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私の住んでるこの地方では、商売人同士の挨拶代わりの言葉として「忙しい?」という微妙な言い回しがある。いってみれば大阪人の言う「もうかりまっか?」と同じようなニュアンスだ。で、この問いかけに対しては大抵(特に昨今の不況下では)「ううん、全然あかんわ」とか「ヒマやわ」などと否定的に答えるのが一般的だ。これが反対に「もう、忙してたまらんわ」とでも答えようものなら、たちまちやっかみの嵐になってしまう。ちょうど学生時代、試験当日に交わされた「勉強した?」「ううん、全然」という会話を思い出す。まさにあの感覚だ。この「忙しい?」という言い方なのだが、私はいまだに好きになれない。確かにお客が増えて仕事量も増えれば「忙しい」し、その反対だと「ヒマ」なのはある意味真実だけど、お客が減って売り上げがダウンすれば、当然何とかしようとして頭と足を使って努力するのが普通だろう。「忙しい?」という一連の受け答えそのものが、黙っていてもお客が来て物が売れていった旧き良き時代の名残りなんじゃないかな。自慢するわけじゃないが、実際私が今の商売についてからこのかた、「ヒマだ」などと思ったことは一度も無い。誤解の無いように言っておくと、常に業績が右肩上がりという意味ではない(^^ゞ。売り上げを上げるために考えること・やるべき事が、いつも何かしらたまっているのだ(単に手際が悪いというだけかも知れないが.......^_^;)。だから同業者に「忙しい?」などと声を掛けられると、一応口では当たり障りの無い返事をしつつも、非常に違和感を感じてしまうのだ。まだ大阪の「もうかりまっか?」の方がストレートで好きだな。今日もある仕入れ業者の人に「忙しいですか?」といつものごとく訊かれたが、言ってやったよ!「忙しいですよ!頭の中がね。」
2004年05月31日
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昨日から扁桃腺を腫らしていたムスコ。昨日の野球の試合は欠場したが、今日の試合はどうしてもと強行出場したものの、途中で敢え無くダウン(>_
2004年05月30日
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とある仕入れ業者に電話をしたときのこと。先方の担当者が不在だったので、電話に出た女子社員に用件を言付けた。用件が終わって、「じゃあ、よろしくお願いします。」と言って電話を切ろうとしたとき、別の用件を思い出し、「あ、それから............」と言ったか言わないかというタイミングで、「ガチャン!」と先方の電話が切られてしまったのだ。このような経験、皆さんもよくおありだと思いますが、非常に後味悪いものだ。さてこのケース、仕方のないことなのか、それとも先方の女子社員が悪いのか、どちらでしょう?私が今の商売に就く前に勤めていた会社で、入社間もない頃にある先輩社員によく注意された「電話のマナー」があった。『相手から掛かってきた電話は、相手が切るまでは絶対に自分から先に切るな』ただ、いわゆるよくあるところの「電話応対マニュアル」のようなものを見ても、こんなことがあまり書かれていた覚えが無いから、この教えはその先輩社員のオリジナルだったのかもしれない。けれども私自身ナルホドと納得できたので、以来この教えを忠実に守っている。しかし今周りを見ていると、これが出来てない人が結構多い。いや、出来ていないというよりは、これが電話の正しいマナーだと世間に認知されていないだけなのかもしれない。つまり私が勝手に思い込んでるだけ..........ということかな?どうなんだろう??
2004年05月29日
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このところ毎週木曜日の夜、「新しい風」というドラマを見ている。吉田栄作扮する主人公が、新聞記者の職を辞して代議士を目指すというお話だ。内容はさておいて、このドラマを見ていると70年代に大ヒットした、ミッシェル・ポルナレフの「シェリーに口づけ」が耳に飛び込んでくる。ちゃんとした主題歌は別にあるのだが、この曲とその他にも彼の歌が2曲ほど挿入歌として使われているのだ。そういえばここ最近、70年代にヒットした洋楽がテレビ番組の主題歌やCMソングとして使われることが多くなっており、その辺りの曲をリアルタイムで体験している者としては非常にウレシイ限りだ。おそらくテレビ局のディレクターやCMクリエーターといった人たちの間でも、私と同じ位の年齢でかつて同じ年代の音楽に熱中していた人たちが、現場でイニチアシブを取れる立場になってきたということなんだろうなあ。それが証拠にほんの10年ぐらい前なんかだと、テレビから流れるのは60年代の音楽が圧倒的に多かったからね。で、この「シェリーに口づけ」が流れると、なぜか一番下のムスメが急にニコニコして、今にも踊りださんばかりにノッてくるのだ。実はウチでは朝、子供たちの朝食時間には、CS放送のお天気チャンネルを流しっ放しにしていて、その中でたまたまこの「シェリーに口づけ」が流れるのだが、ムスメはどうもそれがいたく気に入ったみたいで、この曲が流れるともうゴキゲンなのだ。確かに、もうこれ以上無いという位キャッチーなメロディーだから、幼稚園児にもスンナリ受け入れられるんだろう。良いものは世代を超えて(?)受け継がれるという、いい見本かな?
