そらのはて
ねえ神様、なんだい
質問があるんだ
ほお～
神様って何でも知っているんだよね
まあ～ね、だいたいだがな・・
このね、そらのはてには、なにがあるの？
壮大な宇宙さ
ふ～ん
その先には何があるの？
なんだろうな～実のところ
わしもしらんのじゃよ・・あっはははは
あれ、何でも知っているんじゃなかったの？
こりゃまいったな・・
君はそのはてというものを本当に知りたいのかい
ん～知りたいんだ、とっても、とってもだよ。
そうかい、それならここで提案なんだが
君が冒険して探してみるというのはどうだい？
え～僕が・・
どうした・・
知りたくないのかい？
ん～
怖いのかな？
そんなんじゃないけど・・・
な～に、そんなに心配することはないよ
君と同じ疑問をもってるものが何人も
いるんだよ
みんな、おいで・・
一人が言った
大丈夫だよみんな一緒だから
行ってみようよ
どうじゃな・・
そして、皆と一緒にわしもいるから心配
いらんのじゃよ・・
え～ほんと
だったらゆく
そうか！
ではここで注意点があるんだが、
な～に
いいかい良く聞くのだよ
君はここをはなれると
自分は何者かを忘れてしまう
そして私のこともね
しかし、心配はしないでいいよ
もし、みんなやわしに会いたくなったら
心を静かにして私を呼べばよい
そしたら私は静かな声やサインで
君にメッセージを送ることにしよう
素直な心と信じる心を宝物としてそのときが
きたら、それを思い出すように
しておこう。
ええ～
もし思い出さなかったら
僕はひとりぼっちなの？
そんなことはない
ヘルパーもついているから
大丈夫さ、
本当ですか・・
ただ皆、目には見えないからね
心で感じるんだよ
どうだい？いって探してみるかい
「そらのはてを・・」
分かりました
みんなと一緒に行ってきます。
そうか・・
では、気をつけて行っておいで
さてさて、大丈夫
すべては私だよ
私が共にあり実は私が君達でも
あるんだ
そして・・そらのはてには
※忘れぬようにとメモ2007/7/26
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