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るろうに剣心 伝説の最期編〜自由気ままに映画日記
今回の一言 伊勢谷友介、イケメンなのに、なぜ笑えるのだろう...。 2014 日本 アクション 監督 大友啓史 Cast 佐藤健 武井咲 藤原竜也 神木隆之介 江口洋介 伊勢谷友介 ストーリー 昔の夢を見ていた剣心が目覚めると、そこは見覚えのある場所だった。 そこは剣心の名付け親でもあり「飛天御剣流」の師匠でもある比古清十郎の家であった。 薫の無事を案じる剣心は、比古に他に浜辺に打ち上げられたものが居なかったか聞くが、他には誰も居なかったし、あれから3日も経っており助かる見込みも少ないと話す。 剣心は落胆したものの薫の無事を信じ、比古に奥義を伝授してほしいと頼む。 一方その頃、東京湾。 志々雄の乗る巨大船「煉獄」が到着し、大久保利通の後継者、伊藤博文を呼び出す。 伊藤をはじめとする明治政府の重役の面々と会食の場を設けた志々雄は、武力と自らの残忍さを見せ、政府を脅す。 そして緋村剣心を探し出し、民衆の目の前でさらし首にする様に命令する。 剣心は幕末期、明治政府の為に暗躍した維新の影の功労者だった。 しかし明治政府は剣心の行為の裏の事情が民衆に暴露されれば、政府の転覆すらあり得ると判断し、全てを剣心に押し付け、捨て駒にする事にした。 斉藤一は政府のやり方に呆れ「武士の誇りを忘れたか」と語り去って行った。 こうして剣心は全国に指名手配されるのだった...。 感想 やっと終わったー！ ばんざーい！！ と、言いたいところですが、少年漫画原作としてはなかなか素晴らしいストーリーでした。 前作の「退屈」が、「まぁまだ観れる」レベルに上がりました。笑 ここで政府の悪巧みを絡めてくるあたりが、漫画ヒットにとても納得できますね。 結局、志々雄も剣心も政府に利用された男達なんですよねー。 現代社会でも描かれる社会派サスペンス要素は、この時代にも本当にあったのかもしれませんね。 ラストはなんか政府が上手い事やった感が実に気に入らなかったんですが、剣心をはじめとする幕末の志士達であった彼らには少なからず何か思うところがあって、良かったのかもしれません。 しっかし四乃森蒼紫役の伊勢谷友介。 めっちゃかっこいいのに、なんかめっちゃポンコツみたいに見えるのはなぜでしょう？笑 どんだけ抜刀斎と出会えないんだよ、と。 ギリギリ近くまで来てるのに毎回出会えないとか、もう運ないよね的な。笑 やっと出会えたのも全然探してない時だし。笑 福山ももういい歳ですが、頑張ってましたね。 確か、NHKでこーゆー系の役やってた事あったような？ 違ったかな？ その時に殺陣の練習もしたんでしょうし、なかなか良かったんじゃないでしょうか。 アクションも派手でしたし、とにかく長いのが本当に辛いんですが、良かったと思います。 ゆーても「退屈」が「まぁ観れる」になっただけですけど。 前作から引き継いで、演者達の演技や殺陣、スタッフ達の頑張りを加味した評価です。 ストーリーメインで考えると、前作よりは面白いものの、映画全体というくくりから見るとかなり低くなってしまいますので。 my評価6点(10点満点中) 概要 前作の「るろうに剣心-京都大火編-」と前後2部作で製作された後編。 ストーリーは繋がっている為、前作を観ていないと分からない様になっている。 2014年9月3日から公開され、公開に合わせハローキティが剣心、志々雄に扮したコラボ商品が劇場限定で発売された。 第2作、第3作を合わせ、第18回ファンタジア国際映画祭観客賞、第27回日刊スポーツ映画大賞石原裕次郎賞、第69回毎日映画コンクールTSUTAYA映画ファン賞日本映画部門、第38回日本アカデミー賞話題賞、第34回藤本賞特別賞を受賞した。 るろうに剣心 伝説の最期編 /佐藤健 【新品DVD】るろうに剣心 伝説の最期編 スペシャルプライス版 [DVD] るろうに剣心 伝説の最期編 DVDスペシャルプライス版（期間限定） 【新品】るろうに剣心 伝説の最期編 DVDスペシャルプライス版
2016.02.23
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るろうに剣心 京都大火編〜自由気ままに映画日記
今回の一言 長い。 2014 日本 アクション 監督 大友啓史 Cast 佐藤健 武井咲 藤原竜也 神木隆之介 江口洋介 伊勢谷友介 ストーリー 元新撰組三番隊隊長・斉藤一は、ある夜、大勢の警官達と共に廃坑道へとやって来た。 迷路の様な坑道を進むうちにやがて警官達と逸れた斉藤はそれでも先へと進んでいった。 そして奥深くで見た光景は、沢山の警官達の死体の山、辺りは炎の海に包まれ天井に吊るされた警官達、そして全身に包帯を巻き、不気味に笑う男だった。 斎藤はその男を知っていた。 男は志々雄真実。 幕末の動乱では長州派維新志士として戦い、やがて「人斬り抜刀斎」緋村剣心が姿を消した後、彼の稼業を引き継いだ。 しかし戊辰戦争の終わり、混乱に乗じて政府に暗殺されかけ、全身を焼かれ、重度の火傷を負ったのだ。 志々雄は、斎藤の目の前で天井に吊るされた警官達を全員炎の海の中に落とし、不敵に笑って去って行った...。 その頃、東京では、神谷道場に居候の身となった剣心の元に警視総監がやって来た。 警視総監は明治政府で権力を持つ大久保利通の使いとして、剣心を彼の元に連れて行く。 大久保利通と面会した剣心は、志々雄が京都で再び暗躍していると告げられる。 頼れるのは、もはや剣心しかいないと言われた剣心は、京都へ向かう事にするのだった...。 感想 長～い。 とにかく長～いです～。 これまでに加え、伊勢谷友介、神木隆之介、三浦涼介などのイケメン達、さらに悪役をやらせたらピカイチの藤原竜也、滝藤賢一など豪華ですし、女子が喜ぶ面々だと思います。 日本が世界に誇る新たなアクションとして、かなりお金もかけていますし、アクションシーンの出来もかなり良いと思います。 原作自体もかなり人気がある作品ですしね。 なんですけど、お気楽エンターテイメント作品 を心待ちにしていない、私の様な偏屈映画ファンにとって、この手の作品は「お気楽」であればあるほど嬉しいんですよ。笑 携帯いじりながら観るぐらいでいいんです。笑 しかし長いっちゅー事は、それなりにストーリーも練られていて、見所も多いという事です。 感動要素や悪に立ち向かう心、友や家族を想う心、はたまたロマンスなんかも描かれてるんだろうなーと。 な、わけで真面目に観るわけですが、やっぱり退屈なわけです。 なんでしょうね～、好みの問題か？ この殺陣覚えるの大変だったろうなーとか、エキストラどのぐらい使ったのかなー？お金どのぐらいかけたのかなー？とか、このシーンはカメラ何台で撮ったのかなー？とか、このシーンはスタントだなとか、ワイヤーアクションだなとか、思うぐらいで。 佐藤健はもう本当に素晴らしいので、言う事なしです。 藤原竜也も相変わらずの悪役っぷりで良かったんではないでしょうか？ とにかく長いですが、まぁ好きな人は好きでしょう。 佐藤健の演技、藤原竜也をはじめとする悪役演者達の演技、殺陣、撮影スタッフ、エキストラの方々などの努力を加味しておりますが、個人的には至極退屈な作品です。 アメリカのヒーローものより、日本発の今作が売れてくれるのは嬉しい事ですけども。 my評価4点(10点満点中) 概要 原作は日本人漫画家、和田伸宏の「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」。 前作の続編であるが、今作は次作との前後2部作で製作されており、前作との繋がりは世界観、登場人物のみであり、ストーリーは繋がっていない。 今作は2014年8月1日から公開され、次作は2014年9月3日から連続公開された。 また2013年8月ご当地キャラクターとして人気のくまモンが陣中見舞いを送った事により、2014年4月1日、エイプリルフール限定で今作の公式サイトおよびテイザーポスターの緋村剣心がくまモンに入れ替わった。 【新品DVD】るろうに剣心 京都大火編 スペシャルプライス版 るろうに剣心 京都大火編 /佐藤健 【中古】るろうに剣心 京都大火編／1000534078【中古DVDレンタル専用】 【新品】るろうに剣心 京都大火編 DVDスペシャルプライス版
2016.02.22
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るろうに剣心〜自由気ままに映画日記
今回の一言 イケメンは「ござる」口調でも、やっぱりイケメンなのだ！！ 2012 日本 アクション 監督 大友啓史 Cast 佐藤健 武井咲 吉川晃司 蒼井優 江口洋介 香川照之 ストーリー 幕末の動乱期。 京都ではその神速の剣技と暗殺成功率の高さから人々に恐れられた男が居た。 「人斬り抜刀斎」と呼ばれる凄腕の暗殺者だ。 しかし時代は変わり、それ以降「人斬り抜刀斎」は姿を消した。 明治11年、東京。 今、この街では「人斬り抜刀斎」による辻斬りが横行していた。 その人相書きをたまたま見ていた男、緋村剣心は、突然女性に「人斬り抜刀斎」と間違われ襲われてしまう。 しかし誤解だと訴え、腰に下げた刀を彼女に見せる。 その刀は「逆刃刀」で、通常とは逆に刃がついており、剣心は「不殺(ころさず)の誓い」を立てた証として、この刀を持ち歩いていた。 この刀では人を切れないと知った女性は、去って行った。 その帰り道、女性は怪しげな男を見かけこの男こそ「人斬り抜刀斎」だと直感した。 そして男に戦いを挑むも軽くいなされ、逆に命を危険にさらしてしまう。 そこへ先ほどの男、緋村剣心が助けに入り難を逃れ、その場から逃げ出した。 その女性と共に逃げた剣心は、女性の家に向かった。 女性の家は道場だった。 彼女は神谷活新流、師範代、神谷薫。 しかし「人斬り抜刀斎」が薫の父を殺し、さらに神谷活新流を騙った為、門下生が皆辞めていき、薫たった一人となってしまったのだった。 「人斬り抜刀斎」を憎む薫に、剣心は「亡き父上もそんな事は望んでいないであろう」と薫に危険な事をしない様諭すのだった...。 感想 佐藤健は、私にとって「イケメン俳優」のくくりで、つまり「顔だけ俳優」って事ですが。笑15年後にはお見かけする日はないだろうと思ってました。 なわけで、彼の演技をちゃんと観たのは実は初めてで、そんな考えは大いな誤解だったと思いました。 演技なかなかうまいじゃない！！ イケメンで演技もうまいとか素晴らしいですね。 ただ今作はエンターテイメント作品なので、もっと難しい役柄の場合どうなのか？は分かりませんが。 しかし期待の持てる人だと感じました。 一方、武井咲はなんかのドラマでチョロチョロ観ていますが、まぁ15年後にはきっとお見かけする日はないでしょう。 顔だけ俳優ですね。 彼女のポンコツ演技を佐藤健、蒼井優らがうまくカバーしていて素晴らしかったです。 蒼井優と武井咲、この2人、顔だけ見るなら整ってるのは武井咲の方だと思います。 蒼井優好きですが、美人というのとはちょっと違いますよね～。 それでも蒼井優は可愛かったり、妖艶だったり、役柄によって全然違うんだから不思議ですよね。 今作は妖艶な雰囲気がありつつも、まだ若さも残ってる感じで、恵というキャラはとても好感が持てます。 眉毛も昔風にしてあるんですが、武井咲より映えるんだから素晴らしい！！ 本当に武井咲のポンコツっぷりと雲泥の差がありました。 香川照之も相変わらずの演技力でイヤ～な役をやっていて素晴らしかったですし。 江口洋介、吉川晃司らもキャラクターに合っていて良かったんではないでしょうか。 アクションもなかなか良かったですが、あからさまにスタント使ってるのがバレバレだったので、もう少しうまい事ならないかなー？ ってゆーか、もう少し武井咲は努力をしておくれ！と思いました。笑 あのぐらいのアクションくらい、自分でやっておくれ！と。笑 何やら金の匂いがして、これはNGとかめんどくさそうなので、ここをあまり突っ込んでも楽しくないですが。 ちなみに綾野剛、窪田正孝など今をときめくイケメン俳優らもちょろちょろ出ているので、女子には嬉しいのではないでしょうか？ アニメ原作ですし、サラーっと誰でも楽しめると思います。 my評価5点(10点満点中) 概要 原作は日本人漫画家、和田伸宏の「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」。 1994年～1999年にかけて集英社「週間少年ジャンプ」に連載された人気作品。 テレビアニメや映画、OVA化などを経て、実写映画化となった。 明治初期の日本が舞台であり、物語はフィクションであるが、赤報隊や新撰組、大久保利通暗殺事件など、史実や実在した人物などを物語に絡ませている。 「週間少年ジャンプ」において「歴史物はウケない」「明治時代は漫画には難しすぎる」などと言われていたが、その前評判を跳ね返し人気を博した。 コミック全28巻と完全版を合わせた売り上げは2013年時点で5861万部となった。 今作は原作の「東京編」ニセ抜刀斎騒動、黒笠編、観柳邸突入までのストーリーを基に製作されている。 また今作は日本が世界に誇る新たなアクション作品として、大々的に発表しており、日本公開と同時に世界64カ国2地域での公開が決定。 アジア圏から順次公開され、北米、ヨーロッパ、ロシア、アメリカなどで公開された。 るろうに剣心 /佐藤健 武井咲 蒼井優 るろうに剣心 /佐藤健 武井咲 蒼井優 【新品DVD】るろうに剣心 スペシャルプライス版
2016.02.21
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LUCY (ルーシー)〜自由気ままに映画日記