2004年05月28日
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昨日の日記で、日本の飲食店における飲み物の値段の高さについて書いた。家庭で飲めば定価か、もしくはそれ以下の値段で飲めるものを、飲食店で飲むという付加価値が付いて、定価の2~3倍のおカネを出して飲むのである。飲食店の付加価値といってもいろいろだが、大まかに言って「雰囲気」・「サービス」・「(それに合う)料理」というところだろうか。クラブやスナックだと、「キレイなオネエチャン」というのもあるだろうな(^。^)それがお客の納得いくレベルであればみな納得するだろうし、そうでなければお客は離れていってしまう。日本の飲食業界では至極当たり前のことなのだが、単純に「酒を飲む」ということにもっとこだわって、もっと安価で飲めるようには出来ないだろうか、とも思う。以前、オーストラリアのシドニーへで滞在したことのある知り合いから聞いた話を思い出した。彼の地ではアルコール類の在庫を持っているレストランは少ないようなのである。じゃあどうやって飲むのかというと、お客が来店前に自分たちで買ってくるのだそうだ。要するに「持ち込み」だ。その為いわゆる歓楽街の近辺にあるリカーショップは、どこも夜遅くまで営業して対応しているのだという。持ち込み料も発生しないので、お客はリーズナブルな値段で酒を飲めるし、店側も飲み物の在庫に気を遣わなくてよいので、双方メリットがあるのだそうだ。なるほど、こういうのもひとつのやり方だろうね。ただ、飲み物の品揃えもその店の個性を発揮する重要な要素だという考えに立てば、こういうシドニースタイルはトンデモナイ考え方かもしれないな。要はお客が、何に対してなら余分にカネを払えるか、ということになるのだろう。
2004年05月27日
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ある筋の話によると、最近フランスではレストランでの飲み残しワインの持ち帰りを推進する運動が広がってきているらしい。どうもその背景には、日本と同じく飲酒運転の取り締まり強化があるみたいだ。まあさすがにあちらの国は、少々の量くらいならOKなのかもしれないが、さすがに1本空けるほど酔うとヤバイのかもしれないな。それで最近、レストランにおけるワインの消費量が落ち込んできているらしい。そういった現状に対応する形で、何とかワインの消費量を増やそうという苦肉の策のようだが、今のところはまずまずの成果が出ているということだ。なかなか合理主義の国らしい発想だが、日本でも同じようにやったらどうだろう?たぶん流行らないだろうな。まず第一に、今の日本の取り締まり基準に照らし合わせると、ワインのボトルを半分飲もうが1本空けようが、飲酒運転には変わりは無いということがある。クルマでの来店客は取締りを警戒するなら、半分どころか注文すらしないだろう。それともうひとつには、飲食店における飲み物の値段の高さがある。フランスあたりの相場はよく知らないけど、わざわざ定価の2倍も3倍もの金額を払って(そのままではないとはいえ)自宅に持って帰るというのもバカバカしいよね。ただホントに飲みきれなかった分を、勿体無いからということで持ち帰らせるのはいいかもしれない。でも自宅へ持ち帰る途中で電車の中に忘れて来たり、とかいうことは充分ありそう!?(荷物になってしょうがないんじゃないかなー(^^ゞ)
2004年05月26日
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『おおちょうれもんしゅ』と読む。レモン果汁を発酵させて造られた、いわば「レモンのワイン」だ。とある卸業者で紹介されたのだが、恥ずかしながら私もこの酒のことは全然知らなかったのである。まあ大した物ではないだろうと、さほど期待してなかったのだが、実際飲んでみるとその質の高さにビックリ!普通こういうレモン系のお酒というと、生レモン独特のあのとがった酸味や、逆にレモンリキュールにありがちな余分な甘さが気になるところだが、これは酸味も丸みを帯びており、甘さも控えめでスッキリとした爽やかな風味だ。何でもこのお酒の原料として使われているレモンは、国産レモン発祥の地として100年の実績を持つ、広島県は大崎下島・豊町で栽培された超一級品の「大長レモン」なんだそうだ。アルコール分が9度と低いのでストレートやロックでもOKだが、私はソーダ割りがお勧めだ。キンキンに冷やしたグラスにクラッシュドアイスをブチ込んで、ソーダで割った『大長檸檬酒』をグビグビと飲み干せば、暑さなんかも吹っ飛んでしまいそうだ。いい酒との出会いは、心踊るものがある
2004年05月25日
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昼食時もやや過ぎた頃、とあるラーメン屋に入った。初めて入る店だ。扉を開けた瞬間視界に入ったお客は5人。そのうちの2人に「いらっしゃいませ」と言われる。2人はお客ではなく、この店の主人とその奥さんだった。常連さんと思しき人と同じテーブルに座って話し込んでいたので、ゼンゼン分からなかった。私が座ると奥さんは注文を取りに来て、注文を告げると主人は厨房の中に入った。この後奥さんは引き続きテ-ブルに座って、先ほどの客と談笑を続けた。こういった光景ならまあよくある事だろう(あまり感心しないが)。問題はこの後だ。私の注文の品が出来上がり、奥さんが私のテーブルまで持ってくるのだが、その間も件の客との会話を止めず、顔も半分くらいはそちらの方を向いているのだ。そうか、ここではオレよりもそっちの常連さんの方が上なんだな。もう2度とこの店には来ないゾ、と思ったのは言うまでもない。ウチの店でもよく似たケースはある。お馴染みさんのお客と話しこんでる最中に、ほかのお客(一見さん)が来店したりするときだ。しかし他のお客が商品を持ってレジにやって来たら、お馴染みさんとの会話は中断しなければいけない。これだけは私は肝に銘じているつもりだ。もしかするとお馴染みさんにとっては、話が途切れてシラケてしまうかもしれないが、少なくとも目に見える範囲内では、すべてのお客に等しいサービスを、というのが私のモットーなのだ。特別なお客には陰でこっそりとサービスしてあげればよいのだ。
2004年05月24日
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今NHKの大河ドラマでやっている「新選組!」を、ウチの子供たちが一生懸命見ている。去年までは大河ドラマなどひとつも見ていなかったのだが、SMAPの香取慎吾クンが主役をやるというので見出したらしい。そのうち飽きるだろうなと思っていたら、回を追うごとに引き込まれていっているようだ。一番上のムスコはドラマだけでは飽き足らず、図書館で新選組関係の本を片っ端から借りて読んでいるようだ。ひょっとしたら今新選組に関しては、親よりも詳しいかも...。真ん中のムスメは一応話にはついて行っているものの、細かな場面場面の意味が解らなかったりするようで、いちいち「何でこうなったの?...これはどういうコト?...この人今何て言ったの?...」と質問攻めにされる。一番下のムスメはさすがにまだよく解ってないようだし、他の家族全員がドラマに見入っていると、ひとり所在無さそうにしている。それでも時々、「ワタシは沖田、おねえちゃんは土方ね」などとワケのわからない事を言ったりする。受け止め方は三者三様だが、とりあえずこれが、歴史に興味を持つキッカケになればいいんじゃないかと思う。一部にはこのドラマは、史実に反している部分が多いという批判も受けているようだが、ドラマはあくまでエンターテイメントであるから、そんなに目くじらを立てる必要もないと思うのだが.....。軽妙洒脱な三谷幸喜の脚本もイイ。
