海のアトリエ  別館(海のアルバム)

海のアトリエ  別館(海のアルバム)

92日~101日



5月8日

生後92日、我が家に来て51日目



この写真のカティの額を見て下さい。天下御免のむこう傷、早乙女主水之助みたいな三日月形が白く浮かび上がって写っているのが分かると思います。

  • w009.jpg


光の加減で見え隠れするこの毛の癖は大分小さい頃から気が付いていました。

ブラッシングして毛を整えると分かり難くなったりもしますが、またいつの間にかこんな風になります。

つむじのような毛の生え方の癖だと思うんですが、可笑しいでしょ。

今日はばっちり写真に写ったので、ちょっと御紹介しました。



5月9日
生後93日、我が家に来て52日目



毎日地面を掘っているのでは、拭いたくらいじゃ綺麗にならず、最近はなんとなく鼠色っぽくなってしまいました。

だんだん薄汚れてきたカティです。

庭にいる時間が増えたので、犬小屋にも慣れたのか、今日はついにブッチのお下がりの古い犬小屋の中に入り寝そべっていました。

覗くとすぐ小屋から出て寄って来るので、残念ながら写真には撮れませんでしたが。


  • DSCF0023.jpg

カティは御飯を食べたあと、よく「しゃっくり」をします。

まだ小さいからかなあとも思いますが、ブッチがしゃっくりをするのを見た覚えが無いので最初、不思議な感じがしました。

食いしん坊でがつがつ食べて空気を飲んでしまうからかなあ、大急ぎで食べた時ほど、しゃっくりをするような気がします。

カティ自身は別にしゃっくりが出ても気にする様子も無く遊んでいますが、なんだか苦しそうなので、止めたいと思うのですが、犬のしゃっくりの止め方ってあるんでしょうか?

いつもお腹を撫でてみますが、効いている感じはありません。

人間だと、水を飲むとか息を止めるとか色々あるんですが、どれも必ず効くというのでも無いですね。


5月10日

生後94日、我が家に来て53日目


  • DSCF0005_1.jpg
  • DSCF0010.jpg


前に飼っていた犬ブッチと比べるつもりは無いのですが、無意識に同じ様なつもりで接しているのか、違いに驚く事がしばしばあります。

ブッチがしなかった行動をカティが取る度に、「へぇ~」と思います。

とても新鮮です。

カティは良く自分の尻尾を追い掛けてくるくる回ります。子供っぽい仕種でとても愛らしく見えます。

ショパンが子犬のそんな姿から想を得て「子犬のワルツ」を作曲したというエピソードは有名ですが、ブッチはしませんでした。

ブッチを飼っていた時は、完全にブッチ贔屓だったので、ブッチの行動は全て肯定的に見えました。

また、ブッチと逆の行動は全て否定的に見えると言う、贔屓の引き倒しも良いところの片寄った飼い主でした。

だから、自分の尻尾を追い掛けてくるくる回るなんて、「いくら子犬といえども、ちょっとバカなんじゃないか」位に思っていました。

でも、カティはブッチより明らかに賢いです。

尻尾を追い掛けてくるくる回るのはバカだからじゃ無いと改めて認識。

こうして、私もまた一つ利口になりました。



5月11日

生後95日、我が家に来て54日目
  • DSCF0002.jpg

カティを触っていて、狼爪がある事に気が付きました。

狼爪(おおかみづめ ろうそう)とは退化した親指、地面につかない部分にある肉球や、爪の事を言うようで、前足は普通にどの犬にもあるので通常狼爪と呼ばず、後ろ足だけを指す事が多いようです。

あるのが異常とか、ある方が正常とか言うものでは無く、後ろ足に2本の狼爪、つまり6本指の場合もあるのだそうです。

色々調べてみたのですが、狼爪は犬種によって、あるのが標準のものもあるそうで(グレートピレニーズなど)、それ以外では生後すぐ切除するのだそうです。

地面につかないので爪が減る事が無い為、伸び過ぎて肉球を傷つけたり、引っ掛かって怪我をしたりするのを防ぐ為だそうで、前足のものも同じ理由、または、足元をすっきり見せる為に切除する場合があるみたいです。