今回の一言 ツッコミどころ満載。 2014 フランス SFX、アクション 監督 リュック・ベッソン Cast スカーレット・ヨハンソン モーガン・フリーマン チェ・ミンシク アムール・ワケド ストーリー 台湾に留学中のルーシーは、1週間前クラブで知り合った男リチャードに呼び出され、アタッシュケースをチャンという男に渡す様頼まれた。 嫌な予感がして断るが、リチャードはアタッシュケースに繋がれた手錠をルーシーに掛けてしまい、仕方なくルーシーはホテルに入り、フロントでチャンを呼び出す。 出て来たのは明らかに裏社会の人間と思われる屈強な男達で、ルーシーはホテルの一室に連れて行かれてしまう。 アタッシュケースの中身が危険な物か警戒したチャンは、ルーシーに解錠番号だけを教えホテルの部屋から退室し、ルーシー自身に中身を確認させようとした。 脅されたルーシーは恐る恐るアタッシュケースを開けた。 中に入っていたのはビニール袋に包まれた青い結晶、新種の麻薬「CPH4」だった。 仕事を終えたルーシーだったが、チャンはルーシーに新しい仕事をして欲しいと語り、殴って気絶させてしまう。 目覚めたルーシーが、腹の痛みに目を覚ますと腹には包帯が巻かれ、何かをされた跡があった。 ルーシーは体内に「CPH4」を入れられ、運び屋にされてしまったのだった...。 感想 (がっつりネタバレします) ちょーポンコツ作品ですね。 ツッコミどころが満載！！ 脳の何%が今、活動しているという描写が所々あるわけですが、読めないはずの漢字を読める様になったり、他人を意のままに操ったり、電波を自在に操ったり出来るわけですけど。 漢字が読める様になったのに、なぜ喋れないのか？とか、他人の意のままに操れるなら銃は必要はあるのか？とか思います。 しかも相手の病気が分かる能力とか少しなら相手が何を言おうとしてるのか先に分かったりする能力があるくせに、対して活用されてないのも謎です。 また100%になったら「時」を超えることが可能になるのでいわゆるタイムスリップが自在に出来るわけですけど、この設定って別に「まさか？！」とかビックリしませんよね。笑 だろうね、って感じですよね。笑 そんぐらいしか想像出来ないもん、逆に！！ むしろドラゴンボールみたいにかめはめ波的なの打てたり、空を飛べたり出来るんだったらビックリしますけどね。笑 またUSBメモリーに変えるのも意味わからん。 それだけの能力があって、相手に自分の意志や考えをテレパシーみたいに伝える事は出来ないんだ～と。 その割に「私はどこにでもいる」って...それはどうやって皆に伝えたのですか？笑 そんな感じでツッコミどころを忘れたら面白いという風評が多いですが、ツッコミどころを忘れても映画としてストーリーは淡々としていますし、意外性もゼロですし、やたらセカセカ、バタバタしていてテンポが心地良くなく、大雑把な感じです。 褒めるべきポイントが全く見つかりません。 まぁ酷いですね。 映像技術は近年の作品なのでそれなりに素晴らしいんでしょうが、特別「凄いな」というほどでもなかったですし。 観る価値はないと思います。 my評価1点(10点満点中) 概要 「LEON」などを手掛けたリュック・ベッソン監督作品。 リュック・ベッソンと初仕事となったのは今や大人気女優へと成長したスカーレット・ヨハンソン。 さらに脳医学者役にはオスカー俳優のモーガン・フリーマンを迎えている。 LUCY／ルーシー LUCY/ルーシー [ スカーレット・ヨハンソン ] 【新品DVD】LUCY／ルーシー
2016.02.20
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ルパン三世(実写)〜自由気ままに映画日記
今回の一言 不二子がね～ダメだね～。 2012 日本 アクション 監督 北村龍平 Cast 小栗旬 玉山鉄二 綾野剛 黒木メイサ 浅野忠信 ストーリー シンガポールにあるホーガン美術館から古代オリンピックのメダルが盗まれた。 香港に居たICPOの銭形警部はルパン三世の仕業と確信し、さらに黒幕が居ると睨む。 その黒幕はイギリスの大富豪トーマス・ドーソン。 彼は秘密組織「ザ・ワークス」の会長を務めていた。 そんなドーソンは「ザ・ワークス」の会長を高齢を理由に引退を表明し、「古代オリンピックのメダルを盗んだ者に次期会長の座を譲る」と語ったのだ。 銭形警部はドーソンの邸宅を張り込む事に決めた。 一方その頃、「ザ・ワークス」の一員は香港にあるドーソンの邸宅に集まっていた。 そしてメンバーであるルパン、不二子もその中に居た。 「古代オリンピックのメダルを盗んだのは誰か？」という発表の後、ドーソンは自らが盗んだコレクションの数々をメンバーに見せる。 その中でも最も貴重な品が、アントニウスがクレオパトラに贈ったとされる「クリムゾンハート・オブ・クレオパトラ」の一部「光の首飾り」だった。 そこでメンバーの一人、マイケル・リーが突然裏切り「光の首飾り」を奪おうとする。 マイケルの部下達も屋敷へ乗り込み、銃撃戦が始まると、ドーソンの用心棒をしていた次元大介も応戦。 そこへ張り込みをしていた銭形警部達も参戦して来た。 ドーソンはマイケルに撃たれ死亡、「光の首飾り」も盗まれてしまう。 ルパン、不二子、次元は無事に脱出し、マイケルを捜すために手を組む事にした...。 感想 公開前から散々、叩かれてた作品です。 「絶対にコケる」「駄作」などと言われてましたね。 公開前のインタビューでも小栗旬、玉山鉄二らが「原作がありなおかつ日本の国民的キャラクターを演じるのは大変だし辛い」と語ってましたからね。 確かに想像するだに大変でしょうね。 「ルパンじゃない」と言われる可能性が高いですからね。 で、実際のところどう感じたかと言うと、小栗旬、玉山鉄二、綾野剛はかなり良かったと思います！ 小栗旬はルパンのチャラい感じと、真面目な感じの両方を上手く演じてました。 でもワザとらしくなくなかなか板に付いている様に見えました。 近年のあからさまにヒーロー的なルパンではなかったのが良かったです。 強いて言うなら色気は足りなかったかも。笑 玉山鉄二は次元の寡黙な感じとダンディーな感じが凄く良かったです。 下手くそな役者なら「くさ～」となりそうなセリフや仕草も上手かったです。 綾野剛も醤油顔って言うんですかね？ あのサッパリしてシャープな顔立ちが見事に五右衛門でした！ すごく似合ってました。 ただし黒木メイサに関しては完全にダメダメでした！ 酷すぎる！！泣 どこをどう見ても不二子には見えない。 そもそも黒木メイサじゃ線が細すぎる！ もっと豊満な人でないと。 不二子のスリーサイズを人間にすると、藤原紀香が1番近いと言われていますが、紀香もまぁまぁ歳がいってますからね。笑 もう少し若い人でってのもあったかもしれませんが、黒木メイサにするなら紀香で良かったと思います。 セクシーな演技も紀香の方が奥行きがあると思います。 人生経験豊富そうだし。 黒木メイサじゃそーゆー意味で若すぎます。 色気は顔立ちがセクシー系ですからありますが、妖艶さがない。 そして何よりもダメだったのはストーリー。 つまり脚本ですね。 これはゴールデンラズベリー賞ものです。 本当に酷すぎる！！ 不二子はその美貌で悪者を虜にし、ルパンも騙し、美味しいとこだけ持って行くのが良いんです！ あんな誰かに深い想いを抱いてるのなんて全然見たくないです。 マイケルという存在がこの作品の肝ですが、それもすごく微妙で、全然ストーリー展開がルパンらしくないです。 小栗旬、玉山鉄二、綾野剛らの演技が良かっただけに実にもったいなかったです。 興行的には成功したので、続編製作の話も上がってますが、しょーじきもうやらない方がいいと思います。 2作目はルパンファンももう足を運ばないと思いますから、メインキャストのファンのみの力で成功を目指さなくてはなりません。 もちろんそれだけでも収益は見込めると思いますけど、ルパンファンの反感を食らうのは目に見えますね。 かく言う私もルパンファンですし。 あまりオススメはしませんが、3人の演技だけなら悪くないです。 my評価3点(10点満点中) 概要 日本の国民的アニメ「ルパン三世」の実写化作品。 原作は日本人漫画家モンキー・パンチの同名漫画。 実写化は2回目であり、1回目は1974年に公開された「ルパン三世 念力珍作戦」である。 前作ではルパン三世を目黒祐樹、峰不二子を江崎英子、次元大介を田中邦衛、銭形警部を伊東四朗が演じており、石川五右衛門は登場しなかった。 また今作は製作陣も誰もが「成功しない」「止めておけばいいのに」と始めは考えていたという。 しかしプロデューサーの山本又一朗の熱意により、初めは「ルパンファンを失望させるだけ」と答えた原作者のモンキー・パンチを説得し、同じく否定的だった北村龍平を監督に迎えた。 また五右衛門に対しては和服に日本刀を持つ男は現代の日本にはあり得ないとして、ビジュアル系の格好にギターケースに斬鉄剣を忍ばせるというスタイルが検討されたが、「そんな五右衛門は誰も見たくない」とお流れになった。 結局、世界観をアジアを舞台とした無国籍な世界という設定にし、五右衛門を登場させた。 【中古】ルパン三世 (2014) コレクターズ・エディション／小栗旬DVD／邦画アクション 【中古DVD】ルパン三世 スタンダード・エディション (Blu−rayDisc)【中古】 afb 【中古】ルパン三世【訳あり】／EYBF-60241【中古DVDレンタル専用】 ルパン三世 /小栗旬 黒木アリサ 浅野忠信 綾野剛
2015.09.09
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LOOPER (ルーパー)〜自由気ままに映画日記
2012 アメリカ、中国 SFX、サスペンス、アクション 監督 ライアン・ジョンソン Cast ジョセフ・ゴードン=レヴィット ブルース・ウィルス エミリー・ブラント ポール・ダノ ストーリー 2074年、カンザス州。 タイムマシンが開発された世界では、その使用を固く禁じられていた。 しかしある犯罪組織では、非合法にタイムマシンを使った犯罪が行われていた。 証拠を残さず、人を消したい時...彼らはタイムマシンを使って30年前にその者を転送する。 2044年、カンザス州。 30年後の未来から送られて来た者を始末する仕事を請け負う者達を「LOOPER(ルーパー)」と呼ぶ。 凄腕ルーパー、ジョーの元に今日も男が送られて来た。 いつもなら、ただ銃の引き金を引くだけ。 でもその日のジョーは不意に男の顔を見たくなった。 何故なら男は「もしかして30年後の未来の自分」かもしれないからだ。 ジョーは男の顔に被せてあった布を取った。 男はやはり自分だった。 唖然とするジョーに、未来のジョーはスキを見つけ逃げ出してしまう。 仕事に失敗すると、自分が組織の連中に消されてしまう。 ジョーは未来のジョーを追うのだった...。 構想に10年の月日を費やしたライアン・ジョンソンが贈る渾身のタイムトラベル作品。 その出来映えは高く評価され、タイムトラベル作品の常識を打ち破ったと言われている。ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞、ワシントンD・C映画批評家協会賞、ラスベガス映画批評家協会賞、オースティン映画批評家協会賞、フロリダ映画批評家協会賞ではオリジナル脚本賞を受賞し、放送映画批評家協会賞ではSF映画賞を受賞している。 my評価6点(10点満点中) なかなか面白い発想の作品だと思います。 面白いのは「タイムトラベル」という夢の様な、まさに「SF」という作品ながら、終盤はまるで田舎町で起こるヒューマンストーリーかの様な物語な事です。 なるほど、なるほど。 どんなに科学が進歩しても、どんなに技術が進んでも、最終的に行き着くところは「一人の人間」ということなのだと。 そんなミクロな視点でいながら、一人の人間の過去を変えるだけで未来は大きく変わるのだと、「タイムトラベル」というマクロな物に関して議論している事になるわけです。 面白いですね～。 観る価値ありだと思います。 【中古】DVD▼LOOPER ルーパー▽レンタル落ち【10P08Feb15】 【中古】【セル中古】LOOPER/ルーパー 化粧ケース付き（DVD）＜ブルース・ウィリス、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、エミリー・ブラント、ポール・ダノ、ノア・セガン、パイパー・ペラーボ、ジェフ・ダニエルズ＞ 【中古】DVD▼LOOPER ルーパー▽レンタル落ち【10P08Feb15】
2015.02.12
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ルパン三世 GREEN VS RED〜自由気ままに映画日記