2004年05月23日
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楽天日記で始まった「トラックバック」。正直言って私はまだよく理解できてない。何だかかえってややこしくなったような気すらする。とりあえず一度使ってみないと何とも理解できないので、やってみようと思う。(高柳全孝@((( ^_^)且~~ ささ、お茶でも!さん、失礼します。)考えてみたら私の場合、昨日の日記でこの機能を使ってみれば良かったのかも。昨日はYahooNewsを参照したのだが、この記事をトラックバックした場合、YahooNewsのサイトに私のURLが表示される?っていうコト??まだまだ分からない事だらけだ!―――――――――――――――――――――――あれっ?これって、自分がトラックバックを送った先のURLなんかは表示されないのかな?それなら自分で貼り付けなきゃ!こちらです
2004年05月22日
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有線放送業界最大手の「A・ネットワークス」とその代理店である、「B・ヴィジョン」が、業界第2位の「C・システム」の顧客にターゲットを絞って、不当な値引きを行っていたという事で、公正取引委員会の立ち入り検査を受けたということが報道された(詳細はコチラ)。実はウチの店がこの問題の真っ只中にいるのである。当店は数年前から業界第2位の「C・システム」の有線放送に加入していたが、これはチャンネル数が少なくても安いのが魅力だったからだ。ウチの店は現在BGMとしては3種類のチャンネルしか使っていないので、チャンネル数の多い少ないには全くこだわらない。だから数日前に「B・ヴィジョン」のセールスマンが来て話を聞いたときも、変更に了承することに特にためらいは無かった(C・システムには何のしがらみも無かったしね)。ただ断っておくが、「C・システム」に比べて「B・ヴィジョン」の料金が破格だったかというと、実際のところはそうでもない。料金というよりそのセールスマンが気に入った、ということのほうが大きいかもしれない。報道によると、「B・ヴィジョン」のセールスの中に、「『C・システム』はつぶれますよ」などと吹聴して廻っている者がいるらしい。実際「B・ヴィジョン」と言う会社自体、「C・システム」の元社員が袂を分かって立ち上げたのだと言うから、そこにはいろいろな表には出ない確執なり、ドロドロしたものがあったのかもしれない。ただ私のところに来たセールスマンは、そんな内部事情を自分からは決して口にすることなく、変更をしつこく勧めたりということも無く、あくまでお客さんの判断ですよ、と言うスタンスを貫き通すあたりが爽やかだった(当然といえば当然のことなんだけどね)。だからここまで話題にはなったものの、自分の判断自体にやましいところはないし、間違いも無いと思っている。でも今後この問題がどうなるのか解からないが、やっぱり自分が絡んでいる問題が大きく報道されると言うのは、あまり気分のいいもんじゃないね。
2004年05月21日
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昼間店にいるとき、何だかむさくるしい身なりの男性が入ってきて、「すみません、フラッシュです。」と言って名刺を差し出した。一瞬何のことか分からなくて、「フラッシュ」なんていう会社、取引先の中には無いしなー、などと思いよく名刺を見てみると、「『FLASH』編集部 ライター ○※●△」と書いてある。その横の方には『株式会社光文社』の文字も見える。一瞬、写真週刊誌『FLASH』の名をかたったサギか何かじゃないかと身構えたが、どうもそんな感じでもない。じゃあ何で『FLASH』の取材がウチへ来るの?オレ何にも悪いことしてないのに、といぶかしく思っていたら、「あのー、岡田克也さんの小さい頃のエピソードなどをお聞きしたいんですけど、どなたかお知り合いの方ご存知でしたら紹介して頂けませんか?」何のことは無い、そういうことだった。実はウチの店のある地区は、今回民主党代表に就任した岡田克也氏が通っていた小・中学校の学区内なのだ。もちろん私にとっても岡田氏は小・中学校の先輩だ。ただ年齢が10歳ほど違うこともあり、直接彼のことを知っている知り合いなど心当たりがないので、丁重にお断りをした。その後クルマで外を廻っていたら、2時間ほどの間に3回ほどそのライター氏の姿を見かけた。折からの強い雨の中、トボトボと歩いている姿が印象的だ。たいへんなんだろうなー、ああいう人たちは。何だか普段かかわりの無い出版業界の舞台裏を垣間見た気がして、面白かった(^_^)。
2004年05月20日
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今日は中小企業家同友会の支部総会に出席する。今回は司会の大役を仰せつかっている。十何年も前に友人の結婚披露宴の司会をしたことがあるが、それ以来のこういうことに縁が無かったので、非常に緊張した。それでもバタバタしながらも、何とか滞りなくやり終えることが出来た。そういえば以前、子供たちと緊張ということについて話をしたことを思い出した。彼らも彼らなりに緊張することがある。野球をやってる上のムスコは、バッターボックスで緊張するし、ピアノを習っている真ん中のムスメは、発表会の席上で緊張するという。他にも授業中に当てられたとき、運動会の徒競走の順番待ちのとき、等等緊張する場面はたくさんある。その緊張感がイヤなのだ、と彼らはいう。ただそのとき私が何と言ったかというと、「ドキドキするような経験はそう滅多に味わえるものじゃないんだよ。ドキドキを味方だと思ってやってみな。」そういえば最近、ドキドキするような緊張感を体験することが少なくなってきたように思う。こういう緊張感を味わえる機会は大切にしないとね。
2004年05月19日
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今日は酒販組合青年会のメンバーで、恒例の清掃活動を行った。いつもは組合の建物の周りの草むしりだけだが、今回は側溝にかなり泥が溜まっているのでその除去作業と、倉庫内の不要物の撤去を重点的にやった。さてその除去した後の泥をどう処理するかという段になったとき、ある人が自分の地区で使うので土嚢にしようということになり、急遽近くのホームセンターへ土嚢袋を買いに走った。私自身土嚢は見たことがあっても実際作ったりしたことが無いので、どれも大して変わらないだろうと、とりあえず一番お値打ちそうなものを買ってきたのだが、コレが結構粗悪品らしく、分かる人には一目見ただけで分かるらしい。実際この袋を使って土嚢を作ってみても、途中で穴が開いたり、染み出した泥汁でびちょびちょになるのが続出。たかが袋、されど袋、土嚢作りは奥が深いぜ!
