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怖い経験のはじまりホテル


記憶にはないが 兎に角 早く父と母が 宴会場から戻ってくるのを待っているだけだった。


左右隣の部屋は 同じ会社の人たちの部屋だったので
なにも 音はしなかった。


その時 窓の外で ドーン?ガチャーン という音がした
ホテルの周りは 同じく旅館や ホテルが 転々と建ち並んでいた。
小さな 川?小川のおとが 4階である 私たちの部屋でも さらさらと
聞こえていた。


その ドーンという音に 私は 大して気にはしていなかったが
それから15分位だろうか  もう少し時間が 経っていたのだろうか・・・

救急車 が サイレンを鳴らしながら 走ってくるのが  聞こえた

「なんだろう・・・怖いな~誰か 具合でもわるくしたのだろうか?」
サイレンの音が 段々と 近づいてくる度に  ドキドキ感が 私に 

迫ってきた。赤いサイレンの灯りが  ギラッギラッと 窓全体を
照らした。   「もう嫌だ・・・もう嫌だ・・・」


そう思いながらも 私は 薄暗いカテーンを ソーッと開けて
下を見下ろした、   ・・・・・「・・・・ン?ない・・救急車も 見えない・・・」


確かに 下で救急車は 止まり サイレンの灯りが
ギラギラとしていたのに・・・・・   私は 一瞬 眠ってしまい 怖い
夢でも 見たのかな???と 思い   

また布団に 潜り込んだ。


そうすると  酔っ払った 父と母が 部屋へ 騒がしく 戻ってきた

他の 会社の おじさんや おばさんも 戻ってきたらしく
左右の部屋からも  物音がする。。。。



でも やっと寝られる と私は 安心した。
救急車の 話もしてみたが、 母は 「夢じゃないの?」と

すぐに 眠ってしまった。


少し 眠くなってきた・・・・私も 目を閉じた。

すると   再び  サイレンの音!!

父は  う~ん なんあだ~・・・・急患かぁ~・・・・と 寝ぼけ眼で
起き上がった 母も  眠そうな顔で 起き上がった
弟は グッスリ


「この ホテルで止まったな」と父が いった
三人で  窓の外を見た、    救急車が 玄関の前で停まっていた

小さなパトカーも 来ていた。


父が 「なんだ??気持ち悪いな・・・でも もう朝が来るから 寝よう」と
言った  私も  疲れたので  すぐに
眠った。


そして朝~
私と 弟は 朝食を 楽しみにしていた。父と母は  二日酔いか
ダルそうにしていた。


救急車のことは 気になっていたが  家族と会社の人たちと
朝食を食べに ホテルの食堂へ 向かった。

エレベータに 入ると  他の 旅行者の 大人が

・・・・昨夜の アレ・・・・自殺らしいよ・・・まだ若い 髪の長い女性
だったらしい・・・・「え ホウトに?そう言えばパトカーもきてたらしいしね・・・」
と 小声で 話していた。  


小声だったが エレベーターの密室だったから
小学生の 私でも 話の 内容は 聞こえた・・・・
自殺の 理由は 聞こえたが  話の内容は  

私には 分からなかった。  エレベーターの 中で父と母は 顔を
見合わせていた。


「さっ ご飯たくさん食べようね~」と 母は 子供である 私たちに
気づかれないようにするためか  明るく振舞っていた。

私は  その話を 聞いてないふりを して
明るく 「うん♪」と 答えた。

~~~~~~何故 あの時 私は ドンという音と救急車のサイレンが
聞こえたのか?~~~~~~ 大人になった今でも 分からない・・・・・・・。


怖い経験のはじまりホテル版 *終わり*

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