大きくなってから狼爪を切除するのは神経が発達してきているので痛みや出血もあって大変なので普通せず、狼爪がある場合は気をつけて爪を切ってやれば良いと書いてありました。

カティは全ての足に狼爪があり、後の右側は半ば退化した小さな肉球にひよこの爪みたいなのが生えています。

前足は穴掘りをしたりするせいかそんなに伸びていませんが、後ろ足の爪はかなり長くなって丸まっていました。

爪切りなんて出来るんだろうかと、ちょっと不安でしたが、やらない訳には行きません。

ブッチには無かったので(あんまり身体、特に足などを触らせてくれなかったので多分でなんすが)、初めての体験で、どきどきしながら挑戦しました。

しかし、カティは本当に素直な良い子で、人に触られるのが大好きなので、何でもさせてくれます。
あっさり、狼爪も切らせてくれました。
シャンプーやブラッシングの時もいつもカティの素直さには驚かされます。
ブッチは16年近い歳月を一緒に暮らして、最後まで尻尾を触られると身震いして嫌がり、シャンプーもブラッシングも抵抗して大変だったなあ。

カティと ブッチがあまりに違うので、はじめて犬を飼うような気分です。
犬もそれぞれに個性があってみんな違って、だからこそ、かけがえのないたった1匹の子なんだなあと実感するこのごろです。

  • DSCF0012.jpg
  • DSCF0019.jpg


さて、大きさの比較にいつも一緒に居るぬいぐるみの犬が良い目印ですが、このぬいぐるみはどのくらいの大きさなのか、今日はちょっと測ってみました。

30cmの物差と並んで下の写真の大きさ、だいたい23cmくらいです。

家に来た時はこのぬいぐるみと同じくらいの頭の大きさだったのに随分大きくなったと実感します。

・・・それにしても画像で見ても泥染め状態でばっちいカティ、うっかり、拭いてやる前に写真を撮ってしまいましたが、いずれにせよそろそろまたシャンプーをしないといけないのかもしれません。



5月12日

生後96日、我が家に来て55日目


  • DSCF010.jpg

カティは、ときどきこんな風に足を崩した横座りをします。

「おすわり」の時はぴしっと座るんですが、遊んでいてふっと腰をおろした感じの時にこうするみたいです。

カティは女の子だと思っているせいか、カティのこのポーズがとても女らしく見えてしまいます。
家に来たばかりの頃はまだ本当に赤ちゃんぽくて、人間の赤ん坊同様、大いばりで「自分が一番偉い」と思っていたようなカティですが、最近はすっかり分別が出てきて、家族で一番下っ端とみなしていたお姉ちゃんよりも自分の位置は下らしいと悟ったようです。

犬は習性として、群れの中でリーダーに従って生活するので、家族の中でもリーダーと目するものに従いますが、大切にされるあまりに周りの人間は自分の家来、自分がリーダーと勘違いしてしまうと手のつけれられない「わがまま犬」になってしまいます。しかも、犬自身はたいがい自分を家族の中で下から二番目くらいの順位と思うそうです。

夫婦仲の悪い家で奥さんに懐いた犬が旦那さんに噛みつくなんて言う、笑えない話もあります。

良く犬の飼育の本に書いてあるように「犬より人間の方が偉いとわからせる」と言うと傲慢な感じがしますが、要はいくら親しく心が通っても、犬は別の種の動物で、犬の習性に従い人間と違う世界で生きているのだと、理解して飼う事が結局犬にとっても幸せなのだと言う風に私なりに捉えています。

カティには厳しく叱った記憶がありません。

カティが人に対して脅すように唸ったり、吠えて要求を通そうとする度に、「それは違う」と言う事を根気良く教えただけです。

とても賢い子なので、カティにはそれで充分でした。



5月13日

生後97日、我が家に来て56日目

  • DSCF0023-1.jpg


ゴールデンウィーク中にカティについてしまった悪い癖があります。

朝一番に目が醒めたら、くんくん鳴いてお外に行くとせがむ事です。

前は朝起きても、私が家族の朝御飯をさっと用意する間、黙って待っていてくれました。

外に出るのはだいたい6時半~6時40分頃。

毎日決まった日課でした。

休日の間もカティはその習慣で6時半頃にはくんくん鳴いて外に出たいと訴えていました。

仕方ないことだと思い、寝ている家族を起こさないようにすぐに外に出して用足しをさせ、少し遊んでやり、餌をやっていたのですが、そのせいで、カティは鳴きさえすればすぐに言う事を聞いてもらえて、自分が優先的にかまってもらえるものだと思ったようです。

