せいちゃんのへや

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ガイド・ナッチの成長 経験

ナッチの注意信号機
今でも忘れない悔しかった事

ナッチが、ガイド2年生の秋のレクバスツアーでの事…。
ナッチの最初に入社したバス会社は、こちらの方では、一番大きな会社…

なので旅行会社も部門にあり、地元の募集ものに仕事でよく行かされた。

その秋のツアーは、きのこ採りツアー!
と言っても、きのこ園のようなとこで山一つ全部が、人工的に育てている山…
白樺の木に菌を植え付けて育てていたんだと思う…
なめこが、メインのきのこ採り…。

地元のおばちゃま方を乗せて、山の中へ…
街からの出発で現地まで時間がかかった その時どんな案内をしていったのかもう覚えていない…。

現地に到着 お客さんを山の入り口に降ろし集合時間を案内して解散

私も勿論初めての所… 何も教えてくれなかったドライバー 今思えばドライバーも始めてだったのかも…

お客さんを、降ろしてバス駐車場へ回送…
その時は、何も分からずお客さんの事など心配もしなかった…

実は、降ろした所と集合が、違う所だったのです。
お客さんは、下車した所から一山超えてくるような道のり…

今でも思うことは、あの時、きのこが一杯でていればナッチもあんなにいじめられなくても済んだかも知れないと言うこと。

あの時、時期と言うこともあって沢山の人が、山に来ていた 
早く一番乗りなら沢山あったと思うけど、お客さんが取り始めたときは、すでに、先に来ていた他の人に採られ殆ど無かったようだ。

そんな所に、散々歩かされたとか きのこが一つも無かったとか 集合場所が、分からなかったとか 帰って来たお客さんに散々グチられた。

とどめは、ガイドさんが集合場所を言わなかったので、散々迷って歩いたとか言われた…
いま思えばその通りだと思う… でも皆がみんなそういった訳では無い 迷子になって、帰って来なかった人もいなかったし…

ヤッパあの時ナッチは、あのおばちゃま方にいじめられたんだぁーー!!

集合してから一箇所滝の見学があった…
その、おばちゃま達は、早々と帰ってきて又私にグチる。

勿論 私の案内不足でお客さまに迷惑を、おかけした事 丁重にお詫びした。
のに… 一番後ろに座ってたおばちゃま方は、ズゥーとグチる。
それも、私に直接言うのでは無く、後ろの方で私に聞こえるように…大きな声!

私は、悔しくて悔しくて 思わず大声で泣きながら叫んでいた。

ナッチの注意信号機
「だから 申し訳ありませんて 誤ってるじゃないですか!」

その時は、先に帰っていた数人のお客さんだけ…。
私は、その後 何事も無かったように
後から帰ってきたお客さん達に、笑顔で

「お帰りなさい」と後ろのお客に聞こえるように いやみ的に異様にニコヤカに応対したのを覚えてる。

あの時から、少しづつ お客にモマレ始めていたんだねぇ~!

帰りのバスの中、平気な顔で笑いながらゲームをして帰ったのを、今でも はっきり覚えてる。

今ならキットもっとうまく 優しく 穏やかに接する事が出来そう…
ヤッパ若かったんだねぇ~。

そんな事が、あって以来お客さんには、ヒツコイぐらい時間と場所を案内するようになった気がする。

でも、悔しかったけど、いい経験したと今でも時々思い出す…

ナッチの注意信号機
イヤ!一生忘れない! あの時の自分の未熟さを…

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