むらきぃの司法試験受験勉強記

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もきち@ Re[1]:はじめまして(10/04) むらきぃさんへ 返信ありがとうございま…
むらきぃ @ Re:はじめまして(10/04) もきちさんへ はじめまして。 コメント…
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2018.02.04
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カテゴリ: 勉強法
司法試験の受験勉強を再開するにあたって,私が始めに取り組んだのは,基本書を読むことでした。

法科大学院で学んだ記憶を喚起することが目的で,7法の基本書を全て通読しました。

しかし,今になって振り返ると,この勉強は,私にとっては8割方失敗でした。

もちろん,基本書を読みながら,

「これはロースクールで習ったな。」

という感じで,記憶を喚起するという目的は概ね果たせました。

では,何が問題だったのでしょうか。


ここで,司法試験の受験勉強における一般論を少々。

まず,法律の知識が全くない初学者が司法試験の勉強を始めようとする場合,最初に読むべきなのは,基本書ではなく入門書だと思います。



そうして,次に,基本書を読む段階へと進んでいきます。

基本書を読み進める中で,人によっては,本文に下線を引いたり書き込みをしたり,あるいは,本文をマーカーで色分けしたりと,様々な工夫を凝らすことでしょう。

その後は,同じ基本書を何度も繰り返し読み込む人もいれば,色々な基本書を多読する人もいますし,そもそも基本書を参考程度にしか開かなくなる人もいるので,人それぞれです。


話を戻しましょう。

私の場合,各科目の法体系や基本原理・原則はすでに頭に入っていたので,入門書ではなく基本書から読み始めるという選択は正しかったのだと思います。

ただ,その前にやるべきことがありました。

それが,短答式試験の過去問の検討とチェックです。


法律学における重要事項と司法試験におけるそれは,必ずしも一致しないものです。

仮に,学者の間で激しい対立や争いのある論点があったとしても,司法試験に出題される可能性が皆無なのであれば,それは受験勉強のうえでは重要事項とは言えません。

しかし,一旦本試験に出題された内容は,一部の例外を除いて,司法試験の受験勉強においては,狙われやすい箇所としてもれなく重要事項に位置づけられることになります。

この司法試験における重要事項を意識できるかどうかが,基本書を読むうえで非常に大切なことなのです。



そして,網羅性のある短答式試験の過去問こそが,重要事項かどうかを判別するメルクマールとなるのです。


私は,受験勉強を再開するまでの間に重要な法改正があった科目については,基本書を買い換えました。

また,法科大学院で指定されていた基本書から好みの基本書へ変更した科目もあります。

そうして再び買い揃えて読もうと手にした基本書は,下線や書き込みの全くない買った時の状態のものばかりでした。

そのことも手伝って,振り返ってみると,手始めにと取り組んだ基本書の通読の中では,“法律学の重要事項”こそある程度意識できましたが,“司法試験の重要事項”に関しては十分に意識できていませんでした。



端的に言えば,それは受験“勉強”ですらなく,もはやただの読書です。

実際のところ,その後に取り組んだ短答式試験の過去問演習では,基本書の通読による学習効果は,ほとんど表れませんでした。


このようにして,基本書を読む前には,少なくとも事前に短答式試験の過去問を一通り検討し,それを基本書にチェックしておくべきことを教訓として痛感した次第です。


以上が,私の受験勉強における失敗談の1つです。


次回は,ノート作りについて。


それでは。





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Last updated  2018.12.07 18:20:00
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