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2016.06.17
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カテゴリ: 映画(り)


♪~3歩進んで2歩下がる~♪

2014 イギリス、フランス、アメリカ、スウェーデン
ミステリー

監督
ローワン・ジョフィ
Cast
ニコール・キッドマン
コリン・ファース

アンヌ=マリー・ダフ

ストーリー
クリスティーンがある朝目覚めると、見知らぬ男が隣に寝ていた。
混乱しつつベッドを抜け出し部屋を物色すると、隣に寝ていた男との写真が壁に貼られているのを見つける。
さらにメモ書きがあり、彼の名前はベンで、クリスティーンの夫だと理解る。
写真は2人の結婚式の写真や幸せそうにじゃれ合うものばかりだった。
クリスティーンの指には結婚指輪がはめられていた。
寝室へ戻るとベンは起きていて「君は事故に遭い、記憶障害だ、君の記憶は1日しか持たない」と話す。
毎日同じ事を繰り返しているのが分かるほど、彼は慣れた感じで2人の間柄やクリスティーンが思い出すべき事、クリスティーンが今日やらなければならない事などをテキパキと話し、「愛している」と言って、仕事に出かけて行った。
その後家の電話が鳴った。
出てみると相手はクリスティーンの担当医ドクター・ナッシュだった。

ドクター・ナッシュとクリスティーンは、ベンに内緒で記憶を戻そうと診察を繰り返していた。
その一環として、カメラに毎日自分を納める事にしていたのだ。
クリスティーンはカメラに納められた映像を見て状況を察知し、ドクター・ナッシュの診察を受ける事にする。
そんな日々を過ごす中で、クリスティーンは自分が子供を産んだ経験がある事、ベンという夫が居ながら浮気していた事、大親友のクレアという女性がいた事などを思い出していく。
そしてそれを全てカメラに収め続けた。

翌朝にはそれらを忘れてしまうクリスティーンだったが、それでもクリスティーンはベンを愛しつつも記憶を取り戻そうとするのだったが...。





感想
雰囲気は素敵なB級映画です。
なんせニック主演ですから!!
画面に映るだけでもう素敵っ!!
彼女はどこまでいってもやっぱり美しいですね~。
ニックのイメージビデオでも、私は幸せに観られるんだろうな~。笑

そんな事は置いておいて雰囲気は素敵な作品なんです。
ヨーロッパ映画的な静かさがあって、ミステリー要素がありながらも、夫婦愛、母性などが押し出されていてホラーな雰囲気はありません。
暗い作品ですが、恐ろしさはありません。
しかしやはりミステリーなので、謎が謎を呼びます。

またニック視点の作品なので、3歩進んで2歩下がるイラつく展開です。
んあ~、ここまで解明したのに!!!!
寝て起きて忘れてんの!!また2歩下がったところからスタートなの!!とイライラ。笑

で、3歩進んで2歩下がりながら、ちょっとづつ謎が暴かれていきます。
まぁミステリー得意でない人には良い展開かもしれません。
ミステリー好きは先を想像出来てつまらないでしょうし、近年の映画にかぶれている人は「どーせそう思わせておいてこうなんでしょ?」的な雰囲気もあるので、退屈でしょうし。
ミステリー初心者向けかも。笑

そんなわけでストーリーはあまり良質とは言えません。

なのでニックの演技力に掛かっています。
そーゆー意味では今作でのニックは悪くなかったと思いますが、特別に素晴らしかったわけでもありません。
そもそも1日で記憶が消えてしまう人間の性格や癖や考え方、傾向など映画で表現しようと思っても限界がありますし。

どーやっても説明口調なシーンは必要になりますね。

ニックのなんとも掴み難い雰囲気は大好きなんですが、今作では「記憶がない」=になってしまっているので、ニックの良さがあまり活かされてないというか、誰がやってもそうなるのではないか?感が否めませんでした。

不思議だったのはネタバレ出来ないのでうまく言えませんが、そこに労力使うならもっと色々出来ないもんかね?というものが多過ぎる事です。
ニックの記憶喪失は今作最大のミステリーなんですが、記憶を取り戻す為に辿る道が説明っぽすぎる。笑
そしてニック自身が自分の記憶を辿るにあたり、やっている行動の範囲が小さすぎます。

しかもうーん、これはなかなか旦那の辛さ、辛抱強さ、それでも愛して支えるという深い愛の方を感じてしまっていまいちサスペンス要素に乗り切れません。
なかなか苦労してるぜ、旦那。笑

個人的にはドクター・ナッシュ役のマーク・ストロングが良かったです。
ドクターなのになんだか怪しいし、医者と患者という関係性を越えてしまってる様な素振りもあるし。
面白い役どころだったと思います。

ニックは美しいので居るだけで幸せですが、それでもニックの他作品の方が彼女の魅力が伝わる気がしするので今作はイマイチでした。

ミステリー初心者にオススメです。

my評価3点(10点満点中)





概要
原作はイングランド人作家スティーヴン・J・ワトソンが2011年に発表した小説「わたしが眠りにつく前に」。
これはスティーヴンのデビュー作でありながらも、世界42ヶ国で翻訳され、世界的な大ベストセラーとなった。
2011年度ジョン・クリーシー・ダガー賞受賞。
原題は「Before I Go to Sleep」であるが、邦題は「リピーテッド(repeated)」であり、たびたび、繰り返した、繰り返されるという意味である。


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Last updated  2016.06.17 17:39:16 コメントを書く


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和希ちゃん8383 @ Re:キス&キル〜自由気ままに映画日記(08/22) ツルノカミさんお久しぶりです。 コメント…
ツルノカミ @ Re:キス&キル〜自由気ままに映画日記(08/22) 和希ちゃん8383さん、 お久しぶりです。 …
和希ちゃん8383 @ Re[1]:男と女の不都合な真実〜自由気ままに映画日記(07/03) ツルノカミさん コメントありがとうござい…

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