2008 日本 アニメ 監督 宮繁之 Voice 栗田貫一 小林清志 井上真樹夫 増山江威子 納谷悟朗 片桐仁 ストーリー 怪盗ルパン三世は世界的にも超有名な大泥棒、今日も世界のあちこちにルパン三世の名が轟いていた。 東京の下町にある寂れたラーメン屋「グリーン軒」。 そこで働くヤスオは偶然、緑色のジャケットとその懐に入っていたワルサーP38を手に入れる。 「刺激」を求め、退屈で平凡な日常に飽きていたヤスオはこの2つを使う事によって「ルパン三世」になる事にしたのだった...。 モンキー・パンチ原作の「ルパン三世」OVA作品第3弾。 非常に試験的、思想的な傾向の強い作品で、ストーリー進行における時間軸の分散、結果の曖昧化などでストーリーの読解が難しく、ルパン三世シリーズ史上最も難解な作品となっている。 また反核、現代の若者の価値観などと言った思想的な主張が随所に見られ、独特の癖の強さが売りとなっている。 過去に劇場版で計画されながら諸事情で頓挫した「押井版ルパン三世」の再解釈作品と見る向きもあり、事実ストーリーには原爆やルパンの存在を問う等の共通項が見られる。 my評価3点(10点満点中) 唯一、ルパン三世シリーズで評価が低く、またルパン三世シリーズの中で一番ダメな作品です。 実は私、この世で最も愛する、そして尊敬する作品が「攻殻機動隊」だったりします。 押井守という人物がどんな人かというのはもちろん分かりませんが、彼が「攻殻機動隊」に関わっていること。 そして宮崎駿の薦めで一度「ルパン三世」を描いたこと(ボツになりましたが)。 を考慮すると何となく、納得出来る作品だったりします。 しかし風評が最高と最悪に真っ二つに分かれたのも、納得ですし、私は最悪だったと考えています。 何せ今までの「ルパン三世」とは全く違うもので、なおかつ全く今までの「ルパン三世」の世界観がないからです。 確かにおかしな話で「ルパン三世」は作品毎にルパンのキャラや性格も微妙に違うし、それなのにひとつの作品の中で「これがルパン三世」という確固たるキャラを確立してしまっています。 だからこそ「一体、どれが本物のルパン三世なのか？」と疑問になるのもうなづけます。 それでも狙った獲物は絶対に手に入れるのがルパンだよ。 女ったらしなのがルパンだよ。 不二子に騙されるのを良しとするのがルパンだよ。 次元に愛されてるのがルパンだよ。 といった、「ルパン像」を想像しているのもまた事実です。 だからこそ「本物のルパンとはどんな人間なのか？」となるわけですね。 そんな「押井さんリスペクト」な世界観はとても好きなのですが、ルパン三世でやって欲しくなかったというのが正直な気持ちです。 「ルパン三世はこれでいいんだ」的な曖昧なものを良しとする部分があるからです。 突き詰めなくてよかったからです。 偽物のルパン三世がたくさん出てきて、本物すら「何が本物なのか？」という疑問を持ってしまうのは、有名な人物なのだからあり得る話ですが、でも嫌なのです。 ルパン三世がルパン三世である為には何が必要で何が不必要なのか、またルパン三世をルパン三世たらしめる物が何であるか？を考えさせられてしまいます。 嫌なのです。 また絵が好きではないです。 スタイリッシュとでもいいますか、アニメらしくなく、でもアメコミ的な。 今までのルパン三世と全てが違います。 あまり誰にでもオススメ出来る様なものではありません。 しかしそーゆー作品が好きならこの作品はきっと好きでしょう。 まぁこーゆー作品もありかもしれませんが、もう二度と「ルパン三世は何がルパン三世なのか？」なんて疑問を持つ作品は描かないでいただきたいです。 そんな事考えたくないし、考える必要もないです。 今までの作品ごとにちょっとづつ違う曖昧なルパンを愛しているし、それなりに楽しませてくれたらそれで十分幸せなのですから。 [DVD] ルパン三世 GREEN vs RED【通常版】 ルパン三世 GREEN vs RED 【中古】◆DVD◆ルパン三世 GREEN vs RED◆
2015.02.12
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ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE〜自由気ままに映画日記
2013 日本 アニメ 監督 亀垣一 Voice 栗田貫一 小林清志 浪川大輔 沢城みゆき 山寺宏一 高山みなみ 山崎和佳奈 小山力也 ストーリー ある夜、月島の宝石店に怪盗キッドが現れる。 それを本物の怪盗キッドは「あれは誰だ？」と見つめていた。 怪盗キッドを追う中森警部は今度こそ捕まえようと、マントを広げて飛ぶキッドに対し、強風を送り出す特殊車両を使った。 気流の乱れたキッドはそのまま捕獲網へと飛ばされていくが、そこでキッドは銃を発砲し難を逃れる。 中森警部は「キッドが発砲した」と唖然としてしまう。 それを見ていたコナンは特製のスケボーでキッドを追いかける。 するとメルセデスベンツsskに乗るキッドと石川五右衛門が現れ、コナンはスケボーを斬鉄剣で切られてしまう。 コナンはそこで「キッドは偽物で、彼の正体はルパン三世だ」と気付くのであった。 世界を股にかけるルパン三世に、コナンはもう二度と会う事もないだろうと思っていた。 彼らは何をしに日本へ来たのか？ コナンは考えていたのだった...。 モンキー・パンチ原作の「ルパン三世」と、青山剛昌原作の「名探偵コナン」のクロスオーバー作品劇場版。 前作のTVスペシャル映画の好評により製作された作品で、前作とリンクしている部分が多数ある。 「ルパン三世」としては1996年の「ルパン三世DEAD OR ALIVE」以来、17年ぶりの新作映画となった。 また「名探偵コナン」としては1年間に2本の劇場公開は初である。 本作の公開を受け、京都の東映太秦映画村では2013年11月30日から2014年2月14日まで本作の企画展「ルパン三世・名探偵コナンの世界展」が開催された。 東映傘下である映画村で東宝配給の本作が特集されるという、異例の企画だった。 ライバル同士と言われた2社のタッグは東映側からの提案から始まり、東宝側が快諾した。 my評価7点(10点満点中) なかなか面白かったです。 前作の「ルパコナ」に比べたら、かなり豪華さもUPしていたし、登場人物も増えていました。 結果、五右衛門と不二子はお守り的になってしまいましたが。 そして今回はVS感もちゃんとあります。 しかしいささか残念なのは「ルパン」シリーズでお馴染みのヒロインが居ない事ですね。 前作ミラ王女がヒロインでしたが、ルパンとの絡みはほとんど無かったです。 今回のメインゲストキャラはエミリオなので男だし。 マネージャーのクラウディアは女でしたが、ヒロインていうのとはちと違いましたし。 ストーリー自体はいささかまとまりがなかった様な気がします。 ルパンはルパンで大暴れでしたが、裏があり、それがコナンの方に関わってくるという形で、まぁ仕方ないっちゃ仕方ない気もしますが、もう少しうまいこと出来る様な気もします。 つまるところ、もう少し完成度をあげられるというのりしろがありますが、これはこれで面白い作品といったところでしょうか？ TVスペシャルよりは完成度が高いですがまだまだいけそうです。 次作にも期待出来そうです。 観る価値はあります！！ 【新品DVD】ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE [DVD] ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE 通常版 【中古】ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE／栗田貫一DVD／コミック
2015.02.12
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ルパン三世VS名探偵コナン〜自由気ままに映画日記
2009 日本 アニメ 監督 亀垣一 Voice 栗田貫一 小林清志 井上真樹夫 増山江威子 納谷悟朗 高山みなみ 山崎和佳奈 神谷明 堀江由衣 ストーリー ある日、ヴェスパニア王国のジラード王とジル王子は王家の私有林で狩猟を楽しんでいた。 サクラ女王は2人を遠目に、桜の木の下で花見をしていた。 そこへ1匹のキツネが現れる。 ジル王子はすかさず銃を撃ったが、ジル王子が放った弾丸はキツネではなくサクラ女王の胸を貫通してしまった。 サクラ女王は死に、駆け付けたジル王子もそのショックによりその場で自殺してしまう。 第一王位継承者として残されたのはミラ王女だけとなったが、国民の反対デモが相次いでいた。 そこへミラ王女の護衛として呼ばれたのは次元大介だった。 しかし日本への公務が決まると、髭面を嫌われた次元はヴェスパニアに残され、ミラ王女と側近のキース伯爵で日本へと向かった。 東京、サクラサクホテルのレセプションに参加したミラ王女はそこで毒殺されかけるが、鈴木園子に招待されていた毛利小五郎と江戸川コナンに助けられる。 しかしミラ王女はそのスキを盗んで、街へ逃げ出してしまった。 そこへ偶然通りがかった毛利蘭は、ミラ王女を追いかけるボディーガードを痴漢と勘違いし、撃退してしまう。 その後、近くの公園で語り合った2人は顔がそっくりだった為に服を交換する事に。 これが、大波乱の幕開けとなってしまう...。 日本テレビ開局55周年、読売テレビ開局50周年を記念したスペシャルTV映画。 モンキー・パンチ原作の「ルパン三世」と、青山剛昌原作の「名探偵コナン」のクロスオーバー作品。 放送の2年前からプロジェクトが始動していた。 キャラクターについては「コナン」側の数が絞られており、毛利探偵事務所の面々と一部の警察関係者、鈴木園子のみである。 またコナンがあり得ない高さから無事に着地するシーンや蘭のお色気シーンなどに加え、彼女の過剰な妄想シーンなどコミカルな描写が多く、本作放送当時の「コナン」TVシリーズを基準に比較すると珍しい演出が盛り込まれている。 一方、「ルパン」側は銃を使うシーンがほとんど存在しないという「ハリマオの財宝を追え」以来の珍しい演出が盛り込まれた。 またサブキャラクター、モブキャラクターについては「ルパン」と「コナン」双方のキャラクターデザインに準じたものが混在している。 また原作漫画の出版社と原作者が異なる作品のコラボレーションによるアニメは史上初と言われている。 my評価6点(10点満点中) コラボは嬉しくもあり悲しくもあります。 TV自体の視聴率が下がる中、「ルパンvsコナン」というのはTV自体の視聴率を上げたい為のものだったのか。 もしくは「ルパン」自体の視聴率低下を懸念してのものなのか。 双方の視聴率低下を懸念してのものなのか。 はたまた「コナン」ファンを「ルパン」に取り込もう作戦なのか。 もしかして「ルパン」が終わってしまうのではないか？という不安は尽きません。 いずれにせよ「ルパコナ」は当たりだった様で、久々に劇場版も作られたわけですし、これでしばらくはまた「ルパン三世」が終わる事もないでしょう。 てゆーか終わらせないし！笑 終わりとかないし！！笑 ストーリー自体はVS感はあまりないです。 それにルパンとコナンが一緒に居る時間も対してないです。 ですが上手いことMIXされたな！見事！という感じです。 豪華ですし、コナン的な謎解き要素を取り入れつつ、「世界を股にかける大泥棒ルパン三世」はそう簡単にコナンの思惑通りには動かないぞ～！という感じで楽しいです。 不二子とコナンのカーチェイス？もファンとしては楽しかったですし。 銭形と目暮警部が一緒に捜査するのもたまらんです！ とにかくファンは楽しめる要素がたくさんある作品で、ストーリー云々よりそっちがメインといった具合ですね。 劇場版も観ましたが、こちらを先に観てから劇場版を観るとより楽しいと思います。 【中古】ルパン三世VS名探偵コナン (TVスペシャル版)／栗田貫一DVD／コミック ルパン三世VS名探偵コナン 【新品】【アニメ】ルパン三世 TVSP ルパン三世VS名探偵コナン(DVD)
2015.02.12
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ルパン三世 princess of the breeze -隠された空中都市-〜自由気ままに映画日記
2013 日本 アニメ 監督 金崎貴臣 Voice 栗田貫一 小林清志 浪川大輔 沢城みゆき 山寺宏一 石川由依 ストーリー オランダ、アムステルダム上空。 巨大な飛行船の中で「シャハルタ共和国開国記念レセプションパーティー」が開かれていた。 そこに謎の空賊が現れ、シャハルタに眠る秘宝への鍵であるお宝を盗み出した。 そして立ち去ろうとするが、そこへルパンが登場する。 ルパンがお宝の入ったバッグを奪うと、空賊の一人と揉み合いになる。 思わず胸の辺りに手が当たると空賊は叫び、ルパンはその空賊が女であると悟る。 しかし、その瞬間その空賊に引っ叩かれ、ルパンは地上へと落ちていった。 翌日、バッグの中身に悩むルパンと次元。 バッグの中身にお宝はなく、入っていたのは可愛い赤ん坊とお宝が入っていたはずの空の ケースだった...。 モンキー・パンチ原作の「ルパン三世」TVスペシャル映画版第24弾。 本作はストーリーの関係から飛行船や飛行機など、空を飛ぶ乗り物が数多く登場する。 そしてそのほとんどがCGによる描写となっている。 またルパン作品で頻繁に登場するカーチェイスシーンも初めてCGで描かれた。 本作は「カリオストロの城」を要所でオマージュしており、主題歌もPredawnによる「炎のたからもの」英語版が使用された。 my評価8点(10点満点中) 近年の作品ではダントツに面白いです。 そうそう！ お宝はこーゆーのだよ！って感じです。 あり得ない感がハンパじゃないんですが、ルパンはこれで良いのです。 またラームが無茶苦茶可愛いです！！ さりげないシーンですが、ルパンに背負われているラームをよく見ると、新聞に載る写真ではピースをしていたり、ルパンが空を平泳ぎする時はラームも平泳ぎをしていたり、口真似をしたりしています。 ユーモアがあって良いです！！ ストーリーも単純でなくルパン一味、シャハルタ総理大臣、レジスタンス、ワールド・リソース・サービスのコーシャル、銭形のそれぞれの思惑を描きながら展開していきます。 このバランスがとても良かったです。 また次元、五右衛門がザコ相手で描写がほとんどなく、ルパンがボス相手といった構図でしたが、今回はきちんと次元、五右衛門の描写があって良かったです。 ヒロインもこーゆー信念のあるヒロインが良いですね。 前作のダメヒロインと全然違って良いです。 そして、ちょーナイスボディのカーミラも良いですね！！ ジーヴァとルパンのタバコを吸うシーンもなぜ左側からしか映さないのかな？と思っていたら、こーゆーことね！というさりげない笑いも好きです。 真面目な話しをしながら、絵で笑うというのもルパン作品の大事なポイントです！ またちょっとだけしか出ないですが破天荒なミスターGが良いです！！ 裏社会に通じる男はマフィアっぽい描かれ方をしている事が多いですが、こーゆーキャラがいてこその「ルパン三世」ではないかと思います。 唯一気に入らなかったのは、題名ですね。 「princess of the breeze」だけで良かったと思うのですが。 「隠された空中都市」をつけてしまうと、ラストら辺のストーリーがどんな感じか想像出来てしまうと思うのですよね。 まぁそれを加味しても面白かったので良いのですが...。 久々に「ぜひ観て欲しいルパン作品だ」と思った作品です！！ ルパン三世 princess of the breeze 隠された空中都市 BD/TVアニメ/ルパン三世 TV SPECIAL princess of the breeze 〜隠された空中都市〜(Blu-ray) (通常版)/VPXY-71291 ルパン三世 princess of the breeze 〜隠された空中都市〜 【DVD・アニメ】 【新品】【アニメ】ルパン三世 princess of the breeze~隠された空中都市~豪華版(blu-ray)
