'96StingrayEX-vin (NT/M)

ERNIE BALL MUSICMAN STINGRAY BASS EX Vintage 1996

カラー:ナチュラル
ネック:メイプルネック、4点止め
ブリッジ:裏通し、ミュート付、サドルは円筒形
コントロール:ボリューム、トレブル、ベース
シリアルナンバー:B01571x
EX-WHEXヘッド

RAY-EXブリッジ
購入した動機:96年に スティングレイ20周年モデル を探しに池袋の某ショップを物色中に発見しました。
何でもアメリカで発見されたデッドストックの裏通しブリッジや2バンドEQなどのパーツを日本国内での加工のEXに組み込んだ”EXビンテージモデル”と言う触れ込みでした。
確かにプリアンプのポットデイトや基盤を見る限り’79~83年に搭載されていた(ベースのブーストのみの)プリアンプの様で、
ブースト、カットができるアメリカ本国標準の2バンドEQコントロール(日本の3バンドEQはオプション)とは別物です。
(現行のプリアンプは3バンドも2バンドも基盤にヴォリュームポットが直付けされているなどの違いもあります。)
RAY-EXコントロール

裏通しモデルは現在ではUSA製に復活し、また生産中止されてしまったEXにもありましたが、この当時はありませんでした。
VIN 裏
さて、このモデルと標準なEXモデルとの主な違いは
(1)ミュート付き裏通しブリッジ、サドルは現行と違う円筒形(現行は無垢) ブリッジ比較のページへ
(2)2EQコントロール(現行は3EQ)
(3)ヘッドのストリングガイドが1、2弦(現行は1,3弦)
(4)トラスロッドの仕込みがネックうらから仕込まれていて、フェンダーのようにライン(スカンクストライプ)がある。
現行は特殊な張り合わせでトラスロッドが仕込まれているのでありません。
EXネック裏
などで、どれも昔のスティングレイを知っている者には懐かしくマニアックな仕様(特に(3)(4)などは!)でした。
で、最初に20thモデルを予約していた某ショップで見かけたときから気になっていました。
が、その後「傷あり特価!現品限り!」で値下げされたので思わず買ってしまいました(^-^;;;
ボディはアッシュですがあまり重くありません。
製作元と思われるハイエンドギターズ発行の保証書に記載されたモデル名は「StingrayEX vintage」となっていました。
(ハイエンドギターズは以前「朝日木工」といって、87年頃の国産スティングレイであるあの「スティングレイXV」にもかかわっていたようです)
音もはじめは「所詮国産ベースだしこんなもんかな?」と思っていましたが、EXゆえにケースにも入れずひまさえあれば気軽に弾いていたらだんだんと良い音になってきました。
(やはり楽器は弾き込むべきですね、私のようにコレクターはいけません(反省!)
なお、同じスティングレイフリークでルイスジョンソンマニアのchopperぴょん吉さんもこのタイプをお持ちですが、微妙に違います。(なぜなんだろう?)
ぴょん吉さんのスティングレイはこちら

ちなみに、これと同様の仕様のベースを今までに2本見かけました。うち1本はサンバーストでした

ピックアップカバーをホワイトにして見ました。

Stingray-EX-VT

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: