そういちの平庵∞ceeport∞

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ブルース・スプリングスティーン


僕に似てると思ったロッカー
それが ブルース・スプリングスティーン
「ビ-トルズのような曲を書きたい、ディランのような詩を書きたい」と彼は言う
僕も同じ事を感じてた・・・そう思って音楽やってた奴は山ほどいた
決定的だったのは「リバー」これには参った高校の頃だ
そうディランのような曲だ
だけどまさしく『彼のうた』だ
19の男が17の女を孕ませ
幸せを夢みるが
そこにあるのはしたたかな現実
仕事も無く金も無く
生活に追われ
やがて疲れ果てる男女の物語
そして男女の間に永遠に流れる「川」
深くて暗い川を暗示する
2人はそこに降りようとする
リバー・・・甘くて辛くてせつなくて・・・ほろにがい歌だ

やがて僕も年を取り
違った意味で彼の歌を聞き詩を読む
僕は自分をロックンローラーなんだと思う
彼の魂と似た物を自身に感じる
人の心の奥に潜む悲しみを彼は唄う
僕は僕でそんな事を日々感じながら生きるのだ
色々な生がある
ああ・・・それだけだ・・・だけどぬくもりを感じたいのだ
嫌気のさすようなこの世の中で・・・

「ネブラスカ」

バトンを回しながら
彼女は前庭の芝生の上に立っていた
俺と彼女はドライブに出かけ
10人の関係ない人間を殺した

ネブラスカのリンカーンの町から
41口径の先を切り詰めたショットガンを持ち
ワイオミングの不毛地帯まで
行く手に現れるすべてのものを殺した

俺たちがしたことに対して
後悔なんかしていない
少なくともしばらくの間
楽しい思いをしたんだから

(中略)

やつらは俺を生きるに値しないと断言し
俺の魂は地獄に投げ込まれると言った
やつらはなぜ俺がこんなことをしたのか知りたがった

この世には理由もなくただ卑劣な行為というものがあるんだよ
(訳詞:三浦久)





BORN IN THE U.S.A.

死んだような生気のない町に生まれ
歩き始めるとすぐに蹴とばされた
最後には叩きのめされた犬のようになり
人生の半分を人目を盗んで生きるようになる

※U.S.A.で生まれた
俺は U.S.A.で生まれた
俺は U.S.A.で生まれた
U.S.A.で生まれた

俺はこの町で小さな問題を起こし
彼らは俺の手にライフルを握らせ
外国へ送り込んだ
黄色人種を殺すために

※くり返し

帰郷し、製油所へ行った
雇用係が言う「私の一存ではどうにも」
退役軍人管理局へ行った
そこの男が言った「まだ分からんのかね」

俺の兄貴はケ・サンでベトコンと戦った
彼らはまだ生きているが、兄貴はもういない
兄貴の好きな女がサイゴンにいた
彼女の腕に抱かれている彼の写真だけが残されている

刑務所のすぐとなり
製油所の燃え盛るガスの火の近く
この10年 煮えくり返る思いで生きていた
全くのどんづまり どこへ行くこともできない

U.S.A.で生まれた
俺は U.S.A.で生まれた
U.S.A.で生まれた
俺は U.S.A.の敗残者だ
U.S.A.で生まれた
U.S.A.で生まれた
U.S.A.で生まれた

(訳詩:三浦 久)




「ヒューマン・タッチ」


俺とお前は自分を偽る事で
全てを失ってしまった
いくら失うまいとしても
結局最後には奪われてしまう

他人の顔の中に優しさはない
ここでは奇跡なんて起こりはしない
幸運を待ち続けることも出来るさ
でもね、ひとつ聞いておきたい事があるのさ・・

祈りや同情がほしいわけじゃない
体を支えてくれる杖が欲しいわけでもない
ただ、誰かと話がしたいんだ
わずかばかりの人間のぬくもり
うん、少しだけでいい、、
人間のぬくもりが欲しいのさ

この町のどこを歩いても優しさなんて見つからない
天国のパンもなければ
血のぶどう酒を汲んでいる者もいない
今夜は、お前と俺、二人だけだ

冷たいこの世の中で
俺の望みは高すぎるものなのか?
俺が望んでいるものは、ただ、しがみつく事のできるもの
そう、わずかでいいんだ、人間のぬくもりが欲しい

お前が大切にしている「安心」っていうやつは
大きな代償なしでは手に入らない
危険と苦痛を避けて
真の愛を見つける事はできない
そう、俺たちはみんな、この汽車に乗り合わせた乗客なのさ