2015.02.11
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ルパン三世 東方見聞録 -アナザーページ-〜自由気ままに映画日記
2012 日本 アニメ 監督 亀垣一 Voice 栗田貫一 小林清志 浪川大輔 沢城みゆき 山寺宏一 井上麻里奈 ストーリー マルコ・ポーロが書いた旅行記「東方見聞録」。 その幻の1ページにはマルコ・ポーロが残したとされる財宝のありかが書かれていると噂されていた。 そんな時イタリア、ジェノバでその幻の1ページが発見される。 不二子のおねだりにより、そのアナザーページを盗む事になったルパンは、アナザーページの発見者であるテオ・アルジェント教授が何者かに殺害された現場に出くわしてしまう。 とにかくアナザーページを持って脱出したルパンであったが、そこに謎の黒服集団が襲い掛かる。 しかし、男達は謎の炎に包まれてしまった。 アナザーページはどこかへ持ち去られ、男達は死んでしまう。 後日、アルジェント教授の助手であるクラウディオは「ルパンがアルジェント教授を殺害した」と言うが、銭形は「ルパンがそんな事をするわけない」と主張する。 銭形はアルジェント教授の孫娘であるリサに事情を聞くため、リサの元へと赴いた。 しかしリサと銭形の元に怪しい2人組の男達が現れる。 銭形はその男達と対峙するが、驚いたリサはその場から逃げ出してしまう。 一方、ルパンと次元は「お宝が不二子絡み」という事で揉めていた。 そこへ逃げ出したリサがやって来る。 リサがアルジェント教授の孫娘だと知るルパンは警察だと偽り、リサと行動を共にする事にした...。 モンキー・パンチ原作の「ルパン三世」TVスペシャル映画版第23弾。 今作の題材である「東方見聞録」はマルコ・ポーロが自身でイスラエル、トルコ、イラン、アフガニスタン、中国、モンゴル、インドを24年掛けて旅をし見聞きしたものをルスティケロ・ダ・ピサが採録編纂した旅行記である。 また商人であったマルコ・ポーロはこの旅を通じて富を得たと言われているが、元々の出自がそこそこの金持ちの家だったと考えられている。 my評価5点(10点満点中) 「近年のルパン作品は面白くない」と言われているのに該当する作品ですね。 お宝が軍事的な物。 ルパンが怪盗らしくない。 そして敵の目的もお宝で世界を牛耳る事を考えている。 ヒロインがピンとこない。 すべてに当てはまる作品です。 ですが一時期酷かった銭形の扱いは見直されたのか、近年は「仕事の出来る銭形」となっているので良かったです。 ルパンには苦戦しますが、それ以外の犯罪者には素晴らしい立ち振る舞いです。 若干ルパンのおかげ的なとこもありますけどね。 また今作は軍事的なお宝の中でも本当にピンと来なかったです。 だからこそ平泉に五右衛門を置いてストーリーを持ってきたのか？と思うほどです。 平泉の方のお宝は軍事的なお宝に比べるとちょっとルパン作品っぽいですからね。 主要キャラ達はまぁいつも通りというとこでしょうか。 ルパンはそれなりに。 次元は乗り気じゃないのに、結局ルパンと一緒に。 五右衛門は修行からの女の子との恋？的な。 不二子は相変わらず裏切ったり戻ってきたり。 銭形は少し出来る男になってます。 ヒロインに関しては今回はあまり可愛いと思いませんでした。 しかも性格が好きではないです。 自分は何も知らないし、知ろうともしないし、ただ泣いてるだけ、ただ周りに言われるまま流されているだけです。 なぜこんなキャラのヒロインにしたのか謎です。 ヒロイン史上最も無意味なヒロインだったと思いますね。 ルパンシリーズはつまらないものはないので、それなりに楽しめますが、シリーズの中で優劣をつけるのであれば評価は低めです。 【中古】ルパン三世 東方見聞録〜アナザーページ〜（DVD）＜栗田貫一、小林清志、浪川大輔、沢城みゆき、山寺宏一、井上麻里奈、永井一郎、中村正＞ ルパン三世 東方見聞録 アナザーページ 【中古DVD】ルパン三世 東方見聞録〜アナザーページ〜（Blu−ray Disc）【中古】 afb
2015.02.11
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ルパン三世 血の刻印 -永遠のmarmaid-〜自由気ままに映画日記
2011 日本 アニメ 監督 滝口禎一 Voice 栗田貫一 小林清志 浪川大輔 沢城みゆき 山寺宏一 渋谷はるか 清水理沙 ストーリー ある日、日本の裏社会を牛耳る藤堂がルパンを呼び出した。 不二子を人質に取り、裏社会のオークションに出品される「人魚の鱗」と呼ばれる宝玉を盗む様に言う。 そして金よりも、狙った物は絶対に盗むルパンの方が信用出来ると言うのだった。 要求に応じたルパンだったが、実は不二子は藤堂と結託していたのだった。 オークション当日「人魚の鱗」を要求通り盗んだルパンは、そこで麻紀という少女と出会う。 一方、オークション会場では事の一部始終を見に来ていた藤堂が「人魚の鱗」の出品者である氷室の部下、影浦に殺されてしまう。 そしてオークション会場は爆破された。 翌日、ルパンは麻紀の商売道具であったポップコーンのワゴンを壊したお詫びの金を渡しに麻紀の前に現れた。 しかし、麻紀は「私をルパン先生の弟子にして」とルパンにつきまとい始めてしまう。 そんな麻紀の追跡を振り切り、ルパンは昨日の事件を調べ始めた。 すると「人魚の鱗」は偽物。 そして氷室は表向き医療機器メーカーの会社社長だが、裏では武器の密輸取り引きをする男だった。 しかしなぜわざわざ偽物を出品し、藤堂を殺したのかがわからなかった。 藤堂が殺されてしまった為、不二子はルパンの前に現れ「藤堂から逃げてきた」と言うと、氷室の狙いが八百比丘尼の財宝だと情報を伝える。 八百比丘尼の財宝を手に入れるには「人魚の鱗」と対となる「龍鱗石」が必要だと知っていたルパンは、先に「龍鱗石」を盗み出す。 そして本物の「人魚の鱗」を盗む為、また氷室の思惑を知る為に、氷室の会社へ乗り込む事にしたのだが、そこへまた麻紀が現れたのだった...。 モンキー・パンチ原作の「ルパン三世」TVスペシャル映画版第22弾。 また1971年のアニメ化から40周年となる記念作品となっている。 このTVスペシャルシリーズより、五右衛門、不二子、銭形の3名が新たな声優を迎えて制作されることとなり「風魔一族の陰謀」以来となる大掛かりなメインキャスト変更となった。 五右衛門役には子役時代から声優をやっている浪川大輔。 不二子役には当時26歳の若手声優沢城みゆき。 そして銭形役には売れっ子ベテラン声優の山寺宏一を迎えた。 総作画監督に、スタジオジブリの原画などで知られる佐藤好春を迎え、画調も変更している。 また今作では「ルパンとは何か？」というルパン三世の存在意義を問う内容も挿入されている。 なお、ルパン一世もストーリーに多少登場している。 my評価7点(10点満点中) 感動物です。 雰囲気的には「カリオストロの城」に似ていますね。 お宝を狙う経緯については不二子が深く関わっていて、いかにも不二子らしいので良しとしましょう。笑 そして今回のヒロイン麻紀と美沙は華はあまりないのですが、良いと思います。 日本人らしい清楚な美沙と行動派で真っ直ぐな麻紀、2人共とても可愛いです。 子供はあまり好きではないのですが、麻紀ちゃんはなかなか良い子でいいです！！ 「ノストラダムス」のジュリアは本当に生意気で嫌いでしたけど。 また五右衛門と次元と影浦の屋敷からのシーンは気に入っています。 久々のかっこ良く寡黙で真面目な五右衛門が見られます！！ 次元が五右衛門に「本当に行くのか？」と言う台詞も良いですね。 もう少し、深く掘り下げても良さそうなシーンですが、まぁこのストーリーではちょっと無理かなと...。 五右衛門、不二子、銭形と全員、前声優陣に敬意を払っている感じで、イメージを崩さずでも新しい！！という感じでルパン三世ファンとしては嬉しいです。 「ドラえもん」の様に全く新しくされてしまうのは、ファンとしては納得出来ない部分があると感じていたので。 2009年の「ルパン三世VS名探偵コナン」で増山江威子の声を聞いた時、正直「もう限界そう。声に若々しさが無くなってしまっている。」と思ったので、非常に残念ですが、良いタイミングでのキャスト交代となったと思います。 しかしルパンが自分の思いを次元に話すのは嬉しいようでもあり、悲しいようでもあります。 「無言で分かり合う」というのが良いところだったのに...。 ですが「美味い酒が飲みたいからじゃダメなのか？」という台詞がとても好きです。 ルパンに対しての次元の思いを感じますね。 次元がちょっと寂しそうで、ルパンの事大好きなんだなぁと。 まぁこんなルパンも珍しくて良いし、次元も素敵なので良しとしておきましょう！！ ルパン三世 血の刻印 永遠のmermaid ルパン三世 血の刻印 永遠のmermaid／ルパン三世[新品] 【2/12正午まで★全品ポイント5倍★☆期間限定】ルパン三世 血の刻印 永遠のmermaid｜中古DVD【中古】
2015.02.10
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ルパン三世 sweet lost night -魔法のランプは悪夢の予感-〜自由気ままに映画日記
2008 日本 アニメ 監督 アミノテツロ Voice 栗田貫一 小林清志 井上真樹夫 納谷悟朗 増山江威子 田中美里 ストーリー 今回、不二子におねだりされたのは、絵本でも有名な「魔法のランプ」。 それが最近、発見され厳重な警備で展示してあるという事だったが、ルパンはまんまと盗み出す。 しかし、そこを警備していた諦めの悪い銭形警部によって、次元との待ち合わせ場所とは全然違う場所に辿り着いてしまう。 銭形をまいたルパンであったが、場所も分からず、移動手段もなくしてしまい、仕方なく次元に連絡し迎えに来てもらうことに。 次元を待つ間、軽い気持ちで「魔法のランプ」を擦ったら、魔人が出てきたりしないかな？とランプを擦ってみると、なんと！！ 魔人ではなく、とっても美人の「ランプの妖精」が現れたのだった...。 モンキー・パンチ原作の「ルパン三世」TVスペシャル映画版第20弾。 今回はルパン三世お馴染みの「フィアット500」や「メルセデスベンツssk」ではなく、青色の「三菱500」がルパン達の愛車として登場している珍しい作品である。 また対戦車ライフル「シモノフPTRS1941」も登場している。 これは「カリオストロの城」以来、実に29年ぶりの登場となった。 my評価6点(10点満点中) 近年の作品、ほかにも観ているのですが、あまり記憶に残ってないのでここまで飛ばしました。 そして、漠然とした印象としては「あまり面白いものがない」です。 この作品に関してはそこそこ面白かったです。 ですが、ルパン三世らしくないかな？と思います。 まずお宝が「魔法のランプ」だけ。 その後のルパンの台詞はめっちゃかっこよかったですけど！！ 「俺は泥棒だからよ、泥棒がもの盗まれて黙ってるわけにはいかないのよ...」。 かっこいい！！ でもですね、いつもの事ながらお宝に「夢や歴史やロマン」は無しで不満でした。 で、宝がなくても「取られたら取り返す」ルパンの生き様をかっこよく描いてくれてたなら、納得出来たのですが、そこが薄いです。 記憶を無くすというストーリー上、どうしても後手後手に回りがちで、「あれはただのお宝じゃない」といういつもの流れも、ただの説明みたいになっていました。 そして自ら進んでというよりはヒロインに誘導されてストーリーが進んでいます。 また今回のヒロイン、足手まといな上に、何を考えてるのかいまいち分からない。 五右衛門が「あの女、解せん」と言うのも納得です。 その辺、可愛い子ちゃんが「助けて」と言ったんだから信じる！というのはルパンらしくて良かったですけども。 そして次元の対戦車ライフルをぶっ放すシーンですが、あれはあれで良いのでしょうか？ 右腕が使えない状況であんな楽々撃てるものなのか？ 私は銃器には詳しくないのでわかりませんが、そこが謎でした。 五右衛門とルパンの対決シーンは「案ずるな、つまらんものは切らん」が面白かったです。 「ルパンはつまらんものなんだ？」と。 そして次元との対決シーンは笑えました。 邪念がないとこーゆー事が起こるという想像が出来なくなっちゃって、あっけないのねと。 また不二子はたまにはあんな目に合っても良しかと。 お仕置き！！笑 銭形は今回はちょっと可哀想すぎるかな？ 扱いが酷い。 でも冒頭のシーンで、ルパンが心配そうに「とっつぁ～ん」と呼ぶのは気に入ってます。 とにかくルパン三世らしいかと言われるとちょっと微妙なんですが、回想シーンを織り交ぜながらの展開はスピーディーですし、アクションも豊富です。 ユーモアもバッチリです。 1番気に入ってるのは、変装で使っている鼻メガネをその辺の子供にあげて、「ありがとう」と言った子供がフラフラするシーン。 そしてあんだけフラフラしてたのに、最後あの鼻メガネを付けたままTVまで見れるようになっちゃった成長がハンパない！！笑 何気ないシーンですが笑えます。 【中古】【アニメDVD】ルパン三世「sweet lost night」~魔法のランプは悪夢の予感~/栗田貫一/LJ154[レンタル落ち]% 【中古】ルパン三世 sweet lost night 〜魔法のランプは悪夢の予感〜（DVD）＜栗田貫一、小林清志、増山江威子、井上真樹夫、納谷悟朗、田中美里、萩原聖人＞ 【中古】レンタル使用済 ルパン三世 sweet lost night 魔法のランプは悪夢の予感 (TVスペシャル版)／栗田貫一DVD／コミック
