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2011年04月11日

震災ひと月まだやまぬ揺れ

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　きょう福島県浜通りに来ている地震も、あれの余震扱いじゃなかったら、「○○○○○地震」と名前がつくレベルだと思うのですが、あれがあまりに大きくて感覚がわからなくなってきました。

　あれからひと月。
　まず
　　　　　合　掌

　震災当日どうだったか書いていなかったので書いておくと、あのときはＰＣに向かってぐぐるさんに仕事関係の尋ね事をしていました。

　グラグラ来たので居間へ行き震度何ぼか見るためにテレビをつけ、そのまま出口確保で玄関を開け、強い揺れなのでヘタレな私はボアのルームシューズ履きのまま外まで出ちゃいました。当時、庭の地面は雪があり、底の汚れはあんまり気にしなくてもよかった。

　揺れがおさまり、長いということはどこかが激震なのだと思い家に入りましたが、つけたはずのテレビはついておらず。開きっぱなしのＰＣも消え。
　携帯のワンセグをつけたら、大津波警報でした。

八戸港等の津波生中継などを小さな画面で見、大変なことになったと呆然。
　オール電化アパート住まいの親族がストーブを借りに来て、上がって少し話したけど、信号がついていないので日が暮れる前に帰す。

　ローソク２本立てて夕食。余震で消したりつけたり。ラジオでＮＨＫ総合の音声を22時過ぎくらいまで聴く。若林区荒浜の遺体数にショックを受ける。
　祖母の夜間トイレ用に愛用のＬＥＤ読書灯をつけておき、枕元に懐中電灯と携帯を置いて着込んだまま就寝。１度余震で起きる。携帯で確認、何で秋田沖よ？

　翌３月12日朝。停電のまま。朝刊は普通に届く。プロパンガスで保温したご飯で朝食。９時半ごろ電気復旧。テレビをつける。壊滅の南三陸町ヘリ映像、屋上や校庭でＳＯＳの文字あり。周りは何もかも泥の色。

　震災で電源落ちたＰＣの無事を確認。そのままネットの各種伝手に自分の無事をアピールする。再度の停電に備え手持ちのエネループを充電しておく。
　電気来て遅延の言い訳できないので仕事するかと震災時の続きをする。

　以降、被災が気になる気になる友人らの情報を取り合いながら、以前どおりに仕事していたつもりでいましたが、ふと地図帳で被災地見てぼーっとしたりしていたせいか、今月頭に計算したら、３月はあまり稼げていませんでした。

　地図を見ていると、日本列島の形は奇跡と言っていいくらい本当に美しいと思います。手前みそですが、とりわけ北海道とそれに向き合う青森県が、偶然でもこんな形になるかってくらいすばらしい。日本列島そのものが究極の自然の造形美。

　しかしこの美しい国土はこのような震災をもたらす大きな地殻変動の繰り返しによって形成されてきたのだと思うと、美しいのに涙が出るほど切ない。

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