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良く聞く話ですが親父ってこういうこと(ケース)に憧れを持つと思うんですよね。少なくとも私は。
1,「父親の形見の腕時計を貰って大切にしている」
2,「親父が長年使っていた大切な腕時計を譲り受けた」
とかいうケースの話ってよく聞くわけで、そんな話を聞くたびに「いつかそんな親父になってみたいもんだ」と思うことってよくありませんか?
しかし次のようなケースはあまりカッコいいとは思いません。
3,「就職祝(入学祝)に高級腕時計を買ってもらった」
(金持ちっぽくて嫌味だね・・・単なるひがみですが)
4,「親に時計を買ってもらったが、あまり高価じゃなくてちょっと残念」
(親としては頑張ったのに悲しい・・・)
”1”は自分がまだ生きているので実行不可能です。ならば”2”が今出来ることになるのですが、そのためには条件が整う必要があります。まずは「時計を譲るタイミング」が到来すること(理由もなく時計をあげても有難味が足りないと思いますので)、それと「それなりの腕時計をもっている」ことです。そしてちょっと前にそのタイミングが訪れたのであります。それは「息子が再就職してようやくそれなりの仕事(営業職)に就くことが出来た」のです。これまでは長らく派遣社員だったので親としてもとても安心した次第であります。それとたまたま最近あまり使っていないそこそこ良い腕時計が手元にあったのです。
私は愛用しているビジネス向けの腕時計は2本ありまして、2本とも「グランドセイコー(GS)」で国産腕時計では最上級のモデルと言われています。しかし、一サラリーマンがそんな高級品を持つことは難しいわけで、2本ともシリーズの中では下位のモデルではありますが。
今回、息子にあげたのはこちら。
8年前に自分への昇進祝いとして自分で買った時計です。
グランドセイコー SBGX057(クオーツモデル)
6年間ほど愛用していましたが、ここ2年ばかりはあまり使っておりません。途中で4万円ほどかけてオーバーホールはしていますので状態はバッチリです。
この時計を息子に譲ったのです。GSの蘊蓄を述べたり、いい時計であることをさりげなく協調しながら。息子は初めての「いい時計」だったので嬉しそうにしておりました。ちょっとカッコいい親父のフリが出来たような気がします。自己満足ですが。
そして手元に残ったもう一本がこれ。
2年前にとても欲しくなってポチってしまった時計です。
グランドセイコー SBGE211(スプリングドライブモデル)
こちらは自分としては清水の舞台から飛び降りるつもりで買った時計なので、一生使おうかと思っております。前出のモデルのようにクオーツではないので、メンテナンスさえ怠らなければ一生モノだと思います。とりあえず舶来品の高級腕時計には今現在はあんまり触手は動きませんし、あと2,3年後には収入も激減すると思いますので、これが最後の自分なりの高級腕時計かなと思っております。
という訳で今回は「息子に腕時計をあげた」という話でした。
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