カティは、自分の近くではなるたけ用を足したくないのです。出来れば外でしたいと思っていて可能な限り我慢しています。

これは日本犬由来の性質で、一般的にトイレットトレーニングが大変な洋犬には無い長所です。

妹の家のイングリッシュビーグルなんか、もうぜんぜんトイレの躾が入らなくて、獣医さんに相談したら、

「仕方ないよ、ビーグルとかダルメシアンはそういうもんだ。習性の違いで、頭が悪いと言う訳では無いんだけどね。」

と言われました。

妹の家の子は生涯自分のおしっこや、う○この上で寝ちゃうような子だったので、ビーグルにきっちりトイレの躾の出来る人には「偉いな~、愛情を持って、根気良く躾したんだろうな~」と、感心してしまいます。

妹の家の子は珍しいイングリッシュビーグルのミニチュアでチャンピオン犬の血統でもあったのでお値段が高過ぎてペットショップで売れ残っていた子なのです。

その為、躾を始めるのに適した時期、生後6ヶ月以内には間に合わない7ヶ月だか8ヶ月だかを前にお値下げされていて、買ってしまった犬なので、躾は難しかったのでしょう。

カティはと言うと、何と今朝は5時20分にくんくん鳴きだしました。

放っておくと、大騒ぎ・・・おいおい、勘弁しろよ~と、寝ぼけていたら、主人が外に連れて行ったらしい。

そういえば連休中、私は、寝ぼけ眼で時間も見ず、騒ぐと外に連れて行ってたっけ。

私がそういう習慣をつけたのか、・・・

たった10日で覚えてしまった事を矯正するのはなかなかうまく行かず、実はここ数日、朝の忙しい時は待っていなさいと教え直している所なのです。

主人が起きだして外に行ったんじゃ教え直しにならないんだけどね。

写真はなぜか興味を示して車を調べているカティ。
  • DSCF0016.jpg

前に一度、お買い物のときに乗せた事があって、それ以来、車に乗りたがります。

家族が車で出かける時は、エンジン音を聞きながら自分も乗せて欲しいと思っているんだろうな。

もう少し大きくなったら、一緒にお出かけしたいと思います。



5月14日

生後98日、我が家に来て57日目



御近所のショウキちゃん。家猫さんですが時々玄関先でひなたぼっこをしています。

おっとりとした上品な猫ちゃんで、道行く人の中にお馴染みさんを見付けると「にゃ~ん」と声をかけます。

その一声の効果は、ナンパ率100%、まさに百発百中で、声をかけられた人は必ず立ち止まって、ショウキちゃんのお相手をしてしまうのです。

何を隠そうこの私もそう。いや、声をかけられなくても姿が見えればついふらふらと引き寄せられてしまいますが。

そんなショウキちゃんを見かけた時はカティも御挨拶に立ち寄ります。

まだ、馴染みが薄いので、あんまり近付き過ぎると怒られそうだから、ちょっと離れて「こんにちわ」
  • DSCF0003_1.jpg
  • DSCF0016_1.jpg

