第一章☆垢すりの巻





++++ 垢すりの巻 ++++

12月31日の大晦日。
朝5時半にかけた目覚ましでまだ暗い中がんばって起きる。
向こうでの時間を有効に使おうと
朝のフライトにしたのをちょっぴり後悔・・・・

眠い目をこすり成田に向かい朝9時半の飛行機で一路韓国へ。

今回はツアーに申し込んだので韓国ではガイドさんが迎えにきてくれた。

自分もツアーガイドをやっていたくせに
ガイドつきの旅行は10年前の一度きり。

英語が話せるようになってからは初めてだ。

しかも今回は安っいツアーに申し込んでしまったため
ホテルに行く途中に2軒の店に寄らなければならないという。

事前に旦那にはそのことを伝えてはいたんだけれど
実際にアメジストを売るその店についた途端
明らかに不機嫌な顔になった彼。

アメジストを一生懸命説明してくれているおばちゃんの前で
貧乏ゆすりをはじめた。しかもすごい怖い顔で・・・・

説明が終わると一斉に売り子さんがアクセサリーを売ろうと
カウンターの向こうから手招きをする。

そのお姉さんに向かって
「アメジストなんていらねーんだよ! No thank you!!! 」
・・・と吐き捨てた。

しかもアメジストの原石を見て
   「これが12万??? 
      1万2000円でも買わないよ
          1200円の間違いだよね???」

ここにいる人たちが英語が分かりませんように・・・
と心の中で祈る私。

普段温和な彼なのにこんなところでキレるとは意外な一面。
自分の夫ながらこの人まだまだ良く分からないわ・・・
と心の中でつぶやいた。

ツアーに参加した人たちは私たちの他にあと二組。
明らかにまるで違う人種のようで
私たちは最初から明らかに浮きまくっていた。

バスの中ではオプショナルツアー合戦。
ソウル一日観光に9000円も払うなんて
そんなアホいるのか?と思っていたら
私たち以外はみんなツアーに申し込んでいた。

その他垢すりツアーに焼肉ツアー。。。。
焼肉くらい一人で食いに行けよーーーー!!!

・・・と思いつつ私もオーストラリアやカナダでは
この仕事でご飯食べていたんだよなぁ。
参加するほうに回ると妙にシラけるわ・・・

ようやくガイドやその他の人たちとホテルでお別れし
機嫌もなおった夫と街へ繰り出す。

まずは腹ごしらえとその辺にあったレストランに入って
チヂミとビビンパを注文したら噂どおり出てくる出てくる小皿の山。

このキムチもナムルもみぃーんなタダなんてうれしー♪
二人でバクバクがっついちゃいました。

食べ終わって外に出ると
その2軒のくだらないお土産屋さんめぐりのせいで
せっかく朝早く出てきたのにもう夕方近くなってしまっていた。

フライトで結構体も疲れているし、垢すりにでも行っちゃおうかぁ!と
明洞にある汗蒸幕に行ってきました。

まずはアメジスト(!)のサウナ体験。
洞窟のようなサウナに入ると壁、天井一面のアメジスト。

横になって汗をじわーっとかきながら見る暗闇に光る
アメジストはなんとも不思議な光景。
フライトで疲れていたこともありサウナの中で寝そうになってしまった。

その後は泥蒸幕というサウナに入りまた汗を出す。
噂ほど暑くなかったのはきっと外国人向けなんだろう。
ちょっとがっかり・・・・
その他たくさんの種類のお風呂に入り
皮膚がやわらかくなったところで垢すり。

垢すりの行われているベッドが並んでいるところに行って
思わず魚市場かと思った。
素っ裸の女性が目をつぶりぐったりと脱力し
ごしごしと体をこすられている・・・・
水揚げされたマグロみたい。

垢すりしてくれるおばちゃんはなぜか黒い下着姿だし、
おまけに三段バラで乳首も透けてる・・・・
なんだか不思議な光景。

しかし垢すりが始まると私もそのマグロに仲間入り(笑)
ふんぎゃー、気持ちいいよーーー!
素っ裸で足をぐいっと開かれ、股の付け根も
お尻の割れ目も全部こすられた。

薄く目を開けると乳首が透けてるおばちゃんが
真剣な顔をして私の股をこすってる。
かなり不思議な光景だな、こりゃ。

その後顔にきゅうりのパックを乗せられた。
昔飼っていたカブトムシの虫かごの匂いがするぞ。
でも冷たくて気持ちいい~!!

オイルを全身に塗られて体中マッサージされたときには
すっかり骨抜きにされていました。
極楽じゃー!

髪の毛まで洗ってもらってすっかり子供に戻ったみたい。
他人に体を洗ってもらうなんて久しぶり。

その後カッピングという吸盤のようなカップを背中につけるやつをやった。

ほかの人がやっているのを見たら恐竜みたいでおかしかった。
見た目はかなり痛そうだけど実際につけてみたら
それ程痛くはなく、引っ張られているような感じが
結構気持ちよかった。

カップを取った後は背中一面丸いキスマーク状態。
水玉の背中がてんとう虫みたい(笑)

my back

約2時間後、全部のコースが終わって待合室に出てみると
ふにゃふにゃになった旦那が椅子に座っていた。
彼はかなり毛深いから垢すり心配してたんだけど毛は問題ないみたい。

日本語を話せる外人ということで男湯でモテモテだったようだ。

疲れも取れてすっかりリフレッシュして明洞の街に出てみると
大晦日の夜はだんだんと活気付き始めていた。

後数時間で新年。 皆のボルテージはどんどんと上がってきているようだ。


Next


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: