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40代で子育て期後半を迎え、50代で子育て卒業
あっという間に50歳を過ぎてしまいました 。
20歳で社会人デビュー。
専門卒ですが、幸い大手企業に入社できました。
その後、専門学校時代から付き合っていた夫と結婚し退職して子育て真っ最中に突入しました。
40代は子育て後半期です。
子供の塾代を稼ぐため、パートに出るようになりました。
この間、夫は転職しました。
今50歳を過ぎて3年が経ちました。
50歳を迎えるまで、色々あった
夫が最初に入社した会社が倒産。
倒産した日、夫からかかってきた電話で「会社が潰れた。」と聞いた瞬間からその日の記憶が私にはありません。
それくらいショックでした。その後転職を2回して今の外資系企業に入社しました。
一つの会社が決まるまでに夫は手当たり次第に就職先を探して応募していました。たまたま2番目の会社の付き合いで知り合った方からスカウトされて今の会社になりました。
息子が生まれた直後にアトピーが発覚して長い間治療をつづけていました。今は見た目は普通の肌になり落ち着いています。
その後も両親の連続する死に直面、遺産手続きで大変でした。そして私は癌になり、5年間治療を続けました。
サポート役に徹するのも悪くない人生
専業主婦を長年してきましたが私は、本当はキャリアウーマンになりたかったんです。
できれば仕事を続けたかった。
でも夫に言われました。
「僕がこうして元気で仕事ができたり、子供が毎日楽しく学校に行けてるのは君のおかげだよ?家の中が明るくて、美味しい食事を作ってくれて、いつも部屋を綺麗にしてくれてると、家に帰りたいなって。そして家族のためにもっと自分は頑張ろうっていう気持ちも増すものだよ。共働きも悪くないけど、自分としてはまだまだ仕事を頑張って今後成功したいから出来たら家族のサポートをしてほしい。専業主婦のサポート力ってものすごくあると思う。あげまんとか縁の下の力持ちという言葉もあるしね。現に君もその能力があるんだよ。僕が特殊な仕事に関われるようになったのも君のおかげもあるんだから。」と話してくれたので、今後も陰で支えることに専念しようと気持ちを固めました。
夫が妻に専業主婦をして欲しい気持ちがあるのは自身の過去に理由があった
「自分が小さい頃、母親は明るい時間は家にいなかったからね。兄が母親がわりだった。兄にめちゃくちゃ怒られたりして辛かった。歳の離れた兄が下の男二人兄弟の躾もしてたから。机で絵なんか描いてないで運動しろ!ってしたくもないサッカー部に無理やり入れさせられたりして辛かった。おかげで抜毛症になったり、誰もいない家に帰りたくなくて団地の裏でじっと隠れてたりしたなぁ。うす暗い部屋で一人で母親が作ってくれたおにぎりを食べてTVを見て過ごすのが辛かった。だから自分の子供にだけはお母さんが明るい時間に家に居てて欲しいと常に思っていた。そういうこともあって君には家にいてほしいと思っていたよ」と小さい頃の事を夫は話してくれました。
君は専業主婦のプロになった方が良い
「働いても良い人と、働かない方が良い人っていると思うんだよね。君の場合は後者だから。『働きたいっ!』って言ってても結局先方にご迷惑かけてるしね。今まで何度も転職してすぐ辞めてるし。パートに行けば帰りにスーパーに寄ってお惣菜買って結局食費増えてたし。君みたいな人は専業主婦のプロになった方がいいと思うよ。」と言われました。
私は飽きっぽくて何も続かない性格です
「仕事をしたい!」と人一倍想いは強いのに続かないのです。
仕事先を変えるたびに「私ってなんでダメなんだろう、仕事したいのに。」と落ち込んでいました。
夫に「専業主婦に専念してほしい。」とはっきり言われた時に「私の仕事はこれだ。」と思いました。
夫や子供をサポートしてより良い生活を送れるようにしてあげることが私の大事な役目だなとやっとわかった気がします。
50歳ですが、このまま専業主婦で家庭を支えていこうと決めました。
専業主婦は世帯年収460万円でもできた
夫と結婚した後は、しばらく世帯年収460万円でした。
子供が産まれた頃から小学生までは年収500万円が約10年ちょっと続きましたが、普通に専業主婦ができました。
人って意外とその時の環境に慣れるものです。
私の場合ですが人と比べなかったのも幸いして、そのおかげで周囲のママ友から比較されても、あまり気がつかずにのほほんとやってこれました。
比較されても、自分の家庭が温かいので気にならなかった
自分ができる範囲の中で幸せを見つけることができると意外と生活が楽しく明るいものに変わっていきます。
当時は若かったし楽しかったのを覚えています。
子供は小さくて可愛い時だったし、子育てで一生懸命だったので「まわりを見る余裕がない」状態でした。
節約も楽しかったですね。
ゲームみたいで。
「来週は食材を変えてみようかな」とか、お風呂の入り方を変えてみようとか色々と考えているのが面白くて、「我慢している」だなんて思わなかったです。
周囲のママ友からたまに会話で比較された瞬間は「嫌だな」とは思いましたが、その場を離れれば自分の大切な家族と過ごす生活があたたかいものだったので全然辛いと思いませんでした。
年収がよそより多くなくても慎ましく無駄なものを買わないようにしたり、イデコを始めるのも良いしパートに出ても良いし、教育費もそれほどかけなくても賢い子は賢い子に育つものです。
私立幼稚園の補助金など、国からの補助も年収が低いほど恩恵を受けられますよね。
東京大学も先日、世帯年収600万円以下の家庭は学費無料になりました。駒場寮は家賃が激安なので地方からお子さんも以前より挑戦しやすくなりますね。
どの年収帯の家庭も、ご自身の家族との関係があたたかいものであれば幸せに暮らせて専業主婦もしていけると思います。
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