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2008.06.06
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カテゴリ: カテゴリ未分類



六月は梅雨のシーズンで毎日が鬱陶しい日々でもある。

しかし未婚の女性にとってはジューンブライドで

幸せな結婚ができるといわれる月でもある。


名前を「六月」と書く女性がいる。何と読むのだろうか。正解は「ジューン」。

 ジューンブライドは「六月の花嫁」。六月に結婚した花嫁は幸せになれるというヨーロッパの言い伝えが日本のちまたに流れている。その由来には諸説あるらしいが、最もそれらしいのは、六月すなわちJuneという月名が、ローマ神話の女神ジュノーからきているというもの。ジュノーは結婚をつかさどり、女性の権利を守る神なので、この月に結婚すれば花嫁は幸せになれるというものである。

 そのほか、ヨーロッパの六月は、雨が少なく晴天続きで結婚式にいかにもふさわしいからという説もある。

 一方、日本の六月は梅雨の季節で、ヨーロッパとは正反対。この時期に結婚式を挙げるカップルは少なかった。そこで、この暇な季節に集客をもくろんだ結婚式場関係者が、ジューンブライドをもちこんだと考えられている。つまり、日本のジューンブライドには、どうやら金もうけの神がからんでいるようだ。

武庫川女子大教授・佐竹秀雄
(2005年06月15日 読売新聞)





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Last updated  2008.06.06 19:34:18 コメントを書く


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