「1」と「0」の違い
数学の話ではない。
強いて言うならウサギとカメの話かな。(笑)
カメは自分の歩みが遅いことを知っている。
だからどんな時にも確実に1歩1歩と歩みを前に進める。
「1」
である。
それとは逆に、ウサギはいつでも追いつけるという自信があるから、途中で手を抜いてしまう。
「0」
である。
童話の中のウサギは 「カメなどには絶対に負けるはずがない」
という自信から、途中で昼寝をしてしまうという設定になっている。
結果、負けるはずのないカメに大敗を期す事は誰でも知っている。
この話は「相手に対して」という風刺であるが、自分自身の中にも全く同じことが言えないだろうか。
昨日の自分と今日の自分。
昨日に比べ 1mm
でも前に進んだだろうか。
1mmでも前に進もうとする自分と、そうでない自分の差は歴然とする。
その時は、その差は見えないように感じるが、何年、何十年と経つうちに大きな差が開いてしまうのではないだろうか。
NIJI は俊敏なウサギでなくても良い。
のろい歩みのカメ。その「1」で良い。いや「1」が良い。
カメの歩みと言われても、確実に1歩前に出る「1」がいい。
「急がば回れ」の箴言を出すまでもない。
今までもそうであたように、これからも確実に前進する「1」でありたい。
今日も1歩、明日も1歩。
いつかきっと俊敏なウサギを追い越すに違いない。
1は積み重ねれば、千にも万にも億にもなるが、0はいくら掛けても割っても重ねても、所詮 「0」は「0」
である。