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2015.09.10
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カテゴリ: 映画(れ)


チラッとだけ見えるのよね、チラッとだけ!
シルエットだけ!笑

2002 アメリカ
サスペンス、サイコ

監督
ブレット・ラトナー
Cast
エドワード・ノートン

ハーヴェイ・カルテル
レイフ・ファインズ
エミリー・ワトソン

ストーリー
1980年、ボルチモア。
FBI捜査官のグレアムは、被害者の一部を切り取り、その部分を食べているという猟奇的な連続殺人事件を追っていた。
その捜査の中、犯罪精神医学の権威、ハンニバル・レクター博士と時々会っては助言を受けていた。
しかし不意に「もしやレクター博士が犯人なのでは?」と不安を感じたグレアムは、レクター博士の部屋で「ラールス料理百貨辞典」を見つけそこに記されていた文字で、不安を確信へ変える。
その瞬間レクター博士に襲われ、自分も反撃するが瀕死の重傷を負った。
それから数年後。
レクター博士の事件後FBIを辞め、フロリダ州マラソンの海辺で暮らすグレアムの元に元上司クロフォードがやって来る。

渋々引き受けたグレアムだったが、一転グレアムの協力によって次々と捜査は進展した。
しかしそれでも行き詰ってしまったグレアムに、クロフォードは、レクター博士と会って助言を請う様に頼むのだった...。





感想
(少しだけネタバレ)
「羊たちの沈黙」の(下の方にあるカテゴリ別一覧検索「映画(ひ)」から見れますのでよろしくどうぞ)前日譚とも言える作品ですね。



「ハンニバル」は(下の方にあるカテゴリ別一覧検索「映画(は)」から見れますのでよろしくどうぞ)彼の猟奇さが浮き彫りになってますし、狂人ながらも紳士的で素晴らしい側面も見せたり、とにかくレクター博士オンパレード作品です。

今作はそうではなく、あくまでも「羊たちの沈黙」同様、事件は別にあり、俯瞰で見て助言する立場です。
まぁ今作はレクター博士がまだ捕まったばかりというのもあり、グレアムに対して憎しみに近い思い入れがある様にも見えますが。

それと同様、アンソニー・ホプキンスの出番は多くないのですが、やはり素晴らしい!!
実力派俳優がこれほど揃う中、突出した存在感と演技力!!
まるで全てが、レクター博士の手の平の中で起こってるかの様な圧倒的で絶対的な何かを感じますね。
圧とでも言いますかね。

グレアムに対して「私を捕まえた君の方が頭が良い」「経験から学ぶ」「傷痕は過去が事実であった証」などと話しますが、その辺りがまたレクター博士の皮肉っぽさが出ていて良いです!
レクター博士シリーズで、実は1番彼の性格を感じれる作品かもしれません。

エドワード・ノートンも「犯罪者の心理に同化できる感」がすごく良かったです!
自分のその能力に参っちゃってお疲れな感じも、それが原因で仕事を辞めたのも、細かく描かれてなくとも手に取る様に伝わります。
そしてレクター博士へ恐怖心がある事も。
素晴らしいですね!

レイフ・ファインズもなかなかでした。
なんか狂人らしさと繊細な感じをうまく演じていました。
でもマッチョなのに、繊細ってのが個人的には気持ち悪いと思ってます。笑
そのミスマッチ感が変態らしくて「犯人像」に近いんでしょうがね。笑

ちなみに彼は自分のアレに自信を持ってるとネットで見かけましたが、本当かな?笑
チラッとシルエットだけ見えます。笑

背中のシーンがこれまた気持ち悪くて、良かったです!!
個人的には拒否反応でますけど。笑
やたらと変態っぽくて。笑

概ね役者陣は好評価です。
本当に素晴らしかったです。
作品も悪い点はそれほど見当たらなかったですし、完成度は高いです。

しかし何故かこう、あまり印象に残らないと言うか、何かあと一押し足らない感はありました。
殺人描写が少ないからかもしれません。
それと観客の恐怖を煽る演出が、少ない気もします。
猟奇さや異常さは写真でしか見られず、唯一それに近いフィリップ・シーモア・ホフマンのやられっぷりも火だるまなんで表情とか分からないし。

どこか淡々としていて、Dの苦悩に焦点が置かれていた気がするので、サスペンスというよりはサイコ作品ですね。
でも面白いです!

my評価7点(10点満点中)





概要
原作はアメリカ人作家、トマス・ハリスの同名小説。
ハンニバル・レクターを描いた作品は4作品であり、時系列でいうと「ハンニバル・ライジング」「レッド・ドラゴン」「羊達の沈黙」「ハンニバル」であるが、作品の映画化順では、「羊達の沈黙」「ハンニバル」「レッド・ドラゴン」「ハンニバル・ライジング」である。
また今作の映画化は2回目であり、1回目は1986年マイケル・マン監督の「刑事グラハム/凍りついた欲望」がそうである。
この作品にはレクター博士役のアンソニー・ホプキンスは出演しておらず、ブライアン・コックスが演じている。
さらに一連のアンソニー・ホプキンス演ずるレクター博士シリーズとの流れも組んでいない為、個人の判断で別物とした。


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Last updated  2015.09.10 14:29:03 コメントを書く


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和希ちゃん8383 @ Re:キス&キル〜自由気ままに映画日記(08/22) ツルノカミさんお久しぶりです。 コメント…
ツルノカミ @ Re:キス&キル〜自由気ままに映画日記(08/22) 和希ちゃん8383さん、 お久しぶりです。 …
和希ちゃん8383 @ Re[1]:男と女の不都合な真実〜自由気ままに映画日記(07/03) ツルノカミさん コメントありがとうござい…

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