ケルトの夢

ケルトの夢

グランド・ホテル




三谷氏の『THE 有頂天ホテル』観ました!
群像劇大好きなんですよv

群像劇の醍醐味は、なんといっても長回し。
緻密な演出と、役者どうしの呼吸。
出来上がったフィルムの楽しみと、カメラが映さない場所ではどんなことが起こっているのだろう、という楽屋裏を想像する楽しみもあります。

そんな期待にバッチリ応えてくれる、楽しい作品。
いや~、思い通りのキャストを揃えて、豪華なセットで、撮りたい映画を撮れるまでになったんだね、すごいね三谷さんv


だけど、いい男には厳しいんじゃないの~?(笑)
一見いい役に見えて、案外恥ずかしい役所広司さん。
オダジョーに至っては、変なオデコ…。味わいのある役柄だけどね。
一九分けの唐沢がARATAさんに似ている(『真夜中の弥次さん喜多さん』の、かな?)のは、なんと言ったらいいのだろう…


で、この作品が『グランド・ホテル』のオマージュなわけですが。



初めて観ましたが、心に残るいい作品ですね。

主要な登場人物はそんなに多いわけではなくて、7人。

ガルボの美貌はやっぱりいいです~

怪しい男爵役のジョン・ギルモアと、病気を知って余生をホテルで楽しもうとやって来る男のライオネル・ギルモア(いいですv)は、兄弟共演なのですね。

「グランド・ホテル方式」という名称が生まれたように、当時はオールスター出演というのは、とても珍しかったそうです。

様々な人が偶然に集まって人間模様が出来ていく、というホテルの特性をよく生かしたドラマです。

ホテルを舞台にした物語では、クリスティのマープルものの『バートラム・ホテルにて』が好きなのですが、こちらは、古きよきホテルは、今はもう幻想、というほろ苦いお話。

ついでに、ホテルが舞台のミステリーでは、 都筑道夫さんのホテル・ディックもの がお勧め。

そういえば、有頂天ホテルでも、変てこなホテル・ディックが登場しますw

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