2015.02.10
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ルパン三世 ワルサーP38〜自由気ままに映画日記
1997 日本 アニメ 監督 矢野博之 Voice 栗田貫一 小林清志 井上真樹夫 増山江威子 納谷悟朗 篠原恵美 ストーリー とあるパーティー会場にルパンの犯行予告状が届いていた。 もちろんルパンは現れた。 しかしその会場を警備していた銭形警部は何かがおかしいと感じる。 そこへ現れた謎の殺人部隊。皆、手の甲にタランチュラのタトゥーが入っていた。 応戦するルパン達であったが、ルパンを追っていた銭形は何者かに銃で撃たれ負傷してしまう。 銭形は一命を取り留めたが、銭形を撃った銃はルパンの愛用する「ワルサーP38」だと断定され、警察はルパンに対して「同胞を撃った」と怒り、ルパン逮捕に今まで以上に全力をあげるのだった。 それは殺人部隊の狙い通りだった。 しかし銭形は「あれはルパンじゃない」と騒ぎ、結果、新米警官に見張り兼お守りをされる事になってしまう。 その頃、ルパン達は奴らが殺し屋集団「タランチュラ」だと突き止め、アジトのある島へと向かっていた。 先に潜入した不二子は「タランチュラ」の持つ金塊が目当てであった。 しかし、ルパンの本当の目的はシルバーメタリックのもう一つの「ワルサーP38」だった。 ルパンは駆け出しの頃に組んでいたある男に裏切られ、そのシルバーメタリックのワルサーを奪われ、なおかつそのワルサーで撃たれていた過去があった。 過去にケリをつける。 ルパンはそう決めていたのだった...。 モンキー・パンチ原作の「ルパン三世」TVスペシャル映画版第9弾。 ルパン三世シリーズ史上最もシリアスで、コメディ要素のない作品だと言われている。 作品の根底にあるのは「自由」。 皆それぞれ囚われているものは違うが、そこからの脱却の為に奮闘するという重厚な作品となっている。 またルパン三世の中でお宝が登場してはいるものの、ルパンが「お宝を狙う」という目的がない事もシリーズ初である。 my評価8点(10点満点中) 大好きです。 「トワイライト☆ジェミニ」か「ワルサー」かどちらが1番か悩みます。 ストーリーがとても良いです。 ルパン作品らしいコメディ感はほとんどありませんが、そーゆー作品もたまにはいいじゃないですか！と思いますね。 そんな中で数少ないコメディ要素で気に入ってるのは、次元が五右衛門に梅干しを上げるところです。 五右衛門は涙ながらに「かたじけない」と感謝を口にします。 またそれをきちんと覚えていて、後の出来事で「梅干しの色...」と答えています。 よっぽど梅干しが嬉しかったのねぇとついつい微笑んでしまいます。 とても気に入ってます。 そしてお宝についてですが、不二子以外の2人は始めから目的は「ルパンの過去の清算」だと気付いていたと思いますね。 しかしそれをルパンは口にして「今回の狙いはお宝じゃねぇんだ」とは言わないし、次元達も「お宝をどうやって手に入れるんだ？」とは言わない。 いつもは「絶対的な仲間」とか「同業者としての仲間」とか描かれ方についてあーだこーだ言っていますが...。 今作はついて行く必要はないのに、ついて行く事が「絶対的な仲間」ではなく「友情を持っている仲間」の様なものに見えて良かったと思います。 そーゆー過去の話を聞かないし、言わないし、でも分かってあげているところもかっこいい男の友情って感じですね！！ 特に次元のそーゆーところが大好きです！！ またそれを象徴するかの様に「タランチュラ」から離れられないジャックに「自由になるのが怖いんじゃねぇのか？」と確信をつくところが良い！！ 次元がなぜルパンと一緒にいるのかが、少し見えた様な気がします。 ルパンは「過去にケリをつけて、自由になる為にここに来た」のですから。 ボマーにも「あんた、自由になれたら俺と組まないか？」と言われて、「間に合ってるよ」と返すシーンにルパンへの強い思いとボマーへの優しい気持ちが見られます。 もしも「自由」になれたなら、「自由」を満喫するべきなのだと。 不安を口にするボマーをあえて突き離すわけですね。 今作のヒロインは可愛いタイプではありませんが、この作品にはピッタリマッチしていて良かったのではないかと思います。 とにかくルパン三世シリーズ史上1、2を争う傑作ですので是非どうぞ！！ ただしコメディ感は少ないので注意です。 【中古】DVD▼ルパン三世 ワルサーP38▽レンタル落ち【10P08Feb15】 【2/7・AM10時〜2/12PM・14時■ポイント5倍】[DVDアニメ]ルパン三世 ワルサーP38／中古DVD 【2/12正午まで★全品ポイント5倍★☆期間限定】ルパン三世 ワルサーP38｜中古DVD【中古】
2015.02.08
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ルパン三世 トワイライト☆ジェミニの秘密〜自由気ままに映画日記
1996 日本 アニメ 監督 杉井ギサブロー Voice 栗田貫一 小林清志 井上真樹夫 増山江威子 納谷悟朗 久川綾 ストーリー 「ベイビィ、これがトワイライトと呼ばれるダイヤだ...」 ルパンは今、ヨーロッパシンジケートのドン、ドルーネの元に居た。 寝たきりになってしまった今でも、裏社会の出来事の半分は彼に繋がっていると言われる男だが、そんな男がルパンに託したダイヤは変則的なカットを施されたピンク・ダイヤだった。 このダイヤはモロッコのとある民族の隠し財宝の鍵になっているという。 早速モロッコへと向かうルパン。 道中では謎の特殊暗殺部隊に襲われるが、ルパンを追って来た銭形と共にこれを撃退する。 モロッコではかつてのイギリス占領政策を背景に街の実権を握るイゴ族と、奪われた民主自治の復活を求めるゲルト族が対立していた。 100年以上の長きにわたってゲルト族に受け継がれてきた、民族の悲願が息づく街角でルパンの前に現れたのは、地道に抵抗運動を続けるゲルト族の少女ララだった...。 モンキー・パンチ原作の「ルパン三世」TVスペシャル映画版第8弾。 この作中でルパンは普段の赤、青、ピンクのジャケットではなく、白のジャケットを着用している珍しい作品である。 さらに作中で栗田貫一演じるルパンが古畑任三郎や志村けんのものまねをするなど「栗田貫一のルパン三世」といった特徴を押し出した作りになっていて、この作品以降にそういった傾向は見られない為にとても珍しい作品となっている。 また前作まではラストシーンの静止画をバックに、曲のみを流すエンディングだったが、本作はエンディング中に本編が挿入され、さらに初めてエンディング後のエピローグシーンが存在する。 この作品以降の作品からは、本作のような形式のエンディングやエピローグのある作品も見られる様になった。 なお、エンディングではララが踊っている。 my評価8点(10点満点中) 大好きな作品です。 毎度の事ながら「夢やロマンや歴史のある宝」が良い！と言っていますが、今回のお宝もとっても素敵だったと思います。 そして何よりヒロインが良い！！ ルパンシリーズのブログに入ってから、過去の作品を思い返してますが、皆それぞれ良かったとは思います。 しかしパッパッと頭に浮かぶヒロインというのは何人かしか居ません。 その中の一人がこの作品のララです。 面白いのは、彼女は特別可愛い雰囲気で描かれているわけではなく、特別美人として描かれているわけでもないのに、すっごく可愛くていい女な事です。 作中にもそーゆー描写があったんですが、ララは周りに「未来に向かって歩いて行く希望」の様な存在として写っています。 それを象徴するかの様にララ自身も、民族間の争いを無くして明るい未来を築いていきたいと願い、その思いを真っ直ぐな眼差しで広大な砂漠を見つめながら語ります。 その横顔が実に美しく、ルパンがララの横顔をチラチラ見るといった具合です。 ルパンは女ったらしですし、美人も周りに大勢居るでしょうが、なかなかこーゆー本質的に美しい女性に会えることってありません。 この時のルパンはいつもと違い「下心」でなくララを見ていた。 だからこそ、まるで子供の様にただ黙ってチラチラ見ていたのだと思います。 またおっぱいがバッチリ出ていて、近年には見られない作品です。 同性でも羨ましい限りの良いおっぱいです。笑 敵役については一度試しているオカマがインパクトの面で当たりだったのか？ またオカマです。笑 そして二度目はそこまでのインパクトではないと思います。笑 ですが、五右衛門が宗派を裏切った者として 貞千代を追っているのに対し、貞千代はあまりそんな事を気にしていない様子です。 「しつこいわねぇ」「バカ」などと毎回、五右衛門に言っていて、その辺のやり取りと言い回しが、悪いはずの貞千代に好感を抱けるポイントになっています。 面白いと思います。 そんな感じで銭形と行動するブルトカリー巡査なども、意外としっかり書き込まれていて、今作の脇役達はみんな好感が持てます。 オープニングとエンディングにしか登場しないドルーネですらそうです。 ルパンを「ベイビィ」と呼ぶドルーネが、「ルパン」と名を呼ぶシーンはグッと来ます。 映画としてもオープニングとエンディングに同じ物を出しながらも違うというのは作品がピッとしまって良いです。 また歌も良いです。 「遥かな風」もとっても素敵です。 そしてエンディングでもララが踊っている「月と太陽のめぐり」は本当良い曲です！！ ルパン三世シリーズの中でも1、2を争うくらい好きな作品です。 オススメです。 [DVD] ルパン三世 TV SPECIAL トワイライトジェミニの秘密 [DVD] ルパン三世 TV SPECIAL トワイライトジェミニの秘密 【2/12正午まで★全品ポイント5倍★☆期間限定】ルパン三世 トワイライト☆ジェミニの秘密｜中古DVD [H]【中古】
2015.02.08
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ルパン三世 ハリマオの財宝を追え〜自由気ままに映画日記
1995 日本 アニメ 監督 出崎統 Voice 栗田貫一 小林清志 井上真樹夫 増山江威子 納谷悟朗 中村正 岡本麻弥 ストーリー 第二次大戦時、マレー半島を拠点として暴れまわった大盗賊ハリマオ。 彼は莫大な財宝をどこかに隠して死んだと言われていて、その鍵となる秘宝は熊・鷹・猿、三体の置き物。 これを三つ揃えた時に何が起こるとされていた。 ルパンはこのうちの一体、熊を狙ってアラスカ美術館に現れた。 まんまと熊を盗み出す事に成功したルパンは次に、鷹を狙いアムステルダムへと向かうのだった。 しかし同じく財宝を狙う者がいた。 まんまとルパンより先に鷹を盗み出したその者は、ルパン好みの美人女性であった...。 モンキー・パンチ原作の「ルパン三世」TVスペシャル映画版第7弾。 本作品より、ものまね四天王として「ルパン三世」のものまねをしていた栗田貫一が正式に二代目ルパン三世に就任した。 今作品のゲストキャラであるアーチャー卿はイギリス秘密諜報部に50年在籍し、「007のモデルは私だ」と豪語するなど007へのリスペクトが見られる。 また作品の題材であるハリマオは実在した日本人である。 福岡県出身の谷豊(1911年～1942年)は2歳の頃に家族と共にマレーシアに移り住み、それ以来日本とマレーシアを行き来していた。 この頃からマレーシアを愛しており、また人を惹きつける魅力のある人物だったという。 そんな中1932年、満州事変に対して在マレー華僑達が排日暴動を起こした。 この時豊は日本で働いていたが、妹のシズコはマレーシアに住んでいた。 そして排日暴動に巻き込まれ斬首され、首は持ち去られさらし者にされてしまった。 こうして1934年マレーシアに再び戻ってきた豊はマレー人の友人達と華僑を襲う盗賊団となった。 その後、一度は逮捕されるも、太平洋戦争が始まるとマレーシアにいた英国軍を追い出す為の日本の諜報部隊として「ハリマオ盗賊団」は再結成された。 豊は病死したが、誰よりもマレー人とマレーシアを愛し、またマレー人に愛された日本人として「ハリマオ」の愛称で親しまれやがて、英雄視されていったのである。 my評価7点(10点満点中) インパクトのある敵、第3位！！です。 いや～ただの変態！！ なぜあんなキャラにしたのか謎ですが、もしあのキャラでなかったらインパクト弱すぎですね。笑 いや～本当、変態！！ しかもドSの同性愛者ってのが...またね...。 まぁ別にそーゆー人生もいいとは思いますけど。笑 今回のお宝は「夢や歴史やロマンのあるお宝らしいお宝」でとても良いです！！ またインディージョーンズの様な、007の様な雰囲気も好きです。 アーサー卿と孫のダイアナはゲストキャラとして久々の当たりキャラだったと思います。 今回のゲストキャラ達はちょっと前に出過ぎで、敵もインパクトありすぎて、ルパン達の印象が薄いくらいでしたが、ストーリーが面白かったので良しです。 またルパンが銃を撃たない珍しい作品です。 [DVD] ルパン三世 TV SPECIAL ハリマオの財宝を追え!! ルパン三世 ハリマオの財宝を追え!! （新品DVD）ルパン三世 ハリマオの財宝を追え！！
2015.02.07
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ルパン三世 くたばれ！ノストラダムス〜自由気ままに映画日記
