい末路である。とはいえ「 人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇である
」とチャップリンは言っている。なるほど、そうかもしれない。松本人志は今、確かに喜劇を演じている。
松本が
「笑いの天才」とは思えませんが、
「
人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇である
」
とチャップリンはうまいことを言いますね。
謝罪もせず説明責任を果たさないなら、松本は復帰せず消えてほしいと思います。