茅原選手は見事に優勝という結果を残してくれました。
昨年に続いての優勝ということで、天領杯連覇を達成してくれました。
また、今年3回目の優勝ともなりました。
オーシャン優勝から一節挟んでの優勝ということで、夏男っぷりを発揮してくれていますね。
節間の成績も、1着6本、2着1本、3着2本とオール3連対で、非常に安定した強さも見せてくれました。予選トップ通過から1号艇2走で優勝したことも納得です。
しかし、実際のレースについては、成績とは裏腹に全然余裕のない気配に苦戦していました。
気配が悪ければ節間6勝も出来そうにもないですが、6勝の内スッキリ勝ったのは初日5Rの2号艇と優勝戦1号艇の2本ぐらいで、他は展開が向いたり、準優では1号艇で逃げれず「抜き」で勝ったりでした。特に1号艇はスタートで遅れることが多く、これが記念レース等であれば、全然違う結果になっていた可能性すらあります。
それでも勝てたのは一般レースだからということもあるでしょうね。でも一般レースがために、いつもの記念レースとは違うリズムに手こずることもあるだけに、単純に一般レースだからといって勝ちやすかったとも言えません。今回は一般レースであることでいい展開が向くことが多かったということで、運が良かったという側面もあったと思います。
せっかく優勝したのに、ネガティブなことを書いているように思えるかもしれませんが、そういうつもりはありません。
気配が悪くても、展開なり流れを自分に引き寄せて結果を残せることはとても大事なことだと思うので、今節はそれが出来たということが良かったと思っています。
とにかく、気配がイマイチであろうが、調子がイマイチであろうが、結果を残すことで好リズムを維持することが出来ます。そして、気配や調子が良くなった時にしっかり結果を出せる状態を作ることが出来ます。
やはり、勝ち癖、優勝癖を付けるということはとても大切なことだと思いますので、今節それが出来たことは非常に大きな結果だったと思います。
それが、次節のSGメモリアルでの活躍にも繋がると信じています。
今節苦労したのが、行き足の弱さでした。
よくある現象とも言えますが、伸びが足りない、出足が足りないことと比べると、原因は分かり難く、とりあえずの対策も打ちにくいイメージです。伸びに問題がないのであれば、モーターの絶対的な機力はあるのだと思うので、途中が弱い原因は多岐にわたるでしょう。今節茅原選手はリングを交換していましたが、それではハッキリとした上積みは出来ていませんでしたね。どの部品にも原因になる可能性がありますし、セット交換でもしないと良くならないかもしれませんし、非常に悩ましい状況だったのではないかと想像します。
エンジン出し的には答えが出せなかった(もちろん答えが無かったかもしれません)のかなとも思わなく無いですが、それだけに、それでも結果が出せたことに意味があると思います。
今節の印象的なレースは4日目5Rです。
4日目ということで、予選トップを狙っての勝負駆けでしたが、その条件は1着2本とこれ以上無い高いハードルでした。
特に前半戦の5Rは5号艇で後半戦の1号艇に比べ、勝つことのハードルは更に高かったです。そういう状況のレースだったので、勝つことは難しいかもしれないとも思うほどでしたが、そこで勝つことが出来たことで予選トップをグッと引き寄せることが出来ましたから、今節のターニングポイントとなるレースだったと言えます。
また、一応このレースの勝ちも展開によるところがありましたが、誰でも勝てるようなガバガバの展開が出来ていたわけではなく、展開の影響は少なめのレースで5コースから勝ったことは素直に賞賛に値します。
そして、5コースからのまくり差しで勝野は見ていてカッコいいです!
ということで、順風満帆とは言えないシリーズだったと思いますが、それでも優勝したことによって掴んだリズムや流れの良さを携えて、SGメモリアルに乗り込むことになりますから、そこでの活躍もこれまた楽しみになりました。
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