1995 日本 アニメ 監督 白土武 Voice 栗田貫一 小林清志 井上真樹夫 増山江威子 納谷悟朗 安達祐実 ストーリー 1999年。 この年は、かの有名なミッシェル・ド・ノスタラダムスの大予言の年として世界が湧いていた。 1月、地中海で原子力潜水艦が爆発事故を起こした。 これはノスタラダムスの予言書第2章第3節の予言が的中したのだと新興宗教ノストラダムス教団の教祖ライズリーは演説していた。 さらにライズリーはノストラダムスの「失われた予言書」を持っていて、世界の滅亡から 生き延びる為にはこの手にある「失われた予言書」に従うしかないのだ！と説いていた。 その頃、ルパンはブラジル、リオデジャネイロで150万ドルのダイヤを手に入れた後だった。 それを人形の中に隠していたのだが、アトランタ行きの飛行機の中で、巨大財閥として名高いダグラス財団の一人娘ジュリアに奪われてしまう。 ジュリアの教育係として雇われていたのは不二子だったが、不二子がダイヤ入りの人形を返すはずもなくルパンはやり込められてしまうのだった。 しかし、事はそれだけでは収まらず、この飛行機にノストラダムスの予言が降りかかっていた。 それは第7章第62節にある「11人の勇者の乗った大鷲が姿を消す」というものだった。 飛行機はハイジャックされてしまったのだ。 そしてこの機にはサッカーブラジル代表の11人が同乗していた。 ルパン達はなんとかハイジャック犯をやり込め、一人の死者を出す事もなく全員が逃げ出すことに成功したが、飛行機は爆発してしまい、ノストラダムスの予言は当たった。 さらにジュリアは何者かに拐われてしまうのだった...。 モンキー・パンチ原作の「ルパン三世」劇場版第5弾。 本作品の製作中、24年間ルパン三世の声優を担当してきた山田康雄が脳出血で倒れて意識不明となり病院に搬送されたため、ものまね四天王として、ルパン三世のものまねをしてきた栗田貫一が急遽「代役」という形でルパン三世を演じた。 また予告編までは山田がルパン三世の声優を担当している。 早期復帰を期待されていた山田は、結局意識が戻らぬまま3月19日に死去。 その後「ルパン三世」TVスペシャル映画版「ハリマオの財宝を追え」で栗田貫一は正式に二代目ルパン三世に就任する事になった。 my評価5点(10点満点中) ルパンシリーズの中では個人的な評価は低めです。 今回ヒロイン役として描かれたのは美女ではなく、少女でした。 そこがちょっと残念。 そして少女ジュリアは天真爛漫で生意気でまぁ子供らしいっちゃ子供らしいんですが、ムカつくガキだったのでまたまた残念。 さらにノストラダムスの予言書というお宝の価値がいまいちだった事。 ルパンにとっては不必要かと思われるのに、ジュリアの誘拐があり、不二子の怒りもあり、お宝争奪戦に参加しなければならなくなるくだりがいまいちでした。 そして敵役のライズリーはあれだけの事をしているのだから、わざわざ本物の予言書を狙う必要があったのか？と思ってしまいます。 あれだけ人材も金もあるなら、本当の予言書は「世界に一冊の幻で世の中に出ない」のだから、すべて自分ででっち上げたらいいのにとか思ってしまいました。 まぁ万が一という事もあるから狙っていたのでしょうが...なんかピンと来なかったです。 それにジュリアの両親も個人的には嫌いなタイプです。 誘拐されて、家族の有り難みや大切さに気付くなんて終わってます。 命に関わらないと気づけないほど、アホなのですか？あなた達は...。と思います。 ストーリー自体はつまらないわけではなかったのですが、やはりルパン三世シリーズとしては特に思いのない作品です。 【中古】劇場版 ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス／栗田貫一DVD／コミック BD/劇場アニメ/ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス (Blu-ray)/VPXV-71093 ルパン三世 くたばれ！ノストラダムス
2015.02.07
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ルパン三世 燃えよ！斬鉄剣〜自由気ままに映画日記
1994 日本 アニメ 監督 奥脇雅晴 Voice 山田康雄 小林清志 井上真樹夫 増山江威子 納谷悟朗 松井菜桜子 ストーリー 十三代目石川五右衛門はその日、日本で、初代石川五右衛門没落400年追悼歌舞伎を鑑賞していた。 初代の生涯とその最後に震えて涙する五右衛門であった。 しかし五右衛門は何やら違和感を感じ、戦闘準備を整えた。 すると突然、謎の忍者集団が襲ってきた。 一方その頃、歌舞伎に興味のないルパンと次元はゲームセンターで遊んでいたのだが、忍者集団に追われる五右衛門が走り去って行くのを見かけ、それを追跡、忍者集団を撃退する。 そこへ銭形もやって来て、ルパンを捕まえようとするが、ルパンは逃走に成功する。 そして事の次第を五右衛門に聞くが「狙われているのは拙者だけだ、関わるな」と言って立ち去ってしまうのだった。 それを遠くから見ている男がいた。 ルパンは見られているのに気付き、ライター型カメラでこっそりとその男を撮影した。 男の名は香港マフィアのドン、陳珍中。 何かがあると睨んだルパンと次元は、陳が主催する船上パーティーに忍び込んだ。 そこで陳の狙いはタイタニック号と共に沈んだ「竜の置き物」だと知るのだった。 この「竜の置き物」はルパンの祖父ルパン一世が予告状を出しておきながら、唯一盗めなかった代物であった...。 モンキー・パンチ原作の「ルパン三世」TVスペシャル映画版第6弾。 ルパンを演じていた山田康雄は前作の「ルパン三世 ルパン暗殺指令」時から体調を崩しており、この作品時ではさらに体調を悪化させていた。 その為、声に元気がないとファンに気づかせてしまうほどだった。 結果的に山田はこの作品を最後に脳出血により亡くなってしまったので、事実上、山田の遺作となってしまった。 24年間ルパン三世を務めた山田康雄は風貌もルパン三世に似ており、一般的に「ルパン三世の山田康雄」と認知されていた。 一方、山田自身も自分の名刺にルパンの顔を入れるなど強い愛着を持っていた。 おちゃらけた「ふ～じこちゃ～ん」や「ルパ～ンさ～んせ～」などはすべてアドリブで山田が考えたもので、その後はルパン三世お決まりの台詞となっていった。 また「ルパンは銭形がいて、初めて確立するキャラ」だと語っており、特にメンバーの中でも銭形役の納谷悟朗には特別な感情を持っていたようである。 なお、山田は「俺がもう出来ないってわかった場合は「ルパン三世」の新作を作るのはやめて欲しい。共に老いさらばえて、墓の中にもっていかせてもらいたい」という言葉を残していたという。 葬儀の席では、モンキー・パンチが「風魔一族の陰謀」事件に対し、山田に十分な説明が出来ずしこりを残したままだった事を深く後悔し、悲しんだという。 また弔辞を銭形役の納谷悟朗が担当すると、納谷は山田の遺影に向かって、銭形がルパンに怒鳴るような口調で「おい、ルパン。これから俺は誰を追い続ければいいんだ？！お前が死んだら、俺は誰を追いかけりゃいいんだ？！」と涙して語ったという。 my評価5点(10点満点中) 今回は五右衛門がメインのストーリーです。 ルパン三世はルパン、次元、五右衛門、不二子、銭形がいてはじめて成立する話だと分かっていますが、ルパン三世のキャラの中で一番好きではないのが五右衛門なので、あまりこの作品は好みではなかったです。 ただしつまらなかったという事ではありません！！ 今回の五右衛門は割とかっこよく描かれていて、今までの「女に弱い」五右衛門とはひと味違います。 しかし今回のヒロインは五右衛門の幼なじみ桔梗。 幼なじみという事もありますが、やはり「女には甘ちゃん」です。笑 五右衛門はいくら修行しても一生「女に弱い」のでしょうね。 また近年「ルパン三世はつまらなくなった」とか「ルパン三世をいつもの感じで作ればいいと打算的になっている」などと風評で言われていますが、その傾向が一番最初に見られた作品だと思っています。 その特徴ともいえるのがお宝の性質と、敵の目的ですね。 近年の作品に見られるお宝の性質は軍事力や兵器としての価値が高い物で占められています。 故に敵はビジネスとしてさらに高みを目指す為に宝を狙っています。 軍事兵器開発会社の社長とかですね。 昔のルパンは宝に歴史や夢はロマンがあり、見た目も「美術品」らしい感じです。 「ヘミングウェイ・ペーパー」も近年見られる様な宝でしたが、あくまでも「ヘミングウェイ・ペーパー」が主眼であってそこに書かれてある宝が、金銀財宝でも、価値のある美術品でも、良かった様に書かれています。 そして「カリオストロの城」の様な結末を迎えそれで悪くなかったわけです。 ですが、この作品は完全に近年見られる類いの宝です。 ルパンがそういう物を欲するとは思えないので、結果ルパンは「悪者の手に渡してはいけない宝」を「悪者から守らなくてはいけない」役どころに立ってしまうわけです。 その辺がいまいち近年の作品に見られる面白くない部分です。 ですが、五右衛門好きにはたまらない作品です。 「ヘミングウェイ・ペーパー」の「パンドラの箱」に続き、斬鉄剣とお宝の関係性を十分に楽しめると思います。 [DVD] ルパン三世 TV SPECIAL 燃えよ斬鉄剣 ルパン三世 燃えよ斬鉄剣 【中古】DVD▼ルパン三世 燃えよ斬鉄剣▽レンタル落ち【10P08Feb15】
2015.02.07
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ルパン三世 ロシアより愛を込めて〜自由気ままに映画日記
1992 日本 アニメ 監督 出崎統 Voice 山田康雄 小林清志 井上真樹夫 増山江威子 納谷悟朗 佐々木優子 ストーリー 1917年、旧ロシア帝国を支配していたロマノフ王朝最後の王、ニコライ2世が保有していた金塊は1240トン。 しかしその中の500トンがロシア革命時にどこかへと消えてしまった。 ルパンの狙いはその500トンの金塊。 ニューヨーク市立図書館に関係資料を借りに来たルパンは係員から、その本は貸し出し中だと聞かされる。 本を借りている者の家に向かうルパンと次元は、そこで本の借主ジュディと出会う。 しかしそこへ2人組の男達が本を奪いにやってくるのだった...。 モンキー・パンチ原作の「ルパン三世」TVスペシャル映画版第4弾。 ロシア帝国の500トンの金塊の話は書誌学研究家であり作家でもある庄司浅水の「世界の奇談」に載っている。 その本によると、ロシア革命時のロシア内戦。 ロシア白衛軍の指導者アレクサンドル・コルチャック提督(1873年～1920年)がロシア赤衛軍との戦いの軍資金として500トンの金塊を保有していたとされている。 しかし白衛軍は、赤衛軍に押され極東へ逃げる事にした。 その時にシベリア鉄道を利用したのだが、道をパルチザン(占拠軍への抵抗運動や内戦、革命戦争で非正規の軍事活動を行う構成員達の相性)に分断されてしまい、極寒のバイカル湖を徒歩と馬で渡らなくてはならなくなった。 この時は例年以上に寒さの厳しい冬となってしまい、また疲労もあり、たくさんの人が道半ばで死んだという。 そして金塊を運ぶ為の労力すら失ってしまった白衛軍は、その場に金塊を置いていくしかなくなってしまった。 やがて春が訪れるとバイカル湖の氷が溶け出して重みに耐えられなくなり、金塊はそのまま世界一深いバイカル湖の湖底へと沈んでしまったと記されている。 my評価7点(10点満点中) ルパン三世シリーズ史上最もインパクトのある敵が出たんじゃないか？と思います。 うーん...マモーといい勝負ですが、やっぱり僅差でこちらの怪僧ラスプートンの勝ちです！！ ラスプーチンの血を引く男として描かれています。 見た目もラスプーチンをだいぶ意識した感じで、また大統領などに助言を与え、政治を影で操れるところなどもラスプーチンに似ていますね。 さらに女好きなところもね。笑 風評は良くないですが、私はラスプートン好きです！！ 悪～い男で胡散臭くて、敵らしくて良いと思うのですがね！ しかも心を読む事が出来るという特殊能力のおかげで、怪しげな宗教のちょー高名な教祖様というところがまたまた怪僧らしくて良いと思うのです。 最後の最後までインパクト絶大！！ 五右衛門が「気に入らん」と言ってくれて本当に助かりました。笑 (ネタバレするのであまり言えません) さらに見所なのは冒頭の図書館係員の女性と、ルパンのやり取りですね！ 「チョメチョメなの」 「チョメチョメだけどグリグリもでしょ？」 とか言いながら、「せっせっせ～のよいよいよい」の手遊びシーンなんか本当おふざけルパンて感じで楽しいです。 そして「冒頭からこんなんか！！」と、笑えます。 多分、彼女が作品の中で最強だと思うし。笑 このシーン好きです！！ それよりも問題なのはヒロインのジュディですね。 行動に一貫性がなさすぎる！！ 本当は何がしたいのがさっぱりわかりません。 不二子はお金が大好き！で、裏切りも十八番ですが、行動に一貫性があるので理解出来ます。 ジュディは分からないです。 しかもけっこー行き当たりばったりで、よくそんなんで上手くいくね？と感心してしまいます。 そしてラスト、今まで散々あれこれやっといてそれはないよ！！と思いました。 そもそもジュディにとって旧ソ連国民は救うべき対象とは思えないのですが。 なのでジュディのラストの発言は説得力に欠けまくりです。 また五右衛門の悪い癖が今回もバッチリ反映されていて「あんたは誰でもいいんかい！」とツッコミたくなります。 てゆーかもう呆れ気味です。 でもラスプートンと冒頭シーンが面白いから良いですけどね！！ （新品DVD）ルパン三世 ロシアより愛をこめて ルパン三世 ロシアより愛をこめて 【中古】ルパン三世 ロシアより愛をこめて (TVスペシャル版)／山田康雄DVD／コミック
2015.02.07
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ルパン三世 ナポレオンの辞書を奪え〜自由気ままに映画日記
1991 日本 アニメ 監修 出崎統 Voice 山田康雄 小林清志 井上真樹夫 増山江威子 納谷悟朗 戸田恵子 ストーリー ニューヨーク近代美術館にルパンの犯行予告状が届いた。 銭形も駆け付け気合いを入れていたが、集められた警官はたったの4人、しかもまったくやる気のない窓際社員の様な連中。 実はこの日、プラザホテルでG7が開かれていて、警官達は皆そちらに駆り出されていたのだ。 仕方なく銭形はこの4人と美術館の警備をする事に。 その頃、プラザホテルでは先の湾岸戦争によって崩壊した経済の立て直しを図る会議を開いていた。 そこで呼ばれた一人の学者が出した案にG7は度肝を抜かれる事になる。 その案とは、中世ヨーロッパで栄華を誇っていた「ルパン帝国」の財宝を探し出し、経済の立て直しに利用するというものだった。 財宝の額は2千億ドル。 そして、その財宝のありかを知っているこの世でただ一人。 ルパン一族の末裔、ルパン三世だけだと。 各国首脳達は我れ先にと、自国に問い合わせてルパン三世捕獲作戦を開始する。 アメリカ代表であるヘーカーは近代美術館にルパンが現れるということを知り、たった4人の警備だという事に怒り狂ると、今すぐニューヨーク中の警察官を全て近代美術館に向かわせるように指示する。 しかしルパンはまんまとクラシックカー「1908年製パッカード」を盗み出した。 ルパンはその車で女の子とデートをしようとしたが、振られてしまう。 しかし本当のルパンの目的はデートではなく、マルチンベック財団主催のマドリード～パリ間のクラシックカーレースの賞品だった。 そのレースの優勝者への賞品とは「ナポレオンの辞書」だった...。 モンキー・パンチ原作の「ルパン三世」TVスペシャル映画版第3弾。 湾岸戦争とは、1990年8月にイラクがクウェートに侵攻した事により、国際連合が多国籍軍の派遣を決定し、1991年1月にイラクを空爆した事で始まった戦争。 ルパン三世シリーズには珍しく時事ネタを描いている。 また日本は国際社会において「困った時の金づる」と思われている事や、いざという時には日本は呼ばれていない事など、政治的な観点から見た日本も描いている。 my評価7点(10点満点中) 今回の作品で一番面白いところはルパンと銭形の関係性でしょうか。 ここが見所です！！ ルパンが銭形をどう思っているかが、彼本人の口から語られるシーンがあります。 たぶん本気でルパンが銭形の事を語るのはこれが最初で最後でしょう。 銭形は相変わらずポンコツ警部として描かれていますし、銭形からルパンを語る事はないので分かりませんが、ルパンを捕まえる事だけに命をかけているし、ルパンを誰よりも分かっていて、またルパンの命が危ない時は彼を守ろうとしたりする人ですし。 きっと二人の思いは同じで、切っても切れない深い縁があるのだと思いますね。 そして今回のヒロイン、木戸千恵子はヒロインでありながらルパンの敵として登場するのも面白いですね。 しかし残念な事にルパンシリーズのヒロインの中で断トツに華がない！！ 何が悪いのかよくわからないんですが、何か華がないです。 今回はキャラクター達がクラシックカーレースに合わせた格好をしていますが、木戸千恵子の格好がこれまた地味です。 てゆーか名前がすでに地味！！ 「千恵子」って...。 名前が古い！！ 全国の千恵子さん、ごめんなさい。 でもヒロインなのだからもう少し華のある名前でも良いと思うのですがね。 ちなみにコンパクトが通信機になってるところが個人的には気に入ってます。 あれ、欲しいわ～。 ラストの展開は笑えます。 ルパンシリーズはいつも労力の割にお宝がひどい事が多いし、作品によっては何も盗まなかったりしますけど。 今回のお宝に対しての労力はヤバすぎですね。 相手は多国籍軍ですからね。笑 とにかく銭形への思いをルパン自身が語る唯一の作品なので、絶対観てもらいたい作品です！！ 【中古】ルパン三世 ナポレオンの辞書を奪え (TVスペシャル版)／山田康雄DVD／コミック 【中古】DVD▼ルパン三世 ナポレオンの辞書を奪え▽レンタル落ち【10P08Feb15】 （新品DVD）ルパン三世 ナポレオンの辞書を奪え
2015.02.06
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ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎〜自由気ままに映画日記
1990 日本 アニメ 監督 出崎統 Voice 山田康雄 小林清次 井上真樹夫 増山江威子 納谷悟朗 佐々木優子 ストーリー アーネスト・ヘミングウェイが残した財宝の秘密が書かれた原稿を収めた「パンドラの箱」を狙うルパンは「パンドラの箱」を開ける為の「黄金の鍵」を狙い、ドイツに向かっていた。 しかし「地中海の鮫」と呼ばれる武器商人マルセスの部下、クレイジー・マッシュに先を越されてしまう。 仕方なくルパンは「パンドラの箱」が眠るといわれる地中海に浮かぶコルカカ島へと向かうことにした。 今、コルカカ島は内戦が起こっていて島は2分されていた。 その島のたった一軒しかないBARでルパンは次元、五右衛門と再会する。 ルパンは仕事に誘うのだが、次元も五右衛門も断ってしまう。 なぜなら次元はマルセスの部下クレイジー・マッシュに個人的な因縁があり、彼を殺すために反政府軍コンサノ軍の用心棒になっていたからだ。 軍なら武器が必要だ。 だからこそ次元はクレイジー・マッシュに必ず会えると確信していたのだった。 一方、五右衛門も斬鉄剣でも切れないといわれる「パンドラの箱」を探してコルカカ島に来て、政府軍カルロス軍の用心棒になっていたのだ。 カルロス軍なら「パンドラの箱」を入手出来ると踏んでいた五右衛門は斬鉄剣の使い手として、絶対に譲れなかった。 一方、武器商人マルセスは最新鋭戦車を手土産にコルカカ島へとやってきた。 しかし新の狙いはやはり「パンドラの箱」に収められたヘミングウェイ・ペーパーであった。 そしてマルセスの秘書としてやってきたのは不二子。 ルパンは皆がバラバラのはずだが、これで役者は揃った、と動き出すのだった...。 モンキー・パンチ原作の「ルパン三世」TVスペシャル映画第2弾。 アーネスト・ヘミングウェイは実在の人物。 1923年～1961年に活躍したアメリカ人で小説家でありながらジャーナリストでもあった。 20世紀の文学界と人々のライフスタイルに多大な影響を与えたヘミングウェイは、ほとんどの作品を1920年代中期から1950年代中期に書き上げて、1954年にノーベル文学賞を受賞した。 作品は1961年に自殺したヘミングウェイが、実は自殺ではなく、殺されて、財宝の秘密を描いた原稿も盗まれたという話となっている。 my評価6点(10点満点中) ストーリー自体は面白かったんですが、財宝の正体が私はあまり好きではなかったです。 やっぱりルパン三世には、財宝に「夢」が必要です。 えー？この宝、夢がなーい！となってしまったので。 また次元と五右衛門が対決する珍しい作品でもあります。 ワクワクしながら、どうなるのか観ていました。オススメポイントです。笑 内戦中という事もあり、紛争地帯感がきちんとあります。 そんな中で女1人切り盛りするBARなんて、なかなか素敵な癒し空間だと思うのですが、なぜルパン以外に客がほとんど来ないのかが謎です。 また銭形警部がひどい扱いです。 雨の中、傘を差し、泣きながらソーセージをかじる姿は印象的です。 なぜかおっさんなのに捨てられた子犬みたいに見えてヨシヨシしたくなってしまいます。 そんな銭形も好きです。 ルパン三世の中では気持ち評価は低めですが、やっぱりルパン三世は面白いです。 【中古】アニメDVD ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎【10P08Feb15】【画】 （新品DVD）ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎 ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎｜中古DVD【中古】
2015.02.06
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ルパン三世 バイバイ・リバティ・危機一発！〜自由気ままに映画日記
1989 日本 アニメ 監督 出崎統 Voice 山田康雄 小林清次 井上真樹夫 増山江威子 納谷悟朗 駒塚由衣 田中真弓 ストーリー 20世紀末、時代はコンピューター社会となっていた。 「広域Aランク犯罪者・P26号」これが全世界の警察関係組織に登録されている怪盗・ルパン三世のデータだった。 ルパンはそのデータを盗み出す事に躍起になっていたが、それを全部盗み出すにはあと50年はかかると推測されていた。 そんな時、ルパンの仲間の次元大介が仕事の話を持ってやって来た。 しかしルパンはデータの事とニューヨークでジュディという恋人が出来た事が決定打となり、もう仕事からは足を洗う事にしたと言って、次元の話を断ってしまう。 仕方なく次元は旧友の仕事仲間ルースターと自由の女神に隠した巨大なダイヤモンド「スーパーエッグ」をどうやって取り出そうかと計画を練っていた。 そこへジュディに振られたルパンがやって来るのだが、ルパンは次元とルースターが何者かに狙われている事に気付いて、逃げ出そうと言った。 そして、ルパンはジュディとの話を始めつつ、こちらを狙う敵と銃撃戦を繰り広げた。 ジュディはルパンのクレジットカードを使いまくり3億ドルの借金を残したまま、新しい男の元へと逃げて行ってしまったのだ。 こうして仕事に復帰せざるを得なくなったルパンは次元、ルースターと共に敵を巻いて逃げ出したのだが、その途中ルースターは敵に撃たれて命を落としてしまう。 残されたルパンと次元はルースターの為にも必ず「スーパーエッグ」を手に入れると誓うのだった...。 モンキー・パンチ原作の「ルパン三世」TVスペシャル映画第1弾。 また劇場版「風魔一族の陰謀」以来2年ぶりに制作された作品で、前作のファンの反応を受け、声優陣がレギュラー声優陣に戻された。 また作中には架空の秘密結社「スリーメイスン」が登場する。 「スリーメイスン」はニューヨークに本社を置く企業だが、実態は魔術を崇拝する秘密結社で宝石の密輸などで利益を得ている。 その起源は16世紀に創設された秘密組織で、魔術の力によって闇の世界の覇者となっていた。 しかし情報化社会となった現代においては魔術も科学の力の前に太刀打ち出来なくなった為に、科学の方面にも勢力を伸ばすべく動いていた。 my評価8点(10点満点中) スリーメイスンいいですねぇ！！ 石工達を起源に持つどっかの秘密結社みたいですねぇ。笑 悪趣味で怪しいところが素敵ですねぇ。笑 今回はコンピューターのお話ということで、スーパーアナログ人間の私にはピンとこない題材だったのですが、なんせ今に比べたら時代が古いので、まだ多少大丈夫？でした。 そしてマイケル君はすでに、現代を生きている私よりはるかにコンピューターに精通した 天才少年でした。 ちょっと悲しいです。 またグランドキャニオンのシーン、タクシーに乗ってヘロヘロになる銭形、そこからまさかのルパンとの出会いと、駅での出来事、ラグビーボールのくだりも好きです。 そして今回はいつもライダースーツでバイクに乗ってるか、どっかの秘書として潜り込んでばかりの不二子の泥棒らしい姿が見れる数少ない作品です！！ この一連のシーンがとっても好きです。 またおっぱいからおっぱいみたいな爆破装置(しかも真ん中をポチッと押す装置)を出すところも笑えます。 あんなでかいの出してもまだ巨乳なんだからビックリ！です。 不二子は何かのお宝を狙ってない時は、概ねどっかの金持ちを騙して生活しているという事もルパンの「まーた金持ち引っ掛けてんのけ？」で分かります。 面白いですね。 唯一不満なのは、五右衛門のだらし無さがルパン三世作品至上最高に高いところですかね。 イザベラみたいな、いかにも悪い女になんであんなにゾッコンになれるのか？ イザベラは「氷の微笑」のシャロン・ストーンばりの雰囲気です。 次元ですら、ちょっとヤられてましたからね。 なんとなく不満です。笑 ルパンは彼女の正体にすぐに気付いて胸の薔薇に話し掛けるのですから、さすが！！です。 わかった上で駆け引きしようとするあたりが「ルパンて本当にいい男でユニークな男」なのね～と惚れ惚れしてしまいます。 まぁ乗馬シーンはバカ丸出しでしたけども。 またラスト前のシーンの「自由の女神、気取ってらぁ。一生やってろ」というセリフがすごく好きです。 お互いの本性を出した瞬間といったところです。 自由の女神とグランドキャニオン、なかなか見られない不二子の泥棒らしい姿、そしてイザベラに翻弄されつつも、核心に迫っていく男達、そしてマイケル君が見所かと思います。 面白い作品です。 オススメです。 【中古】ルパン三世 バイバイ・リバティー・危機一発！（DVD）＜山田康雄、増山江威子、小林清志、井上真樹夫、納谷悟朗＞ （新品DVD）ルパン三世 バイバイ・リバティー・危機一発！ 【中古】【アニメDVD】ルパン三世 バイバイ・リバティー・危機一発！
2015.02.06
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ルパン三世 風魔一族の陰謀〜自由気ままに映画日記