2004年05月18日
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「焼酎ください」とだけ言って、あるお客が入ってきた。どんな焼酎が欲しいのか良く分からないが、焼酎ブームが盛り上がり始めてからというもの、こういう言い方をするお客は珍しくない。とりあえずお客が何を求めているかを探らなくてはいけない。一般の方はあまりご存じないが、焼酎には大まかに言って「甲類」「乙類」という分類がある。「甲類」とは主に無味無臭・透明に近いもので、『純』・『大五郎』・『鏡月』などがコレに当たる。反対に「乙類」の方は、素材の風味がそのまま生きているもので、いも・むぎ・米などいわゆる『○○焼酎』と呼ばれるものがコレに当たる。ただお客にしてみれば甲であろうが乙であろうが、そんなのはどうでもいいことだから、「甲ですか?それとも乙ですか?」なんていう訊き方は出来ないし、訊いてみたところで余計混乱を招くだけだ。そこで私は、「どういう飲み方をされますか?」と、飲み方から種類を割り出す作戦に出た。ここで「お湯割り」と来れば、まず間違いなく「乙類」だろうし、「サワー割り」と来ればほぼ「甲類」でキマリだ。お湯割りの場合、常温の時よりもストレートに香りが立ち昇るので、イモや麦のように香りの強いものでないと、アルコール臭ばかりが鼻についてしまうし、反対に無味無臭の「甲類」ならサワーなどで何らかの味を付けた方がグッと飲み易くなるから、というのがその根拠だ。それ以外の「水割り」とか「ロック」などのような、甲・乙共通の飲み方で来られると改めて絞り直す必要が生じるが、とりあえず選択肢はここでグッと少なくなるはずだ。「お湯割りだよ!」お客のその一言でとりあえず「甲類」の線は消えた、と思った。本格焼酎に違いない!次は主原料から絞っていかなくてはいけないが、これはお客本人に好みを訊くしかない。「何焼酎がよろしいでしょうか?」そう言っても「う~ん」と棚を目で探るだけ。人の言うことなど全然聴いてない。しばらくするとお客がこういった。「あの、『なんやら月』ってのはない?」『なんやら月』っ??ウチにある「乙類」焼酎で『月』の字がつくのは麦焼酎の『月の女神』というものだけだ。でもそれとは違うという。じゃあ、ウチにない商品か?ここでお客がさらに言ったのは、「あの、パックのやつだよ!」「え、紙パックですか?」紙パックの本格焼酎となると、ホントに限られてしまう。已む無く紙パックの本格焼酎のコーナーへ案内すると、「いや、こんなパックじゃなくて、ほら、あの、透明のヤツ!」透明のパック? ひょっとしてペットボトルのこと?でもペットボトルに入った「乙類」焼酎なんて聞いた事ないぞ!しばし「ワケわかんない」状態に陥ったその時、背後から「あ、これこれ!」と言うお客の声。お客が手にしたのはなんと、『鏡月グリーン』の2.7L入りペットボトルだ。まぎれもなく、私が「コレは無い」と確信した「甲類」焼酎じゃないか。次の瞬間思ったことは、「この人、これをお湯割りで飲むの?」私の頭の中には、「甲類」焼酎をお湯割りで飲む、という選択肢は無かったからだ。よっぽどお客に聞いてみようかと思ったが、あくまで飲み方はお客の自由だし、ヘンなことを訊いて気を悪くされるのは避けたかったから、そのまま黙って『鏡月グリーン』の2.7L入りペットボトルを売った。時として私の常識の範疇を逸脱したお客にめぐり合うことがある。酒屋としてはお客に対して正しい(という表現もクセ者だが)飲み方を提案していくのも仕事のうちだが、お客にとっては大きなお世話だったりもするし、その境界の線引きは非常に微妙な問題だ。でもとりあえずお客の飲み方に対して、あまり先入観を持つのは止めた方がいいんだろうなあ。お客の飲み方を尊重しつつも、そこからさらに一歩進んだ提案が出来れば一番良いのだが、それが非常に難しい。
2004年05月17日
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昨日から雨が降り続いている。このところ週末になるたびに雨になる。ムスコの少年野球も本来なら先週から夏季大会が始まっているはずなのだが、雨で2週連続で中止。まだ1試合も行われていない。子供たちも気の毒だが、運営している方たちも大変だ。昼前から納入業者の展示会に行く。何か変わったものは無いかと思って毎回顔を出しているが、このご時世で出展業者も小間代の節減からか年々少なくなってきており、来る度に活気が無くなっていく様で寂しい限りだ。特にコレというものも無く、早々に引き上げる。今は亡きジョージハリスンの遺作、「Brainwashed」がやっとレンタルCDに出廻るようになり、早速借りてきて聴いた。ちょっと声が老けかけて元気が無いような感は否めないが、相変わらずのジョージ節を披露している。彼のギターも決してテクニシャンじゃないが、音色が暖かいのが昔から変わっていなくて嬉しくなってしまう。とにかく死の直前の闘病中にこれだけの作品を残せたと言うことは驚異的なことだ。あらためて、合掌。
2004年05月16日
