アイダ

アイダ

2006.09.10
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カテゴリ: 映画
実相寺昭雄監督作品。
原作にほぼ忠実な脚本起し。なかなか巧くまとめることが出来た。原田知世さんが綺麗。

実相寺昭雄が映画化した作品には特有な技法がある。それは光の使い方だ。とりわけ虹の使い方だ。
何より美しく、現実から遊離した幻惑的な印象を残す。輪郭がぼやけ実体が揺らぐような画像が全編にちりばめられている。
『姑獲鳥~』ではそのテーマに、見えているものが見えず、見えないものがみえる事が深く関係している。
その意味で「映画」というそこに無いのにあるように見せるメディアは『姑獲鳥~』と深く関わりを持つ。
さらに「映画」を存在させる「光」をぼやかし滲ませ輪郭を解体する実相寺監督の固有の「虹」技法は、奇しくも『姑獲鳥~』の見える・見えない、という世界観の表現に一致している。

テーマと表現の幸福な一致は、めったに起こらない。楽しいことだ。

(ま、実相寺監督は原作に相応しい技法を選択したわけでなく、いつもと同じ「実相寺流」で撮っただけなんだけど)





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Last updated  2006.09.12 18:18:34
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Re:映画版『姑獲鳥(うぶめ)の夏』  
ぐぅろ さん
見る角度を変えれば、見えないものも見えるし、見えるものも見えなくなる…っていうコト?
下巻に入ったばっかりです。 (2006.09.10 12:48:23)

ぐぅろさん  
きむー さん
「世の中に不思議なものは何もない」
ってことでしたか?
続き、楽しんで下さい! (2006.09.10 17:15:44)

Re:映画版『姑獲鳥(うぶめ)の夏』  
ぐぅろ さん
『不思議なことなんて何もない』なんて、超現実主義な考え方だなぁと、思いマシタ。
関口巽の九院寺涼子ラヴっぷりに呆れながら読んでいます。 (2006.09.10 17:31:25)

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