ブッチとは顔馴染みだったのでもっと近くまで寄って、くんくんさせてくれたんですが、新参者なので仕方ありません。

カティは人間にだけでなく他のわんちゃんや、猫ちゃんにもとても友好的で、尻尾を振って挨拶します。

でも、まだ予防接種が終了していないのであんまり色々なわんちゃんに御挨拶する訳にはいきません。

お散歩もしたいのですが、家の周りをほんの少し歩くだけです。

  • DSCF0036.jpg


「あ~~あ、退屈だワン、早くお散歩に行けるようになりたい~~!!」



5月15日

生後99日、我が家に来て58日目

  • DSCF0004.jpg


今日は娘のお友達が遊びに来ました。

「犬飼ったの?見たい~~」

と言って、遠くからわざわざカティを見に来てくれたのです。

娘とお友達の二人にかまってもらってカティは大はしゃぎ、

尻尾をふりふりしてお友達を大歓迎しました。

写真はお友達が来る前、庭で穴を掘っていたカティ。

家族が誰も遊んでくれず、掃除してばかりいて、かまってくれないので、ちょっといじけ顔。

鼻の上に茶色く泥んこをつけています。

この後、綺麗に顔も身体も拭いてもらい来客に備えました。

カティはとても人懐っこいので、お客様がいらしても安心です。

カティをかまうのをやめてそばを離れ、お客様と談笑していても、わがままを言ってうるさくする事もありませんでした。

教えた訳でも無いのにお行儀の良いカティに今日は感心してしまいました。



5月16日

生後100日、我が家に来て59日目



このところすっきりしないお天気続きでした。

久々の快晴にお日様が眩しい~!!カティも眩しそうな顔をしています。
  • DSCF0005.jpg

カティの食事は今は日に3回です。

なるべくドライタイプのドッグフードを食べさせてと言う獣医さんに従って、朝、昼はドライタイプのドッグフードだけですが、夜だけは手作りメニューをドライフードにプラスしています。

鶏胸肉を煮たものが主で、他にみじん切りの野菜や御飯、或いは鳥ではなく豚もも肉や、チーズなどが入る事もあります。

カティはそれが楽しみで仕方ありません。夜は朝昼の倍以上食べてしまいます。

そして、可笑しいのは食べた後、あまりの美味しさに悶える事です。

食べ終わってしばらくの間どうしたら良いかわからないという態度で転がって、毛布に口や顔をこすりつけてゴロゴロしたり、前足で口をこするような仕種をしたり、また餌入れの所に行って舐めたり、そこいらの匂いを嗅いだりしています。

もう長いこと手作り御飯を食べているのに毎日食べ終わると転がって悶えるのは、余程お肉が美味しいのでしょう。

ブッチは晩年の7年間はドッグフードを食べるとどんな種類のものでも(缶詰めでも)下痢をして吐いてしまうようになっていたので、ずっと手作り御飯でした。

元々食が細かったものが、ますます食べなくなってしまって、なんとか食べさせようと甘やかした結果、わがままで贅沢になってしまって、鶏肉など見向きもしないでわざと餌入れを蹴飛ばしたりして叱られていたものです。

それに比べてカティの何と言う愛らしさ!

ついつい甘やかして何でも食べさせてやりたくなるのをぐっとこらえ、ドッグフード中心、手作り御飯は夜だけ、人間の食べているものは与えないという二つを守っています。

獣医さんにかかってワクチンやフィラリア予防をするのだけが健康管理ではなく、食事や運動といった毎日の習慣が大切なのは人間でも同じですよね。

カティには健康で長生きして欲しいと願っています。

あ~ぁ、それにしても犬の事ならきっちりと管理出来るんだけどなあ。

自分の事となるとからきし駄目です。

カティが3回目のワクチンが済んでお散歩出来るようになったら、早朝から張り切ってお散歩に行こうと思います。

犬の散歩は私にとっても少しは運動になるのかな??



5月17日

生後101日、我が家に来て60日目



いや、もう~、庭で穴を掘った後のカティの汚れ具合の凄い事ったら、見て下さい。

色が変わっちゃってます。

ガラクタを集めてゴミと一緒に泥まみれで転がる哀れな姿。
  • DSCF0010-1.jpg
  • DSCF0015.jpg

しかも遊び過ぎて疲れ果てちゃってます。

カメラを持って近付いても、寝ぼけて眠そうに転がってる位です。

寒さをしのぐ為に、いつもかまどの灰の中で寝ていて灰かぶり(シンデレラ)と呼ばれた美しい少女の童話を思い出します。

磨きあげれば、輝くようなお姫様になるのです。


続きを見る↓
102日~111日


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: