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2007年11月07日
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カテゴリ: 政局
「大連立」騒ぎは小沢氏の代表辞任撤回でひとまず一段落したが、小沢代表のその後の記者会見や様々な報道から真実が少しづつ見え始めている。どうやら「大連立」構想は読売新聞の渡辺恒雄会長が影の仕掛け人であったようだ。まさに渡辺は徳川家と薩長の連立政権案「船中八策」を進めようとした坂本竜馬の役割を担ったようだ。

一方小沢代表は福田総理が「自衛隊派遣の恒久法に国連決議の原則を盛り込む」という小沢の主張に応じたため、連立政権構想や政権協議に前向きになったようだ。また次期衆議院選挙は民主党にとって厳しいという認識もあり、連立構想を逆手にとって政権交代を成し遂げようと考えた節もある。

ところで幕末期の徳川幕府軍は薩長軍に対し装備や兵員面でも圧倒的優位に立っていた。しかし長州の高杉晋作らは農民や町民による奇兵隊を組織し、第二次幕長戦争(長州征伐)や幕府と官軍の雌雄を決した戊辰戦争において圧倒的に優勢な幕府軍を破り明治維新を成し遂げた。

現在、衰えたとはいえ自民党の力は民主党を超えるであろう。しかし民主党が奇兵隊ならぬ国民を味方につければ自民党と民主党の雌雄を決する戊辰戦争、すなわち次期衆議院選挙で勝利することは可能だ。世の中が大きく変化しようとしているときは、「大連立」のような奇策を弄するより「国民生活第一」の志を貫くほうが王道であろう。

いま自民党や読売新聞は「大連立は小沢代表が持ちかけた」と得意の嘘八百を並べ立て民主党内をかく乱しようとしている。また民主党内でも反小沢の仙石や枝野らも小沢代表の続投に難くせをつけているが、しょせんは小人のたわ言である。いま民主党に求められるのは一刻も早く国民の信頼を回復することであろう

従ってこれからの延長国会で重要なのは「テロ新法」にはあくまで反対し、福田総理も認めた「国連決議の原則を盛り込んだ恒久法」を実現することだろう。さらに内政については民主党が国民に約束した「生活第一」の法案を参議院で可決して欲しい。実際に実現するのは政権を取ってからでも遅くはないだろう。

また国民が心配する民主党の「政権担当能力」については民主党議員に早く政権運営を経験させるのが一番だ。さらに小沢代表が常日頃やかましく言っている「地域に密着した選挙活動」が、今回の騒動で民主党の若手議員の背中を押すことになれば、まさに「雨降って地固まる」ことになるだろう。





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最終更新日  2007年11月07日 20時53分53秒
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