with sincerity ☆″    ~ももっちの natural field  ~

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大阪あべのルシアス1102



2003/11/06   愛の言の葉フェスティバル

                in 大阪あべのルシアス野外ステージ


行ってきました。
アウトストアイベントということで、気になるのはやはりお天気なのですが、
みなさんご承知のとおり、見事に“雨”にめぐまれた一日でした。
(さすがだ…)

 私が現地に到着したのは午後1時をすぎた頃
もうすでにステージの周りには、たくさんの人・人・人
なのに、やけに静かなのです。
「なんで?」
そう思って、ステージに目を向けると そこにはギターのチューニングを始める
ギタリストの西本さんが座って準備をしていたのです。
「早~っ。」

ならばさっそく居場所を確保せねばと空いているスペースをようやくゲットして
立ったままそれを見ていました。

待つこと20分
淡い色のサングラスをかけ、「よろしくお願いします。」と軽く会釈をした山根さんが
ステージに現れ、キーボードの前に座りリハーサルが始まりました。
「あ、あ、あ、…」
マイクテストをしたあと
最初の曲は、『LOVE GENERATION ~20世紀に捧げる歌~』でした。

しっとりと通る山根さんの声は、客席をし~んとさせてしまったほど美しく響いていました。
何度か、ローディさんやPAさんに音や、マイクのリバーブ等について手で合図を送りながら
とても真剣なまなざしで歌う姿に 山根さんの“音に対するこだわり”を感じていたのでした。

そして、ギターを手にし、相棒の西本さんと共に始めたイントロは
『観覧車』でした。
山根さんは、最初かたい表情でしたが会場のみんなの手拍子にこたえるように
次第に笑顔をちらほら見せてくれるようになり、この曲は立ったままスタンドマイクで
歌ってくれたのです。

(もうこのまま本番に突入するのとちがう?)

と思ってしまったほどの ノリ だったんです。
それでも、やはり時間までは待っててね と云わんばかりに
「本番また演りますんで…。」
と笑顔を残し、いったんはステージ袖にきえてしまいました。
でもね、そのときも
「on guitar 西本諭史!」 
という相棒の紹介を忘れずに言ってましたね。
私は、山根さんのこういう部分がすばらしいと思うんです。
こういうのって 大切です。

それから、本番までは90分ほどあったでしょうか…。

みんな動かずにじっと待っているんです。
なぜか…。
それはね、今日のイベントは都心にあるルシアスというショッピングモールの
入り口にある大きな吹き抜けの野外ステージなのですが、
入り口ですから当然、ほかのお客さんもたくさん通ります。
人だかりがあれば、やはり邪魔やなぁ~ ということになりますよね。
なので、シートなどを敷いての場所取りは禁止という張り紙がそこらじゅうに張ってありました。
だから、みんななるべくステージに寄る形で、出来るだけ前に詰めて立っているのです。
最初私もそこへ行くまでは、山根さんの歌声を聞いて遠くからでも見れればそれでいいなと思っていたので
待っているあいだは買い物でもしようかという気持ちだったのですが
みなさんのお行儀のよさに脱帽し、というか 辛抱強さ 忍耐力にも感動し
私もそこで待つことにしたのです。

途中、いつもホームページに遊びに来てくれる“さっちん”とそのお友達の“ミカンちゃん”と
出会い、感激の挨拶を交わし、山根さんの歴史についてお互い語り合いながら
大いに盛り上がっていました。
それにしても、古い話に懐かしさと過ぎ去った青春の思い出が甦ったような気がするほど、
レトロな会話を繰り広げておりました。
みんな静かに、ステージを囲んで座り込みをしていたとき
一人のご夫人が、またもや声をかけてくれて…
「あの~ ももっちさん? ですよね。」
「はい。」
この方は、“ぽちさん”。
「いつもお世話になってます。」
と、ネット上でのおつきあいのお礼を告げ、mother tour北海道の時の話で盛り上がり
待ち時間の90分なんて アッ! というまに済んでしまいました。

こういうのってほんと楽しい♪
その後、ぽちさんとお連れの方を私の隣にひきずりこみ待機していると…、


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