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2004.12.13
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カテゴリ: 日記
昨日、お昼にたまたまTVを見ていましたら
脳に関する番組をやっていました。

その中で紹介されていたのが、
山田規畝子さんという高次脳障害を患った方なのですが、
この方は私の住んでいるマンションに以前お住まいになっていて、
息子クンとうちの娘は同じ幼稚園に通っていたんです。

結婚して実家の医院の院長として
多忙な毎日を送っていらしたのですが、
2度目の脳溢血(一度目は学生の時)を起こし、

専業主婦生活を送っていたんです。

そういう山田さんの術後のリハビリの日々の中で
私は出会ったのですが、
幼稚園の送り迎えで毎日お会いしておりまして、
ほとんど毎日いろんなお話をしておりました。

山田さんは医師でしたから、
私の知らない医者の世界の話など、おもしろかったですよ。
そういえば手塚治虫の『ブッダ』全巻を
お借りして読みましたねえ。

その後山田さんは四国に戻り、
離婚して息子クンと、お姉さんのご家族に見守られ

その矢先、また脳溢血を起こし、高次脳障害という
障害をもたれてしまいました。

それから『壊れた脳・生存する知』という本を執筆されて
その本がいろいろなところで反響が大きく、
たびたびテレビにも紹介されているのです。


かなり記憶があいまいで、不自由な生活をされていた、
ということですが、
うーん・・・、あんまりそうは思えないんですよね。

幼稚園の送り迎えの時間には誰よりきちんと来られていたし、
忘れ物などなかったし、
健康のため、よく歩かれていたし、
難しい本も読まれていたし、
息子クンと路線バスの小旅行にもよくいかれて、
4歳の息子クンはバスの路線図と、
バス停の地名で漢字も自然と覚えていました。
水泳、教育にも熱心で、
お料理も上手だったし(野菜の切り方など、
さすが外科医、という感じで繊細な切り口でした。)
ナイフとフォークの使い方も優雅でしたし、
子供たちに英語を教えてくれたり、
母たちから育児や児童心理や発達についての相談にも
のっていました。

その頃山田さんは心理学を勉強してカウンセラーになりたいと
考えられていて、一緒に勉強しないかと言われましたが、
私は大学も出ていないし、ちょっと無理でしたねえ・・・。

エコロジーにも関心が強く、生ごみ処理機など買われて
上質の土を皆さんにおすそ分けしていました。

お友達も多かったですよ。
幼稚園、近所の方、水泳教室の方、
気さくでヒューマンな方でした。

ですから、山田さんの場合、
病気でかなり知能も低下したとおっしゃいますが
低下した知能で、私などとはちょうどいいと言いますか・・・。
ですから、元の頭がとてもよかったんでしょうね。

昨日のテレビでは、うちの娘も
「あ、Mクンだ!」と興味深そうにその番組を見ておりました。
Mクン、実はうちの娘と誕生日もおんなじ・・・。
たくましくなっていたなあ。

テレビは、涙なくしては見られませんでした。
本も泣いちゃうんですけどね。

私も実際本人から聞きましたが、
2度目の脳溢血の時、
まだ3歳になったばかりの息子クンは、
お母さんが手術の間、真っ暗な深夜の大学病院の広い待合室で
たった一人、毛布に包まって待っていたそうなんです。
その話をあとで聞いて、「この子は私が守らなければ。」
と強く思ったそうなんです。
この話をすると、山田さんは涙ぼろぼろになります。

でもその強い息子への愛で、
何度も奇跡の生還を果たしているのだろう、と思います。

これからももしかするとテレビなどで
皆さんもお見かけすることがあるかもしれませんが
本も是非読んでみてくださいね。

本


http://books.rakuten.co.jp/RBOOKS/NS/CSfLastGenGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=1646654&PAGE_NO=1





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最終更新日  2004.12.13 23:45:27
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Re:高次脳障害(12/13)  
世の中にはまだまだ知らない病気があるんだね
そうか
頑張ってる人がこういうふうに身近にいることは
すごい勇気になる!
(2004.12.14 19:45:07)

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