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しかしいったいどこまで拡大していくんだろう?はじめ国会議員だけで騒ぎになっていたときは、汚職事件や脱税などである意味慣れっこになってしまっている感覚からすれば、「あ、またか」というくらいの感想だったが、コトここに及んでは国会議員はおろか、自治体の長や、挙句の果ては総理大臣、またそれらを厳しく追求するはずのマスコミ関係者までが、年金未納のオンパレード!もう一体誰を信じたらいいのかさっぱり分からない(信じられるのは自分だけ!?)。「未納ではなく未加入だ」と言う小泉総理の言い分なんて、「あー、言っちゃったよ」という感じだ。確かに法律的に咎は無いのかもしれないけど、一国の首相が年金制度のことに関してこの程度の認識でしかない、という確固たる証拠だよね。2人・3人の次元では「本人の怠慢」で済ませてしまうけれど、これだけ大勢未納者がゾロゾロ出てくると、なんだか「未納」ってそんなに悪いことなの?っていう様な気にさせられてしまう人も多いだろうな。そう思わされてしまうことがいわゆる「感覚の麻痺」なんだろう。それこそ政府の思うツボだ。しかし未納者達を批判するのはたやすいけど、これだけいろんな分野の人の未納が発覚すると、自分は大丈夫?なんていう不安もよぎる。今まで報じられた未納者の言い訳を聞いた限りでは、概ね「転職」がカギになっているようだ。私も一度「転職」している経歴があるのだが、そのとき確か厚生年金から国民年金に変更している。手続きに不備はないと思うのだが、ここまで問題が大きくなると何だか心配になってくるなあ。一部の人の言い訳にもあるように、やっぱり「制度上の問題」と言うのは見過ごせないことだと思う。制度の不備をどんどん指摘し、改善していかないと、いつまでたっても同じことだろうな。
2004年05月15日
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最近、メーカーや問屋に電話するとき、気になることがある。ちょっとした流行みたいなものかもしれないが、電話に出たときに「名乗る」のである。会社名だけじゃなく、電話に出たその個人の名前を、である。つまり、「ハイ!○○商事の△△です。」という調子だ。たぶん電話に出る一人一人に、責任と自覚を持ってもらおうという経営者の意図があって、そのように指導しているのだろう、と思う。それはそれで結構な話だとは思う。でもよっぽどよく電話する相手先の、なじみの人じゃない限り、名乗られた相手の名前なんて、電話を切る頃には忘れてることが多いんだよね。後でさっきの電話の内容についてこちらから掛け直す時、「アレッ?さっきの人、なんて名前だっけ?」てなことがよくある。そんなことではせっかく名乗っても意味がないんじゃないのかなあ(名乗られた相手の名前を覚えていないオマエが悪い、と言われりゃそれまでだけど...............)。でも中にはこんな会社もある。某大手ビール会社に電話したときのこと。「ハイ!○○ビールです。」と言って出た女子社員に用件を伝え、最後に電話が切れる間際に、「わたくし、△△が承りました。」と、ここで名乗るのだ。このほうがよっぽど名前が印象に残って良いと思うんだけどねえ。
2004年05月14日
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ある料亭の女将と話をしたときのこと。最近の宴会は単価がドンドン下がって、これ以下ではどうにも料理が出せない、というボーダーラインをも割った値段での注文が多く、困っているそうだ。それだけでも大変なのに、そこへ持ってきて「飲み放題」のコースを選択されると、普段は酒やビールをチマチマとしか注文しない人たちが、人が変わったように「じゃんじゃん持ってこ~い!」と豹変するのだそうだ。そりゃまあ、そうだな。そういう前提で設定されているコースなんだからある程度は仕方ないだろう。ただモラルの問題として、まだ中身がほとんど残っているビールを目の前にして、「じゃんじゃん持ってこ~い!」というのはちょっと酷な気がする。挙句の果てに宴会終了後、実質飲んだ量の倍くらいビールの栓が抜いてあったりすることもあるらしい(もちろん中身は手付かず!)。当然一旦開けたビールは使い物にならないから、その分は丸損だ。なんでもホテルのバイキングなんかでは、「絶対に残さないように!」という「暗黙のオキテ」があるようだが、宴会の飲み放題だって同じように考えてあげないといけないんじゃないかなあ?まあ中には、ここぞとばかりに混ぜものの酒(しかも古いやつ)を平気で出してくる、悪徳店もあるようだから、そういう店は問題外だけど、真面目にやってるお店にはねえ....................(-_-;)またこのビールの飲み残しというのは、われわれにとっても非常に厄介なものだ。ビールの空瓶を料理屋から引き上げ、自分の店の瓶置き場に積み上げ、問屋の配送車に返すまでの間に、何度となく空瓶の上げ下ろしをするわけだが、このとき飲み残しが入っていると上げ下ろしの衝撃で中のビールが飛び出してくるのだ。そうっと作業すればいいのはわかっているが、忙しいときなどどうしてもつい乱雑になってしまい、気がつけば「ザバーッ」と頭からビールをかぶってしまっている。こんなことがよくあるのである。とにかく皆さん、飲み放題の宴会ではできるだけ残さないようにお願いしま~す(ささやかなお願い)m(__)m
2004年05月13日
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最近飲食店で、小さめの灰皿を置くところが出てきているという話を聞いた。灰皿が小さいとすぐに一杯になるので、それだけ店のスタッフはお客のテーブルをこまめに観察するようになる、といういわば「逆療法」とでも言うようなものだ。またこまめに灰皿を替えに行けば、その都度さりげない形で追加メニューのお勧めをすることも出来る、というメリットもあるようだ。ナルホドなかなかいい考えだ、と思う。ただこの場合、スタッフ全員にその意図するところが伝わっているかどうかが問題だろう。でなければ、ただのサービスの悪い店になるだけだ。経営者から末端のスタッフまでが同じ目的を実現するために、価値観を共有しつつ全力で取り組む。これが出来る店は強いだろうな。そういえば昨日行ったスナックのテーブルに置いてあった灰皿も小さかったけど、あれは単にデザイン性の問題...........かな?
