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2016.06.22
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カテゴリ: 映画(ろ)


キング・オブ・カルト!!
好き嫌いがはっきり分かれます。

1975 イギリス
ミュージカル、ホラー、コメディ

監督
ジム・シャーマン
Cast
ティム・カリー

スーザン・サランドン
リチャード・オブライエン
パトリシア・クイン
ネル・キャンベル

ストーリー
ブラッドとジャネットは恋人同士。
友人の結婚式に出席した2人は「次は自分達の番だ」と互いに感じており、ブラッドは勇気を持ってジャネットにプロポーズする。
もちろん即答でOKしたジャネット。
2人は大学時代の恩師であり友人とも呼べるスコット博士に婚約の報告をする為、車に乗り込んだ。
しかし夜の嵐の中、道に迷い、さらに車のタイヤもパンクしてしまう。
仕方なく近くにある古城に電話を借りに向かう。

臆するジャネットだが、ブラッドは凛とした態度で事情を話して助けを求めた。
城ではパーティーが開かれており、城内に入れてもらったブラッドとジャネットもパーティーに少し参加してほしいとパーティー・ルームへと案内されるのであったが...。





感想
カルト映画といえばこれっ!!
これこれこれこれっ!!


とにかく濃いっ!!
そして衝撃的でクレイジーで官能的で、変な気持ちになっちゃいます。笑

私はミュージカルが好きではないので嫌遠していたのですが、小学生の頃から有名な映画だという事は知っていて題名も知っていて、いつか観てみようと思いながらかれこれ20数年経ち、やっと観る事にしました。

この歳になってから観てみて良かったです。笑
子供にはけっこードギツイものがあると思いますし、好き嫌いがはっきり分かれそうなものの、かなり中毒性が高いと思います。

「頭おかし映画」と個人的に読んでいる映画といえばキューブリックの「アイズ・ワイド・シャット」や「時計仕掛けのオレンジ」、ディヴィッド・リンチの「マルホランド・ドライブ」などがすぐ浮かびますが、「ロッキー・ホラー・ショー」はその上を行くクレイジー度合いで、中毒性も話にならないくらい高いです。
(カテゴリ別一覧検索から見れますのでよろしくどうぞ)

ちなみに今挙げた中だと「時計仕掛けのオレンジ」が断トツで最高傑作だと思ってるんですが、「ロッキー・ホラー・ショー」もかなりの最高傑作で、悩んじゃいますね。

とにかく凄いんですっ!!!

ティム・カリー、スーザン・サランドン、ミート・ローフなど今でもお見かけする俳優さんの若い頃が楽しめるのもとても素敵です。

特にティム・カリーは中性的なフランク・ン・フルターを見事に演じきっていて、クレイジーでちょっと気持ち悪いんですけどでもセクシャルで、なんとも言えない気持ちになります。
嫌悪感を抱きつつ、惹かれていくんです。
目が離せなくなるんです。
快楽とは何かを骨の髄まで知っていそう。笑
そしてあのドギツイメイク、男が女の格好をしてるのなんてあからさまに分かるのに、あのメイクに妖艶さを感じるんです。
特に目が素敵ですね。
かなりキリッとしたぱっちりお目目の方ですが、エロさを出す為か少し目をとろ~んとさせてる時が多いです。

今でこそマツコ・デラックス、はるな愛、ミッツ・マングローブ、桜塚やっくんなど様々な中性的芸能人が居るので受け入れやすいですし、
その為ショッキング感も薄れますが、これは75年の映画なんですよね。
約40年前の作品なんです。

その頃にこのキャラクターを演じ切る勇気、度量、そして努力と才能。
ティム・カリーは本当に素晴らしいです。

スーザン・サランドンもおばさんのイメージだったんですが、まぁ顔はこの頃と全く変わってないです。
スタイルはもちろん衰えてはいるでしょうが今でも細いですし、この時は本当にピチピチで綺麗だったんですね~。
まさかこんなドギツイ作品にヒロイン役で出演していたとは!!笑
今でも第一線で活躍している理由にさらに納得がいきます。笑

内容だけ見ると、非常に簡単です。
何しに来たんだかはよく分かりませんが、とにかく人造人間作りに没頭する頭おかし博士と、その主の館に迷い込んだカップルのお話です。
バイセクシャルなフルターは自分だけの愛玩人間が欲しかったんでしょうね。

ちなみにホラー感はほぼありません。
摩訶不思議で不気味な雰囲気だけなので、ホラー苦手でも余裕です。
レンタル屋でもホラーには並んでいないと思います、たぶんミュージカルに並ぶでしょう。

モラルやらなんやらを取っ払って考えると、やはりフルターこそ最も快楽とは何か?を知ってると思います。
男も女もネコもタチもイケるみたいですし。笑
まぁそーゆー意味では人生エンジョイしてそうなので、良いのではないでしょうか?

好みは分かれるものの、映画好きの方にはぜひ!一度は観ていただきたい作品です!!
またロックミュージカルなので、70年代ロック好きの方も楽しめると思います。
かなりオススメです!

my評価10点(10点満点中)





概要
原作はイングランド人俳優、作家のリチャード・オブライエンによる同名舞台劇。
彼は今作でリフ・ラフ役で俳優としても活躍している。
また今作は「カルト映画の代名詞」と呼ばれる伝説的なミュージカル作品となった。
舞台劇は奇抜な内容ながらも熱心なリピーターが続出し、アメリカやオーストラリアでも上演された。
そして2年後の1975年に映画化。
ティム・カリーは舞台、映画と両方に出演。
その他リチャード・オブライエン、パトリシア・クイン、ネル・キャンベルらも引き続き出演し、スーザン・サランドン、バリー・ボストウィック、ミート・ローフらが新たに加わる事となった。
しかし公開当初の興行収入は最悪であり、試写会でも途中で席を立つ人々ばかりだったという。
ところが一部の人々に受け入れられ、少数づつながらもジワジワと人気を伸ばしリピーターも確実に増やしていった。
公開から1年後、アメリカで深夜興行が復活すると、観客達は作品のキャラクターを真似たコスプレで集まるようになり、映画を観ながら叫んだり歌ったり、お約束のツッコミをしたりパーティーの様に映画を楽しむ様になる。
これを受け、今作の出演者達がスクリーンの前で同時進行で舞台劇をやるなど珍しい上映方法が行われた。
こうして熱狂的なファン、リピーターがさらに続出し「カルト映画の代名詞」となっていったのである。
公開から40年以上経った今でも「世界のどこかで今でも今作が上映されている」と言われており、アメリカでは毎年ハロウィンと大晦日に今作が放映されている。
また2015年にはリバイバル版がアメリカでTV放映され、日本でも一部劇場で上映された。


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Last updated  2016.06.22 19:22:59 コメントを書く


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和希ちゃん8383 @ Re:キス&キル〜自由気ままに映画日記(08/22) ツルノカミさんお久しぶりです。 コメント…
ツルノカミ @ Re:キス&キル〜自由気ままに映画日記(08/22) 和希ちゃん8383さん、 お久しぶりです。 …
和希ちゃん8383 @ Re[1]:男と女の不都合な真実〜自由気ままに映画日記(07/03) ツルノカミさん コメントありがとうござい…

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