1987 日本 アニメ 監督 なし 監修 大塚康夫 Voice 古川登志夫 銀河万丈 小山茉美 塩沢兼人 加藤清三 荘真由美 ストーリー とある神社では13代目石川五右衛門と墨縄家の跡取り娘、紫の婚姻の儀が行われていた。 墨縄家、古の習わしに従い、婚姻の証として五右衛門に「墨縄家の壺」が手渡されようとしていた。 しかしその瞬間、謎の覆面集団が壺を奪いに現れた。 応戦する五右衛門だったが、壺は奪われてしまう。 しかし別室で披露宴待ちをしていたルパン、次元、不二子達は騒ぎを知り、壺を取り返す事に成功する。 喜ぶのも束の間、覆面集団は壺の変わりに、花嫁・紫を誘拐していってしまった。 ルパンと次元は「墨縄家の壺」に悪い奴らに狙われるほどのすごいお宝の匂いを感じ、密かに墨縄家の屋根裏に忍び込んで調べる事にした。 五右衛門は紫を救うために壺が必要だと墨縄家当主に訴えるのだが、当主は新郎で婿養子でもある五右衛門に対して「紫の事は諦めてくれ」と言う。 これをこっそり聞いていたルパン達は「可愛い孫の命を捨ててまで守る宝」に壺の奪取を決める。 壺を手に入れたルパン達は、始め何の変哲も無い壺にしか見えないと思っていたが、熱により生まれる煙を当てると文字が浮き出る事に気付く。 こうして秘密の暗号を見つけたルパン達。 夜も更け、もうすぐ日も登るであろう頃、ルパンは壺を持って五右衛門の前に現れた。 それは「紫の命を救おう」というルパンからの無言のメッセージだった...。 モンキー・パンチ原作の「ルパン三世」劇場版第4弾。 しかし元々は劇場版ではなくOVA(オリジナルビデオアニメ)作品として製作されていた。 1985年にTVアニメ「ルパン三世」は終了しており、この作品においてTV局は製作に名を連ねなかった。 その為、東宝と東京ムービーが製作した。 この作品で最も特徴的なのが「声優陣の総入れ替え」と「監督不在」である。 「監督不在」については、代わりに監修を大塚康夫が務めた。 これは原画スタッフや作画スタッフが、シークエンスごとにアイデアを出し合い作画するというかつての東映動画的なスタイルだった為と見られている。 また大塚の著書「作画汗まみれ 増補改訂版」によると、当初監督に抜擢された演出家の提示した絵コンテが、テレビアニメ的なアップや口パクを中心とした枚数を省略するスタイルであり、劇場長編のクオリティの作画スタイルで育って来たメンバーとの出来が違った為とも語られている。 「声優陣の総入れ替え」については、当時の東京ムービーの経営不振により、山田康雄らベテラン声優陣の高いギャラを支払えなかった為だと言われている。 一方で、これまでのルパン三世とは異なるイメージで製作したかった為との噂もある。 また声優陣の入れ替えについて、原作のモンキー・パンチはレギュラー声優陣にかならず了承を取る様に製作側に釘を刺したが、ルパン役の山田康雄には伝わっていなかった。 これによりモンキー・パンチと山田康雄の間にはしこりが残ってしまったという。 my評価8点(10点満点中) なんと！五右衛門は既婚者だった！！ と驚きますよね。 アニメは年齢や細かな設定は気にしちゃいけないところが面白いので、既婚者だというのは今作だけの設定だと思われますけども。笑 声優陣に関しては「いつものルパンと声が違う」と子供の頃から思っていたくらいで、とてつもなく下手くそだったとか、違和感がありすぎてつまらなかったとかはありませんでした。 概ね風評もそうだと思われます。 それよりもICPOのはずの銭形がまさかの県警所属の事の方が笑えました！！ いちおルパン三世は生まれも不詳ですから、日本人ではないわけです。 なのにストーリーから五右衛門の結婚から銭形の所属から、風魔一族の風貌まで、とにかく日本推し！ ルパンも当然、日本人であるかの様な雰囲気です。 五右衛門のキャラはいい感じです。 いつもは女にめちゃくちゃ弱くて修行の成果がほぼない男で、だけど斬鉄剣のすごい使い手として描かれています。 今作の五右衛門は日本人らしい表には出さないけど静かに真剣に女性を愛している男、そして斬鉄剣の達人みたいな雰囲気で、かっこいいです。 天真爛漫な紫が「五右衛門さま！！」と呼ぶのもなんだかとても良い雰囲気です。 頼れる男って感じです。 また宝へ向かうまでの仕掛けが面白いです。 オススメです！ ルパン三世 風魔一族の陰謀 [DVD] 劇場版 ルパン三世 風魔一族の陰謀
2015.02.05
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ルパン三世 バビロンの黄金伝説〜自由気ままに映画日記
1985 日本 アニメ 監督 鈴木清順 吉田しげつく Voice 山田康雄 小林清志 井上真樹夫 増山江威子 納谷悟朗 河合奈保子 ストーリー ニューヨークのとある街角のBARでは怪物のマスクを付けるという仮装パーティーが行われていた。 そこにやって来たのは1人の老婆。 そこで女の子をナンパするルパンに老婆は声を掛けた。 するとルパンは顔馴染みのロゼッタ婆さんだと気付き、今夜は呑み明かそうと再会を喜び合い、パーティーはさらに盛り上がるのだった。 しかしその時、ルパンに謎のプレゼントが贈られてくる。 中身を空けようとすると中から銭形警部が！ そしてルパンと銭形はバイクでの逃走劇を繰り広げる。 ブロードウェイの巨大な動く看板で繰り広げられた逃走劇は観客を呼び、「カケ」が行われ、まるでお祭り騒ぎの様になっていた。 だが、それを冷静に見つめる男が居た。 男の名はマルチアーノ、ニューヨークを牛耳るマフィアのボスだった。 マルチアーノは部下に「ルパンを殺せ」と命じていたのだった...。 モンキー・パンチ原作の「ルパン三世」劇場版第3弾。 ヒロイン(若いロゼッタ)役として選ばれたのは当時人気アイドルだった河合奈保子。 また河合奈保子は主題歌の「MANHHATAN JOKE」も歌っている。 監督として選ばれたのは元々、前作の宮崎駿の推薦で押井守であった。 しかし押井の用意した準備稿はあまりに実験的であった為、その内容を危惧した制作側が押井を降板させ、TV版スタッフから吉田しげつく、鈴木清順を起用した。 押井版準備稿の全容は明らかにはされていないが「ルパン三世の映画でありながら、ルパンを否定する」あるいは「世界中にもう盗むものがなくなり、怪盗としてのアイデンティティーを喪失したルパン」を描く考えであったという。 またハレー彗星が作品の鍵となっている今作は、1986年2月にハレー彗星が最も地球に接近すると推測されていた事から、時期設定が確定している作品である。 my評価7点(10点満点中) 風評はあまり良くないですね。 確かにルパン三世シリーズの中で、今作はちょっと変わっています。 ルパンは「怪盗」ですから、色々な美術品や宝石、または価値のあるものを狙いますが、その中でも今回狙ったのは「古代バビロニアの秘宝」です。 紀元前23世紀、メソポタミア文明の頃のバビロン(現在のイラク)にあったものです。 インディ・ジョーンズもビックリの歴史的な物です！！ あまりに古過ぎる為だがなんだが、話が突拍子もないものになっています。 またロゼッタ婆さんがとても印象的で今作の突拍子もないものの象徴です。 ロゼッタがちょいちょい出てくる前半はまだしも、後半になると「なんだこれ？」となるほどにロゼッタが意味ありげでなんだかすごいことになります。 そーいった意味で今作が叩かれるのは、わからないでもないです。笑 ですが、ルパン達がロゼッタの正体を「西洋乞食」と呼ぶ辺りも古臭さがありつつも、笑えます。 そして特に今作は音楽が良い！！ ロゼッタがいつも口ずさんでいた「song of Babylon」(まぁバビロンの綴りはよくわからないのですが)なんかマザーグースからの引用という事もあり、意味深な歌詞です。 ↓↓↓ How many miles to Babylon？ Three score miles and ten. Can I get there by candle-light？ Yes, and back again. If your heels are nimble and light, You may get there by candle-light. バビロンまで何マイル？ 70マイルです。 キャンドル灯して行けますか？ はい、行って帰って来れます。 足が速くて軽かったら キャンドル灯して行けますよ。 この歌はとっても印象的で良いメロディーです。 ちなみに「Three score miles and ten.」というのは日本でいうことわざの様なものらしく、「Three score miles and ten.」で70という意味らしいです。 詳しくはわからないのですけども。 つーか1マイルが1609mなのにキャンドル灯して行けるか！！って話ですよね。笑 そして河合奈保子の「MANHHATAN JOKE」もまた印象的で覚えやすく、ノリの良い曲です。古いJ-POP感は否めませんが。 この歌も好きです。 ハレー彗星にあやかったとんでもないストーリーながら何故か好きです。 ちょいちょい時代を感じるところも「古い！ださい！」という感じではなく、「へぇー。この時代ってこーゆーの流行ったんだ？」的な感覚で嫌ではないです。 「開け、ゴマ」とかね。笑 趣味の悪い成金風のオブジェとか。笑 そういったものに抵抗がなければ十分楽しめる作品です。 [DVD] 劇場版 ルパン三世 バビロンの黄金伝説 [DVD] 劇場版 ルパン三世 バビロンの黄金伝説
2015.02.05
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ルパン三世 カリオストロの城〜自由気ままに映画日記
1979 日本 アニメ 監督 宮崎駿 Voice 山田康雄 小林清志 井上真樹夫 増山江威子 納谷悟朗 ストーリー 怪盗ルパン三世は仲間の次元大介と、モナコ公国の国営カジノから大量の現金を盗み出す事に成功した。 大喜びではしゃぐ2人だったが、札を眺めるルパンは急に大人しくなり「これはニセ札だ」と言った。 それは国営カジノで使用してもバレない、世界一の完成度を持つ謎のニセ札「ゴート札」だった。 見事に騙されて金を盗んでしまったルパン達はこれで火がついた。 「ゴート札」の謎に迫る為、ヨーロッパにあるカリオストロ公国に入国するのだった...。 モンキー・パンチ原作の「ルパン三世」劇場版第2弾目の作品。 元々は「ムーミン」などの作画監督であった大塚康生が監督につく予定であったが、大塚自身が宮崎駿に監督を要請。 当時、日本アニメーションでクリエイターとして働いていた宮崎駿は「赤毛のアン」を担当していたが、これを降板し、この作品を作った。 my評価8点(10点満点中) これも前作同様好きです！ てゆーか、ルパン三世シリーズは全部好きなんですけどね！！ この作品も前作同様、最近のルパン三世とは違った雰囲気です。 ですが、この作品の次元大介、石川五右衛門は前作の「利害が一致した仕事仲間」という感じではなく「絶対的な仲間」というニュアンスで描かれています。 今に続く彼らの関係性がこの作品で産まれた感じですね。(TVアニメ版の事は観たことないのでわからないですが) そしてヒロインの存在ですね！！ 今回は政略結婚を控えたクラリス・ド・カリオストロ姫！！ 可愛いうえに、顔ちっちゃい！！ 伯爵に顔を掴まれるシーン、手のひらの中に丸々収まりそうです。 その後、ルパンシリーズには必ずヒロインが登場します。 「ルパン三世」は007を意識してると言われていますが、ヒロインが登場する辺りもそうですね。 数々のヒロインが居ますが、クラリス好きです。 ラストの銭形のセリフは素敵です！！ 何故か、くさくなくて素敵なんです！！ お城の風景、場内の設備、戦いのシーン、カリオストロの宝、クラリスの想い、全てが良いです。 観る価値のある良作です！！ ルパン三世 カリオストロの城 from HDマスター/宮崎駿 DVD/劇場アニメ/ルパン三世 カリオストロの城 (本編ディスク+特典ディスク)/VWDZ-8206
2015.02.05
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ルパン三世 ルパンVS複製人間〜自由気ままに映画日記
1978 日本 アニメ 監督 吉川惣司 Voice 山田康雄 小林清志 井上真樹夫 増山江威子 納谷悟朗 ストーリー 一人の男が絞首刑に処された。 男の名はルパン三世。 だが、長年に渡りルパン三世を追ってきた銭形警部は、その男がルパンだと信じたくなかった。 そしてルパンが埋葬されている、とある城へ死体の確認へとやって来る。 棺を開けると確かにそこに眠る男はルパンの顔をしていたが、そこへもう一人のルパンがやって来る。 銭形は生きているルパンを逮捕しようとするが逃げられてしまった。 では果たして処刑されたルパンは何者なのか？ また生きていたルパンは本物のルパンなのか？ 答えはとある富豪の男が握っていた...。 日本テレビ系列で1971年～1972年に放送されていたアニメ「ルパン三世」の劇場版オリジナル作品。 1971年に始めて公表されたTVアニメ「ルパン三世」は爆発的な人気を誇り、その後は第3シリーズまで放送された。 そして1978年に今作が劇場版第1弾として発表されると、1989年にはTVスペシャル版として「ルパン三世スペシャルシリーズ」が発表され、その後現在まで続く人気作品となった。 現在では名探偵コナンとのコラボ作なども発表されている。 my評価6点(10点満点中) ルパン三世は私が産まれた頃にはすでにあったアニメで、小さな頃からずっと観ていました。 ルパン三世と一緒に育ったといっても過言ではありません。 マモーは子供の頃は怖くて仕方なかったんですが、「ウッチャンナンチャンのやるならやらねば」でマモーのパクリキャラがいて、笑いながら観ていました。 そのぐらい身近にルパンはいつもありました。 その中でも今作はルパン三世のどの作品よりも、怖かったです。 そしてどの作品よりもテーマが哲学的だったと思います。 クローン技術や不老不死というのは倫理的にも難しい問題です。 そして次元、五右衛門、不二子との関係性もその後のどの作品とも違う印象でした。 今では「絶対的な仲間」として描かれていますが、この作品では前提に「同業者である」というのがあり、「利害が一致した仕事仲間」という感じです。 だから「利害が一致しなければ離れる」という構図で、そこが最近のルパン作品と違って良いです。 また不二子のセクシーシーンも多く、魔性の女感があるところも良いです。 また五右衛門の戦うシーンも良いです。 最近は「またつまらぬ物を斬ってしまった」がお決まりとなっていますが、大したものは斬ってませんね。 この作品の五右衛門は容赦なく、むしろ残酷ともいえる斬り方をしています。 怖い！！ 景色がずれちゃった！！ そして次元大介とルパンとのやり取り。 ここも今では観られないものがあります。 次元が銃を撃ち「行くなぁ！！ルパン！！」というシーン。 あそこは最高ですね！！ いずれにせよ、最近のルパン作品では絶対に観られないものが沢山詰まっています。 ルパンシリーズの中でも、特にシリアスで「感動」に特化してない作品だと思います。 BD/劇場アニメ/ルパン三世 ルパンVS複製人間(Blu-ray)/VPXV-71001 ルパン三世 ルパンVS複製人間クローン HDマスター版
2015.02.05
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