お前は傷つき苦しんできた
でもそれは誰でも同じこと
俺も大した男じゃないけど
ちょっと、絵の具をつかって修正したら・・・・

全ての答えがたいして役にたたない時には
お前だってしがみつく物が欲しいだろう?
話し掛けることのできる人が欲しいだろう?
わずかばかりの人間のぬくもりが

冷たいこの世の中で
俺の望みは高すぎるものなのか?
俺はただお前をこの腕に抱き
わずかばかりの人間のぬくもりを分かち合いたい
そう、わずかばかりでいい、ヒューマン・タッチを分かち合いたい
わずかばかりのヒューマン・タッチを感じたい
わずかでいい、人間のぬくもりを感じたい・・・・・

(訳詩:三浦 久)

この曲はブルースが書いたものではないが、あえて紹介したい。

イラクへの攻撃が始まる前の3月2日。
ブルースはブッシュ大統領の地元テキサスでライブのオープニングにこの曲を歌った。

ウォー

戦争
何かのためになるのかい?
まったく何のためにもなりゃしない

戦争 俺こそ軽蔑するもの
何の罪もない人たちの命を奪って行くからさ
戦争とは多くの母親の目に涙に溢れる涙
息子たちは出征して行き
もう二度とは戻ってこない

(コーラス)
戦争
いったい何のためになるっていうんだ?
何のためにもならないよ
もう一度言ってやるぜ
戦争
いったい何のためになるっていうんだ?
まったく何のためにもならないぜ
戦争
みんなの心を引き裂くだけ

戦争
仲良しなのは葬儀屋だけ
戦争こそ人類すべての敵
戦争のことを考えると頭が変になってしまう
ひとつの世代から次の世代へとひきつがれて行く
兵隊を集め そして破壊する
死にたい奴はいるか

(コーラス)

戦争が若者のいろんな夢をこなごなに打ちくだく
そして若者を無能にして、根性をくさらせてしまうんだ

大切でいつまでも続かない人生
毎日戦争なんかして時間を潰しちゃいられない
戦争は生気を与えるどころか
奪い取って行くだけ

戦争
みんなの心を引き裂くだけ
戦争
仲良しなのは葬儀屋だけ
平和に愛にお互いを判り合うこと
今の時代、入り込む余地がないのか?
自由を守るために戦争をしなくちゃなんて言う奴がいる
だけど神よ、もっとましなやり方があるはず
戦争よりもずっとましなやり方が



(訳詩:中川 五郎)


TWO HEARTS

I went out walking the other day
Seen a little girl crying along the way
She'd been hurt so bad said she'd never love again
Someday your crying girl will end
And you'll find once again

(Chorus)
Two hearts are better than one
Two hearts girl get the job done
Two hearts are better than one

Once I spent my time playing tough guy scenes
But I was living in a world of childish dreams
Someday these childish dreams must end
To become a man and grow up to dream again
Now I believe in the end

(Chorus)

Sometimes it might seem like it was planned for you to roam empty hearted through this land
Though the world turns you hard and cold
There's one thing mister, that I know
That's if you think your heart is stone
And that you're rough enough to whip this world alone
Alone buddy there ain't no peace of mind
That's why I'll keep searching till I find my special one

(Chorus)



二つの鼓動

この間 散歩に出かけたら
泣いている娘に会った
傷つけられてもう恋なんかしたくないと言った
いつかもう泣くこともなくなり
もう一度わかる時がくるさ

ふたつの心の方がひとつよりいい
ふたつの心なら万事うまく行く
ふたつの心の方がひとつよりいい

昔はいつも強がって生きていた
子供じみた夢の中に生きていたのさ
そんな夢はいつか終わらねばね
大人になり また別の夢を見るために
今俺は信じている 結局

ふたつの心の方がひとつよりいい
ふたつの心なら万事うまく行く
ふたつの心の方がひとつよりいい

時には前から決められていたに違いないと思うことがある
持ち物は何もなく この地上をさまよい歩くことがね
この世がいくら厳しく辛くても
俺の知ってるひとつのことがある
心が石のようで この世をひとりで生きて行けるほど強いと思っているなら
決して心に安らぎはないということだ
だから俺は探しつづけるんだ 俺の恋人を見つけるまで

ふたつの心の方がひとつよりいい
ふたつの心なら万事うまく行く
ふたつの心の方がひとつよりいい


(訳詩:三浦 久)


やっぱり良い

彼の歌は・・・・・

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