2004年05月12日
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毎年このくらいの時期、夜になると店の軒先の蛍光灯に、正体不明の細かい虫が大量にたかって来る。お約束のようにだいたい5月の中旬くらいから始まって、7月前半くらいには収束する。なんという名前の虫なのか名前すら知らないが、さすがに「ムシ」できないほど大量にやってくる。単にうっとうしいということもあるが、それ以上に困るのが、店の中に入ってきた虫が蛍光灯にヤラレて(熱?、紫外線?)死んでしまい、その死骸が蛍光灯の真下におびただしく散らばることだ。間違ってもお客に、虫の死骸の載った商品を手に取らせる訳にはいかない。この掃除をするだけでも一苦労。とにかく店に入る水際で何とか止めようと、軒先に殺虫剤を定期的に振りまいているのだが、しょせんイタチごっこ。以前、誘蛾灯をつけたらどうかと思い知人に相談したことはあるが、店内が明るいからつけてもムダ、ということだったので特に何もしていない。でも何とかしなきゃな~。しばらくは大量虐殺の日々が続きそうだ。
2004年05月11日
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そのうち起こるんじゃないか、と思っていたらとうとう、というかやっぱり起こってしまった。今人気のイモ焼酎『森伊蔵』のニセモノ(ぜんぜん違う焼酎にラベルだけ張り替えたもの)が、ネットオークションで売買されていたということだ。ご存知の方も多いと思うが、『森伊蔵』はブーム真っ只中のイモ焼酎の中でも、今最も入手困難な商品のひとつで、蔵元が抽選で販売するに当っては、その確率は500倍にもなるらしい。またネットオークションや一部店頭などでは、1本25,000~30,000円もの高値がついているのは当たり前だ。ちなみにこの商品の標準小売価格は2,500円だから、ざっと10倍以上の値がついていることになる。被害に遭われた方には本当にお気の毒だが、しかしいまどきこの不況下にたかだか焼酎を買うために2万円も3万円も出す人っていったいどんな人なんだろう、などと不心得者の私は考えてしまった。よっぽどお金が有り余ってる人か、あるいはどうしてもこれがないと困るという人、例えば一世一代の重大な契約をまとめようとしているビジネスマンが、相手社長が『森伊蔵』のファンと聞いて、何とか手土産に持参したいとか、余命いくばくもない焼酎好きの自分の父親に、死ぬ前に一度でいいから『森伊蔵』を飲んでみたかった、と言われたとか、そういう特別な事情でもない限り、なかなか手の出せるもんじゃないと思うんだけどなあ。私も『森伊蔵』は1口だけ飲んだことがあるが、確かにウマイ、いい造りの焼酎だとは思った。ただはっきり言って25,000円も掛けて購入するようなシロモノではない。『森伊蔵』やその他のいわゆる「プレミアム焼酎」と呼ばれるものの価格がここまで高騰したのは、ひとえに希少性からだろう。ただこれらがホントにもともと高額なのか、あるいは元の価格から不本意な形で高騰したのか、一般の消費者の方にはあまり区別がついてないようなのだ。例えば同じように今人気のある『魔王』1.8Lの標準小売価格は2,800円、『百年の孤独』720mlは2,750円なのだが(いずれもやはり1万円かそれ以上の値で取引されている)、そう教えるとビックリする人が意外と多い。多くの人が元々の値段自体が1万円位すると思っているようだ。私は常々、焼酎・清酒・ワインについては、客観的に味が価格に比例するのは、せいぜい7,000~8,000円ぐらい、よく見積もっても10,000円までじゃないかと思っている。そこから更に価格が上がるとすれば、それは希少性かマスコミの力によるものだろう。あるいは買う側の思い入れの深さもあるかもしれない。どちらにしても20,000円の酒が10,000円の酒の2倍ウマイという事はまずない。おせっかいなようだけど希少性などという、いわば実体のないものに余分にカネをかけるのはもうやめましょうよ。探せば安価で旨いものはいくらでもあるし、そうやって探す楽しみも大きいと思うんだけどなあ。ここぞとばかりにプレミアムつけて売る側も売る側だが、それに平気で飛びついてしまう買う側にも、ちょっと首を傾げてしまうのだ。
2004年05月10日
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私が在籍している「三重県中小企業家同友会」が昨年創立20周年を迎え、その記念として、会員の手で栽培したサツマイモを使って仕込んだ「イモビール」(税法上、正確には発泡酒)が、過日私の手元に届いた。実は先月の定時総会がお披露目の場となっていたのだが、あいにく欠席した私に、友人がわざわざ届けに来てくれたのだ。イモのビールなんてどこにも商品化された記憶のない、前代未聞のものだ。飲む前の私の感じでは、これはえらくまったりした、しつこい味なんじゃないか、と予想していた。で、先日飲んでみた。見事に予想は裏切られた。確かにグラスに注いだら真っ黒で、スタウトタイプ、いやもっとクドいかな、と言う感じすらした。しかし飲んだ感じは適度な酸味もあり、とてもサツマイモから造ったとは思えないほど(麦芽とホップは使用)、ビールらしいビール!香りはホップの苦味の中に、サツマイモからくる甘みがほんのり感じられる。味はスタウトタイプというよりは、エールタイプに近いかな、と言う感じ。とにかくウマイ!もうヘタなつまみはいらないね。なおこのビールは、地ビール製造で高い実績のある「伊賀の里モクモク手づくりファーム」にて製造されたもので、もちろん非売品です。
2004年05月09日
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地元にある酒蔵「宮崎本店」さんが、名古屋局酒類鑑評会に出品した大吟醸が見事入賞したのを記念して、出品酒と同じ造りのものを三重県内だけで、1,500本限定で発売している。1本1本ラベルにナンバリングもされており、中身も鑑評会出品酒だけあって同社の持てる最高の技術を惜しみなく注ぎ込んで作られており、お客の評判もすこぶるよい。ただ感心するのはそれだけではない。これと同じように、鑑評会出品酒を商品化して売り出す例は他の蔵でも結構あるが、手間隙とコストがかかっている分、価格に上乗せされて高価になるのが普通だろう。同社にはレギュラー品の「大吟醸」もあるのだが、今回の限定品はあらゆる面でレギュラー品よりも当然品質は高い。それなのに今回の限定品(500ml)はレギュラー品(720ml)と容量当りの単価で比較すると反対に安い価格設定になっているのだ。私は、これはこの蔵の心意気と解釈している。つまりいつも愛飲してもらっている顧客への感謝の気持ちと、これからもいい酒を造り続けるぞという初心の表れじゃないか、と思うのである。三重県内限定としているのもそういう意味なんだろうなとも思う。こんなところにもその蔵の姿勢というものが垣間見えて、飲むものの気分を好くしてくれる。
2004年05月08日
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久しぶりにウチの店を訪ねてきてくれた私の友人と店先で話をしているとき、ちょっと気になることを言われた(もちろん当の本人には何ら悪気は無いのだが)。「なんかスカッとしてて落ち着かんなあ(笑)」どういうことかというと、ウチの店は半年前までコンビニをやっていて、専門店に転換するに当たってはそれほど大掛かりな改装をしなかったので、その名残りで前の道路に面した前面が大きなガラス張りになっているのだ(ちょうど自動車ディーラーのショールームみたいな雰囲気)。その上、少しでも外から中が見やすいように、また少しでも店内が広々と感じられるようにということで、そのガラス張りの前面部分には什器・商品などは一切置かないようにしている。つまり店内が非常に開放感がある反面、外から中が丸見えだということだ。そのこと自体は私も当初から認識していたのだが、店内の様子が外からみて見やすいほうがお客にとっても入りやすい店だといえるんじゃないか、という考えがあったので、さほど気にはしていなかった。しかし実際私自身も、外を通る人の目が気になることがないと言えばウソになる。そこへ持ってきて冒頭の友人の言葉だ。ちょっと考えてしまった。店側と客側の感覚は時として違っていたりすることがある。われわれとしては、雑然とした店はマイナスイメージで捉えてしまう(コンビニやってた経験があるからかもしれないが)。実際今のスッキリした店内を見て、いい評価をしてくれる人も多い。反対に雑然としたのが好きと言う人もいるかもしれない。そうでなくともお客も外から丸見えでは落ち着かないのもまた事実だろう。別にウチの店は、中のお客が人に見られて恥ずかしく思われるようなモノを売っているワケではない。しかし中には、自分がここで酒を買っているところを他人に見られたくない、と思う人もいるのかもしれない。はたしてお客のプライバシーに対して、店としては配慮するべきなんだろうか?スッキリした店とガサガサした店、どちらがいいのかはそう簡単には結論が出ないかもしれないが、いろいろと試行錯誤してみるのもアリかな。
2004年05月07日
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先週に続いてまたまたDVDを買ってきてしまった。今度は「ブレイクダウン」という、1976年から10年間活動していた、日本のブルースバンドだ。メンバーのひとり、近藤房之助という人が後に「B・B・クイーンズ」の結成に関わって、「おどるポンポコリン」の大ヒットを飛ばした、というのが唯一のメジャーシーンとの接点で、基本的には関西を拠点として、ライブハウスで細々と演奏を続けてきた一般的にはマイナーなバンドなので、ご存知の方は少ないだろう。私は若かりし頃、彼等のライヴにせっせと通いつめたクチであり、そういう意味では、私をブラックミュージックの世界に引きずり込んだ張本人である。そんな彼等のライヴ映像なので(もう見ることは無いと思っていた)、ある種の感慨を持ってみたのだが、昔を思い出して、ナミダ無くしては見られないほどだ。4人のメンバーの強烈な個性がある1点で見事に融合し、凄まじいまでのパワーが生まれる。そのバランスがちょっと狂っただけでも、サウンドは体をなさなくなってしまう。その狭間のギリギリのところで妥協することなく、最高のパフォーマンスを見せてくれていた。このDVDを購入した店のマスター(この方もブルースに関しては誰よりも造詣が深い)がいみじくも言っていた。「『ブレイクダウン』は時代が生んだ奇跡だ!こんなすごいバンドは二度と出てこない。」そうなのだ、この4人の個性を引き合わせたのは奇跡以外の何物でもない。そういう意味ではビートルズなんかも、同じように「奇跡」に導かれて引き合わされた4つの個性なのだ、と思える。私も後世の人間に、「時代が生んだ奇跡」と言われるような事を何かやってみたいと思うこともあるが...................、まあ、高望みはすまい(-_-メ)。
2004年05月06日
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今日は休みを取り、下のムスメ2人を連れてイチゴ狩りに出かけた。そんなに遠出するつもりも無かったが、ちょうど手近なところで鈴鹿市の「トリコいちご園」というところがあったので、出かけてみた。ここはホンダの販売会社が自社の敷地内で運営しているもので、広い敷地の片隅に何棟かのビニールハウスが並んでいるといった風景で、いささか興ざめと言う感が無きにしもあらずだ。欲を言えばせっかくのイチゴ狩りならば、やっぱり周りが緑に囲まれた自然たっぷりの環境の中がやるのが理想だけど、まあ贅沢は言うまい。しかしこの中で採るイチゴがまた甘くてオイシイ。何でもこれは「とちおとめ」と言う品種で、酸味が控えめで甘みが豊富なんだそうだが、スーパーなんかではほとんど並んでいないらしい。というのもこの品種は肌がとてもデリケートで、パック詰めなどの作業によりこすれ傷がつきやすいために、流通段階であまり好まれないのだそうだ。つまり普段はあまり口にすることができないということか。そんな説明を聞いてしまうと余計に「今喰わなけりゃ!」という気になってしまい、ついつい見境もなしにガッツいてしまった。1年分位のイチゴを食べた感じだ。もうしばらくイチゴは見たくないな。
2004年05月05日
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朝、新聞広告をペラペラとめくっていると、羽アリ駆除の広告が目に止まってしまった。家の柱一面にびっしり羽アリがたかっている写真が載っており、朝食前だというのに嫌な物見ちゃったなあ、などと思っていたら...............。昼前頃、トイレに行こうと店からバックヤードに入るドアを開けて、何気なくトイレに通じる通路の床を見ると、何か黒いものがもそもそっと動いてるような...............。近づいてよく見てみると、わっ!羽アリだ!すぐさまほうきとちりとりを持ってきて、片っ端から潰して、掃いて、殺虫剤撒いてと大格闘。そうこうしているうちに奴らは店の方にも侵攻し始めた。しかし店内で殺虫剤を撒くわけにはいかない。仕方ないのでとりあえず片っ端からちりとりの中にブチ込んで、あらかた集まったところでちりとりの中に殺虫剤を思いっきり散布し、ちりとりのフタを閉める。まるでナチスドイツがユダヤ人をガス室で大量虐殺するかのように、次々と羽アリの処刑を行った。ところでこの羽アリ、今回が初めてではない。ここ何年か、いつもこのくらいの時期になるとお約束のように現れて、毎回必ず1日だけで姿を消す。現れる日付も毎年まちまちで、温度の加減によって現れるのかどうかよく分からないが、とにかく気まぐれな奴らだ。以前羽アリ駆除の業者に来てもらったこともあったが、建物の構造上詳しく調べることが出来ず、それ以来棚上げ状態になってしまっている。早いとこ何とかしなきゃ!
2004年05月04日
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G・Wの渋滞情報をテレビやラジオで聞くにつけ、何のための大型連休なんだろうな、と思ってしまう。この時期にしか休みが取れないから、みんなこぞって動く。みんなこぞって動くから、当然あちこちで渋滞が起きる。何年か前から施行されている「ハッピーマンデー」にしたって、いざ出掛けてみれば同じような渋滞に見舞われることになる。あれは景気浮揚策の一環として始まったようだが、渋滞を嫌がって出控えられたら何にもならない。要はみんなが同じ時期に連休を取るということに問題がありそうだ。祝日なんてのは最小限にして、その分各企業で連休を取りやすい環境を整え、学校もある程度フレキシブルに休みが取れるような仕組みづくりをする。それが出来ない限りは、渋滞の苦痛から開放された、心身ともに豊かな休暇の実現なんて、絶対に無理だと思う。政府は「ハッピーマンデー」なんて小手先の施策じゃなく、こういったことに力を入れる必要があるんじゃないだろうか?あ、でも所詮無理か。今の政府は何でもかんでも「自己責任」だからね(笑)。ま、そもそもウチは連休なんて滅多に取れないからどうでもいいけどね。
2004年05月03日
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今日は午前中、ムスコの野球の試合の応援に出かける。このところ練習試合はめっぽう強いのだが、公式戦になると借りてきた猫みたいになる。今日もあと1本がなかなか出ずに惜しくも負け..............(+_+)。店は昼間は休み、夕方から営業なのだが、月初めは月次データの整理や月末在庫のチェックなど結構やることが多いので、昼食後から早々に事務所にこもって作業に掛かる。こういう休みの日の単純作業はそれはそれで楽しい。普段時間が無くてなかなか聴けないCDを聴きながら出来るからだ。単純作業は何かしらBGMがあった方がはかどる(ただヴォーカル抜きの物の方がサラッと聴けて良い)。ちなみに今日はこんなものを聴いていた。▼「ザ・ブルーノート・イヤーズ/ザ・スリー・サウンズ」▼「アローン・アット・モントルー/レイ・ブライアント」▼「詩人と私/フランク・ミルズ」G・Wもたけなわだけど、こちらはほとんど休みらしい休みは無し。せめて仕事中だけでもちょっと気分を変えたいものだ。
2004年05月02日
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「和菓子と日本酒」と聞いて、「え~!」と思われる方は多いだろう。実際日本ではいわゆる「左党」と「甘党」はくっきりと分かれており、「甘い物好きな酒飲み」という人にはあまりお目にかかったことが無い。ただこれはあくまで先入観によって意識付けられた部分が多いようにも思う。フランス料理の世界では、パティスリーに合わせるお酒というのがちゃんと存在する。日本酒の世界でそういうのがあっても、何ら不思議は無いんじゃないかな?話は変わるが、私はかつて京都で学生時代を過ごしていた時、八ツ橋の店でアルバイトをしていた。生八ツ橋は製造当日に売ってしまわないといけないので、売れ残りは当然処分ということになるのだが、それを時々われわれアルバイトに持ち帰らせてくれることが有った。大方は中にアンコの入った「おたべ」のようなものではなく、いわゆる“皮だけ“のものが多かった(実際そちらの方が好きだったのだが)。部屋に帰ってそれをつまみながら、手近に有った酒を飲んだりしてみたのだが、不思議なくらい全く違和感が無かったように記憶している。何の先入観も持たずにやった結果だともいえるが、考えてみれば米の粉を原料とする八ツ橋と、同じく米から造られる日本酒とは相性が良くて当然なのである。個人的には、和菓子にはややすっきり系の純米酒が合うと思う。あまりくどい物でなければ、アンコ入りのお菓子でもいけるかもしれない。どうぞ一度お試しあれ。
2004年05月01日
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